【大阪高槻中1殺人事件】山田浩二が死刑判決を受けて書いた手紙が話題? | ToraTora[トラトラ]

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引用: Pixabay

大阪高槻中1殺人事件をご存知でしょうか。

2015年8月13日に、大阪府寝屋川市に住む中学1年生の女子生徒”平田奈津美”さんと、男子生徒”星野凌斗”くんが行方不明となり、女子生徒、男子生徒ともに、遺体となって発見された事件です。

当時は、被害者が幼かったこともあり、あまりに残虐的な事件だと話題になりました。

犯人は、山田浩二被告です。既に死刑判決が下されています。

大阪高槻中1殺人事件の詳細

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2015年8月12日、21時ごろ、星野凌斗くんが平田奈津美さんに会いに行くと、家族に告げて外出しました。普段から、2人は仲が良く、また母親ぐるみでのお付き合いがあったので、よく泊まりにいっていたということでした。

ただ、星野凌斗くんは元から家族と仲が悪かったみたいです。家を飛び出すように出てきたようで、平田奈津美さんに会いに行く前に、他の女子生徒にも家に泊めてくれないかとお願いしていたと言います。

午後21時ごろには、星野凌斗くんが平田奈津美さんは合流しています。星野凌斗くんと平田奈津美さんらしい男女が2人の自宅近くのコンビニエンスストアで目撃されています。

さらに、8月13日未明には、京阪本線寝屋川市駅前を歩く2人の姿が、防犯カメラには残されていました。しかし、午前5時ごろまで、駅前の防犯カメラに映ったのを、最後に2人の足取りが途絶えてしまいます。

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翌日、8月13日23時半ごろ、高槻市内内の物流センターが多く並ぶ通りの会社駐車場で平田奈津美さんの遺体が発見されます。遺体は粘着テープで縛られており、切りつけられた傷跡があり、暴行を受けた形跡が見られました。

司法解剖によると、死亡推定時刻は、その日の19時ごろでした。死因は窒息と判定されます。

その後、しばらく日がたち、8月21日午前1時に、柏原市の竹林で星野凌斗くんの遺体が見つかります。

平田奈津美さんの遺体発見の直前に泊まっていた不審な車を警察が追い続け、その結果、見つけたということです。遺体は死後数日が経過していたため、一部白骨化していました。このため、鑑識では、死因が特定できず、後に、首の圧迫ではないかと言われます。

そうして、その車の持ち主である山田浩二が、この事件の犯人として、逮捕されます。後に死刑判決が出る男です。

犯人は山田浩二【大阪高槻中1殺人事件】

この事件の犯人は、後に死刑判決を受ける山田浩二被告です。

平田奈津美さんの遺体が見つかった際に近くに車を駐車していたことがきっかけで、逮捕に至りました。

山田浩二の生い立ちとは【大阪高槻中1殺人事件】

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山田浩二被告は、家庭環境が原因で、幼いことから、少し常人とは違った感性を持っていたと言います。

父親はパン屋さんを経営、母親はパートで共働きでした。大阪府枚方市で、妹を含めた4人家族で暮らしていたと言います。

両親は真面目で物静かなタイプだったみたいです。控えめな性格で、近所の方々ともあまり関わりを持っていなかった、そのため、どんな人かわからなかったと言われています。

ただ、母親はあまり、山田浩二被告を可愛がっていなかったみたいです。よく怒鳴っていたとの証言があります。

どちらにせよ、山田浩二被告の家族と近所の人とのかかわりは薄く、評判も悪かったのが事実です。

逮捕後、うちの母親は“あの子、団地でカギのかかっていないヨソの家に勝手に入り込んで、物を食べていたことがあったのよ”と教えてくれた。

舌足らずというか、あんまりしゃべらなくて、年少者にツバを吐きかけるなど陰湿で、みんなにちょっかいを出す。嫌がらせばかりして、子どもからも大人からも嫌われる小学生でしたね。彼はいつもひとりで遊んでいました。出典:週刊女性PRIME(https://www.jprime.jp/articles/print/6279)

中には、こんな証言もあります。

彼が小学校の途中で引っ越していったときは、正直いってホッとしましたよ。出典:週刊女性PRIME(https://www.jprime.jp/articles/print/6279)

近所の中では、嫌われていたようです。

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山田浩二被告には、さまざまな前科があります。その異常性は、前科10犯という数字に表れています。

中学生時代から、勉強・スポーツ全てが最下位レベルだった事から自身の可能性が狭まったのだと思います。母親から愛されることもなく、残された道はただ一つ。犯罪に手を染めるしかありませんでした。

当時の性格のついて、このように報道されています。

山田容疑者は中学時代、窃盗、傷害などさまざまな犯罪に手を染めている。同じ中学生を監禁したのもこのころ。自分よりも弱い者しか標的にしない。何度も少年鑑別所の入退所を繰り返したという。

中学は1学年12クラスのマンモス校で同級生は500人近くいる。学校での評判はどうだったのか。同級生のひとりが振り返る。

「成績は下から数えて何番目かで悪かったですし、運動もからきしダメ。女の子と映画に行ったというようなエピソードもない。モテるどころか正反対。暗いし、言葉もたどたどしく話し下手ですから」

ワンダーフォーゲル部に所属。部活動で活躍したエピソードはない。不良グループに入っていたこともないという。

勉強もダメ、運動もダメ、女の子にもモテない。そのくせ弱い者いじめは大好き。出典:週刊女性PRIME(https://www.jprime.jp/articles/print/6279)

山田浩二被告が手を染めた犯罪は以下の通りです。

  • 薬物
  • 麻薬の売買・暴力団関係者と関わった麻薬の横流し
  • シンナーの売買
  • 中学生男子生徒をナイフで脅迫し、性的暴行

麻薬などの裏社会とのつながりもあったみたいです。また、山田浩二被告は、同性愛者だったと言われています。

自身が中学生ぐらいの頃から、同性愛に目覚めたといわれていますが、その頃はLGBTに対する風当たりも強かったため、自分を受け入れてもらえず、山田浩二被告の中では、さらに孤独感を強める一因になったのでしょう。

山田浩二の改名【大阪高槻中1殺人事件】

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山田浩二被告の本名は、渡利浩二です。学生時代の同級生は彼のことを「変態渡利」と呼んでいました。変わった性格や風貌から、「変態」をつけて、そう呼ばれていたみたいです。

「在日韓国人なのでは?」、「本名は、金浩二?」などのうわさがありましたが、在日韓国人である金浩二さんは、全くの別人であり、違います。

また、既に前科10犯を超えていた渡利浩二被告は、以前から刑務所に服役していました。その服役中に、出会った女性と結婚し、紫原浩二へと姓を変えました。

ですが、すぐに離婚してしまい、渡利浩二へと性を戻します。

ですが、その翌年、同じく刑務所内で出会ったヤクザと親しくなり、その養子になります。そうして、名字が「山田」となり、山田浩二を名乗るようになるのです。

大阪高槻中1殺人事件の動機、供述【大阪高槻中1殺人事件】

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山田浩二被告は、同性愛者でした。また、20年来の付き合いがる女性からは、「幼い男の子がすごい好きだった」との証言があります。

過去に結婚していたこともあるぐらいですので、異性を恋愛対象で見れないわけではないのでしょう。自分より幼い子と性的な行為をすることに夢見ていたみたいです。

実際に、被害者の男の子である星野凌斗くんの遺体のポケットからは、コンドームが見つかっています。犯行のカモフラージュにしたのかもしれませんが、年下の若い男の子を性的な目で見ていて、犯罪行為をしたのは紛れもない事実でしょう。

わいせつが目的だったということです。

被害者・遺族【大阪高槻中1殺人事件】

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大阪高槻中1殺人事件の被害者、星野凌斗くんと平田奈津美さんのご遺族の方は、現在、どのように過ごしているのでしょうか。2019年現在、特に新しい報道はなく、詳細はわかっていません。

ただ、この大阪高槻中1殺人事件の背景は、当時中学生であった星野凌斗くんと平田奈津美さんが深夜徘徊していたことにある気もします。

事件当日の夜、家を飛び出し、野宿を試みようとしていた星野凌斗くんですが、当然中学生の深夜徘徊は、条例違反になります。この深夜にうろついていた星野凌斗くんと平田奈津美さんは、親の管理不足という他ないでしょう。

ちなみに、星野凌斗くんはお母さんと妹2人の4人家族で、母子家庭でした。

長男ということもあり、普段から親の愛情をあまり感じられず、よく夜中に家を抜け出していたみたいです。ある報道によると、山田浩二被告はそれも視野に入れたうえで入念に計画した計画的な犯行だったんだ可能性もあるようです。

一概に言えませんが、遺族の方にも管理保護の責任があるとしか言えないでしょう。

山田浩二被告の異常性から起こった事件ですし、犯人にはきちんと死刑判決がくだされてはいますが、きっと被害者遺族の方は、自分を責めていることと思います。

山田浩二が死刑確定で書いた手紙が話題

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山田浩二被告が死刑判決が出た後に書いた手紙が話題です。死刑判決後ですから、自分でも、死刑がいつか執行されることを見据えて、正直な気持ちを書いています。

死刑という極刑を宣告されたにもかかわらず「今何が起きているんだ?」と場の空気や現実を受け止められず、時の流れについていけてない感じだった当時の私。私自身より弁護士の先生方が悔しがっていたのが印象的でした。

結果として一番望んでいない形の判決が出たわけですが、その原因や責任を弁護士のせいにするつもりもなかったし、本当によく弁護して頂いたとその時は感謝の思いでいっぱいでした。やるだけやっての結果なんだからそれを責任転嫁するのは間違っている、とその時は思っていました。

ただ拘置所の居室に戻り、一人になって判決のことを思い返し、「死刑」という判決の意味や大きさについて考え、ようやくこれは大変なことになったぞと気付きました。目の前が真っ暗になって行きました。

求刑の前もそうでしたが、判決も一番厳しいものが出たことで、希望を失い絶望しか考えられず、もう何が何だか判らなくなりました。ラジオからは平成最後の3連休「天皇誕生日」からのクリスマスや年末年始ということで、DJの楽しそうなトークやクリスマスソングが流れてきます。

その時の私が一番聴きたくないラジオ放送でした。スイッチをOFFにし、誰にも会いたくない思いでした。

死刑判決について、これほどまでにまとまった形で山田被告が心情を発表したのは初めてでした。

この手紙からは、裁判時に突然頭を下げるなど、奇怪的な行動をとっていた山田浩二被告と同一人物だとは思えないほど、非常に落ち着いた雰囲気が伺えます。

両親や知人友人、伊藤代表やGPの仲間にはこれまでお世話になった感謝の心や絆等の思いを伝えられないまま、また被害者遺族に対する心からの謝罪の思いも伝えられず、カトリック教会関係者や神父さんの人達に対するお祈りや感謝も伝えられぬまま、すべてが中途半端に最期を迎えそうです。

処刑台の上に立つ時は、そんな感謝の思いや絆心を脳裏に浮かべます。正直に今を生きたい、生きて償いたい、生きて謝罪の思いを伝えたい、死にたくないという気持ちが一番です。生きてこその絆ですからね。まだ死にたくないです。

今、正直、すごく怖いです。廊下から足音が聞こえる度にドキドキします。確定後は外部交通も制限されます。ひとりぼっちになりますけど、これが確定です。

などとも綴っており、精神異常さが全くうかがえません。素直に、死が怖い気持ちを綴っています。なんだか同情してしまいそうです。

今までの異常性はどこへ行ってしまったのでしょうか。

大阪高槻中1殺人事件恐ろしすぎた。

カシワギ ゆうきさん(@ka11yuuki06)がシェアした投稿 – 2018年12月月20日午前1時59分PST

大阪高槻中1殺人事件の犯人の山田浩二は異常です。死刑判決が下されて当然です。過去の経歴から、人間性を考えても、精神的に異常者だとわかります。

そんな中、日本人の同情を誘うような手紙を出したことは、その素直で反省しきっているような様子から、多くの人の心を動かしました。

ですが、この手紙を本人が書いたという確証はありません。もしかすると、家族かもしれないし、手紙を書くプロかもわかりません。

中学生のときから薬物に手を染め、未成年の間に麻薬の売買でさんざん稼いだとされている山田浩二被告。若い男の子へのわいせつ行為も好きで、常に自分の欲望に忠実に生きてきた山田浩二被告に、同情の余地はあるのでしょうか。

この手紙は、多くの国民の同情を買っていますが、過去の彼の人間性を見る限り、あまり同情はできない気がします。

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