世界トップクラスの仮想通貨取引所であるバイナンスからアルトコインの上場廃止というニュースが注目を集めました。japancasinosonline.comからも分かるように、仮想通貨は近年オンラインカジノでも使用できるようになっており盛り上がりを見せています。気になるのは、バイナンス 上場廃止のアルトコインの銘柄ですよね。ということで、この記事ではバイナンスが最近、上場廃止したアルトコインの銘柄や、監視タグが付いた銘柄に関しても調査してみました!
バイナンス仮想通貨取引所とは?
バイナンス(BINANCE)仮想通貨取引所は、2017年に香港で設立された世界最大級の仮想通貨取引所です。 1日の取引高世界一を獲得している上に、ユーザー数は1,000万人以上と言われています。取扱通貨数は300を超えており、期待されているアルトコインも豊富に取り扱っています。
今回そんな世界的大手の仮想通貨取引所のアルトコインの一部が上場廃止になりました。また監視タグの対象となるアルトコインを増やしたことも発表しています。
バイナンスが上場廃止したアルトコインは?
バイナンスは2024年4月と7月に、いくつかのアルトコインの上場廃止を発表しています。以下が上場廃止したコインになります。
4月に上場廃止されたアルトコイン
- DREP (DREP)
- モバイルコイン(MOB)
- pNetwork (PNT)
これらのアルトコインは、2024年4月3日に上場廃止され、関連する取引ペアがプラットフォームから削除されました。
7月に上場廃止されたアルトコイン
- バーンブリッジ(BOND)
- ドック(DOCK)
- Mdex (MDX)
- ポルカスターター(POLS)
これらのアルトコインは、2024年7月22日をもって上場廃止され、入金はサポートされなくなりました。また、2024年10月22日午前 6:00 UTC 以降、出金もできなくなります。
バイナンスが上場廃止を決めるプロセスは?
バイナンスの上場廃止ガイドラインによると、バイナンスは厳格な審査プロセスを維持しており、プロジェクトに対するチームのコミットメントや開発活動のレベル、取引量、流動性、ネットワークの安定性などを評価しています。これらの基準を満たさない場合、バイナンスはユーザーの利益を保護するために、上場廃止を実行する可能性があると述べています。
バイナンスの審査プロセスがこちらです。
- 法的 / コンプライアンスリスク(規制問題など)
- プロジェクトの継続リスク(開発状況など)
- 市場リスク(流動性や時価総額など)
- 倫理的リスク(相場操縦や詐欺行為など)
また、バイナンスは上場トークンのプロジェクトチームと定期的に連絡を取り、ロードマップやチームの最新の開発状況、ハッキングなどのインシデント時の対応能力やセキュリティ対策を把握するよう努めています。
バイナンスで新しく監視タグが付いたアルトコインは?
7月に入り、バイナンスが新しく監視タグの対象に11銘柄を追加しました。この監視タグとは、対象銘柄は上場基準を満たさなくなるリスクがあり、銘柄自体がプラットフォームから上場廃止される前兆やシグナルとされているものです。
今回、その監視タグが付いたアルトコインがこちらです。
- Balancer (BAL)
- Cortex (CTXC)
- PowerPool (CVP)
- Convex Finance (CVX)
- Dock (DOCK)
- Kava Lend (HARD)
- IRISnet (IRIS)
- MovieBloc (MBL)
- Polkastarter (POLS)
- Status (SNT)
- Sun (SUN)
監視タグが付いたアルトコインへのプロセス
監視タグが付く銘柄とは、他の上場銘柄に比べてボラティリティとリスクが高い銘柄ということになります。監視タグが付いた銘柄は厳密に監視され、定期的なレビューが行われます。
またユーザーが、監視タグが付いた銘柄を取引するには、バイナンススポットかバイナンスマージンプラットフォームで90日ごとに質問に合格し、利用規約に同意する必要があります。この質問は、ユーザーがリスクを認識した上で取引を行うことを確認するためのものとなっています。
今回の発表では、監視タグから除外されたアルトコインも発表されています。
監視タグが除外されたアルトコインです。
- Enzyme (MLN)
- Horizon (ZEN)
監視プロセスが終了すると監視タグから除外されるアルトコインもあるということが分かりますね。
まとめ
今回のバイナンスのように、仮想通貨取引所では必要に応じて、ユーザーの利益を保護するため上場廃止を決定する場合があるということがわかりましたね。また監視タグを付けることにより、ボラティリティとリスクが高い銘柄であり、ユーザーの利益が損なわれる可能性のあるアルトコイン
だということも事前にわかるようになっています。今後は、監視タグにも注意しつつ注目しておいた方がよさそうですね。