Youtubeを視聴していると、鴨頭嘉人という人物がやたらと目につくようになります。
講演家と言う肩書もその講演のやり方、宗教っぽいとか洗脳してるみたいで胡散臭いと感じる人が多いと思います。この胡散臭い人物である鴨頭嘉人がどんな人物なのか、何をやっている人なのか、宗教と関わっているのか、本当に洗脳しているのか考えて行きたいと思います。
鴨頭嘉人の印象を知らない人に聞くと洗脳してるみたいで胡散臭いという人が多いのですが、講演の内容を聞いている人には信用されているというのが実情のようです。鴨頭嘉人の講演内容は仕事に利用できるものが多いのだそうです。まずは、鴨頭嘉人がどのような人物なのか見てみましょう。
鴨頭嘉人は19歳の時に、日本マクドナルド株式会社にアルバイトとして入社しました。入社後4年間アルバイトとして経験を積み、23歳の年に正社員に昇格しました。
その後、30歳で店長に昇進すると、32歳の年には全国のマクドナルド3300店舗の中で、お客様満足度日本一、従業員満足度日本一、セールス伸び率日本一を獲得し最優秀店長として表彰されました。その後も活躍を続け、最優秀コンサルタント、米国プレジデントアワード、米国サークルオブエクセレンスと次々と表彰される実績を残しました。
鴨頭嘉人は日本国内だけでなく、ワールドワイドに活躍し次々と賞を受賞して功績を残していったのです。
その後、マクドナルドを退社して講演を行うための会社として株式会社パッピーマイレージカンパニーを起業しましたが、半年間の間実績があがらず無収入の状態になってしまいます。
鴨頭嘉人はその状態から会社を軌道に乗せると共に、スピーチ力を鍛える話し方の学校やビジネス力を磨くビジネス実践塾を設立し活躍の場を広げていったのです。この経緯と経験によって磨かれた力をもって講演家として注目されていったのです。
今後も成長が見込まれるビジネスですので、鴨頭嘉人の活躍の場は増えて行くでしょうが、ビジネスに関しての「ノウハウ」や「マインド」という分野に鴨頭嘉人の持つ経験と実績の全てが詰まっているといえるのではないでしょうか。
鴨頭嘉人は今後の展開として、セールスやマーケティング、ブランディングに特化して学ぶことの出来る「プロ講師の学校」を設立する計画になっているそうです。
鴨頭嘉人はすでに、生涯遊んで暮らせれるだけの経済力や財力を持っているはずですが、活動範囲を広げて行き躍進し続けているのです。鴨頭嘉人にはなんらかの使命感のようなものが芽生えているのかもしれませんね。
そんな全てをなげうって講演や仕事に情熱をかけた鴨頭嘉人を実際に講師として呼ぼうとした時にかかる講演料は100万円+交通宿泊費だそうです。講演した起業はNTTドコモやベネッセコーポレーション、日本郵政など名だたる企業が挙げられていました。
これらの有名企業から声がかかるほどの講演を行う実力があるとされる鴨頭嘉人のすごさが伺えるというものです。
Youtube講演家・鴨頭嘉人の経歴まとめ
引用: Pixabay
【1】マクドナルドでの挫折
引用: Pixabay
マクドナルド一筋で仕事をしてきてようやく店長になったのですが、一言で言うと「嫌われる嫌なリーダー」だったのです。
他人のミスばかり指摘していて、人に対するフォローがなかったのだそうです。徹底してマニュアル通りにこなす事を重視するマニュアル人間で、ミスを指摘するだけでフォローの無い店長は次第にスタッフに嫌われていったということです。
ミスを指摘するのは店長として必要な仕事ではあるのですが、指摘したあとのフォローもなく、ただ指摘して怒るだけでは怒られるスタッフは働く意欲がなくなって嫌になってしまいますよね。この状況が続いたことで社員やアルバイトのスタッフのやる気はなくなり、最後は店長である鴨頭嘉人を無視するスタッフまで出てきてしまったのです。
このような環境では辞めてしまう社員が出てくる始末です。ついには鴨頭嘉人自身が仕事中に一言も会話がない日が出てきてしまうところまで行きついたそうです。
講演家の鴨頭嘉人が一言も話さないとはすごい状況ですね。最終的にはこの状況を鑑みた上司から東北にある日本一売り上げの無い店舗へと左遷されてしまったのです。
【2】マクドナルドでの挫折からの立ち直り
引用: Pixabay
左遷された先は新店舗だったため、鴨頭嘉人はスタッフの採用からやらなければいけない状況だったのです。スタッフが集まるまでの軌間、一人の時間を取れたことで鴨頭嘉人自身を見つめ直す時間を得ることができたのです。
鴨頭嘉人は一人で考えたことで「他人を変えようとしてばかりいた自分から、自分を変えようと努力する自分」に考え方が変化したのだということです。言葉にすると簡単に見えますが実際にやろうとするとすごく大変な事だと思います。
しかし、この時間がいいお店を作りたいという原動力は、日本一のマックバカであった鴨頭嘉人の行動原理を変えることに成功したのです。
考え方が一変した鴨頭嘉人は売り上げが日本一悪い店舗から売り上げが日本一の店舗に変えるために大胆な取り組みを行いました。「本気のコミュニケーション」と題して社員1人1人と向かい合い、マクドナルドの店舗の向いにあったモスバーガーの店舗へとスタッフを連れて行って「このようなお店を一緒に目指そう」と考え方や思いの共有を行っていったのです。
鴨頭嘉人はスタッフがミスをしてイライラしてきても、スタッフたちは絶対に日本一の店舗なるように成長すると信じるということを毎日自分に言い聞かせてきたのだそうです。
実際には鴨頭嘉人も現状のスタッフのミスの多い現状にイライラが募ることも多かったらしいのですが、「現在のスタッフ」ではなく「未来のスタッフ」の姿を思い描き信じることを決めたということです。必ずスタッフが理想的な姿へと成長してくれると信じていたのでしょう。自分を洗脳するというか暗示をかけるということなのでしょう。
これを実現するために鴨頭嘉人が取った行動が「承認のリーダーシップ」と呼ばれるものでした。
承認のリーダーシップと言う考え方はスタッフが出勤したら「今日もお店に来てくれてありがとう」、スタッフが失敗したら「よく頑張った、最初から仕事ができる人間なんていないんだから、どんどんチャレンジしていきなさい 」等とスタッフの全てを肯定的に受け入れる姿勢で接することだといいます。
常に前向きな姿勢でスタッフを指導していくことでスタッフの行動にも大きな変化が出てきたのです。当時アルバイトで働いていた高校生が担当しているキャンペーン期間中に休みの日にも関わらず、その日の売り上げを気にするようになったり、売り上げが上がるキャンペーンの規格をどんどん出してくるようになっていったのです。
鴨頭嘉人がスタッフを信じて接してきた結果、スタッフ側からも信頼されるようになり、同じ方向を向いて仕事をしていけるようになったのだと言えるのではないでしょうか。
そんな風に鴨頭嘉人とスタッフの人たちが一緒になって頑張った結果、日本一売り上げの悪いお店は2年という歳月で日本一の売り上げ上昇率、日本一のお客様満足度、日本一の従業員満足度を得る最高の店舗として生まれ変わることができたのです。
その後、鴨頭嘉人は異動する先々の店舗全てで「日本一」の売り上げをたたき出し続け、本社のマネージャーをやったり、米国プレジデントアワードを受賞するなど、世界で認められる社員となったのです。
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鴨頭嘉人はマクドナルドで世界に認めらる社員になったのち、2009年にマクドナルドを退社しました。
退社後翌2010年9月24日に株式会社ハッピーマイレージカンパニーを起業したのです。これまでマクドナルドのスタッフに対して向けられていた姿勢を全サービス業のスタッフにまで広げるべく、一念発起し起業したのです。安定した生活を捨てて挑戦してしまう行動力がすごいです。
ただ、独立後半年間は収入0、社員0、信用0と文字通り何も無い状態が続いたそうです。半年もの間実績が上がらない状態が続くと精神的に落ち込んできてしまいますが、鴨頭嘉人には家族がいたので、家族に余計な心配をさせまいと毎日仕事に行くふりをして外でアメブロを書くだけの毎日だったのです。
【4】倫理法人会との出会い
鴨頭嘉人が仕事がうまくいかず落ち込んでいる時に練馬区倫理法人と出会いました。
この練馬区倫理法人に入会したところ鴨頭嘉人が描いていた夢が100%全て叶ったのだそうです。現在では2013年に「話し方の学校」、2016年に「ビジネス実践塾」を開校し多方面に影響を与えているのです。
Youtube講演家・鴨頭嘉人が胡散臭い理由は?
引用: Pixabay
鴨頭嘉人は一方で胡散臭いと話題です。
この見出しではそんな胡散臭い理由と真相について解説していきます。
【1】何かと承認してくる姿勢が胡散臭い
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鴨頭嘉人は講演の中で頻繁に親指を立ててグーポーズでいいねーと大声をあげ、満面の笑みを見せて相手に伝えてきます。
さらには講演の中では、講演を聞いている受講生全員に一緒になって言わなければならないルールとしているのです。鴨頭嘉人の講演では盛り上がりのピーク時には全員でいいねーと叫んでいるという周りから見たら胡散臭い宗教で洗脳しているように見えても仕方ない様子になっているのです。
鴨頭嘉人の動画を視聴していると考え方を変えさせる何ががあるのかもしれませんね。いい意味での洗脳とも言えますね。
【2】鴨頭嘉人は世界を変えるらしい
鴨頭嘉人はコミュニケーション能力で世界を変える。
スピーチによって世界を変えるとうたって講演をおこなっています。世界を変えるって自称しちゃってるところは胡散臭いと呼ばれてしまう理由の一つだと考えられます。
働き方の変革を掲げて講演を行い、人間の原理原則についての考え方をyoutubeで広げているのです。これだけならなんの問題もないのですが、ここに倫理法人会という集団がからんできます。一気に胡散臭い環境が出来上がります。
倫理法人会という宗教団体の広告塔として洗脳している役割が鴨頭嘉人にはあるように見えてしまうのです。宗教においてスピーチによって洗脳し考え方をその宗教観へと染めて行くという手法が多々使われてきました。その洗脳が行われているのではないかと傍から見たら見えてしまうのです。
宗教がからんでいるからこそ周りの人は洗脳してるの?胡散臭い人だねって感じてしまうのです。
実際には倫理法人会は一般社団法人で宗教ではないのですがそう見えてしまうのです。
【3】練馬区倫理法人会が胡散臭い
ひかるさん(@mieko.51)がシェアした投稿 – 2019年 6月月18日午前12時23分PDT
鴨頭嘉人が入会した練馬区倫理法人会という団体の存在が胡散臭い宗教のイメージを助長しています。
この会が唱えている内容を要約すると「そうであると信じて思いこんだ事は必ず達成する事が出来るからそれに向かって努力をしよう」という内容になります。
この思想は普通に考えるとかなりぶっ飛んだ思想だと思えます。
しかし、実勢の話どうなんでしょうか?かの松下幸之助さんや孫正義さんも無名の一個人だった時には、その考え方の根底に、「自分の信じている道は必ず成功する」という根拠のない自信を持って活動を続けていたそうです。思い続けることで自分は出来ると洗脳していると言えるのかもしれません。
思いは人を変えるとも言いますし信じ続ける事が変革をもたらすことはあるのかもしれません。
Youtube講演家・鴨頭嘉人が宗教の教祖様と話題!
引用: Pixabay
鴨頭嘉人と練馬区倫理法人会
鴨頭嘉人が胡散臭いと言われる最大の理由が「練馬区倫理法人会」にあります。
この集団は、週一回朝に集まって心のエネルギーを元気にしようという集まりです。やってることは宗教っぽいですがこの倫理法人会は宗教ではなく一般社団法人なのです。
会社を経営する経営者やそのクラスの人たちが集まって、仕事によって下がったテンションを朝礼によって気を高めて仕事でのパフォーマンスを上げようというのが目的の会なのです。一見すると洗脳しているように見えるかもしれませんが実際は違います。
オカルト的、精神的な考え方ですが、現実に成功するためには様々な努力が必要になるのです。結果から見れば納得できることも、最初から上手くいって成功することはほとんどありません。
失敗が重なれば、人は落ち込んでいきますが、上手く行かなくても落ち込まずに、全力でエネルギ-をぶつけて行くのが最善の方法であり、このエネルギーを常に高めて移行というのが倫理法人会の思想なのです。
この考え方に影響を受けることで鴨頭嘉人は変わっていったのです。言い換えればこの考え方に洗脳されることで成功へとつながっていったと言えるでしょう。
講演家として売れない日々を続けていましたが、売れている講演家のように堂々と振る舞い、売れるようになっていったのです。売れている自分の姿を思い描き、そのように振る舞いを続けるそれを「SOSの法則」と呼んでいます。
「そう、思ったら、そうなる」略してSOSです。
普通の人は、出来ないと思ったらそこであきらめてしまいがちです。でも、自分はできる、そうなると決めたのだからそうなるんだ。と講演の中で鴨頭嘉人は語っているのです。
Youtube講演家・鴨頭嘉人の真相とは?
鴨頭嘉人は、一見宗教の臭いがして胡散臭い怪しい人物と取られがちです。
しかし、その講演の内容、Youtubeで話をされている内容についてはその実績と経験に基づいた完成度の高い濃い内容の講演、講義を行っています。本来、有料で行っている講演内容を無料でまき散らしているのはものすごい社会貢献だと思います。
逆にいうとそうやって無料でまき散らしているからこそ知らない人の目にとまり、宗教っぽいとか胡散臭いって言われてしまう原因になっているのかもしれません。
鴨頭嘉人の行っているこの行動は世界を変える力があると言う人もいますが、このようにYoutubeで考え方を広げていけば世界の考え方にも影響を与える可能性もあるのではないかと思います。
鴨頭嘉人の考え方に影響を受けてファンになる人が日々増え続けているのです。
Youtube講演家・鴨頭嘉人の今後に目が離せない!
鴨頭嘉人について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
一見すると宗教っぽく胡散臭い、その講演内容が洗脳してるのではと思われがちだった鴨頭嘉人ですが、実際には宗教とは関係なく、洗脳しているのではないということが理解していただけたかと思います。
実績と経験に裏付けされた鴨頭嘉人の講演には注目すべき点が多々みられます。今後、鴨頭嘉人がどのように社会に対して影響を与えていくのか目が離せませんね。