超古代文明とは?アトランティス・ムー大陸など世界の謎に迫る!

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超古代文明とは?

引用: Pixabay

アトランティス、ムー大陸、レムリアなど、一度は耳にしたことがあると思います。

人類の有史以前に、現代の我々の文明をしのぐ発達した文明を有する超古代帝国があったと、数多くの哲学者、研究者が仮説を唱えていますが、子どもの頃、それらの書物に夢を馳せ、夢中で読んだのを思い出される方も多いでしょう。

数々の伝説はマンガやテレビアニメの題材にもなり、子どもの頃に夢中で見ていた方も必ずいますよね。

ゲームの登場キャラクターもムー大陸の末裔だったり、超古代文明の伝説は身近で、馴染み深いものです。

超古代文明は人類の記録が残る4000年前よりも遥か昔に存在していたとされています。

アトランティスの文明があったとされるのは大哲人プラトンの時代よりさかのぼること9000年です。ムー大陸は今から1万2000年前。レムリア大陸は5500万年前。

そんな遥か昔に現代人より優れた精神と技術を有した文明が存在したと言われています。

それらの多くは神の怒りや大災害、あるいは小惑星の衝突など、様々な理由で突然滅びます。

今回はアトランティスやムーはもちろん、ヒンドゥー神話や竹内文書など、興味深い数々の壮大な超古代文明の物語にスポットをあてます。

 

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超古代文明の概要

引用: Pixabay

我々が馴染み深い超文明というと『ウルトラマン』。

M78星雲に存在するウルトラの星。そこには人類を超越する「ウルトラマン」たちがいます。

『風の谷のナウシカ』の「巨神兵」や『天空の城ラピュタ』の「飛行石」なども、それぞれ超古代文明にインスピレーションを得たものと言えるでしょう。

優れた技術、卓越した人々。

数々の超古代文明伝説も、多くは人類をしのぐ精神と、優れた技術を有しています。

古代のレムリア大陸に存在した文明人は、宇宙人とも言われていますが、脳の90パーセントすら扱う超人たちだったと言われています。

それぞれの伝説では多くの優れた技術があったと伝えられ、アトランティスには高度な機械文明があり、飛行機や潜水艦で空や海も支配していたと言われます。

彼らは「オリハルコン」と呼ばれる謎の金属も有していました。

超古代文明を伝えた人も様々で、アトランティスを伝えたのが古代の大哲人プラトン、レムリア大陸を唱えたのが動物学者フィリップ・スクレーターや神智学協会の創設者ブラヴァッキー夫人、ムー大陸を広めたのはイギリス陸軍士官を名乗った作家ジェームス・チャーチワード。

哲学、科学、オカルト、軍人、バラエティー豊かな人たちが唱えています。もっともチャーチワードには裏があったのですが。

古くから数かすの伝説を生む秘密結社フリーメイソンも超古代には預言者の組織だったと言われています。フリーメイソンというとカバラですね。

また、多くの超古代文明は大災害などで滅びていきます。

神秘、超人類、超技術、そして大災害。これらが超古代文明を読み解く上でのポイントになるかもしれません。

 

有名な超古代文明を紹介!

引用: Pixabay

それでは有名な超古代文明を見ていきましょう。

まずは最も有名な超古代文明の帝国アトランティス。

 

哲人が伝える大帝国、アトランティス


引用: Pixabay

アトランティスとは、哲学者プラトンが『クリティアス』や『ティマイオス』で取り上げている、大西洋に存在したという大帝国です。

ジブラルタル海峡をはさみ、大西洋に浮かぶその大陸は北西アフリカの一部とアジアを合わせたよりも大きかったと言います。

この大帝国をプラトンに伝えたのは彼のひいおじいさんのクリティアスでした。

今から1万2000年以上前に存在したアトランティスに住む人たちは、テレパシーを有し会話する優れた人たちだといいます。機械で空を飛び、深海にも潜りました。オリハルコンという未知の物質で作られた武器を持ち、強大な軍事力を有していました。

国王はポセイドンの末裔といいます。高度な精神と文化を持つアトランティスでしたが、近隣の国々と対立し、アテナイ連合軍との戦いには敗れてしまいます。

その結果、神の罰が下り、大帝国は海に沈んだと言われています。

現在アトランティスは史実とはされていませんが、中世にはその実在を信じる人々がたくさんいました。

例えばフランシス・ベーコンは、その当時発見されていたアメリカ新大陸を、アトランティスの残骸であるとする小説を発表しています。

近代の学問の発展で、アトランティスは伝説とされていますが、一方でアトランティスの存在を証明する証拠が発見されたと、現代でもニュースを賑わせています。

フロリダ半島の近く、ビミニ諸島に存在する海中の石畳「ビミニ・ロード」は有名です。バルト海に涼む謎の物体は「オリハルコン」と伝えられました。

さらにはグーグルアースがアトランティスの証拠を発見したという仰天のニュースも流れたものです。

アトランティスは現代でも夢に誘う歴史のロマンのようです。

 

疑惑のムー大陸伝説

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引用: Pixabay

ムー大陸というと、昔それを題材にした人気アニメがあり、子どもたちの夢を育んだものでした。

ムー大陸が伝わるきっかけは、シャルル=エティエンヌ・ブラッスール・ド・ブールブールというフランスのお坊さんが発見した「伝説」です。

ある書物でマヤ文字とスペイン語の対比表を見つけたブラッスールは、「トロアノ絵文書」と呼ばれる古文書に、ムーと呼ばれる大陸の伝説を見つけ、翻訳します。

そのムー大陸の王国は、大災害で一夜で滅んだといい、ブラッスールは「これ、アトランティスに似てるなぁ」と発表しました。

それを受けて、アメリカの政治家ドネリーが「新大陸(アメリカ)がアトランティスの末裔である証拠」とし、彼らによって人々にムー大陸が知られていきます。

20世紀に入り、イギリスの作家で軍人を名乗っていたジェームス・チャーチワードが『失われたムー大陸』を発表、爆発的な売れ行きで世界にムー大陸が知れ渡りました。

太平洋に存在したというムー大陸にも高度な文明が存在し、「ラ・ムー」と呼ばれる国王が統治する白人が構成する国でした。

人口は6400万人で、優れた技術で多くの領土を有していたといいます。そのムー大陸も、大災害で海に沈み、滅びたのでした。

モアイ像で有名なイースター島はムー大陸の残骸だといいます。

ムー大陸が滅びた原因は大洪水とも、海底の「ガス室」と呼ばれる空洞のガスが爆発したためとも、小惑星の追突によるものとも言われています。

ムー大陸の証拠としてチャーチワードは「ナーカル碑文」というヒンドゥーのお寺の粘土板、またメキシコで見たという「石板」などを挙げています。

他にも先の「トロアノ絵文書」、『ニューヨーク・アメリカン』に乗った「ラサ記録」と呼ばれるチベットの古文書などが挙げられます。

しかし、チャーチワードが軍人だったという身分について、詐称だったというスキャンダルが発覚します。それをきっかけに、ムー大陸への疑惑も浮かび上がってきます。

「ナーカル碑文」については原典が紹介されていません。

「ナーカル碑文」は、彼がイギリス陸軍の軍人としてインドに配属されていた頃にヒンドゥーの高僧に頼んで見せてもらった粘土板だといいますが、写真も紹介されていませんし、どのお寺のものなのかも明らかにされていません。

メキシコの「石板」も、このメキシコの石板から「ムー大陸の伝説」を解読したのはチャーチワードのみだといわれています。

「トロアノ絵文書」はブラッスールの翻訳自体が間違いでした。実はこの古文書はマヤの占星術の記録だったのです。

チベットの古文書「ラサ記録」にいたっては、記事自体がジャーナリストの捏造でした。

さらに地球科学の技術の発展で、太平洋の海底は数万年前からずっと海だったことが、ボーリング調査などで判明しました。

ついには「白人によって構成されるムー大陸の民族」ということ自体が、チャーチワードの白人主義に基づく人種差別だといいます。

こうして、ムー大陸の伝説は疑惑に彩られていったのでした。

 

動物学者が唱えたレムリア大陸

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大西洋、太平洋ときて、次はインド洋のレムリア大陸です。

この大陸を唱えたのは動物学者のスクレーターです。

レムリアの語源は、マダガスカル島のキツネザル「レムール」。それをもとに「レムリア大陸」と名づけられました。

このキツネザルはマダガスカル島にしか生息しないのですが、遠く離れたインド洋から同種の化石が発見されており、また生物学的に親戚のサルがマレー半島やインドネシアに生息します。

この謎を説明する為に、かつてこれらの島を含む大陸があったという仮説が唱えられました。かつてこれらの島々は陸続きだったというのです。

これを受けて、ドイツの動物学者は「レムリア大陸こそ人類の故郷」と唱えました。

神智学協会の創設者ブラヴァッキー夫人は太平洋に存在するレムリア大陸を唱え、高い支持を得ました。

しかし、大陸移動説と対立する「レムリア大陸説」は、プレートテクトニクス理論が完成されたのを受け否定されたのでした。

しかし、現在でもレムリア人の生まれ変わりが日本人であるなど、ユニークな仮説が提出されています。

 

ヒンドゥーが伝える「ラーマ」の物語に核戦争が?

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引用: Pixabay

『マハーバーラタ』とならび、インドや東南アジアで馴染まれる壮大な叙事詩『ラーマーヤナ』。

ラーマ王子と妻シータにまつわる悲しい物語ですが、この中に「古代の核戦争」が記されているといいます。

ラーマの王都ランカーの戦いでは核兵器としか思えない武器が使用されています。

古代インドで、核戦争があった。

『マハーバーラタ』にも記される核戦争を彷彿とさせる話。

実はインドのこのような仮説は多く提出されています。

五島勉氏の『幻の超古代帝国アスカーついに発見された人類最古の地球文明』では、五島氏は自身でインドに赴き、ゴロゴロ転がる謎の焼けただれた石を紹介しています。

古代インドで、古代人による核戦争はあったのでしょうか。

 

仏陀もイエスも天皇の弟子!?『竹内文書』

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竹内文書は平群真鳥の子孫という竹内巨磨が公開した文書で、天津教の聖典です。

現在の天皇家の始まり神武天皇以前に「上古25代」「不合当朝」「天神7代」があったといい、日本の超古代文明と言われています。

世界の中心は皇祖皇太神宮で、そこにはイエス・キリストも仏陀も天皇の弟子だったとか、ゴルゴダで処刑されたのはイエスの弟だったとか、モーゼの十戒についても裏十戒や真十戒があり、原文の石板を天津教が所有しているなど、驚くべき記述があります。

ヒヒイロカネという謎の金属についてや、あるいは天皇が天の浮舟に乗って世界を旅したとか驚倒する歴史などが記述されています。

我々の日本人の興味をそそる超古代文明伝説ですが、偽書というのが真相のようです。

 

人類誕生以前から?超古代文明の真相は?

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有名な超古代文明を紹介してきましたが、アトランティスについてもプラトンの寓意を込めた創作というのが真相のようです。

ムー大陸はまったくの誤訳から始まり、チャーチワードの「ムー大陸説」は疑惑だらけでした。

『竹内文書』も偽書とされています。

多くの超古代文明の伝説には数々の証拠が提示されますが、ほとんどがオーパーツという根拠があやふやなものや捏造のようです。

超古代文明の伝説の多くは「人類有史以前」のもので、「現代を超える文明」を持っているのが特徴です。そして大災害によって滅びていきます。

私たちは現代でも、日常で多くの都市伝説を語ります。都市伝説について、Wikipediaを調べると、『友達の友達』という言葉が頻繁に出てきます。

オカルトにしろ、犯罪やミステリーにしろ、フォークロアは過去からありましたが、私たちは身近ではない、特定できない人々について噂し楽しむ傾向があるのかもしれません。

都市伝説にはニュース性、真実味、結果(オチ)などがあるといいます。

アトランティスという大陸があったよ、ムー大陸というのがあったよ、様々に伝えたい気持ちがあり、話は伝搬していきます。

それらは人類以前なんだよ、と語る真実味、そして大災害で滅びるというオチ。

フォークロアではあっても、人は共同社会を形成する上で、情報を伝え共有することで育む「意味」もあります。

その夢に育まれて、人は人生の教訓も学んでいくのかもしれません。

 

超古代文明とフリーメイソンの関係は?

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超古代文明の伝説を語る時、フリーメイソンという秘密結社(?)に出くわすことが多いものです。

その起源はよくわかっていません。あるいは預言者の組織だったという説もありますが、おそらく石工職人の組合から始まったのだろうと言われています。

古代文明、ユダヤ、カバラ、フリーメイソンと揃うと、一つのファンタジーの物語が出来ます。

日本にもフリーメイソンと呼ばれる著名人、政治家がたくさんいます。

しかし、実際にはフリーメイソンは秘密結社ではなく、多くを公開している組織です。高須クリニックの高須克弥氏はフリーメイソンメンバーとして『ムー』のインタビューにも応じています。

「ユダヤ人陰謀説」と同じく、「フリーメイソン陰謀説」は根強くありますが、ヘイトが絡む説が多いのが真相のようです。

 

人が夢を馳せる超古代文明の伝説

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大人の目線で見られるようになると超古代文明の伝説も冷めたものになりがちです。

確かにフォークロアであるという認識を心の片隅に置いて読むべきものでしょう。

しかし、子どもの頃の枠に囚われない自由なものの見方を忘れたくないものです。

アトランティス、ムー大陸、そんな夢にワクワクしてアニメを見た子どもの頃。

巨大ロボットの秘密に「ラ・ムー」が絡んでいたとか、そんな自由な発想は大人になると忘れられがちです。

でも、自由な発想は人間の可能性を発展させるもの。

正解ばかりを追い求めるのではなく、間違いを間違いと知って学んでいく事にも、新しい発見が潜むものです。

夢が無いと言われる現代ですが、涼しさが増し読書にも最適の季節。

秋の夜長に無心で太古のロマンを読み耽り、心のメンテナンスをするのはいかがでしょうか。

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