〇〇コンプレックス15選!劣等感との向き合い方&解決方法とは?

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コンプレックスとは?

引用: Pixabay

コンプレックスや劣等感は誰しもが抱えているものです。運動が出来ないことや、学歴、青春の思い出や恋愛経験が少ないことを劣等感の原因として抱いてしまいます。

1度、何かの劣等感が原因で気になるようになると、そればかりを考えるようになってしまい、自分に自信が無くなってしまったり、劣等感が原因で人生が楽しくないものに思えてきてしまったりします。

コンプレックスや劣等感が強い人は、自分に自信が持てず、優秀な人たちと自分を比べてしまうことが原因で、輪の中にいるのが辛くなります。

しかし、人によっては、同じ劣等感を感じるような状況にいたとしてもそれほど劣等感を感じず、落ち込まない人というもいます。

他人と自分を比べてしまい、劣等感を強く感じる人と感じない人の差とは、その原因とは一体何なのでしょうか?劣等感を強く感じ、生きにくいと感じている人が、コンプレックスや劣等感をあまり感じない人たちのようにいられたら、もっと生きやすく、前向きな人生が送れるはずです。

なぜ、人は劣等感やコンプレックスを持つのでしょうか?その原因とは一体何でしょうか?劣等感やコンプレックスが生まれる原因や解消方法を知ることによって、コンプレックスや劣等感の原因を克服する解消方法のヒントが見つかるはずです。

劣等感やコンプレックスの原因や解消方法を知ることによって、あなたが知らなかったあなたの新しい可能性が見つかることもあります。

そもそもコンプレックスという言葉は、多くの人が「自分の嫌いな部分」や「劣等感」という意味で使っています。「無価値感」や「自己嫌悪」とも近いイメージがあります。

しかし、実は心理学で言うコンプレックスは、それらの意味合いとまた違う意味で使われることがあるのです。劣等感とコンプレックスの違いや、その原因、解消方法について正しく理解し、劣等感を克服するため、自分なりの向き合い方、解消方法を見つけましょう。

 

フロイト・ユングとコンプレックス


引用: Pixabay

コンプレックスという言葉は、心理学者であるユングが用いた専門用語です。ユングがクライアントの心を分析するときに用いた言葉がコンプレックスでした。

ユングはコンプレックスについて、簡単に説明すると「ある記憶に強い感情が結び付いていると、人は苦しむことがある」と提唱しました。

ユングによれば、ある事柄と、本来無関係な感情とが結合された状態は「心的複合体」と呼ばれました。現在私たちが一般的に使っている「劣等感」という意味でのコンプレックスとは少し違うことが分かります。

実際に、英語辞書でコンプレックス(complex)と引いてみると、「複合の」や「合成の」という意味が出てきます。ユングの理論である「記憶と感情が結び付く」という意味でのコンプレックスは、辞書通りの意味であることが分かります。

また、同じく心理学者のフロイトも、エディプスコンプレックスという概念を提唱します。フロイトのコンプレックスとは、母親を手に入れたい幼児が父親に対して抱く葛藤のことを言います。

フロイトの主張では、主に男児が母親に対して抱く執着心を表現したものでした。しかし、このフロイトのコンプレックスの概念は、当時の日本人にはなじみが薄く、この言葉はあまり浸透することはありませんでした。

 

【心理的複合体】という意味の例


引用: Pixabay

ユングの提唱する「ある記憶に強い感情が結び付いていると、人は苦しむことがある」という心理的複合体の意味でのコンプレックスの例を紹介します。

マザコン(マザーコンプレックス)やファザコン(ファザーコンプレックス)は、母親や父親に対して子供が強い執着心を持った状態のことを指します。成人になっても自立が出来ず、何かがあればすぐに親に頼ってしまったり甘えてしまったりする状態を言います。

これは、幼少期の頃に親から十分に愛情を注がれなかった経験や、親との関係がうまくいかなかったという原因や過去を持つ人に多く見られ、当時の心の傷が現在の意識と結びつく「心理的複合体」としてコンプレックスになっていると言えます。

ロリコン(ロリータコンプレックス)は、幼い子供への性的嗜好や恋愛感情を持つことを言います。ロリコンの人の深層心理としては、青年であれば成熟した大人への気後れを原因として、中年であれば自分が失う若さへの執着というものが原因として挙げられています。

これらの感情は、「劣等感」という意味とはまた少し違う視点から、心理的複合体の意味で「コンプレックス」と名前がついているのです。

 

アドラーとコンプレックス

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引用: Pixabay

日本で一般的に使われている「自分の嫌いな部分」という意味でのコンプレックスは、ユングの弟子であるアルフレッド・アドラーという心理学者の理論によるものです。

アドラーは、人の持つ自分への劣等感のことを「劣等コンプレックス」という言葉で表現しました。これが日本では広く受け入れられたのです。

人は自分が他人に比べて劣っていると感じると、それが原因で自己嫌悪に陥ってしまったり、時には嫉妬をしたり、他人を攻撃するようになってしまう原因になることもあります。

この劣等感が原因による心理的現象をアドラーはコンプレックスと呼びました。実は、アドラー自身も劣等感が強かったと言われています。アドラーの幼少期は、あまり運動が出来ない子供だったそうです。

また、7人兄弟の中で育ったため、兄妹と比べられながら生活してきたアドラー自身が、強い劣等感に悩まされていたという原因があっために、解消方法を探し、劣等感という意味でのコンプレックスに向き合ってきたのでしょう。

今私たちが一般的に使う劣等感としてのコンプレックスとは、このアドラーの言う劣等感という意味でのコンプレックスのことです。以下この記事では、コンプレックスを【劣等感】の意味で取り上げます。

 

劣等コンプレックス20選

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普段私たちが使い、アドラーの提唱する「劣等感」という意味でのコンプレックスには、どのようなものがあるのでしょうか?ここからは、主な劣等コンプレックスについて20個紹介します。

 

ルックス系コンプレックス

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ルックス系コンプレックスは、「容姿コンプレックス」とも呼ばれます。「私はブスだから」「太っているから」などといった自分のルックスの劣等感が原因で、人より劣っていると感じてしまいます。

世の中には、ルックスや容姿が完璧な人などほとんどいないため、ほとんどの人が自分のルックスについて何かしら劣等感の原因を持っていると言えます。

また、自分のルックスが原因で強い劣等感やコンプレックスを持つ人は、過去に学校などでルックスや外見に対して嫌な言葉をかけられたり、いじめを受けていたというような辛い経験を持つ人も少なくありません。

ここからは、ルックス系の劣等感やコンプレックスの原因について細かく見ていきます。

 

1 顔面コンプレックス

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自分の顔の中で気に入らない原因がある人は、世の中に大勢います。逆に、自分の顔を完璧だと思っている人の方が少ないかもしれません。例えば、人より目が小さい、鼻が低い、おでこが広い、など顔に関しての原因で劣等感を持つ人は、この顔面コンプレックスに当てはまります。

輪郭の形や口の大きさ、眉毛の太さや、耳の大きさ、ほくろの有無、声の高さなどその劣等感やコンプレックスの原因は多岐に渡ります。

他人からすれば小さなことでも、顔面に劣等感やコンプレックスの原因を持つ人からすると、人生を左右するほど深刻な悩みになることがあります。

これらの顔面による劣等感やコンプレックスの原因の解消方法としては、美容整形が挙げられます。特に女性は、美容整形で劣等感やコンプレックスの原因を克服したいと思う人が多く、近年、解消方法として整形を利用する人も増えています。

 

2 身長コンプレックス

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身長の劣等感やコンプレックスでは、男性であれば背が低いこと、女性であれば背が高すぎることを原因とした悩みであるという人が多いです。

身長コンプレックスを持つ人の中には、恋人と並んで歩く際に、身長の差が気になるという劣等感から、恋人の身長によってお付き合いの可否を判断するといった原因にもなります。

身長という劣等感やコンプレックスの原因は、一朝一夕で簡単に変える解消方法はないことに加え、一目でわかりやすく周りと比べてしまうことが出来る原因になるので、人によっては生涯の深刻な悩みになることもあります。

「身長が原因で上手くいかなった」「身長が原因で〇〇できない」など、身長を劣等感やコンプレックスの原因と思う人は、良くないことすべてが身長の原因に思えてきてしまいます。

 

3 身体コンプレックス

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世の中の多くの人が持つ劣等感やコンプレックスとして、身体的な劣等感やコンプレックスが原因として挙げられます。人より足が短いことや、体形、女性であれば胸の大きさなどが原因で劣等感やコンプレックスを感じている人は多いでしょう。

自分の身体に劣等感やコンプレックスの原因を持つ人は、「人前に出るのが恥ずかしい」と思ってしまいます。

身体コンプレックスは、周りはあまり気にならない程度のものでも、自分がルックスについて劣っていると思い込み、異常に気にしてしまうといった状態に陥りやすいのです。

顔面コンプレックスと同じく、ジムや整形などの解消方法がありますが、劣等感やコンプレックスを持つ人ほど解消方法に行動的ではない傾向があります。

そもそも、容姿がとても整った人というのは、芸能人やモデルさんなど、ほんのひと握りの人たちです。多くの人はどこかしらに自分が気になる部分がありますが、それを劣等感やコンプレックスと思うか思わないかというのは、その人の育った環境や、過去の経験から来ていると言われています。

劣等感やコンプレックスが生まれる原因や解消方法については後述します。

 

4 頭髪コンプレックス

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髪に関する劣等感やコンプレックスは、全て頭髪コンプレックスに当てはまります。生まれ持った髪質や髪色が人と違うことを原因に劣等感に思う人もいます。

様々な髪の色が混在する海外と違い、特に日本人は黒髪であることが一般的とされているために、生まれつき髪の色が少し薄かったりするだけの原因でも、劣等感やコンプレックスになり得ます。

中年男性になると、髪の量や生え際の形が原因で劣等感やコンプレックスとなることがあります。いつまでも若々しい頭髪でいたいという中年男性に向けて、その解消方法として育毛剤や育毛シャンプーが多く販売されている背景には、この頭髪コンプレックスがあると言えるでしょう。

頭髪の代表的な劣等感やコンプレックスとしては「ハゲ」と呼ばれる原因の薄毛があります。ハゲという言葉でバカにされたり、からかわれたりすることが、頭髪についての劣等感やコンプレックスをより強くしてしまいます。

ハゲという容姿を武器にする芸能人もいますが、多くの人にとっては隠したい、触れられたくない劣等感やコンプレックスです。

 

5 陰部コンプレックス

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人にはなかなか言えない劣等感やコンプレックスの中に、陰部コンプレックスがあります。

男性であれば仮性包茎やED、女性であれば、陰部が毛深いことや不感症などが挙げられます。こういった性的な劣等感やコンプレックスは、精神的にもとてもデリケートなものであり、この劣等感が恋人との関係が上手くいかなくなってしまう原因にもなります。

多くの人は誰にも解消方法を相談できず、1人で悩み、劣等感やコンプレックスを抱えています。中には、こういったコンプレックスが原因で、恋愛が出来ないという人もいます。

こういったデリケートな劣等感やコンプレックスを、一緒に受け入れてくれるような恋人を見つけることが劣等感やコンプレックスの解消方法に繋がりますが、とても勇気のいる問題です。

 

肩書き系コンプレックス

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肩書き系コンプレックスとは、社会的な肩書を原因とした劣等コンプレックスのことを指します。今では就職をするにあたっても、学歴や肩書きなどはあまり重要視しない企業が増えてきましたが、一昔前の日本はそうではありませんでした。

幼少期や学生の頃は、同年代の間で肩書きなどはありませんが、主に、成人してから自分の肩書きについて劣等感やコンプレックスを感じるようになります。

特に、社会的な地位を重要視する男性の中では、肩書きというものは他人と自分を比べる要素であり、それが原因で大きい劣等感やコンプレックスになることがあります。

ここからは、どのような肩書きが劣等感やコンプレックスの原因になるのかについて見ていきましょう。

 

6 出身コンプレックス

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世界では様々な人種の人々が暮らしていますが、海外では、人種による差別が行われていたという歴史もあり、人種コンプレックスというものがあります。過去には、白人至上主義と言われた時代もありました。

日本人の私たちから見ても、白人の人というのはきれいなブロンドの髪や、背が高いこと、手足が長くスラっとしたスタイルに憧れを抱くこともあります。

メディアに出てくる有名人やハリウッドのモデルさんなどを見て、黒人やアジア人が白人に憧れる反面、自分と比べて劣等感を抱いてしまう原因が劣等感やコンプレックスになってしまいます。

また、貧富の差が激しい国においては、貧しい部落出身であることを原因に劣等感やコンプレックスに感じることもあります。歴史の中では、男女で身分の差があると、結婚すら許されなかった時代も存在します。

また、日本でも、田舎育ちの人が、都会の人に対して「劣っている」といった劣等感やコンプレックスを抱くことがあります。

都会には何でも揃っていて、洗練されたイメージがありますが、田舎から都会へやって来た人たちが「都会の人は自分たちと違う」と比べてしまい、自分の出身地に対してネガティブな感情を持ってしまうこともあります。

 

7 学歴コンプレックス

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学歴コンプレックスというのは、自分の学歴を他人と比べて、劣っていると感じる劣等感やコンプレックスです。学歴コンプレックスは、「〇〇大学卒は自分より上」「〇〇大学は自分より下だから安心」というように、自分や他人の価値を学歴で判断する心理状態です。

例えば、世間では頭がいい、出来る人間しか入れないというイメージである東京大学や早稲田大学、慶応大学に不合格になってしまった事が、それらの大学に合格した人に比べて「自分はダメな人間だ」「劣っている」と思い込む原因になってしまうこともあります。

また、他人の最終学歴が大卒であるという事と、自分の最終学歴が高卒であるという事を比べて、学歴コンプレックスとして劣等感を抱くこともあります。

次に紹介する職歴コンプレックスとも関係が深いですが、就職活動を行う際には、自身の学歴を書きます。中には、学歴によって仕事内容や給料が変わってくる企業もあります。

それが原因で他の入社希望者の人が大卒か、高卒か、自分とどれくらい給料が違うのか、というようなことも気にしてしまいます。

 

8 職歴コンプレックス

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先ほど紹介した学歴コンプレックスと似たコンプレックスが、職歴コンプレックスです。一流企業に勤めている、または勤めていたことを「出来る人間だ」としてレッテルを張り、他人と比べ、自分を卑下してしまいます。

また、職種や部長、課長といった会社での肩書きを気にする人もいます。

職歴コンプレックスを持っている人は、企業の業績や肩書のイメージだけで「自分より下の人間だ」「自分よりすごい人間だ」と判断してしまいます。企業のランクを人間のランクとして考えてしまうのです。

また、職歴コンプレックスは社会的地位を重要視する男性に多く、自分が思う格上の人に見下される事をひどく嫌います。職歴コンプレックスが強い人は、無意識のうちに、他人から見下されないように対人関係において壁を作ってしまいやすいです。

 

生き方系コンプレックス

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生き方系の劣等感やコンプレックスというのは、自分の経験や過去を劣等感やコンプレックスに感じるものです。過去に自分が出来なかったことを後悔する感情や、自分が経験していないことを恥ずかしく思う感情が原因で生まれる劣等感やコンプレックスです。

生き方や過去は人それぞれなのですが、生き方について劣等感やコンプレックスを持つ人は、「一般的に」や「普通は」という言葉に囚われてしまい、普通でない自分はおかしいのではないか、周りに比べて劣っているのではないかとネガティブに考えてしまいます。

どのようなことが生き方の劣等感やコンプレックスの原因になるのか、見ていきましょう。

 

9 青春コンプレックス

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青春コンプレックスというのは、青春時代と言われる10~20代の頃に、青春を感じるイベントが出来なかった事を悔やむ心理状態の事を青春コンプレックスと言います。

例えば、青春真っ盛りの高校生時代、部活動を頑張り、試合で涙を流したり、学園祭で同級生と楽しい青春の思い出を作ったり、甘酸っぱい青春恋愛をしたといった事が出来なかった事が悔やまれます。

青春コンプレックスを抱く人は、青春を謳歌している人を単に羨ましいと思うだけでなく、自分が青春的な思い出が無いことを思い出してしまうと、涙が出たり喪失感でいっぱいになってしまったりします。

なので、大人になってから、町で楽しそうに手を繋ぐ高校生カップルや、自転車の2人乗りをして坂道を走る高校生カップルなどの、青春時代を満喫する学生が目に留まると、無意識に避けてしまうようになります。

 

10 恋愛コンプレックス

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恋愛コンプレックスとは、周りの同年代に比べて、自分の恋愛経験が少ない場合に「恥ずかしい」と感じるコンプレックスの事を言います。

ある程度の年齢になってくると、周りの同年代が経験している恋愛や性経験を、自分だけ経験していない事が、自分は男性・女性として劣っているのではないかと感じるようになります。

恋愛コンプレックスを抱いてしまうと、なかなか恋愛に踏み出すことが怖くなってしまいます。時には自分の経験を偽ってしまい、自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。

また、自分の恋愛経験が無い事を、異性が知ったらバカにされてしまうのではないか?というような恐怖から、恋愛に臆病になってしまう事もあります。

この解消方法としては、積極的に恋愛に向かっていくことが1番ですが、傷つきたくないという感情が大きな壁になります。

 

11 性格コンプレックス

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性格コンプレックスというのは、自分の性格について嫌いだと思っている人が抱く劣等感やコンプレックスの事です。周りにいる明るくて優しい性格の人と比べ、自分は暗くて卑屈であるという意識から、自分の事が嫌いになってしまうのです。

学生時代、クラスの中で元気があって人気者の同級生に比べ、自分はあまり目立たず陰キャだったという事を気にする人もいます。

スクールカーストという言葉が出来たのは最近ですが、スクールカーストでいう下のランクにいたことが劣等感やコンプレックスとして残るのです。

本当は「ああいう性格になりたい」と思っている人が多く、欲求的には解消方法を求めていますが、理想の性格になれない現在の自分の性格に落胆してしまうのです。

人には色んな性格があるのが当たり前ですが、性格コンプレックスを抱く人は、他人と自分の性格を異常に比べて気にしてしまうといった精神状態になってしまいます。

 

能力系コンプレックス

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能力系コンプレックスとは、自分の能力を他人と比べて劣等感を感じてしまう劣等感やコンプレックスのことを指します。

学生時代で言えば、運動が出来ることや勉強が出来ることがステータスに感じられますが、それらを自分がうまく出来ないことを気にしてしまいます。

人には向き不向きがあるので、何かが1つ出来なくても、別の何かは得意だという人がいます。出来ないことが自分の価値になるということはないのですが、能力について劣等感やコンプレックスを持つ人は「出来ない自分」に対して敏感であり、出来ないことで自分のことを無価値だと思い込んでしまいます。

どのような能力が劣等感やコンプレックスへと繋がるのが見ていきましょう。

 

12 運動コンプレックス

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運動コンプレックスは、運動音痴な人が運動神経抜群な人に対して抱く「羨ましい」といった感情の事を言います。学生の頃、足が速かったり運動が出来る子がよくモテていた記憶があると思います。

学生というのは大人と違って、運動や勉強で能力を測られる機会が多いため、当時、運動が出来ないということが「自分はダメなやつ」と思い込んでしまう大きな理由になってしまいます。

スポーツ選手や、運動が良く出来る人は格好良いというイメージがありますし、才能があるともてはやされたりもします。

なので、運動が良く出来る人に比べて、運動があまり出来ない自分を「才能がない」「格好悪い」「ダサい」という風にネガティブに思ってしまいます。

 

13 勉強コンプレックス

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勉強コンプレックスとは、先ほど紹介した学歴コンプレックスとも近い感情で、自分と比べて勉強が良く出来る人を羨む感情の事を言います。

例えば、テストで満点をとった同級生に比べて、自分は75点だったから劣っている、ダメなやつだと思い込んでしまったりします。

もちろん勉強の出来る出来ないで人間の価値は決まらないのですが、勉強コンプレックスを抱く人にとっては、勉強が出来るという事が1番のステータスであるという風に考えてしまいます。

勉強コンプレックスの解消方法としては努力がキーワードになってきますが、劣等感を抱く人は諦めてしまうことが多く、解消方法に繋がりません。

 

14 音痴コンプレックス

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音痴コンプレックスとは、自分は歌が下手だと思っている人が抱く劣等感やコンプレックスの事です。学生の頃の音楽の授業や合唱祭では、歌が下手であるという事から授業やイベントが嫌いになってしまいます。

大人になってからでも、付き合いでカラオケに行ったとしても自分は絶対に歌わないというような人がいます。周りの人が歌が上手い人ばかりではなくても、自分の下手な歌を絶対に披露したくない、バカにされたくないといった感情がそうさせてしまいます。

 

15 料理コンプレックス

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料理コンプレックスとは、主に料理の苦手な女性が抱く事が多い劣等感やコンプレックスです。一般的には、料理が出来る女性というのは、素敵なお嫁さんになるというような良いイメージがあります。

逆に料理が出来ない女性はあまり良いイメージは持たれません。

料理コンプレックスを感じる女性は、これらの評価を過剰に気にしてしまう傾向があります。女性でも料理の苦手な人は大勢いますが、料理を上手く出来ない自分は女性としてダメだという強い劣等感を持ってしまいます。

解消方法としては、料理の練習をすることですが、劣等感やコンプレックスに思うくらいの人は人に手料理を振る舞うことが怖くて出来ません。

 

劣等コンプレックスが生まれる原因

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ここからは、劣等感やコンプレックスが生まれる原因を解説していきます。自分の劣等感やコンプレックスの原因は何なのか?それを知ることで、根本的に劣等感やコンプレックスの原因を克服する解消方法の大きなヒントになります。

劣等感やコンプレックスが生まれる原因は、たった1つではありません。あなたに当てはまるもっとも大きな原因が必ずあるはずです。

劣等コンプレックスを感じている自分を客観的に見ることができると、自分の自信の無さの原因が分かり、自分を責めるような苦しい気持ちが薄らぐ解消方法になるはずです。

 

幼少期~青年期の生活環境

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劣等感やコンプレックスの原因は、もともと生まれ持った性格にも関係していますが、主に人格形成期である10代の頃の生活環境におおよその劣等感やコンプレックスの原因が規定されます。

幼少期から青年期の様々な経験が原因となって、大人になってからの劣等感やコンプレックスの原因に影響してくるのです。

例えば、幼少期に親から十分に愛された記憶が無い、認められるような事が無かったといった過去を持つ人は、成人してからも親に対して強い執着を持ち、先述したマザーコンプレックスやファザーコンプレックスを抱きやすくなるといった原因があります。

また、兄妹を持つ人には劣等感を感じやすい環境である原因が多いと言われています。兄弟や姉妹は、同じ親を持つという原因から「お兄ちゃんは〇〇なのに」や「妹と違って〇〇」といったように比べられやすいのです。

1番身近な家族である兄弟と比べられてしまうと、劣等感を持ちやすくなってしまう原因になります。

青年期では、学生生活において、周りの同級生や大人との関わり合いの中で自分が認められないような嫌な経験をしたり、人と比べられてしまった経験があると、周りに比べて自分は劣っているのだという劣等感やコンプレックスを抱きやすくなってしまう原因になります。

また、小さな経験でも過去のトラウマが現在の劣等感やコンプレックスの原因に繋がる事もあります。

自分のルックスについて誰かから言われた何気ない一言が原因で、大人になってからもずっと心に引っかかり、劣等感やコンプレックスの原因として残ってしまうといった事もあります。

これは立派なトラウマの原因なのです。トラウマとは、心の傷や心的外傷とも言われます。自分が予測できないような事故や災害がトラウマの原因として残ることがありますが、他人からの心無い言葉もまたトラウマの原因になり得ます。

 

理想と現実の乖離

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他に、劣等コンプレックスが生まれる原因として、理想と現実の乖離というものがあります。劣等感というのは他人と自分を過剰に比べてしまう心理状態ですから、自分がこうなりたいという理想が高ければ高いほど、現実の自分との差に落胆してしまいます。

例えば、芸能人などへ憧れを持っている場合は、一般人である自分との立場の差が大きいので、その差が大きければ大きいほど相手を高く評価してしまい、逆に自分の価値を低いと判断してしまいがちです。

誰しもが「ああなりたい」というような理想の人間や芸能人を頭に描いていますが、劣等コンプレックスを感じる人は理想に近づく希望よりも、自分の劣っている面に目が行きがちです。

このように、理想と自分の現実との差が大きいほど、劣等感やコンプレックスの苦痛は大きくなるのです。

また、現実と理想のギャップに苦しみやすい性格として、「完璧主義」「理想が高い」というものがあります。人一倍まじめで一生懸命な人ほど、完璧主義になりやすいものです。完璧主義というのは、精神的な負荷が大きいと言われています。

完璧主義の性格の人は、他の人に比べて理想が高いため、理想と現実との乖離が大きくなりがちです。常に完璧な人間などいませんから、完璧に出来ない自分に嫌気がさし、自己嫌悪に陥ることが多くなります。

 

劣等コンプレックスの解消方法

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ここまでで、あなたの劣等感やコンプレックスが生まれる原因や背景が、なんとなく浮き彫りになってきたはずです。

では、あなたが抱える劣等コンプレックスは、どのような解消方法を実践していくのが良いのでしょうか?劣等コンプレックスは、出来れば解消したほうがいいものです。

劣等コンプレックスとは、「自分は〇〇で劣っているから、何をしてもダメだ」と諦めてしまっている状態のことを言います。劣等コンプレックスを理由に、現実逃避をしてしまっているのです。

例えば、「勉強では〇〇君に勝てないから、やらなくていいや」といったように、本来頑張るべきことを、劣等感を理由にして頑張らない言い訳にしてしまっているのです。

このままでは、あなたの成長に繋がりませんし、劣等コンプレックスは前向きな感情を生みません。

劣等コンプレックスが強くなると良くないことの1つに、自分より優れている人を攻撃するようになるということがあります。嫉妬から悪口を言うようになったり、相手を傷つける行動をとるようになってしまいます。

他には、自分の不幸をアピールするようになってしまうといったことがあります。劣等コンプレックスの強い人は、自分の劣等感を話題にして他人の興味関心を引こうとしてしまいます。

自分の承認欲求を満たすために無意識で行うことが多いですが、自分の不幸話ばかりする人は、そのうち嫌われてしまいます。

こういったことにならないよう、劣等コンプレックスを解消するための解消方法や、具体的にどのような行動をしていくのが良いのかを紹介していきます。

 

①努力で理想を現実にする

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1つめの解消方法は、努力で理想を現実にすることです。劣等コンプレックスを抱く人は皆、「こうなりたい」という理想を持っているはずです。

自分がなりたいと思うルックスや、入りたいと思う大学や企業は、努力をする事によって実現出来るという希望を持つことが解消方法の1つです。

ポイントは、「なぜ?」ではなく「どうやって?」に変換すると考え方が変わってくるということです。これもまたアドラーの思想であり問題解消方法とされています。

なぜ自分はこうなんだろうという原因を考えるよりも、どうやったらああなれるのだろうという考え方に変えるだけで、問題の解消方法に向かっていくというものです。

ルックスについて劣等感を持っている人は、自分が理想とする芸能人やモデルさんを真似してみるという解消方法から始めてみるといいかもしれません。

勇気を出して、美容院に行ってヘアスタイルを真似てみる、メイクを同じように変えてみるなどしてみましょう。思い切ってプロの手を借り、変身してみるといった解消方法によって、違う景色が見える事があります。

体形に劣等感やコンプレックスを持っている人は、悩む時間をダイエットに励む時間に変えるという解消方法も良いでしょう。

運動や食生活の改善は健康にも繋がり、身体にとって嬉しい事です。こうした解消方法で努力を続けていくと、理想に近づいていく自分が好きになったりする事もあります。

解消方法を探し努力をしている人というのは周りから見てもキラキラと輝き、魅力的に映ります。理想と現実を比べて落胆してしまう時間を、理想を現実に変える努力という解消方法の時間に変えてみてはいかがでしょうか。

 

②多くが思い込みであることに気付く

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2つめの解消方法は、多くの劣等コンプレックスは自分の思い込みであると気付くことです。劣等コンプレックスを抱く人は、気にしている事について絶対的な感情を持っています。

例えば、「今日のメイクは可愛いね」と言われたとしても、自分は目が小さいから絶対にそんな事はない、目が小さい自分は絶対に可愛くなれない、というように思い込んでしまい、劣等感を原因に否定的な感情を持ってしまいやすいです。

しかし、自分が気にしていることは、周りから見れば大したことがないというのが真理です。自分の劣等感やコンプレックスは自分だけの思い込みであるということに気付けば、コンプレックスの克服は直ぐそこです。

思い込みに気付く解消方法として、1度、信頼できる友達や家族に自分の劣等感やコンプレックスについて相談してみてください。

ここでのポイントは、強がらず、素直に自分をさらけ出すことです。そんなに簡単に出来ない、と思うかもしれませんが、勇気を出して相談してみると案外「ふーん。そうなんだ。」といった反応が返ってきます。

自分が自分のことを異常に気にしているのと同様に、良い意味で他人も自分のことにしか興味が無いので、他人からしてみれば大きな問題ではないのです。

思い切って自分の1番気にしていることを打ち明けてみると、それを問題だと思い込んでいるのは自分だけであり、他人の目を気にするのは無駄だということに気付けるはずです。

 

③価値の解釈付けを変えてみる

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3つめの解消方法は、価値の解釈付けを変えてみることです。自分が劣等感やコンプレックスと感じている部分の価値の解釈付けを変えてみるというのは、劣等感やコンプレックスを個性として受け入れ、強みに変えるということです。

劣等感やコンプレックスとは、視点を変えてみればあなたのオリジナリティであり、長所なのです。あなただけが持つ素晴らしい強みです。実はこれがコンプレックスの1番の解消方法です。

例えば、お笑い芸人でありダンサーとしても活躍している渡辺直美さんは、自分の体形を劣等感やコンプレックスに思っていましたが、逆の発想で劣等感やコンプレックスを売りにして活動をしていった結果、世界的に支持される人気者になりました。

また、お笑い芸人のトレンディエンジェルというコンビは、2人とも頭髪が薄いことを劣等感やコンプレックスに思っていました。

ある日そのことを相談した先輩から「それを売りにしてみたら?」と言われ、薄毛のコンプレックスをお笑いのネタにし始めた結果、人気が爆発しました。彼らの「ハゲで悩んでいる人を元気にしたい」という姿勢が、視聴者から指示されたのです。

他にも、背が高いことが劣等感やコンプレックスだったけれど、それが売りになったハリウッドモデルなどもたくさんいます。皆、自分のコンプレックスを武器にして、同じ劣等感やコンプレックスを抱える人々に勇気を与えている存在です。

劣等感やコンプレックスは自分の弱みだと思っている人は、逆の視点から新しく自分を見つめ直してみると、自分だけの思わぬ強みが見つかるかもしれません。

 

④瞑想やマインドフルネスの導入

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4つめの解消方法は、瞑想やマインドフルネスを導入してみるといった解消方法です。劣等感やコンプレックスは、自分自身の心の問題が原因であることがほとんどです。

逆に言えば、自分の心の在り方を変えるだけで、劣等感やコンプレックスの苦しみを和らげることが出来るとも言えます。そんな時には、瞑想や自分の心を見つめなおす時間を取ると良いでしょう。

瞑想で気持ちを落ち着かせ、自分は何が嫌でどうなりたいのかといった素直な気持ちを感じる時間もまた1つの解消方法です。

また、劣等コンプレックスは他人の目や評価を過剰に気にしてしまいがちなので、自己の精神統一を図り、自分の意識を他人の目から自分の心へ向けることも劣等感やコンプレックスが和らぐ解消方法に繋がるでしょう。

こういった自分の心を浄化する解消方法を「マインドデトックス」と言います。心のエネルギーを妨げるコンプレックスなどの感情を、1度クリアにする解消方法のことです。

他人と自分を比べてしまい、劣等感を強く感じて思い悩んでいるときの原因というのは大概、考えすぎているときやモヤモヤしているときです。

そんなときは心を落ち着かせ、自分の素直な気持ちを洗い出す解消方法である「自分デトックス」を行ってみましょう。

 

自分なりの向き合い方を考えよう

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この記事を読み、自分の劣等感と向き合うことによって、いま自分の抱える劣等感やコンプレックスの原因や解消方法のヒントは見つけられたでしょうか。

劣等感を持つ人がすぐに解消方法を見つけ、自分に自信を持てるようになることは難しいですが、劣等感の原因を考え直したり、自分の心の在り方を変えてみたり、自分を見つめ直したりといった時間を少しずつ増やしていきましょう。

もし、過去に自分の劣等感やコンプレックスの原因について言及してきた人がいたとしても、それは他人の意見であり、あなたの意見ではありません。劣等感やコンプレックスを原因にして、自分のことを自分で諦める必要はありません。

少しずつでいいので、自分の理想に向けて解消方法である行動や努力をして、見方を変えていけば、必ず苦しい劣等感が和らいでくる解消方法が分かるはずです。

劣等感やコンプレックスの暗い感情にどっぷり浸かってしまうのではなく、劣等感を感じている自分を客観的に見られれば、解消方法も自ずと見えてくるのです。

それには、自分なりの劣等感の原因との向き合い方を考える必要があります。いきなり、劣等感やコンプレックスを武器に芸人になったりハリウッドモデルになろうとする必要はありません。

人には得意不得意があります。自分の劣等感の原因と向き合い、自分の出来る解消方法を出来る範囲でやっていきましょう。

人は誰しも、人より劣っている部分があるのです。劣っている部分があって当たり前だ、という風に考えてもいいかもしれません。劣等感を克服する近道は、劣等感を受け入れることです。

劣等感を受け入れるということは、自分を肯定するということと同じです。劣等感は悲観するようなものではなく、人生を好転させてくれるバネになることもあります。

劣等感を感じると、自分に価値がないように思えて苦しいかもしれませんが、自分の劣等感から目を背けていては何も変わりません。現実逃避をしているばかりでは、人生が充実することはないからです。

あなた自身の成長のため、あなたの人生を謳歌するために、劣等感をうまく利用するといった考え方をしてみてはいかがでしょうか。自分を見つめ、自分の素直な気持ちに耳を傾け努力するその過程で、あなただけの個性が輝いていくはずです。

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