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好きな人とエッチをしている時に、彼がゴムなしでしたいと言ってきたことはありませんか?
ゴムなしですると聞いた時に女性が考えるのが、「妊娠」や「性病」のリスクだと思います。「知らず知らずのうちに妊娠中していた。・性病にかかってしまった。」となったら、後の対処がとても大変です。
ゴムなしでエッチしたいと思う男性心理はなんなのでしょうか。それにともなう妊娠や性病のリスクはどんなものなのか。詳しく見ていきましょう。
ゴムなしエッチのリスクは?
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彼氏がいるもしくは夫がいる人にとって、エッチをしないことはほとんどないと言えます。
いざエッチをしようとした時に彼が「ゴムなしでしたい。」と言って来たら、女性のみなさんはどうしますか?彼の要望に応えて、そのままゴムなしでエッチしてしまってもいいものなのか悩みますよね。
しかし、男性の中には生でしたいと考える人が多くいます。
生でした方が男性にとっては気持ちいいのかもしれませんが、その後に女性が負うリスクは非常に大きいものです。もしそのままゴムなしでエッチをして妊娠してしまった場合、両親へはどう伝えればいいのか。学生だったらどうすればいいのか考えなければいけません。
【1】性病のリスク
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性病は女性にだけリスクがあると思っていませんか?実は男性にも性病の危険性があります。身体にブツブツが出来たり性器がかゆくなると病院に行こうと考えますが、中には何の異常もなくて知らず知らずのうちに彼氏彼女にうつしていたことが1番危ないです。場合によってはHIV(エイズ)にかかる危険性もあります。性病の症状には、
・風邪をひいているわけでもないのに、のどの痛みがある。
→咽頭淋病・咽頭クラミジア
・尿が濁っている。・尿から膿が出る。・排尿時に痛みや、しみた感じがある。
→淋病・クラミジア
・性器が痛い、かゆい。
→淋病・クラミジア・梅毒・トリコモナス・マイコプラズマ・ウレアプラズマ
・性器に水ぶくれがある。
→ヘルペス・梅毒
・身体にブツブツがある。・全身にアザや斑点がある。
→HIV・梅毒
・性器にしこりがある。腫れている。
→梅毒・クラミジア
など様々なものがあります。
【2】妊娠する可能性がある
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女性が男性にコンドームを付けてほしいとお願いしても「外で出すから大丈夫。」と言ってそのまま続けてしまう人もいます。「外で出すなら大丈夫なのか?」と言われればそうではありません。
男性が射精する前の分泌液の中にも精子はあります。なので射精する直前に抜いたとしても精子はすでに子宮に入ってるかもしれません。
実際に、膣外射精をしたのに妊娠をして中絶をした女性がいるという結果もあります。
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例えば、尖圭コンジローマにかかると塗り薬で治ることもありますが、場合によっては外科的な方法で、イボをレーザー光線で取り除く治療がされます。終わった後に痛みが残ったり、傷跡が残ることもあるようです。このようなことを避けるためにも、性病対策はしっかりしておきましょう。
☆避妊に関する間違った知識。
まずはじめに、10代の人工妊娠中絶届け出が1日に何件あるか知っていますか?なんと、1日に約40件もあるんです。
避妊に関する知識が不足しているために起こった妊娠で結果的に中絶してしまう。これは男性にとってはあまり負担を感じないことかもしれませんが、女性にとっては精神的にも身体的にも大きな負担があります。避妊に関しての知識をみなさんはどれくらい持っているのでしょうか。
・射精する時は外に出せば問題ない。
・生理の時にエッチしても妊娠しない。
・2回目以降は精子の量も減るので問題ない。
・エッチした後に炭酸飲料で膣を洗えば妊娠しない。
・コンドームを2枚重ねて使えば妊娠の確率が減る。
エッチに関して、こんなふうに思っている人はいませんか?実はこれらはすべて間違った知識です。
特に若い女性だと、排卵日にバラつきがあるので生理中でも妊娠する可能性があります。「射精する時に外に出せば大丈夫。」なんて思わないでください。
炭酸飲料の話にはなんの根拠もありませんし、コンドームを2枚つけたとしても穴があく可能性があるので危険です。このような間違った知識を持っている人は注意しましょう。
ゴムなしエッチをせがむ男性心理10選!
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男性は、どうして生でしたいと考えるのでしょうか。
女性にとって性病や妊娠のリスクがあるのはもちろんのこと、男性にも性病の危険性はあります。コンドームを付けずにエッチをする男性心理はどんなものなのか、詳しく見ていきましょう。
【1】相手への征服欲がある
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男性が生でエッチしたいという気持ちの中に、「征服欲」というものがあります。マーキングといってもいいかもしれません。
単純に気持ちいいからという理由もあるようですが、精神的に征服した感じが持てるのかもしれません。
【2】男性側に余裕がない
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頭の中では「ゴムをつけなきゃ。」と思っていても、男性側に余裕がないこともあります。その時に、自制心を保てずに生のまましてしまうこともあるようです。
リスクを背負っている女性からすると、そこは理解できないところですね。
【3】コンドームがキツイ
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自分のものが大きいと市販のコンドームがきつく感じることがあるようです。
だからといって生でエッチしてもいい理由にはならないので、男性のみなさんは自分に合ったコンドームを見つけてください。
【4】子孫を残すための本能的なものがあるから
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エッチをして妊娠したら子供ができるというのは周知の事実です。
実際に子供がほしくてゴムなしでエッチすることもありますよね。妊娠が目的でゴムなしでエッチすることはなんの問題もありません。
【5】お互いを大切な相手だと認識しているから
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お互いを大切なパートナーとして認め合ってい、しっかりとした信頼関係があるのなら性病のリスクや乱暴なエッチで傷つく心配も低くなります。お互いを特別な相手として考えることで心身ともにリラックスできてセックスを楽しめるようになります。
生でエッチをすることで、男女としての関係が一層深まったと感じる男性は多いようです。
【6】コンドームを付けた時の不快感が嫌
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妊娠や性病のリスクを避けるためにも、コンドームを付けることは大切ですが、その中には「コンドームを付けると違和感があって、エッチを楽しめない。」「コンドームを付けるとこすれて痛みを感じる。」という声もあります。女性にもそう考える方がいるようです。
また、コンドームを付ける時に手間取ってしまうのがめんどくさいと感じるなどの声もあるようです。ゴムなしでエッチをすることが、心身ともに解放されると感じるのかもしれません。
【7】欲望にまかせてセックスしたいから
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エッチをする時に手錠などを使ってコアなエッチをするカップルもいます。何かしらの方法で拘束することで相手を支配できたように感じている男性やそれをお互いに楽しんでいるカップルもいます。
本能的に自分がしたいと思うことをすると、より気持ちいいと感じるのかもしれません。
【8】スリルを味わえるから
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性病や妊娠のリスクはあると分かっているものの、スリルを求めてゴムなしでエッチをすることもあります。最初のエッチではコンドームを付けいても満足できていたのが、次第に慣れてきてさらに刺激を求めようとすることがあります。
お互いが合意した上でのエッチであればですが、コンドームを付けないセックスはスリルがさらに増すのでしょう。
【9】「ゴムなしでセックス。」がエロいから
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コンドームを付けないでエッチをすることは、お互いの性器が直に触れ合うということです。男性側がその気持ちよさを求めていることもありますし、女性側からもそれを求めることもあるかもしれません。
そのエロさを味わいたいという理由でゴムなしを要求してくる可能性があります。
【10】流れでそうなった場合もある
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男性の中には、「エッチの時の流れでゴムをつけない状況になっただけで、別に深い意味はない。」と答えた人もいるようです。このような男性は、もしかしたら女性への負担やリスクに関しての知識があまりないのかもしれません。
ゴムなしでエッチするような状況になった場合は、きちんと相手にコンドームを付けてもらうようにしましょう。
ゴムなしエッチをうまく断るには?
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男性の中には、エッチに対して甘い見方をしている人もいます。そんな時にも、女性は自分の身は自分で守らなければいけません。
しかし、相手が彼氏(好きな人)だった場合、どうやったら嫌われずにうまく断ることができるのでしょうか。男性のみなさんはもし相手の女性がこのような言葉を言ったらきちんと気持をくみとってあげてください。
コンドームを付けてエッチをすることは、女性だけでなく、男性にとっても性病を防ぐメリットがあります。
【1】「今日は危ない日だから。」
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女性は排卵日だと普段よりも妊娠しやすい傾向があります。
もしも相手の女性が排卵日を意識していて、「今日は危ない日だから。」と言ったら男性のみなさんは気持ちをくみとってコンドームをつけるようにしましょう。
【2】「このコンドーム使ってみたい。」
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売られているコンドームには様々な種類があります。ゴムなしエッチの状況になった時に女性側が「友達にもらったやつ試してみたい。」と言うのもいいでしょう。
男性側も相手が提案してきたものなら受け入れやすいかもしれません。
【3】女性から「コンドームつけてあげる。」
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女性側から男性にコンドームを「付けてあげる。」というのも効果的です。
彼氏もNoとは言いずらいですし、エッチの流れの中でも自然に言うことができその場の雰囲気を壊しません。
そうすれば、自然な流れでゴムをつけることができます。
ゴムなしエッチをした時に、妊娠を防ぐためには?
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ゴムなしエッチをするとなった時に妊娠を防ぐ最終手段として有効なのはなんでしょうか。
妊娠を防ぐための方法を紹介します。手段に関しては自分は安心できて最も良いというものを選択することをおすすめします。
【1】低用量ピルを飲む
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低用量ピル(OC)は、経口の避妊薬です。低用量ピルを飲むときには必ず医師からの処方が必要です。ピルの種類は2種類あり、それぞれ使用方法も違います。
また、検査をしてから服用できるかできないかが決まるので、きちんと医師からの診断を受けましょう。
ピルを服用するメリットは
・生理の周期が安定する。
・避妊できる確率が高くなる。
・長い期間服用すると、直腸がんや子宮体部がん、リウマチの予防になる。
・生理痛を抑えられて月経前症候群の症状が緩和される。 などです。
またデメリットは、
服用できない人もいる。
・頭痛や吐き気などの副作用がでることがある。
・2日以上服用するのを忘れると妊娠する確率があがる。
・毎日同じ時間に服用しないといけない。
などがあります。
【2】排卵日を避けて、安心な日にエッチする
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自分の基礎体温を計って記録しておくことで、排卵の有無や月経の周期がわかるので自分がいつ妊娠しやすいかが分かります。最近では排卵日予測検査薬などもあるので利用してみるのもいいでしょう。
安心な日にエッチするメリットは「排卵が終わっているので安心できる。」などで、デメリットは、「女性の身体はホルモンバランスも関係してくるので100%安心はできない。・妊娠する可能性が0ではない。」などがあります
【3】殺精子剤を膣の中に入れる
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殺精子剤は、ゼリー状やフィルムの薬剤を、前もって女性の膣の中に入れて精子が子宮に来る前に殺してしまう薬剤です。
殺精子剤を使うメリットは、
ちゃんと使えば避妊率が高くなる。
・女性側が使うこともあるので雰囲気が壊れない。
・簡単に挿入できる。
また、デメリットは
・薬液が外に流れると避妊率が下がる。
・エッチの5分前に入れなければいけない。
・1つにつき1回の射精でしか効果がないので、2回目以降はまた薬液を入れないといけない。
・薬液の有効時間は60分で、射精するまでに60分以上かかると避妊はできない。
になります。体への負担が心配という方や怖いという方はやはりきちんとゴムをつけることをおすすめします。
【4】子宮内に避妊具をつける
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子宮内に付ける避妊具は2種類あります。1つはゴム製のキャップ(ペッサリー)を自分で子宮口に入れて付けることで、精子が入るのを防ぐものです。
ペッサリーは受胎調節実地指導員の保健師・助産師・看護師や産婦人科医で自分に合ったサイズを処方してもらうものなので、必ず指導を受けましょう。
もう1つはIUDという器具を子宮内に装着する方法です。これも医療行為の1つなので必ず医師の診断を受けましょう。
愛のあるエッチをしよう!
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男性がゴムなしセックスを求めることは意外と多いようです。しかしそこには「妊娠」や「性病」などのリスクがあり、性病に至っては男性にも伝わることがあります。
お互いがコンドームをつけなくてもいいと納得しているのであれば問題ないですが、相手がコンドームを付けてほしいとお願いしてきたら、その気持ちをきちんとくみとってあげましょう。
また、避妊する方法はコンドームをつけることだけではないので、もしコンドームが使えない・合わないなどの悩みがあれば、ピルなどを使うのもおすすめです。リスクの少ない、安心安全なセックスを心がけましょう。