しゃくれの原因15選!スプーン矯正やマッサージで顎が治る? | ToraTora[トラトラ] – Part 2

目次

  • 1 しゃくれに悩む人必見!
  • 2 しゃくれの原因15選!
  • 1 しゃくれの治し方は?
  • 1 しゃくれを治して笑顔になろう!

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引用: Pixabay

自分の顔を鏡で見て、「顎がしゃくれている・・・。」と感じたことはありませんか?

幼い頃からしゃくれていた人もいれば、生活習慣の中に何かしらの原因があって、しゃくれ気味にになってしまったという人もいるでしょう。

顎がしゃくれてしまう原因はなんなのでしょうか?また、治す方法はあるのでしょうか。自分の顎がしゃくれていることを気にしている人は多いと思います。自分が気軽にできそうな方法から試して、少しずつしゃくれを改善していきましょう!

みんなに羨ましがられるような美顏になるためには日々の努力が大切です。

しゃくれのにはワケがある?

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しゃくれは、「下の顎の方が上の顎の歯より前に出ている状態のこと。」です。

目で見て確認した時に、下の唇が上の唇よりも前に出ていることが特徴としてあります。医学的な言葉で表すと下顎前尖症(かがくぜんとつしょう)となります。また、反対咬合(はんたいこうごう)や受け口などの言い方もあります。時には、おしゃぶりをした子供にも起こることがあるようです。

しゃくれと受け口の違い。

しゃくれは、受け口とも呼ばれると書きましたが、若干異なる要素もあるようです。

しゃくれは、下の顎が突き出ている状態なので、輪郭の形そのものを表す時に使われます。受け口の場合は、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態のことで、かみ合わせが逆になっていることが多いです。

また、受け口は反対咬合とも呼ばれていて直接の原因は歯並びにあると言われています。その他に、しゃくれにはどんな原因があるのでしょうか。

しゃくれの原因15選!

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引用: Pixabay

しゃくれてしまう原因を紹介します。

しゃくれが気になる人はまずはこれらの原因に思い当たるところはないかを考えて、当てはまっていた場合はこれらの行為をやめるように意識しましょう。

【1】うつ伏せで寝ている。

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引用: Pixabay

寝ている時のクセ、または楽な態勢だからと言って、うつ伏せで寝ていることはありませんか?うつ伏せはしゃくれになる原因と言われています。中には子供の頃に「よくうつ伏せで寝ていたからしゃくれているのかも・・・。」と感じている人もいるようです。

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引用: Pixabay

うつ伏せで寝ることと同じように、横向きの態勢で寝ることも、しゃくれの原因になると言われています。

また、しゃくれに関係なく、うつ伏せ・横向きで寝ることは顔のゆがみの原因になるといわれていて、顔のむくみになるとも言われています。寝るときにこのようなクセがある人は注意しましょう。

【3】歯ぎしりをしている。

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仕事の最中に、無意識で歯ぎしりをしている、または寝ている間に歯ぎしりをしていて人から指摘されたなんてことはありませんか?

特に寝ている時などの無意識とも言える状態では、歯ぎしりをしているかどうかは自分ではわかりません。歯ぎしりの原因はストレスともいわれていて、それがしゃくれにつながってしまうことはよくありません。人から教えられて気づいた時には、早めに対策を考えましょう。

【4】頬杖をついている。

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日々の生活の中で、無意識のうちに頬杖をついていませんか?

クセになっている人も多いと思います。パソコンをいじってる時、本を読んでいるときなど、ついつい頬杖をついてしまう機会はたくさんあります。

しかし、頬杖をついている状態は、自分の顎に負担をかけていることと同じです。それが原因で、顔の骨格がゆがんだり、顎の周りの筋肉が固まってしまうことがあります。頬杖がクセになっている人は、少しずつ改善していきましょう。

【5】噛むときのクセがある。

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普段の食事で、左側の歯ばかりを使って食べているなんてことありませんか?

ご飯を食べるときの負担が片方に偏ってしまうと、顔の骨格がゆがんでしまいます。また、片方ばかりに負担が集中するので、左右のバランスが崩れてしまうことがあります。ご飯を食べる時には、左右両側を使ってバランスを整えましょう。

【6】遺伝の影響がある。

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両親のどちらかが、下顎前突症の場合、子供にもそれが遺伝しやすくなります。

遺伝が原因だと考える人は多いのかもしれません。

【7】子どもの時のクセが原因。

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子どものころに、指しゃぶりや口呼吸をしていると下顎前突症の原因になると言われています。

また、舌で歯を押して、歯に強い圧迫がかかることも原因になります。

【8】鼻詰まり。

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ひどい風邪を引いた時などに鼻詰まりがひどくて口呼吸をしてしまうこともありますよね。

口呼吸は、先ほどと同様に下顎前突症の原因になると言われています。舌は通常時には上の顎の内側に付いています。(口蓋と言われている天井の部分。)頬の力と舌の力がうまく合わさることで歯の形と大きさが保たれています。

しかし、口呼吸をしている時、舌は下の顎の内側に貼りついています。鼻詰まりがずっと続くと口呼吸の状態もずっと続くことになります。なので口呼吸を続けていると下顎前突症になりやすいです。このような状況は睡眠時無呼吸症候群や寝不足の原因にもなると言われています。

【9】筋肉が硬まっている。

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顎の筋肉が不自然なところで固まってしまうと、顎の関節がゆがんでしまいます。そうして顎の角度が変わってしまい、しゃくれの原因になっています。

日々のマッサージで筋肉をリラックスさせて、顎に過負荷をかけないように注意しましょう。

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【10】食いしばっている。

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食いしばりも長時間続くと、顎の筋肉が固まります。食いしばることで顎の筋肉に大きな負担がかかるので、しゃくれの原因になります。

食いしばりなどは、日々のストレスが原因で無意識のうちに食いしばるようになってしまった場合もあるので、気づかないうちに歯を食いしばっている人は、気づいた時に少しづつ改善していきましょう。また、寝ている時にもそのクセがでることが分かっている場合は、マウスピースなどを使うのも方法の1つです。

【11】前歯の歯軸が原因。

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上の顎の前歯が内側に傾いていて、下の顎の前歯が外側に傾くと、骨格に問題はなくても歯の萌出方向が原因になって反対咬合になつことがあります。ですが、早いうちに反対咬合に対処することで顎の成長は改善されます。

【12】顎の大きさが違う。

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上の顎が小さくて、下の顎成長しすぎてしまった時に、前歯のかみ合わせが逆になってしまうことがあります。

そうすると、さらに顎の成長が抑制されるので下の顎が成長してしまいます。この場合でも、子供のうちに対処するのが1番いいです。顎の成長が止まった後でも治療できます。

【13】舌の位置が下の方にある。

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口呼吸が習慣化すると、舌の筋肉もゆるくなります。

反対咬合の時は、舌の先が前歯につくのはもちろん、食べ物を飲み込む時にも舌が前歯を押し出すので下の顎が成長しやすくなります。

【14】姿勢が悪い。

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普段から猫背気味になっている人はいませんか?真っ直ぐな姿勢に比べて猫背はあまりよくないと言われていますが、反対咬合の面からしても猫背はよくありません。

猫背によって首が前にでると、首の後ろの筋肉は緊張状態を保っていますが、それとは反対に首の前の方の筋肉や下の顎の筋肉が緩んで下の顎が前に出る傾向があります。

【15】臼歯が生えてくる。

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中学生くらいの二次成長の時期には、身長とともに、下顎も一緒に成長します。

そして大きくなったあごには第二大臼歯が出てきます。この歯が生えてくるころは、下の顎の成長もあるため咬合の力も弱いです。さらにそこに口呼吸が習慣化している人は要注意です。咬合力の強化や、鼻呼吸の習慣化をしていきましょう。

しゃくれの治し方は?

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しゃくれを直すためにはどんなことをすれば良いのでしょう?

ここからはしゃくれを直すための方法について紹介していきます。

美顏になるための方法は?

【1】スプーン矯正

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自宅で簡単にできるしゃくれ対策として有名なのが、スプーン矯正です。スプーン矯正は、スプーンで下の顎を押すことで顎を後ろに引っ込ませる方法です。

・スプーンの裏側を上の顎の歯の裏に当てる。

・下の顎にテコの原理を使って押し上げる。

の順番で行って、何回か繰り返しましょう。ですが、力の入れ過ぎはよくないので無理のない範囲で行ってください。スプーン矯正は即効性はありません。地道にコツコツやり続けることが大切です。

効果を実感するまでに1年くらいかかることもあります。そもそも、しゃくれは日々の生活のクセが原因になっていることもあるので、そのクセを治すことも考えるとそれくらいの期間が必要になってきます。

【2】しゃくれマッサージ

現代の生活では、パソコンやスマホが人々の生活に深く関わっています。

それらを長時間使っている人も多いのではないでしょうか。それが原因で、首や肩、顔の周辺のリンパの流れが悪くなっている可能性があるのでマッサージをするのもおすすめです。

リンパの流れが悪くなって、筋肉が固まってしまうと、顔がむくんでしまうこと以外に、しゃくれがより悪化する可能性があります。日々の生活の中にマッサージを習慣化させるのもいいでしょう。

セルフマッサージのおすすめはこちら!

【3】施術をする

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しゃくれを治すための施術に、「セットバック法」というものがあります。骨格が原因になっている受け口の改善にも使われる施術です。「骨切り術」とも呼ばれるセットバック法は、下顎の突出した骨を切る(もしくは削る。)ことで理想の状態にする施術です。上の顎を突出させて下の顎を後ろに移動させる場合や、上の顎を突出させるだけの場合もあります。

受け口やしゃくれの人は他の人よりも下の顎の骨がやや長いことがあるので、削るのは下の顎の方になります。セットバック法は専門性の高い、外科的な施術になります。外科医としてはもちろんですが、歯科矯正に関しての経験や知識が必要です。

セットバック法の施術によってはほうれい線が目立ったり、皮膚がたるんだりするリスクがあります。そのようなことを避けるためにも、信頼のおける医師にお願いしましょう。自力での対策であまり効果がでないこともあるので、心配な時は専門の方に相談しましょう。

【4】髪型を変える。

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しゃくれ対策に即効性が欲しいという方には、髪型を変えるという方法があります。スプーン矯正などは効果を感じるまでに長い期間が必要ですが、髪型を変えることはすぐに実践できます。顎がしゃくれている人は、顔全体が面長な印象を与えてしまいます。しゃくれをうまくカバーできる髪型はなんなのでしょうか。

☆おすすめの髪型。

【1】ミディアムスタイルにゆるふわなパーマ。

髪型全体に動きを出すことで顔の輪郭をごまかすことができます。パーマは、自分の気になる部分にボリュームを出すようにするのがポイントです。ヘアアイロンなどを使って自分の納得いく巻き方にしましょう。

【2】ナチュラルなボブスタイル。

面長な人におすすめなのがボブスタイルです。顎のライン合った位置に前髪がこないようにするのがポイントです。ラインに合わせてしまうと、より強調される可能性があります。ボブスタイルは小顔効果もあるのでおすすめです。

【3】トップにボリュームを持たせたショートカット。

顔が面長の女性の場合、全体的に捉えた時にヘアスタイルで視線を上半分に持ってくることが大切です。適度なゆるふわをイメージしてボリュームを持たせるようにしましょう。

ショートカットの場合は、トップに印象を持たれやすいのでワックスなどを利用してゆるふわな感じを演出するといいでしょう。ですがボリュームを持たせ過ぎてしまうとかえって顔が長く見えてしまうので、あくまでもゆるふわを心がけてください。

人気の髪型を合わせてチェック!

【5】歯医者で歯列矯正する

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歯並びが原因でしゃくれている時には、歯列矯正をするという方法もあります。歯列矯正は、歯に装置(ブラケット)を付けてそこにワイヤーを通します。そのワイヤーが通るときの力を使って少しずつ歯を動かして矯正していきます。下の歯を引っ込める、または上の歯を前に出すことでしゃくれ対策をしていきます。歯列矯正のメリットは、

・歯並びが改善されるので、噛めるようになる。

・発音がしやすくなる などです。しゃくれの改善は見た目にも表れるのでコンプレックス解消にも役立ちます。

また、デメリットは、

・顎の骨格に問題があってしゃくれている場合では、歯列矯正のみでは効果を得られないことがある。

・ブラケットやワイヤーを使うことで歯磨きがしにくくなる。

・磨き残しがあると、それが原因になって虫歯や歯周病のリスクに繋がる。 などです。

また、治療には1~2年ほどの期間が必要です。歯列全てを矯正するのか、前歯だけを矯正するのかなどで治療の期間も変わってきます。歯列矯正をした後には、「後戻り(歯並びが矯正する前の状態に戻ること。)」を防ぐために、保定期間が設けられます。保定期間も1~2年程なので合計で歯列矯正には4年ほどの治療が必要だと考えてください。

歯列矯正は自費での治療になるので、全額自己負担になります。矯正の範囲や付ける装置の種類によっても変わってきますが、10万円~150万円が目安になります。その他の費用として、診断料・検査料に3万円~5万円。処置料として1回につき5千円~1万円。管理費・保定装置として5万円程度の費用がかかるかもしれません。なお、管理費・保定装置は基本料に含まれていることが多くあります。詳しい説明を歯医者さんでしっかりと受けましょう。

しゃくれを治して笑顔になろう!

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しゃくれを気にしている人は多いと思います。遺伝的になっていることもあれば、成長の段階でしゃくれてしまうこともあるし、生活習慣が問題でしゃくれてしまうこともあります。

しかし、しゃくれは対策次第でしっかりと治すことができます。また、子供の時から対処をしておくことも効果的です。しゃくれで見た目の印象を気にしている人は多いと思うので、そんな悩みを解決するためにも、自分のしやすい改善策に取り組んでみましょう。

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