【ゆっくり解説】巧妙・悪質に仕組まれたトヨタのモンスターマシン!?WRC不正事件の真相とは!?【しくじり】A maliciously designed Toyota monster machine!

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今回は、トヨタのWRC不正事件について解説します!!
巧妙かつ悪質に仕組まれたモンスターマシンST205は、どのようにして誕生したのか!?
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【目次」
00:00 オープニング
01:38 トヨタとラリー
04:32 トヨタの焦り
06:13 巧妙かつ悪質な機構
09:14 FIAブチ切れ・ヨーロッパブチ切れ

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【あらすじ】
【トヨタWRC不正事件】
トヨタといえば1993年、1994年、WRCを連覇した
その話で出てくるのが「ST205型セリカ GT-Four」
これはWRC選手権出場の為のホモロゲーション・モデルとして作られた、本気の勝負マシン
ところが1995年にトヨタは歴史に残るある不正をして、とても厳しいペナルティを受けたんだ。そんな事もあって、このST205は名車ではあるんだが、暗い過去を持っている、という面でも有名

トヨタとラリー
1973年に世界各国のラリー競技を統一化して、世界選手権として新たにWRCが創設された
トヨタはこの最初の頃から参戦しているから、ラリーを重視しているのは間違いない
1980年代になるとトヨタはセリカを投入してWRC制覇を本気で目指す
80年代はモンスターマシンであるグループBカーの時代
もともとヨーロッパメインでラリー活動を行っていたトヨタは、サファリラリーに初参戦した1984年にいきなりデビューウィン、そして1986年まで3連覇を飾っている
1988年になってやっとST165型セリカGT-FOURがデビューする
そして遂に1990年に名手、カルロス・サインツが勝利を重ねてWRCドライバーズチャンピオンに輝く
ランチアは6年連続タイトルなのね。本当に絶対王者という感じ。
1992年にはさらに戦闘力を向上させた185型セリカGT-FOURを投入、1993年にはユハ・カンクネンのドライブで念願のマニュファクチャラー・タイトルを獲得した
翌年の1994年も今度はディディエ・オリオールによって2年連続でマニュファクチャラー・タイトルを取っている

トヨタの焦り

1995年になると、前年終盤に投入した新車、ST205型の開発が難航していた
ST205は電子デバイスをたくさん搭載して、スーパー・ストラット・サスペンションという新型の高性能サスペンションシステムを装備したハイテクマシンだった
一般に広く用いられているストラット式サスペンションはシンプル軽量な構造がメリットなんだ
旋回性能が向上した一方、すごく敏感なサスペンションだったため、能力を発揮できる領域が狭いってのが問題。
なかなか競技の現場では熟成が進まずに、ドライバーも車両のハンドリングに苦労していた
ボディが大型化したのも戦闘力を低下させた原因の一つ。

巧妙かつ悪質な機構
ところが、極端な高出力化で大事故を連発させたグループBの反省もあって、そもそもグループAでは出力制限がされていた。リストリクターというパーツで。
エンジン吸気口の大きさを制限して、最高出力を上げられないようにする装置。
同じ直径の穴なら空気流量が同じになるから、違うエンジン同士でもほぼ同じ馬力に出来る。
トヨタはこのリストリクターにインチキ加工をした。
トヨタが考えた細工は、エンジンに取り付けたリストリクターが5ミリほど動いて、別の吸気口を開ける、そんな仕組みなんだ
エンジンから取り外して車検に回される時には、リストリクターのパーツは所定の位置にあって、ちゃんと吸気制限をしているように見えるような仕掛けを作った。
予めリストリクター内部に変形しやすい部分を組み込んでいて、エンジンに装着する際にボルトできつく締め上げると、そこが変形してリストリクターを5ミリ前方に移動させる。
たった5ミリの隙間とは言え、50馬力は向上したと言われている。
アイデアも秀逸だし、それを達成する為の部品加工も本当に精密なレベルで、仕上げも実に美しかったらしい。現場ではトヨタのクラフトマン・シップに感嘆の声すら上がった程。
実は、今でもどうして発覚したのかが明確には報道されていない。一説によると、物凄い目利きの車検員がわずかなスライドの痕跡の傷を見つけた、とか、あるいは内部通報があったとか。

FIAブチ切れ・ヨーロッパブチ切れ

さて、これが発覚してFIAが激怒したぜ。ただちにトヨタを失格にして1995年の全ポイント剥奪、そして翌1996年終わりまで全戦での出場停止を言い渡した。
この時代のWRCはもうメチャクチャで、ルール違反が横行しまくっていた。どのチームも何かしらの不正をしていたのは公然の事実として、みんな知っていた。
当時を良く知るレース関係者にこないだ話を聞いたんだが、ラリーの現場での違反はやりたい放題だったようだ。
また1990年代のWRCは日本車勢が圧倒的に強かったから、日本叩きって側面もあったようだ。
異文化の新参者がいきなり連戦連勝となったら、やっぱり抵抗感を覚える人たちは必ず出てくるもの。
確かに、メーカーとしてレースを販促手段としてしか考えていない…、景気が悪くなれば撤退…、なんて考えじゃダメよね。レース文化を一緒に作り上げていく、という気持ちが必要。

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