引用: Pixabay
皆さま、しそジュースという単語を耳にしたことはありますでしょうか?
あまりスーパーやコンビニなどお店では見かけない飲み物ですが、実はしそジュースは心身ともにさまざまな良い効果があるとされ、女性を中心に近年大ブームとなっています。
そこで今回は、しそジュースとはそもそもどのようなものか、そしてその効能や、美味しい作り方、さらには効果的なしそジュースの飲み方まで紹介していきたいと思います。
しそジュースとは?
【1】しそジュースの材料は赤じそ
mi-aさん(@a.fuwari)がシェアした投稿 – 2019年 9月月22日午後9時18分PDT
しそといっても、一般的には青じそと赤じそがあります。
青じそとは、いわゆるスーパーでもよく見かける大葉と同じ植物です。一方赤じそとは、梅干しの着色などにも使われている赤色のしそのことを指します。
今回ご紹介するしそジュースとは、赤じそから作られたジュースのことを指します。そのため、しそジュースの色は鮮やかな赤色、梅干しにも近い色をしたジュースとなっております。一見着色料を使ったかのよな鮮やかさですが、実際は着色料ではなく、赤じそそのものの色によってできた自然なものです。
【2】しそジュースはスーパーで売っている?
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しそジュースをスーパーやコンビニなどお店で見たことがある、という方は少ないでしょう。それもそのはず、そもそもしそジュースという商品は販売されておらず、実はみなさん自宅で手作りされているんです。
梅雨の時期になると赤じそがスーパーで販売されるようになるので、この時期にしそジュースを作るのが定番です。さっぱりとした味わいなので、夏の暑い時期に入る前に作りためしておき、夏バテ予防にしそジュースを摂取される方も多いです。
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では、スーパーでも出回っていないしそジュースが近年何故ブームとなっているのでしょうか。
もともと、昔からしそジュースはお年寄りの方がよく作っていました。しそジュースの効能が健康にもよく味も美味しいと、昔から好まれて飲まれていました。
特に田舎に住む方であれば、近所の方からしそジュースをもらったことがある、という方も多いのではないでしょうか。しかし、若者にとってはすこし古臭く、美味しいイメージもなかっので飲むのに抵抗があると感じる方が多かったのも事実です。
そんなしそジュースが近年若者にも人気になってきた理由として、SNSによる拡散が大きな要因としてあげられます。色も鮮やかな赤色で見た目も綺麗なので、インスタ映えするとインスタでたびたび取り上げられるようになりました。その結果、オシャレや健康を気にする若い女性の間でしそジュースが一気に話題となりました。
しそジュースの効能まとめ【こんなにすごい!】
【1】効能1 疲労回復効果
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まずひとつめの効能は、疲労回復効果です。しそにはさまざまな良い効能がありますが、その代表的なひとつとして血液促進効果があります。
しそジュースを飲むと、血液が促進され、体のだるさ、肩こりや腰痛などが解消される傾向にあります。普段からデスクワークが多く体が固まっている方には、血液促進効果のあるしそジュースはとても効果的です。
【2】効能2 食欲促進効果
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ふたつめの効能は、食欲促進効果です。しそは夏バテ予防になる効能があるとよく耳にしますが、その理由のひとつでもあります。
実は、しそ独特の香りには私たちの食欲を促進する作用があるんです。さらに、しその香りには胃腸の調子を整える効能もあります。そのため、食欲が落ちがちな真夏の暑い時期でも、しそジュースを飲むことでしっかりと食事をとることができ、夏バテ予防にもつながるというわけです。
【3】効能3 ストレス解消効果
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三つめの効能は、ストレス解消効果です。しそジュースは、上述した通り体の調子を整えてくれる効能がありますが、実は体だけでなく心の部分にも効能があるんです。
しそに含まれている成分、「リモネン」には、人間の幸福ホルモンを刺激する効能があるといわれています。そのため、しそジュースを飲むとなんだか心が落ち着いたり、いらいらが収まったりと人をリラックスさせる効果があります。
ストレスが溜まったと感じた時に、しそジュースを飲むと効果的にストレスを発散することができます。
【4】効能4 ダイエット効果
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四つめの効能は、女性に嬉しいダイエット効果です。しそには血糖値の上昇をを防ぐ効能があります。そして、それと同時に脂肪の吸収を抑える作用もあるんです。
そのため、しそジュースを飲むことで糖質を抑えることができ、結果的にダイエットにもつながるというわけです。糖質ダイエットなど無理な食事制限をしなくても、しそジュースである程度の脂肪吸収を抑えることができるので、ダイエットにはとても効果的です。
【5】効能5 糖尿病予防効果
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五つめの効能は、糖尿病予防効果です。しそジュースはなんと病気の予防にもつながるんです。糖尿病は現代病とも言われていますが、実はある程度自分自身で予防できる病気でもあります。
しそジュースには上述した通り血糖値の上昇を抑える効能があります。糖尿病で一番怖いのは血糖値の上昇ですから、しそジュースを飲むことで血糖値上昇を防ぎ、糖尿病予防効果があるというわけです。血糖値を気にされている方は毎日でも飲んでおきたいところです。
【6】効能6 美肌効果
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しそジュース六つめの効能は、女性にとって嬉しい効能、美肌効果です。美を気にする女性にとって、美肌効果というワードは気になるものです。
じつはしそには「Bカロテン」という成分が含まれています。この成分には抗酸化作用があります。活性酸素は美肌にとって一番の敵とも言われておりますが、Bカロテンにはこの活性酸素を除去してくれる効能があるのです。
しそジュースを飲むことで、不足しがちな美肌に必要な栄養素をしっかりと補うことができます。
【7】効能7 婦人病予防効果
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七つめの効能は、婦人病予防効果です。将来子供を授かりたいという女性にとって、婦人病は予防しておきたいところですが、しそジュースにはその効能もあります。
まず、しそには体を温める効能があります。女性を悩ます冷え性の改善につながります。冷え性は万病の元、婦人科系の病気にもつながりますから、しそジュースを飲むことで予防することができます。
また、しそには鉄分もたくさん含まれており、貧血に悩む方にも効果がありおすすめです。
しそジュースの美味しい作り方を紹介【レシピ】
∘ ˚ 糸 さん(@simple.com_)がシェアした投稿 – 2018年 6月月26日午前4時22分PDT
さまざまな効能がしそジュースにはあることがわかりました。
ここからはさまざまな効能があるしそジュースをより美味しく飲むために、しそジュースの美味しい作り方を紹介していきます。
【1】しそジュースの美味しい作り方1 クエン酸
junyaさん(@junya1129)がシェアした投稿 – 2019年 9月月21日午後6時52分PDT
しそジュースの美味しい作り方のひとつめには、クエン酸と混ぜ合わせる作り方を紹介していきます。薬局などで簡単に購入できる、少し酸っぱさのあるクエン酸ですが、しそジュースと混ぜるとさっぱりとしてとっても美味しいんです。
作り方はとても簡単です。赤しそ300gほど、砂糖(赤しその2倍ほどの量)、水、クエン酸を用意します。沸騰させた水に赤しそを入れ、5分ほどしたらこします。そして、赤しそをこしたお湯の中に砂糖を入れ、溶けてきたらクエン酸を入れます。
以上でしそジュースの完成です。とっても簡単な作り方で効能たっぷりの美味しいしそジュースが作れちゃいます。
【2】しそジュースの美味しい作り方2 リンゴ酢
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しそジュースの美味しい作り方として、リンゴ酢と合わせる作り方もあります。フルーティーな甘いジュースがお好みの方には、しそジュースとリンゴ酢を混ぜ合わせると、紅茶のような甘みが出て美味しいのでおすすめです。
作り方は、先ほど紹介したクエン酸と混ぜ合わせた作り方とほぼ同じです。先ほど紹介した作り方の材料にあったクエン酸を、リンゴ酢に変えるだけで、フルーティーなしそジュースの完成です。しそジュースに抵抗があると感じていた方も、フルーティーなリンゴ酢だと飲みやすくおすすめです。
【3】しそジュースの美味しい作り方2 黒酢
ぷさん(@chiko_pooh_cat)がシェアした投稿 – 2019年 9月月16日午前5時35分PDT
しそジュースをとことん健康的に飲みたいという方には、黒酢と合わせた作り方がおすすめです。リンゴ酢やクエン酸の代わりに黒酢を使い、さらにお砂糖の代わりにきび糖を使うと、さらにヘルシーにしそジュースを飲むことができます。
甘さ控え目のジュースが好きな方におすすめの作り方です。この作り方がもっともしそジュースの効能を存分に得ることができます。
【4】しそジュースの美味しい作り方4 レモン
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最後はしそジュースとレモンを合わせた美味しい作り方を紹介します。
クエン酸やリンゴ酢は少し酸味が強い点が嫌だという方もいます。そこで、クエン酸やリンゴ酢の代わりにレモンを使うと、酸っぱさが減り、お子様でも飲みやいしそジュースになります。
レモンジュースのような感覚でしそジュースを楽しみたい方におすすめの作り方です。
【5】作った後は2〜3週間以内に飲む
引用: PAKUTASO
しそジュースを作った後は、必ず冷蔵庫で冷やすようにしましょう。やはり手作りのジュースですので、長く置いておくことはおすすめしません。
安全に飲むためにも、しそジュースを作った後は必ず2〜3週間以内で飲みきるようにしましょう。
しそジュースをより効果的にする飲み方は?
【1】飲み方1 しそジュースは朝に飲む
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しそジュースの効能しっかりと摂取する飲み方の一つとして、飲むタイミングが大事になってきます。実はその栄養分を一番しっかりと吸収できる飲み方は、朝起きてすぐのタイミングでしそジュースを飲むことだと言われています。
寝ている間に乾燥した体は、朝方になると水分を欲しています。そのタイミングでしそジュースを飲むと、水分と一緒にその効能たっぷりの栄養分も、しっかりと吸収してくれるというわけです。
もっとも効果的な飲み方をしたいという方は、朝にしそジュースを飲むのがおすすめの飲み方です。
【2】飲み方2 食事と一緒に飲む
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また、朝起きた時間以外にも、しそジュースの効能たっぷりの栄養分を、摂取しやすい飲み方があります。それは、食事のタイミングで一緒にしそジュースを飲む飲み方です。
食事をしているときは、さまざまな栄養分を体に取り込もうとするので、栄養素が体に吸収されやすくなります。そのタイミングで一緒にしそジュースを摂取することで、食事と一緒に栄養分が吸収され、その効能をより感じやすくなります。
しそジュースの味自体も、紅茶のようなさっぱりとした味わいなので、食事の邪魔をすることもありません。こちらもおすすめの飲み方です。
【3】飲み方3 好きなタイミングで飲む
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上述したように、しそジュースの効能を効果的に摂取したい場合は、朝方や食事の際に飲むのが一番よい飲み方です。しかし一方で、飲むタイミングを決めてしまうとルーティンとして続かない、という方もいるでしょう。
そうした場合は、自分自身の好きなタイミングで飲んでも問題ありません。どのタイミングで飲んでもしそジュースの効能を得ることはできます。
結局は続けることが大切なわけですから、自分自身が苦痛を感じない続けやすい飲み方で飲むことが一番大切です。
【4】飲み方4 1日に飲む量
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ここまでしそジュースにはたくさんの効能があると紹介してきましたが、その効能を得るためにとしそジュースを飲み過ぎるのも実はよくありません。しそジュースにはお砂糖もたくさん入っていますので、飲み過ぎると糖分を摂取しすぎてしまいます。
そのため、1日の水分をしそジュースだけにすることは避けましょう。朝や食事の時だけ、と飲むタイミングや頻度をある程度決めておき、それ以外のタイミングではできるだけお茶やお水など別の水分を摂取するとよいです。
【5】飲み方5 氷入れすぎない
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最後に、しそジュースを飲む際に、ついキンキンに冷やして飲みたくなりますが、氷を入れすぎないようにすることも大事です。夏バテ予防の効能もあるしそジュースですが、氷を入れて冷やし過ぎてしまうと、体が冷え、実は、逆に夏バテにつながってしまうこともあります。
ついつい冷たい飲み物が飲みたくなる、という方も、冷蔵庫で冷やすだけに留めておき、なるべく氷は入れずに飲むのがおすすめの飲み方です。
しそジュースを飲もう!
mayuさん(@mayu_mymc)がシェアした投稿 – 2019年 7月月17日午後2時26分PDT
インスタなどでも取り上げられ、オシャレ女子の間で近年大人気となっているしそジュースですが、その背景にはしそジュースのたくさんの健康に良い効能が人気となっていることがわかりました。
体の不調を癒したり、心を落ち着かせたりと、しそジュースにはたくさんの良い効能があります。しそジュースと聞くと美味しくなさそう、と感じていた方も、今回の記事を読んでみて印象が変わったのではないでしょうか。
今回ご紹介したしそジュースの美味しい作り方や効果的な飲み方を参考にしていただき、その良い効能を存分に摂取できるしそジュースを、ぜひあなたも試してみてください。