目次
- 1 中ニ病よりタチが悪い？裏中ニ病とは？
- 2 裏中ニ病の概要を解説！
- 3 裏中ニ病の特徴10選①
- 1 裏中ニ病の特徴10選②
- 2 裏中ニ病に気をつけろ！
引用: Pixabay
今回、ご紹介させていただきます裏中二病の記事。
「裏中ニ病」の語源や意味を一切知らないという方に是非読んでいただきたい記事となっております。「中ニ病よりもタチが悪い」とされている「裏中ニ病」の事をどこよりも詳しく解説！
「中ニ病」と「裏中ニ病」、それぞれの特徴・行動、奥に隠されたその意味や、言葉の語源について触れてまいりますのでご覧ください。
何かと悩み多い思春期
引用: Pixabay
「もしかして僕は中ニ病？」「俺って裏中ニ病？」「不満が募りすぎイライラしちゃって仕方がない・・・」
そんな悩ましい思春期のキミ！今、キミが抱えている悩みは自分にとって、「成長の過程」に過ぎないので深刻に悩まないで下さい。
また、自身のお子さんに「中ニ病」や「裏中ニ病」の行動や思想などといった特徴が見られ、「心配」されている親御さんも悩みすぎないようお願いいたします。
この記事を読まれた皆様の「抱えているモヤモヤ」が一掃できるよう徹底的に応援いたします！
「中ニ病」＝「精神疾患」などではない
引用: Pixabay
先ずは「中ニ病」という病が何なのかを語源を交えながら説明させていただきます。
ツイッター等で話題になっていた中ニ病。その言葉の意味ですが、「中学二年生」あたりの思春期の男女に共通した「背伸びしがち」な言動を「自虐する」意味合いで生まれた造語だったのです。
思春期の子どもにありがちだった「自己愛や空想・嗜好」などを揶揄する「ネットスラング」になり、この「中二病」という言葉の中に「病」という文字が含まれる事から・・・
「精神病に分類される精神疾患」
などと認識される事も多々あったようでした。
しかし、実際には医学的な意味など含まれておらず精神疾患とは一切無関係だったのです。
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引用: Pixabay
この言葉そのものが造語であった事は冒頭でも書かせていただいたのですが、語源考案者が「伊集院光さん」だった事は意外にも知られていなかったようでした。
伊集院氏が「自身の自虐ネタ」として、自身のラジオ番組・「伊集院光のUP,S深夜の馬鹿力」内で考案していたこの造語は、瞬く間に日本中を一世風靡する事となったのでした。
このように伊集院氏が語った翌週からラジオ内で・・・
というコーナーが立ち上げられ・・・
リスナーから募った「症例」（投稿ネタ）を体系化させ番組が盛り上がる事に。
放送当初は、番組内のリスナーの間だけで用いられていた「中二病」の名称。
気が付くとインターネットで大ブレーク。
2ちゃんねるの「中二病総合スレ」などで、この「中二病」という言葉が多用され、何かについて「こじつけ」のように使われる事態へと発展してしまいました。
次第に、この「中二病」という語源が世間では
として取り扱われるように。
そもそもは、伊集院氏が自身の事を単に、「自虐」する意味合いで作った造語だったはずなのに
それがいつの間にかこのようになっていた事に伊集院氏は・・・
- 「人を揶揄する意味で使われると、凄く複雑な心境になるんです」
と、「100分 de 名著」（NHK Eテレ・2015年9月23日に放送）の番組内で複雑な心境を暴露。
「自虐ネタ」に過ぎなかったこの語源の意味を
事に戸惑いを隠せなかったようでした。
そもそも「中ニ病よりタチの悪い」裏中二病ってなに？
引用: Pixabay
さて、これから本題に移ってまいります。
「裏中ニ病」とは、「中ニ病から派生した」一段と厄介な病とされていましたが、真実はどのようなものだったのでしょうか。
伊集院氏が生んだ造語「中ニ病」が、ネットでまん延した事によってあらたに引き起こされた現象がこれになります。
- 女子の中ニ病＝「小六病」
- 入社した手にも関わらずいっぱしの口を聞く＝「社ニ病」
などなど、さまざまな形で造語が生れる事となっていきました。
そのうちの一派が、「裏中ニ病」だったわけでしたが、この、「裏中ニ病」になってしまった人の特徴として・・・・
「中ニ病」の特徴である「青臭い行動」に対し、
というのが「裏中ニ病」の最大な特徴でした。
ざっくりと言えば、
- 軟派＝中ニ病（過剰なまでに空気を読む）
- 硬派＝裏中ニ病（意図的に空気を読まない）
なんだか、チョッピリややこしそうな「裏中ニ病」。
これから、そんな「裏中ニ病」の特徴や行動などに迫っていきたいと思います。
きっとあなたの周辺にもひとりやふたりは必ずいるタイプだと思いますがいかがですか？
- 「中ニ病のやつらがうざくって・・」などと思っている思春期真っ最中のキミ！
- 「うちのこの様子がへんなの・・・」と思われている親御さん。
- 「入社したてなくせに妙にエラそうにしている」と、入社二年目くらいの部下に不満を持つ上司の方々。
「裏中ニ病」の事を深く知って、ナルシストな「裏中ニ病」の特徴や行動パターンを分析していこうではありませんか！
裏中ニ病の概要を解説！
引用: Pixabay
まずは、話しの流れを明確化させるために、先に「中ニ病」の正式名称をご紹介させていただきますね。
非常に長い表記になりますが・・・
- 中学二年生精神異常型非日常的思考可能化自然発病性症候群（別名・厨ニ病）
なんとも長すぎな名称。いかにも精神疾患といった雰囲気全開ですよね。
しかし、この「裏中ニ病」。現代の医療では、対応不可とされていて「病」には分類されていなかった事がわかったのでした。
「裏中ニ病」という名称も、結局は、「中ニ病から派生した言葉」となっていたため、それぞれの語源の意味合いにはそう大差がなかったのでした。
それぞれの語源が意味する内容はこちら。
中二病
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引用: Pixabay
中学2年生あたりの、特に男子に多い「思春期特有の思想・行動・価値観」が過剰に発現。
その事によってイタい「背伸び」行動を起こす事に。
その多くは、加齢とともに症状が治まって自然治癒に至るのですが、稀に慢性化や重篤化の一途を辿ってしまう場合も。
その場合は、社会生活を営む上で障害となってしまう事もあるようでした。
裏中ニ病
引用: Pixabay
簡単に言えば、「中ニ病」と真逆な行動を示すのが「裏中ニ病」特徴になります。
「中ニ病」は、周囲に「反抗的」な態度や行動を示す一方で・・・
裏中ニ病は、非常に周囲に対して
そうで、「非常にお利口さん」な態度、行動を示してくるのが特徴だったのです。「中ニ病」に罹患している同級生らに対し、嫌悪感を拭えない「裏中ニ病」は、中ニ病的な行動や態度を示す者を一切シャットアウトしてしまうほど・・。
そして、中ニ病よりも厄介な点としては・・・
- 中ニ病を過剰なまでに意識しすぎるあまり、自分の行動に制御がかかってしまう
この事がタイトルにありますように、もっともヤバいとされる意味だったのでした。
ただ、「中ニ病」よりも悪質だと言われてきた「裏中ニ病」でしたが、世間では・・
- 典型的な中ニ病にも見える
- マイナーなオタクによくいるタイプ
といった声もあり、結局のところ・・・
という印象が強かっただけなようでした。
なので、名称は違っても、語源的には似通ったものと認識してもよかったのでしょう。実際にネットでも
- なにもかも「中ニ病」「裏中ニ病」で片付けるのは如何なものかと・・・
- 思春期の子どもにはよくある行動パターン
- 逆に「中ニ病」「裏中ニ病」に罹患されている人たちが特別だとは思わない
など、正直な意見がいっぱいあったようでした。
やはり、この「中ニ病」と「裏中ニ病」の語源そのものは、いたって似通った意味を示していたものだったのです。「中ニ病」「裏中ニ病」というツータイプの病の語源をお知りになり皆様はどのように感じられましたでしょうか？
次に、「裏中ニ病」の特徴をご紹介させていただきます。
「裏中ニ病」の行動パターンや、態度など様々な角度から迫っていきますのでご覧ください。
裏中ニ病の特徴10選①
引用: Pixabay
さて、「中ニ病」よりもヤバイとされている「裏中ニ病」には、どのような特徴があるのでしょう。
これから裏中ニ病の行動パターンを交えて詳細を解説していきます。
先にご説明してきた「裏中ニ病」の語源の意味を思い出しながら読み進めて行ってください。
【1】他人の目を気にする
引用: Pixabay
＜裏中二病の特徴＞
何事もプラスに評価されると、中ニ病のように徹底して・・・
「俺は他人の評価なんか全然気にならない」
という信念を貫く事が出来なくなるのが「裏中ニ病」。
＜裏中二病の行動パターン＞
中ニ病のように、「大人なんか信用出来ねーよ！」と、基本「裏中ニ病」は、中二病と同じ事を考える事もあったのでしたが、いろんな矛盾に縛られてしまい反抗する事が出来なくなっていたようです。
【2】異性の目が気になって仕方がない
引用: Pixabay
＜裏中二病の特徴＞
中ニ病のように異性に自己アピールを強烈に出来ない「裏中ニ病」。
「自分は異性からどんな風にみられているのか？」
が、やたら気になって仕方がないのが「裏中ニ病」だったのです。
＜裏中二病の行動パターン＞
最終的には、「裏中ニ病」は・・・
「自分は自分」
と開き直りナルシストに徹するのが上等手段でした。
ポーカーフェイスに徹して、徹底的に中二病に反抗していた「裏中ニ病」。その後ろ姿は哀愁さえ漂う寒い印象なのだとか・・・。
【3】身なりに一切無頓着
引用: Pixabay
＜裏中二病の特徴＞
流行最先端をいくファッションに身を包み、堂々とイケた自分をアピールしている、ある意味キラキラビームが強烈な中ニ病。
その中ニ病を本当は羨ましがっているのに「そんなのはちっともイケてないよ」と徹底否定するのが「裏中ニ病」のひねた特徴になります。
そして、お洒落に無関心な自分を装ううちに、次第に本当にお洒落に無関心になっていくイタい「裏中ニ病」。
どこまで突っぱねられていられるかは本人次第なのでしょう。
＜裏中二病の行動パターン＞
親から、「洋服買ってあげようか？」などと言われても、「裏中ニ病」は、「今のままで十分だよ」と、やせ我慢しながらスルーしてしまうのが「裏中ニ病」流。
「裏中ニ病」のステイタスとは、どこまでも中ニ病に反発する事だったのです。
【4】本当の友達が出来ない
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
誰とでもオープンな交友関係を保つ明るい中ニ病に対し、「裏中ニ病」は、中ニ病の事を冷ややかな眼差しで見ては「軽過ぎだ」と軽視。
強制的に「クール」な自分を演出する事で、中ニ病に対して、自分なりの攻撃を行うイタい「裏中ニ病」なのが特徴でした。
＜この裏中二病の行動パターン＞
誰とでもフレンドリーになれる中ニ病が羨ましい限りだった「裏中ニ病」。
どんどん卑屈になっていく「裏二中病」は、「マイペース」という仮面を被っては交友関係をシャットアウト。しかし、その末に待っていたものはただの「孤独」。
その事にうっすら気が付きながらも、もう後には引けない「裏中ニ病」は、どんどん孤独を深めていく事に・・・。
【5】親や先生の自身の評価に敏感
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
感情を思いのたけにぶちまける事が出来る中ニ病の事を、実は「いいな」と思いながら、「いや・・やっぱりあれでは駄目なんだ」と自身を奮い立たせる健気な「裏中ニ病」。
徹底的に夢想の世界観に浸り続るのが「裏中ニ病」の特徴でした。
＜この裏中二病の行動パターン＞
周囲の者から批判ゴーゴーの側面もあった中ニ病のそのイタい部分を見て学んだ「裏中ニ病」は・・・
「嫌われたり批判される事に対し、何もメリットはないんだ」
と考えるようになり、「良い子ちゃん」でいる方が賢明なことを悟るように。
そうして、大人たちや周囲からの高評価を得られるよう、心がけていく事となった良い子な「裏中ニ病」。
なかなか、本心をさらけ出せない当人は実は超しんどかったのです。
裏中ニ病の特徴10選②
引用: Pixabay
では、まだまだ続きます「裏中ニ病」の特徴第2選目！
たしかに気の毒なほど「中ニ病」に押されまくっている様子の「裏中ニ病」。結局、「裏中ニ病」の本意とはなんだったのでしょうか？
皆様も、「裏中ニ病」の独特な特徴や行動の数々を見てきて・・・「人間、素直にしている事が一番幸せなのにね」と感じられた方は多かったはず。
意地を張り続ければ、その先にあるのは「孤独」だけなのです。
愛する家族や、可愛い会社の部下などがそのような結末を迎えるのはやはり、「寂しい」の一言に尽きるのでしょうか。
【6】子どもっぽい行動に徹する
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
他者から、中二病っぽい行動をしていると、勘付かれたり指摘されることを異常に嫌う「裏中二病」。
この事により、さらに子どもっぽい行動をとってカモフラージュを続ける切ない「裏二中病」。
中ニ病を「子どもっぽい」と批判しながらも、自身が稚拙な行動で人の目を引いてしまうという何とも健気な「裏中ニ病」だったのです。
＜この裏中二病の行動パターン＞
中二病のように大人になろうとして背伸びするよりも、「周囲に従順であった方が効率が良い」と考るのが「裏中二病」の行動パターンだったのです。
【7】どこまでも徹底して「よい子」を演じる
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
友人関係や、異性関係などを大切にする中二病に反撃するあまり、周囲に「ツンデレ」になってしまうのがこの「裏中二病」の特徴。
どこまでも我が道をひた走る「クールな裏中ニ病」と思いきや・・・実は友達と普通にしゃべって楽しく交流を図りたい願望がいっぱいだった「裏中ニ病」。
心の中は永遠の3歳児だったのかもしれませんね。
＜この裏中二病の行動パターン＞
逆行・反動行動する事によって自分が存在する意味があると考える「裏中二病」。
その行動の特徴として、中ニ病がポジティブであればあるほど妬ましい感情に晒されてしまう「裏中二病」でした。
【8】赤ちゃん返り
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
徹底的に中二病を拒絶する「裏中二病」。
結果、家族らに対してもわざとに「赤ちゃん返り」をするなどして、周囲を驚かせたりするのが得意な事が「裏中ニ病」の特徴でもあったのです。
＜裏中二病の行動パターン＞
この行動は、「裏中ニ病」の自意識過剰が裏返った行動でした。
これだけ見ればある意味、「一種の病気」か「変人」として捉えられても致し方がないのかもしれませんね。
人間、意地ばかり張っていたら良好な人間関係の構築が出来なくなるのです。
多少強烈なキャラであっても、中ニ病のようにピュアであることも大切な事なのかもしれませんね。
【9】「自由奔放な中ニ病」を羨む真逆の心理に陥っていただけ
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
ようは、自分の意思表示を明確に出来る中二病のようになれない自分に苛立っていた「裏中ニ病」だったのでしょう。
真逆な事ばかりして周りを困らせるのが特徴になり、中二病の言い分に対しこのような反発感情を常に抱いていた「裏中ニ病」。
- お洒落して何の意味があるの？
- 家族と仲良しだけど文句あるの？
- 煙草？酒？そんなもんマズいだけでしょ？
- そんな音楽聴いて何が楽しいの？
などなど、とにかくダメ出しばかりするのが強烈な特徴でした。
＜裏中二病の行動パターン＞
「裏二中病」は、中二病を意識し過ぎて行動不能になりつつも、水面下でこのような反撃行動をするのがステイタスだったのでしょう。
しかし、そのような行動をしている自分に時折虚しさを覚える「裏中ニ病」。
そんな健気な部分が、さらにイタい印象となっていたようでした。
【10】結局はプライドが高いだけだった「裏中ニ病」
引用: Pixabay
＜この裏中二病の特徴＞
結局のところ、「裏中二病」は、自分をさらけ出して生きている中二病が単に羨ましかっただけなのです。
「裏中ニ病」のなによりも最大な特徴がこれだったのでしょう。まるで、小さな幼稚園児・・。中ニ病のほうがある意味、大人だったのかもしれませんね。
世渡り上手な「中ニ病」世渡りが苦手なタイプの「裏中ニ病」。
ジャイアンタイプの「中ニ病」と、のび太タイプの「裏中ニ病」の双方が半々だったらどんなによかった事か・・・・。
中二病に対して嫌悪感丸出しだった「裏中二病」。
徹底的に反発したりする行動が特徴でしたが、突き詰めて考えたら・・・
- 中二病のような考え方や行動に踏み切れず地団駄していただけ
だったに過ぎなかったのかもしれませんね。その気持ちが裏返ったものが、中二病批判に繋がっただけの事だったのでしょう。
兎にも角にも、思春期の成長過程に生じる「誰もが経験する」中ニ病と裏中ニ病の特徴や行動の多くは、自然放置することで治癒が可能な病だったようでした。
そうはいいつつも、社会人になってまで引きずれば
のままでいる危険もはらんでいるため、やはり要注意といえるのかもしれませんね。
裏中ニ病に気をつけろ！
引用: Pixabay
最後の章になりますが、皆様にとってためになる「目からウロコな体験談」を紹介させていただきながら、締めくくりとさせていただきます。
心の防御機能に異常をきたした「中二病」と「裏中二病」。発症の原因は・・・
だと言われてきました。
これ自体は、成長過程において誰もが経験する事でありますが、方向性を間違えてしまえば、
に変わっていく事も大いに考えられたのでした。
ですが、多くの子どもたちは、そのような経験を積みながら精神的にたくましくなっていくもの。
しかし、中二病や裏中二病の特徴である「大人になれない」という素質を抱えたまま社会に出ることになれば
を引き起こしてしまい、健全な社会生活を営めない大人になってしまう危険性も・・・。
重度になると、妄想などを引き起こし、社会の規律に反する行動を起こすなど大変厄介な事態になることも指摘されています。
一言で言えば、この「中二病」や「裏中二病」とは、思春期の不安定な成長過程が生んだ通過儀礼でした。
ただ、上記のように例外もあり、常軌を逸した方向性に向かうという危険な行動も予測されていたため心配されてきた病でしたが、基本的には・・・
でいる事で大概の問題は解決可能との事でした。
現在では、「中二病」や、「裏中二病」以外にも「高二病」や、フィニッシュに「大二病」なる言葉まで生まれ、意味がわからないという方が多くいらっしゃるようでしたが、それもごもっともな事なのでしょう。
「大二病」とは、「中二病や裏中二病、高二病の三つを併せ持った意味」の名称になり、各々の持つ「アンチ精神」が凝縮したものでした。
このように様々な名称が生まれておりましたが、実際には
- 否定的な事ばかりではなく肯定的な要素も含まれていた
事もわかったのでした。
その事については、これからお話しさせていただく以下の経験談をお読みいただければ、十分にご納得していただけるのではないかと思います。
引用: Pixabay
ある精神科医が自身で経験したことになりますが、その先生、東大受験を控えていたときに・・・
と考、前向きな自分になるよ暗示をかけながら・・・
- 魔物トーナメント表を作成
- 勉強をこれだけすればこの敵に勝てるんだ！
と妄想しながら、その事が勉強への原動力になったそうでした。飽きてきたら・・
などとバリエーションを広げ、その積み重ねによって見事！東大医学部に合格したのだそうでした。
この精神科医いわく、
という自己暗示かけていた自分自身も、当時を振り返ってみたら「中二病だったのかな？」と語っていたそうです。
精神科医のプロがそのように感じたくらいなので、「中二病」や、「裏中二病」で悩んでいる人たちが、
この事から、中二病よりもヤバイとされてきた「裏中二病」が、自身の成長の糧にする事が可能になる事もわかったのでした。
なので、自身に「中二病」や、「裏中二病」のような特徴や・行動が見られた場合は悲観するのではなく
と肯定的に捉えてください。
それらを自然に受け入れる事で、最高にポジティブな自分になれるのなら「渡りに船」だと思いませんか？
- 故・尾崎豊さんの「15の夜」
- 嶋大輔さんの「男の勲章」
- 3年B組金八先生の若かりし日の「マッチさん」
これらは昭和を代表する歌やドラマになりますが、これこそが典型的な「中二病」や「裏中二病」のイメージと解釈していただければ話は簡単だったのかもしれませんね。
この歌やドラマの中で見聴きしていたものは、全て思春期における特徴を表していた行動だったのでしょう。
まさに彼らこそ、「中ニ病」や「裏中ニ病」の原点だったのではないか。
真逆な行動をしていた「裏中二病」も、結局のところ「中ニ病」と「表裏一体」だったのでしょう。
「中ニ病」と「裏中ニ病の」語源は、ほぼ同じ意味合いを持っていた事もご納得いただけ、意識してカテゴリー分けすること自体がナンセンスだったのかもしれませんね。
「中二病」や、「裏中二病」の語源や意味、行動、特徴についてお話ししてきましたが、自身のお子様もしくは自分自身。
または、会社の部下が「裏中二病」に晒されていた場合は、その心理を逆手に取り否定するのでなく、一呼吸置いて
とヨイショして「共感」してあげてみてください。
頑なな態度を示していた「裏中二病」に罹患していた人たちも、次第に心を開き始めますから。
「自分の話に耳を傾ける者」に対し、嫌な気持ちになる人などいるはずはないのです。
寄り添う姿勢を見せる事で簡単に心理的な安定を取り戻させる事も可能になりますので、悩まれている方は是非この方法を試してみてください。
劣等感から強烈な自己暗示にかかって「オチてしまう」事は、「中ニ病」や「裏中ニ病」に限っての特徴ではないので、ゆったり大らかに見守っていきましょう。
もしも、行き詰まったときは、是非ともこの体験談を思いだしてください。きっとパワーが蘇ってきますから！
皆様がよりよい人生になるよう陰ながら応援しています。