山田千賀子の現在!被害者から巻き上げたお金でタワマン住みの豪遊?

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山田千賀子とは?【てるみくらぶ詐欺事件】

 

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2017年3月24日ごろから格安旅行会社「てるみくらぶ」を利用して海外旅行をしていた人たちを中心に事前にツアー代金などを支払っているはずなのに現地でホテル代を請求されたり、航空券が発券されない旅程が急遽変更されたなどのトラブルが続出しました。

3日後の27日、旅行会社の「てるみくらぶ」は海外に約3000人の旅行者を残したまま突如破産申請がなされました。

そして同日、てるみくらぶ社長 山田千賀子が弁護士、破産管財人と共に記者会見を行いました。

会見ではしきりに当時メディアが報じていた計画的な破産では無くギリギリまで経営を維持しようとしたと説明。現在会社から払えるお金は無く現時点で海外にいる旅行者は自腹でなんとか帰ってきて欲しいと涙ながらに説明しました。

破産申請時の負債総額は150億円にものぼりこの額は旅行業界としては戦後4位になるそうです。

その後警視庁による捜査が入り、結果的に山田千賀子は詐欺罪や粉飾決算の疑い、また破産したにも関わらず資金を自宅に隠し持っていたとして破産法違反で計4度の逮捕になりました。

懲役6年の実刑判決が確定し執筆時現在服役してると考えられます。

会見では倒産させる気は無かったとしていましたがその後の調べで2016年ごろから会社の資金繰りが悪化し、ほぼ綱渡り状態で経営を続け、利益は出てないにも関わらず決算書を偽造し銀行から融資を受けていたことが分かりました。

てるみくらぶは山田千賀子のワンマン経営だったとも噂されておりその経営方法に非難が集まりました。

多くのてるみくらぶ利用者には支払ったお金は帰ってこず開かれた債権者集会では「詐欺の意識は無く一生懸命働いてきた」と言い訳とも取れる発言をしました。

なぜこれほど多くの人が利用していたにも関わらず破産してしまったのか、元てるみくらぶ山田千賀子の経歴をまとめます。

 

山田千賀子の経歴【てるみくらぶ詐欺事件】

引用: Pixabay

名前:山田千賀子(やまだちかこ)

生年月日:1950年

高校:島根県立出雲高校?

大学:神奈川大学外国語学部?

1973年にてるみくらぶの前身会社「アイ・トランスポート」に就職

高校や大学は推測でネット上に流れているもので確定ではありません。

ですが前身会社の「アイ・トランスポート」では添乗員や営業をしていたということなので外国語学部に通っていたとしても不思議ではありません。

 

てるみくらぶ前身会社 アイ・トランスポート


引用: Pixabay

てるみくらぶの前身となる会社で益永高吉氏によって1973年に設立されました。

「テルミツアー」「さわやかツアー」などと銘打ったハワイやグアムツアーを中心とする旅行事業をおこなう会社でしたがバブル景気崩壊後、業績が悪化し1998年に売り上げが良かった事業部を分社というかたちで独立させ、それがてるみくらぶになりました。

てるみくらぶを設立後アイ・トランスポートは実質休眠状態となっていました。

てるみくらぶが破産申請をしたタイミングでグループ会社の清算手続きを進めるにつれアイ・トランスポートも債務超過に陥っていることが判明したため破産手続きを選択しました。

アイ・トランスポート入社後山田千賀子は個人旅行部門で成績を上げ、会社への貢献が認められて26歳の若さで同社役員に抜擢されます。

その後も敏腕を振るって業績を上げ1982年31歳という若さで取締役社長に就任しました。

てるみくらぶが設立され社長に就任、2005年には関連会社の株式会社「自由自在」の社長も兼任していました。

ですが結果的に経営不能に陥り、結果的には関連会社も合わせて倒産に追い込まれました。

 

山田千賀子、てるみくらぶ社長時代

引用: Pixabay

31歳の若さで社長になり年収は3000万円以上もらっていたと報じられています。

家はJR原宿駅付近に構え家賃35万円の高級マンションということです。

プライベートはほとんど情報がでてきておらず独身だったことは分かっています。

他の家族などの情報は一斉出てきていません。

若くして社長に就任しバリバリのキャリアウーマンとして働き続けていたようです。

山田千賀子が仕事が出来たのはもちろんですが会社側としても若い女性を社長に据えることでマスコットのような宣伝を兼ねていたなどの意見もあります。

山田千賀子は男性社員らにもて、女性社員などからも慕われていたようです。

てるみくらぶを設立後、インターネット販売で格安旅行を前面に押し出しみるみる成長を遂げていきました。

その立役者だったのがインターネットです。

当時はまだインターネットが商業利用され始めたばかりで、企業がネットHPをもっているのも珍しい時代でした。

山田千賀子は今後はインターネットの時代が来ると読みいち早くネット上で格安海外ツアーの販売を始めました。

また当時金融危機の影響で航空会社は煽りを受けており、ジャンボジェットなどの大型航空機の余剰席を旅行店に安く販売していました。

これに目をつけててるみくらぶは余剰席を安く買取り、ツアーをパッケージし安い値段で販売することで順調に利益を出していきました。

芸能界からも利用者が多く有名人も手軽に利用するなど華々しい業績を上げていきました。

ですが時代の波は恐ろしいものでライバル企業の出現航空会社の飛行機の小型化訪日客増加による空席減少さらに円安が重なり海外旅行者は減っていき、業績は徐々に立ち行かなくなっていきます。

元々が格安ツアーを販売していたので利益は他の旅行会社よりも少なくなり、小売業と同じで薄利多売で儲けるしかありません。

その結果、多く売ろうとするあまり需要ばかりコストばかりが先行しすぎて売り上げ、利用者が付いてきませんでした。

再起を図ろうと広告を打ったりシニア層向けの高級プランを発表しますが目に見える売り上げには繋がらず、負債が重なりました。

2011年には売上130億円を達成し、2015年まではほぼ横ばい状態だったものの2016年にはグループ会社の過去最高となる195億円を売り上げを計上しました。

ですがこの時には既に粉飾決算を行っており、売り上げは好調に見えて自転車操業の状態でした。

山田千賀子はワンマン経営状態で仕事をしていたらしく、周りの社員が会社の経営を心配しても社長には進言できない雰囲気だったようです。

もしかしたら社員に対して現代のパワハラのような高圧的な態度で接していたのかもしれません、それとも周りの社員には会社の業績のことはひた隠しにしていたのでしょうか。

山田千賀子が会社が傾いていることを認識した時にはもう手遅れの状態だったのです。

 

経営悪化で自転車経営に?【てるみくらぶ詐欺事件】

引用: Pixabay

世界的大手のエクスペディア等ライバル会社の進出航空ツアー比較サイトの台頭などでてるみくらぶは勢いを失っていきました。

それでも山田千賀子は運営を変えずに格安パッケージツアーの販売を推し進め経営は悪化の一途を辿りました。

広告などに力を入れて改善を計りましたが身の丈を超えた出費となり、費用対効果は得られず余計業績を圧迫させました。

ライバル企業の台頭で若年層を取られたと考えた てるみくらぶは逆にシニア層の取り込みを図ります。

シニア層向けの高級プランを打ち出し、新聞などのメディアに大きく宣伝広告を載せました。

しかし逆にこの広告費用が経営を圧迫してしまい本末転倒です。

ここで山田千賀子は粉飾決算という犯罪に手を染めてしまいます。

2014年度から債務超過に陥っていたてるみくらぶは銀行などの融資先から信用を得るため粉飾決算を始めました。

それまでの業績を都合よく書き換え赤字であるところを黒字にして実際の足りない分を銀行から融資を受ける形でしのいでいました。

虚偽の決算書を利用してメインバンクであった三井住友銀行から航空機のチャーター代金という名目で2億円を、同じように東日本銀行からも1億5千万円を騙し取っています。

ですが実際は赤字なので銀行からのお金も支払いに回し、今度はてるみくらぶ利用者である旅行客からお金を巻き上げることを考えました。

一括入金キャンペーン』と銘打って○日までに振り込まれた方限定など等の広告を打ち出し安くみせたお得なツアーを現金で買ってもらいそのお金で負債を補填しようとしていました。

ですが山田千賀子の目論みは外れました。旅行客から集められた現金ではすでに会社の借金を返せなかったのです。

その結果すでにてるみくらぶを使用して渡航していた旅行者から相次いでチケット発券の不備、渡航先でのホテル代金の請求、航空機の予約がされていないなど、場合によっては旅行者が海外から帰国できないなどのトラブルに発展していきました。

これに対してるみくらぶからの対応はほぼ無く『急のお知らせとお詫び』というメールが配信されるのみでした。

事件が明るみにでる一年ほど前の2016年春頃から信用調査会社にてるみくらぶの信用情報に対する問い合わせが増えていました。

信用調査会社である東京商工リサーチは調査取材を開始し、翌2017年3月24日の時点で本社、福岡支社、名古屋支社、大阪サロンが営業を停止しており、本社の従業員は非常用階段を使って出入りしていたことが発覚しました。

観光庁もこの件の調査に乗り出し26日に立ち入り検査を行われました。

観光庁によると、ハワイのホノルルでは、現地の日本大使館に「てるみくらぶを通して、支払い済みのホテル代を請求された」との相談が計3件あり、観光庁は安全確保を理由に、追加の支払いに応じることを勧め、費用が足りない場合は、日本からの送金方法を現地の在外公館大使館または領事館に聞くよう呼びかけました。

こうして山田千賀子の手にも追えなくなり破産申請をする形でてるみくらぶは終わりを迎えました。

 

山田千賀子、てるみくらぶ詐欺事件で逮捕

引用: Pixabay

てるみくらぶのお粗末な運営実態が明らかになり警視庁が動き出しました。

その結果粉飾決済を利用して三井住友銀行から搾取していた詐欺容疑で山田千賀子は逮捕されました。

破産当時利用客9万人から100億以上の金額が支払われていましたが、こちらに関しては詐欺罪は成立していません。

 

立証することが難しい詐欺罪


引用: Pixabay

山田千賀子が逮捕された容疑の詐欺とはあくまで銀行を騙して不正にお金を得ていたということで、利用者を騙して破産申請をするギリギリまで旅行者から代金を不正に支払わせていたことは認められていません

詐欺罪は立証するのが難しい犯罪と呼ばれており、その原因は加害者が故意に騙したかを証明する手立てが少ないからです。

例えば始めから返すつもりが全く無いのに、「必ず返すから」と言っておけば返せなくなっても借りた当時は返すつもりで借りましたという言い訳がまかり通ってしまうからです。

これと同じでてるみくらぶの山田千賀子も債権者集会ではハッキリと騙すつもりはありませんでしたと述べています。

このことから警察側は山田千賀子の違法性、悪意があったかどうかを判断できず旅行者を騙した罪では逮捕できないのです。

 

戦後4番目の負債額

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引用: Pixabay

最終的な負債総額は151億円にものぼりました。

この金額は戦後4番目の規模の負債額でリーマンショク後では最大を記録しました。1人の人間が生涯で稼ぐ金額は平均3億円といわれており、じつに50倍であり山田千賀子がどれだけ莫大な負債を抱えていたかが分かります。

2017年の11月6日に1回目の債権者集会が行われ、山田千賀子元社長、申請代理人、破産管財人が出席しました。

席上で山田千賀子は2013年頃からIATA(国際航空運送協会)の会員資格を守るために決算時に費用の取り消しや架空利益を計上する方法によって粉飾決算をしていたことを認めました。

破産手続開始時点では、破産に至った理由を「円安による利益率の悪化、対面販売や添乗員の増員で人件費が増大していたことに加え、2015年春より新聞広告を開始したことから販管費負担が増加したことで同社の経営を圧迫し、資金繰りが悪化した」と当初は説明していましたが、

第1回の債権者集会においては、破産に至った理由を改めて説明し「2017年2月時点で宿泊施設に対する債務が約5億6600万円あったこと、同年3月23日にIATAに支払うべき約3億7100万円の支払いが出来ず、宿泊施設や海外ランドオペレーターなどへの債務の支払の見通しが経たないことから破産手続開始決定に至った」と説明し直しました。

ここまで負債が膨らんだのはギリギリまで会社の経営を続けていたからだとも指摘されています。

2017年の4月23日には経営破綻で旅行に行けなくなった被害者らが東京で会合を開き「被害者の会」が正式に発足しました。

この会合では被害者の1人が発起人となり弁護士やTwitterの呼びかけで15人が集まりました

粉飾決算をし始めたのは2014年、てるみくらぶ破産が2017年なので実に約3年間赤字経営を続けかつ負債を増やし続けていたと考えられます。

この前にでも破産手続きをしていれば9万人という多くの人に迷惑を掛けずに済んだのでは無いでしょうか。

結果的にこの赤字経営が山田千賀子自身の首を絞めているように思えます。

 

山田千賀子4度の逮捕を迎える

引用: Pixabay

三井住友銀行、東日本銀行に虚偽の決済書類を提出して不正に融資を受けた詐欺罪で3度、その後も逮捕時に自宅に現金を隠していたとして破産法違反で計4度の逮捕になりました。

会社の破産を申請すると共に山田千賀子自身も破産手続きを開始しました。

普通であれば山田千賀子は会社のトップ責任者であるので自身の資産を投じてでもてるみくらぶの負債を補填すべきです。

ですが山田千賀子は破産管財人に対し保有資産は現金57万円のみと説明していましたが、警察が自宅を捜査した際に会社の金庫から持ち出した現金1千万円が明らかになりました。

山田千賀子はこれに対し破産後の生活資金にするつもりだったと説明しています。

会見では利用者を騙すつもりは無いといっておきながら自身の保身のため資産を隠していたとは到底許せる行為ではありません

 

山田千賀子の逮捕後【てるみくらぶ詐欺事件】

 

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2018年5月14日 元てるみくらぶ社長山田千賀子の初公判が東京地方裁判所で開かれました。

東京地方検察庁は山田千賀子元社長に対して懲役8年を求刑しました。

7月20日に判決が言い渡され、裁判長は「犯行の計画性や常習性は明白で、手口も巧妙だ」として執行猶予無しの懲役6年の実刑判決を下しました。

また判決では会社の金庫にあった役員報酬約1千万円を持ち出して隠し、破産管財人に対し保有現金が57万円と虚偽の申告をした破産法違反も認められました。

 

ここまで大規模な破産に至った理由

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引用: Pixabay

9万人もの利用者がいたにも関わらず破産申請をし倒産に陥ったてるみくらぶ何が会社をそうさせたのでしょう。

ひとつは山田千賀子の完全ワンマン経営にあったと言えます。

会社の業績が悪化していても社員には倒産寸前まで知らせなかったそうです。

格安航空ツアーを打ち出し、業績を上げていた山田千賀子ですが彼女は創業当時インターネットに目を付けネット販売という路線を打ち立てました。

それが成功で始まっていたのですが時代の波は残酷なもので今の時代ネット販売はもはや当たり前のものになっており、彼女が先見の明を見出せたのは時代の偶然といえるかもしれません。

現に新たな事業、ビジネスモデルを見出すことはなくライバル企業に次々と追い抜かされる形で業績は下降の一途をたどりました。

山田千賀子が31歳という若さで社長にのぼりつめたのには、事業で大きな成績をだしたというのもありますが、「アイ・トランスポート」の創業者である益永高吉さんのお気に入りの女性だったからというのもあるそうです。

また経済面での甘さも目立っておりてるみくらぶ社長の給料3400万円など、会社の運営にそぐわない人件費を払っており、旅行事業のコストがかさむ中で経費など削れる金額もあったのではないでしょうか。

山田千賀子が多くの収入を会社から得ていたことも分かっており多くの被害者からは裏では資産を隠しているのでは無いかという疑いの声も小さくありません。

 

山田千賀子の現在は?【てるみくらぶ詐欺事件】

引用: Pixabay

山田千賀子は執筆時現在、服役中になります。

記者会見や被害者説明会では「シニアビジネスにシフトすれば立て直せると思った。お客さまのためにやった」や「IATA(国際航空運送協会)の資格を守るために粉飾決済をした」など終始言い訳ともとれる発言を繰り返し、被害者の反感を買いました

それでも山田千賀子はギリギリまで会社を何とかしようと働いていた、利用者を騙す気はなかったと、やつれた表情で涙を拭きながら説明しました。

てるみくらぶの突然の破産は多くの人々に迷惑と影響を及ぼしました。

この件を受けて観光庁は再発防止を検討する「経営ガバナンスワーキンググループ」を立ち上げ、最終報告書を元に2018年に省令を改正しました。

改正内容は旅行代理店における弁済業務補償金の引き上げ、経営の面でもこれまでは5年に1度の提出でよかった決算申込書を毎年提出することを義務付ける、新たな旅行業立ち上げの際も公認会計士などからチェックを受けて観光庁に書類を提出する、他には経営破綻した際の海外での利用客への追加での支払いを保証する特約を盛り込むなどです。

このように政府をあげててるみくらぶのような例を出さないような仕組み作りがなされているのです。

日本観光協会も「海外募集型企画旅行(パッケージ旅行)の企画・実施に関する指針」を発表し、旅行代理店の収受額を旅行料金の20%以内に設定する、残金の収受は「旅行開始日の前日から起算し、さかのぼって60日目に当たる日以降」と定めました。

2017年7月の段階で認められただけでも10643件34億2059万948円の債権が確認されました。これはてるみくらぶ破産によって分かっているだけでも債権被害者が10643人34億2059万948円のお金が帰ってきていない事を示しています。

てるみくらぶの弁済限度額は1億2000万円までなので、被害者には平等に分配されることを考えると全体の約3.5%にしかなりません。そして1人あたりに行き渡る額としては最高でも13万円です。

海外ツアーともなれば代金も高額になるものも少なくなく、格安ツアーを販売していたといっても経営終盤ではシニア層むけの高級プランも販売していたことから被害者によっては100万円以上をてるみくらぶに支払ってしまっていた人も多いのでは無いでしょうか。

その金額の1割も返ってくる保証がないとは何とも悔しい気持ちになります。

また関連会社の「自由自在」も破産申請をし倒産しましたが、こちらは弁済限度額は7000万円に対し認証された債権が申し立てが153件2305万5000円なので、自由自在での被害者は全額が還付されることになりました。

山田千賀子逮捕後の2018年8月に開かれた第2回債権者集会では、銀行から借入金相殺後の残高である6,908万円の預金返還を受けれたこと、大韓航空から2,996万円の販売奨励金を受領したこと、同年5月1日までに2億31万円の税金還付を受けたことを明らかにし随時還付された金額を債権者に配当することが説明されました。

 

山田千賀子の不可解な点と怪しい噂

引用: Pixabay

山田千賀子は結果として逮捕されましたが、改めて経歴を調べてみると不可解な点や噂がでてきました。

まず一部週刊誌で報じられていたことですが山田千賀子はとある新興宗教の信者だったというのです。

元社員の証言では会社の一角に神棚なのか祭壇なのか儀式をするスペースがあってそこには巨大な大根のようなものが祀られており異様な雰囲気でした。

山田千賀子は毎朝その部屋にこもって大量の線香と会社中のポットを総動員してお湯を沸かし『南無妙法蓮華経…』と念仏を唱えてたそうです。

宗教と聞くと怪しいイメージですが山田千賀子は社員に信仰を強要することはなかったそうです。

またこのてるみくらぶの前身である会社『アイ・トランスポート』の創業者である、益永高吉という人が同じように宗教の熱心な信者だったことが報じられています。

山田千賀子は1973年に前進会社に就職しましたが、このアイ・トランスポートは1973年から創業を始めており山田千賀子は創業メンバーということになります。

大学を出ていたかは確認できていないですが、卒業したての新卒が出来立ての会社から内定をもらって就職することができるものでしょうか?普通なら既に旅行業で働いたことがある人を採用するのが経営者の心理だと思うのですが山田千賀子は立ち上げ時から前進会社で働き出しました。

この理由として山田千賀子と益永高吉が同じ宗教の信者で繋がりがあったのではないかというのが言われています。

引用: Pixabay

また益永高吉もアイ・トランスポートで負債を抱え、てるみくらぶが破産申請する前から自己破産をしていることが分かっています。

ですがマスコミやメディアでは益永高吉に関してはほぼ報じられておらずどんな人物なのか山田千賀子との関係や経歴は全くの謎となっており、一部では海外在住との情報もあります。

他にも経営状況を見直してみると事業が行き詰まりを見せ始めたシニア層向けの高級ツアーは新聞などに大きな広告を出して宣伝されました。

破産申請の一週間前に広告を打っており高額で数千万円ともみられる広告費は一体どこから捻出したのでしょうか。

広告を出すお金がありながらそれを返済に回していなかったのは不思議と言わざる終えません。

社員構成にも疑問が持たれます、てるみくらぶは海外法人を合わせても従業員は80名程度でした、破産申請は3月に行われましたが、この時来年度の新卒大学生50名に雇用内定を出していたのです。

経営が大変な時期に人件費を重ねてまで社員を取るのも謎ですし、その人数です既存の従業員の半数以上の大学生を新たに正社員として迎えようとしていたのは何か考えがあったのでしょうか。

結果として利用客以外にもこういった内定を出していた新社会人も就職先を無くし路頭に迷わせることになりました。

テレビで内定者があぶれたことが報道されると他の企業から厚生労働省に採用についての問い合わせが殺到しました。

一部企業はてるみくらぶの内定者に対し無試験・無面接での採用を呼びかけ、その結果「てるみくらぶ」内定者たちは全員他企業に就職することができたそうです。

就職は今や売り手市場と言われていますが内定をもらえずに苦しんでいる学生も少なくありません、そのような時代でもメディアを通じて困っている内定者を採用してどうにかしてあげたいという企業の優しさに温かい気持ちになります。

そしてもちろんですが、てるみくらぶで働いていた従業員はいきなり働き場所を失うことになりました。

破産前には事業所の入り口に臨時休業と紙が貼られ、従業員が非常口から出入りするなど社長からの指示があったことが分かっています。

山田千賀子はマスコミ、取材などから従業員を隠したかったのでしょう、しかし現場で働くスタッフには会社の現状はギリギリまで知らされずメディアが報じ始めたタイミングで知った人も少なくないようです。

従業員の中には家庭を持っている人もいたでしょうし、倒産による社員などへの救済措置は一切なく自力で再就職先を見つける他なかったそうです。また労働時間にたいする残業代が払われていなかったなどの証言もでています。

 

山田千賀子の今後は?【てるみくらぶ詐欺事件】

引用: Pixabay

てるみくらぶの破産は旅行業界にも衝撃を与えました。

格安をうたってツアーを販売している旅行会社は多くあります、てるみくらぶの破産を受けて他の旅行店から旅行を考えていた人はキャンセルや変更を考えるでしょう。

てるみくらぶ1社の倒産が同業者の信用にも影響を及ぼしました。

旅行会社が同じように銀行から融資を受ける際にも審査が厳しくなるかも知れません。

小さな会社は不安ということで大手旅行店に利用者が流れてしまえばまた他の会社の経営が立ち行かなくなりドミノ倒しのように破産ということにもなりかねません。

景気は不安がいつも付きまとい高いお金がかかる海外旅行は何度もすぐ行けるものではありません。

旅行自体にリスク、不安がつきまとうイメージが消費者に根付いてしまえば、市場の縮小にもつながります。

山田千賀子は逮捕時にすでに67歳、そこから刑期が6年なので終わった時には70歳を超えています。

山田千賀子自身も自己破産をした身ですが多くの被害者にはほとんど金銭的な補償がされていないことを考えると契機満了後も決して優しい道が待っているとは言い難いでしょう。

山田千賀子への不満は止まらず彼女自身も自己破産したにも関わらず、資産を隠し持っていたことなどから他にも資産を持っているのではという疑惑などもあり、海外に資産を隠しているなどの噂もあります。

会社、個人ともに破産申請をしているので山田千賀子は法律上被害者に対し返済をする義務などはありませんが、負債総額、被害者約9万人という規模を考えると誠実な対応を今後も望まれると予想されます。

今現在でも被害者からは経済的補償を望む声が多くあり、定期的に債権者集会が開かれています。

2024年出所後にどのような行動をするのかに注目されます。

ありがとうございました。

 

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