目次
- 1 カップルでルールは必要?
- 1 ルールを作ってカップル生活を円満に!
引用: PAKUTASO
カップルには様々な形があり、その場の勢いで付き合い始めた人もいれば長い片想いを経て付き合う人もいます。今のカップル相手が浮気をするか、これから誰より多くの時間を過ごすことになるかもしれないという事はまだ分かりません。
ドラマの中などではただの友達だと思う相手と遊んだりサシ飲みに行ったりすると「付き合っているのにサシ飲みに行くのは浮気じゃないか?」 と手を繋ぐような触れ合いがなくとも、相手からは浮気と疑われてしまうようなシーンがあるように、浮気に対してカップルで認識の違いは大きく影響します。
人によっては「サシ飲みは別にいいけどハグや手を繋ぐようなスキンシップは浮気に入る」と考えていたり、その線引きは様々です。そこが原因で喧嘩になることもあるのではないでしょうか。
引用: photoAC
とはいえ、人それぞれ嫉妬や愛情は他人からは見えないのでどうしたってすぐには分からず、付き合い始めのカップルはそれこそ手探りで知り得ていく情報です。
カップルなら喧嘩になるようなことは誰でも防ぎたいと思うことです。だからこそ、カップルにルールは必要か、考えて見てください。
ルールとは小さなことから決めていくならお互いの呼び名について考えたりすることも一つのルール、いわばカップルの中の決まりごとです。他にも膨らませていくならばデートについて。お泊りや記念日について、普段の生活について……様々なカップルのルールを考えることが出来ます。
カップルでルールを作るメリットは?
引用: PAKUTASO
カップルにルールを設けた場合、ルールを作る過程もメリットと考えて良い重要部分です。
それは何故か、まだ知り尽くしていない相手の考えをルール作りを介して聞き出せるからです。
お互いの線引きが分かるというのは大きいでしょう。価値観とも言えますが「何をどこまでなら許せて、逆にどこからは駄目」なのか。相手が譲歩出来る部分と嫌だと考える部分をルールとして明確に知ることはカップルが上手くやっていく上での強い味方になります。
浮気に見える行動の他に、サシ飲みに行ったり手を繋ぐような異性にして欲しくない行動をダイレクトに聞ける場は自分から言い出さない限り中々やってこないもの。何より、ルールとして自分の意思をはっきり相手に伝えることもメリットとなります。
引用: PAKUTASO
カップルは一緒にいる時間が長くなるほど何となく相手の気持ちの違いを察していくことが増えていくため、はっきりと言葉で意思を伝えることというのは意外と少なくなりやすいのです。
後になってから「今更そんなこと言われても」と思わせてしまうよりは言いたいことがあれば先に告げた方が受け取る側もすんなり聞き入れられます。
異性に対して今まで通りの行動をしていると距離感が近いままでいても中々気付きにくい点も。
意中の相手とカップルになってからは異性に対する距離というのは気になってしまうものであり、もう少し距離を置いて欲しいと思う場面や浮気を疑わしく感じる可能性も出てきます。
そんな時、カップルのルールとして相手に提案することで言い出しやすくなります。ルールを提案する際、お互い言われてから改めて気付く場合もあります。そこから浮気のキッカケとなる部分を先に減らす事も出来ますから提案してみて損はないです。
カップルでルールを作るデメリットは?
とはいえ人によっては「ルールなんて面倒、好きにさせて欲しい」と相手に思われてしまう場合もあります。それまで家族でもない赤の他人だった相手とルールという制限を作るのですから、慣れないうちは窮屈に感じるなんてことも当然出てきます。
また、カップルといえど後々になって肩苦しいと感じてしまうようになったり、制限をし過ぎてもストレスの元となります。ルールだからといって押し付けにならないように気を配ることは重要。
例えば、記念日に必ず予定を空けるとルールを作ったとしても仕事が入ってしまった、なんてことも考えられます。
そんな時に「ルールで決めてたのに」とつい責め立ててしまうことは要注意です。カップルのルールを怒る理由にしてしまうとお互いの為に決めたものが面倒に感じてしまうようになります。そこから浮気に繋がる可能性も否定出来ないのです。
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カップルのルールはお互いの同意で作ったものでそこに強制や絶対はありません。お互いの善意で成り立っているものであり、さも当然のようにルールを厳守出来るものではないのです。ルールとして連絡頻度など最初から細かく定めてしまうとやがて「まだ今日はこなしてない、こなさないと」とノルマのように感じて来ます。
筆マメじゃない人に小まめな連絡を求めても相手からすれば苦痛にしかならないように、お互いの性格も考慮した上である程度自由のある取り決めをしましょう。もしアクシデントが発生した時はその状況に合わせた柔軟な提案が出来ればベストです。
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カップルでルールを作る際におすすめのルールをこれからご紹介していきます。
ぜひこちらを参考に、カップルで円満に付き合えるルールを作ってみてください。
カップルで呼び名を決めてみる
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カップルのルールを決める入り口として最初に切り出しやすいのが名前の呼び方。「君」や「さん」などの名前の後ろに付ける敬称ひとつでも印象は変わります。
誰でも自分の名前をきちんと呼んでもらえるのは嬉しいように、是非相手のことも名前で呼ぶ時はどう呼ばれたいか聞いて下さい。
呼び方に好みもあります。名前を呼び捨てで呼ばれたい人やカップルの中で自分だけのあだ名を作って呼びたいと考えるカップルもいるので、遠慮せず自分から好きな呼ばれ方を告げると更に話も膨らみやすくなります。
飲み会は事前に伝える
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飲み会と一口に言っても色々なケースがあります。上司からの誘いや同級会、前もってではなく急なお誘いという場合もあり、サシ飲みというシチュエーションでは同僚以外にももちろん異性とサシ飲みになることもあります。
それくらい別に……、と考える人も少なくないでしょう。しかし浮気の可能性は知らないところで急に出来ていたりするもの。
サシ飲みについてどんな風に決めたらいいか迷うならば、サシ飲みだけでなく飲み会に参加するなら連絡するようルールを設けるといいでしょう。もしくはサシ飲み以外でも異性が参加する飲み会は連絡すると決めておくのも良いです。
先にカップルのルールとして明確にしておくと、異性とのサシ飲みを断ることの他に大多数の飲み会でも前もって連絡するなどワンクッション置くという行動を取れます。
言い忘れてたサシ飲みが後から発覚し後ろめたくなったり気まずいと思う心配を減らしたり、前もって連絡しやましいことはなくともカップルに浮気と勘繰られないようアピールも出来ます。
相手を不安にさせたくないのであれば異性とのサシ飲みは極力断るのがベストです。
引用: PAKUTASO
具体的な内容を決めるとすればデートでは手を繋ぐ、必ずハグをする。毎日ではなくとも、そういったカップルのルールを行動と紐付けて作るのも良いでしょう。付き合うようになってから段々と手を繋ぐことやハグなどの行動に新鮮味が無くなってしまうのは必然です。
それでもハグや手を繋ぐ、キスなどの定期的な触れ合いというのは大切であり、カップルのルールとして習慣付けておくと手を繋ぐ行動など相手からより受け入れてもらいやすくなります。
女性からの積極的なアプローチは言い出しにくく「ハグしたい」と告げるタイミングは見つけにくいもの。手を繋ぐにもどのタイミングで手を繋ぐと良いのか改まって悩んでしまう奥手なカップルもいます。
ハグや手を繋ぐなどのスキンシップで先手を打つならルールを活用したいところ。付き合いたての頃を忘れずデートを楽しむためのルールを作るのも円満なカップルに近づく一歩です。
引用: PAKUTASO
一緒に住んでいるカップルであればスキンシップの一環として考えてみて欲しいルールです。おはようのキスは日課として代表的ですが、社会人同士だと朝の時間が合わないカップルも多くいます。就寝前は心身共にリラックスしている状態なのでカップルの仲を深めるのに最適です。
日課はなにもキスだけじゃなく、ハグや手を繋ぐなどちょっとした触れ合いでも良いでしょう。ハグや手を繋ぐにしろ日課として決めた行動をきちんと続けることがポイントです。
もし自己主張を普段からあまりしないタイプなら尚のこと組み込んでみたいカップルルールであり、ハグや手を繋ぐなどスキンシップと絡めたルールはマンネリ解消のアシストとしても役立つので浮気防止にもおススメです。
引用: PAKUTASO
つい怒ってしまってそのまま口喧嘩、なんてことになってしまった時にむくれたまま口を聞かないなんて行動をやってしまいがちなタイプの人も中にはいます。
そういった人ほど感情的になるとどうしても言葉を上手くまとめられず「カップルなんだからそれくらい察して、それくらい気付いて」と相手に解決を委ねてしまいがちな傾向があります。
しかしそういった行動をカップルで繰り返してしまうと相手も疲れてしまいます。そこで気に留めて欲しいのが喧嘩した時の行動です。
喧嘩はその日のうちに仲直りが理想と言われますが頭では理解していても誰だって上手くいかない時だってあります。その代わり、じっくりとことんとまでは言いませんがもし感情的になっていたとしても、だんまりを決め込むことはせず言葉を交わすといったルールを作るのもひとつの方法です。
もちろん普段から思ったことはバッサリ言うタイプのカップルならば「喧嘩した後はお互い何かひとつお願いを聞く」という仲裁ルールや「仲直りのハグをする」といったルールを設けるのも良いでしょう。
引用: PAKUTASO
誰でも最初の頃は相手から良く見られたいと気を張ったりついつい格好付けがちに。しかしやがてどこで格好悪い自分やありのままの姿を晒け出して良いものか悩むことも。それは行動だけでなく心も同様で、思ったことを胸の内に溜めていると気づかぬうちに膨れ上がってしまいます。
我慢を続けて相手に伝える感情が減ってしまうとすれ違いの原因にもなり浮気をされてしまったり、と良いことはありません。溜め込むくらいならば少しずつ感情を吐き出せるような環境へ前もって整えておくべきです。
感謝も不満も好きも嫌いもその時の思いです。言葉はいつ吐き出しても同じですが思いはその時にしか伝わらないものがたくさんあります。ハグや手を繋ぐ行動などもしたいと思ったならいっそ伝えてみましょう。その瞬間の気持ちを伝えると感情の共有も出来るのでカップルの絆も深まりやすいものです。
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カップルで一度でも隠し事や嘘をつかれてしまえば、その後何事もなかったとしても嘘をついたことがあるという印象はどうしたって残ったまま。だからこそ最初のうちから行動だけじゃなく言葉にも気を付けておきたいところです。
特に仲の良い異性の友達がいたりするならば先に教えて伝えておくと良いでしょう。後々になって伝えると相手からすればどうして今伝えるのかと浮気の言い訳のように感じる場合もあり素直に理解しにくい場合も。浮気などトラブルの元を回避するためにも隠し事や嘘はやめたいものです。
引用: PAKUTASO
いくつか例を挙げたようにカップルでルールを作ると、自然にお互いの希望を汲みとった行動をしていることになります。サシ飲みは浮気なのか、カップルで浮気の定義をどのように捉えているかを知ると相手の立場で物事を考えるキッカケにもなるからです。
「確かルールを考えた時にサシ飲みについては決めてなかったけど嫌がりそうだから断わろう」と考えたり「さっきは喧嘩したけど寝る前のハグはしないと」と、気まずいままでもルールをキッカケにハグなどの事前に決めていた行動を促す場面もあり、試しに何か決めてみるだけでも有用と言えます。
しかしながら注意して欲しいのは、カップルのルールだからといって押し付けにならないように気を配ることです。
自分はルールをしっかり守ってるのに、と思う場面になったとしても相手にとってもやむを得ない状況になることもあります。ルールという枠組みの中でその都度状況に合わせた対応をするのは難しいことですが、お互いを尊重できるような譲歩も時には必要となります。
引用: photoAC
サシ飲みについての連絡やハグなどのスキンシップひとつでも、カップルでルールを作るとそれぞれが決めたことに対する配慮を意識的に行えるので、より相手を思いあったカップル環境を作ることが出来るようになり、ルールとして定めた少しの行動が快適に過ごすための手助けとなります。
事前に知っているからこそ不快にさせないよう気遣いが出来ることもあるでしょう。カップルの仲を傷つけてしまわないよう、お互いの心を守る意味でも予防線を張ることが出来るのです。
ルールを設けずとも仲は良いカップルだって勿論います。カップルのルールが無い方がお互い自由で上手くいったと感じてる方もいるでしょう。今の相手との相性もあります。
ルールを良くするのも悪くするのもカップル次第ですので、もし一度試してみたいと考えるならば相手の性格など考慮した上でどんなルールを作るのか決めてみて下さい。より良い関係を築けるよう、全てのカップルへ応援しています!