伊藤詩織と山口敬之(TBS)のレイプ裁判まとめ!枕営業?準強姦罪?

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伊藤詩織が起こしたレイプ裁判とは?

 

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フリージャーナリストの伊藤詩織さんが2015年4月に元TBS記者であった山口敬之さんから仕事の相談で会食をした後泥酔になるまで飲酒を勧められ、目が覚めると山口氏が性器を挿入しており酩酊状態のまま合意のない性行為をされたと訴えました。

事件後伊藤詩織さんは警察に被害届を提出し警察は捜査に乗り出しました。

1年を超える捜査機関も虚しく山口さんは逮捕されず東京地検は嫌疑不十分による不起訴処分としました。

週刊新潮が伊藤詩織さんの証言に基づき記事を掲載し、同じく検察審査会に不服申し立てを行いました。

不服を受けて審査会が調査をしましたが結果はまたしても不起訴、「慎重に審査したが、検察官がした不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がなかった」と意見を述べました。

伊藤詩織名義で「Black Box」と題した告発本を出版。本来ならつらいはずですがそれでも顔を明かし告発を行うことで日本における性暴力被害の課題を訴え、また日本外国語特派員協会で会見も行いました

現在伊藤詩織さんは民事による1100万円の損害賠償請求をしており裁判が行われている最中です。メディアによる報道もあり裁判における一般傍聴抽選には長蛇の列ができました

山口敬之側も名誉毀損として1億2000万円の反訴をしており、両者の主張は真っ向から対立しています。

裁判では当時の生々しい状況を質問するなどして女性に対するセカンドレイプではないのかという批判、これは世界でも問題になっている女性軽視、女性の性暴力被害の課題として海外のメディアでも報じられています

証言で当時の状況が分かってきましたが実際には何があったのでしょう?

世論の声は加熱し伊藤詩織さんに対してハニートラップだったんじゃないのか?枕営業だろ!などの心ない声や週刊誌が山口敬之さんの政府高官との交友経歴を報じるなど泥沼の様相を見せています。

2019年中に結果は出ると見られていますが法廷はどのような判決を下すのでしょうか?注目です。

 

伊藤詩織の経歴

引用: Pixabay

伊藤詩織さんは1989年に神奈川県で建築関係の父、専業主婦の母の間に生まれました。妹と弟との3人兄妹の長女です。

顔を出して性被害について会見した際は名前を「詩織」とだけ明かしており本名は家族の意向という理由で伏せられていました。

ですが書いていた記事やSNSなどから名前の特定がなされ「伊藤詩織」と判明し裁判でも名前が読み上げられた事から確定しました。

出身高校や大学は明らかになっておらずネット上では大阪大学や日本大学の名前が挙がっていますが明らかになっていません。

告発本『Black Box』では2014年にニューヨークでジャーナリズムと写真を専攻していたと紹介されておりアメリカに留学していた事は分かっています。

 

フリージャーナリストへ


引用: Pixabay

アメリカでジャーナリズムを学んだ彼女は「Shiori」名義でフリーランスのジャーナリストとして活動を始めました。

大手通信社のロイターの関連企業であるトムソン・ロイターでインターンをしつつ仕事を探していた伊藤詩織さんは当時TBSで働いていた山口敬之さんに仕事を紹介してもらえないか相談をして訴訟に繋がります。

訴訟と前後しますが2018年にはロンドンでドキュメンタリー会社を設立、ディレクターを務めたドキュメンタリー映像が海外で賞を受賞するなど精力的にジャーナリストとして活動しています。

 

レイプ被害告発


引用: Pixabay

2015年4月3日に元TBS記者である山口敬之さんからレイプ被害を受けたと週刊新潮で告発しました。

その翌週には顔を出して記者会見を開くなどして事件の被害を訴えています。

伊藤詩織さんは告発する以前に警察に被害届を提出し受理されていました。それにも関わらず検察の判断は不起訴となり事件とはなりませんでした。

山口敬之さん側は性行為に対して合意が合ったと主張しておりホテルという密室では客観的な証拠を提出するのが難しくこの点が争われている点です。

2017年10月には「伊藤詩織」名義で「準強姦被疑事件」を綴った手記『Black Box』を出版し司法が裁けないレイプ被害にまつわる法や社会体制の不備を「ブラックボックス」と例え女性の性暴力被害を訴えました。

 

山口敬之の経歴

 

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伊藤詩織さんから被告として訴えられている山口敬之さんの経歴を紹介します。

 

慶應義塾大学出身

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引用: Pixabay

山口敬之さんは1966年生まれの東京都出身です。

学歴は華々しく筑波大学附属中学校・高校を卒業し慶應義塾大学経済学部に入学しました。

 

TBS入社

引用: Pixabay

大学卒業後の1990年にTBSに入社、報道部に配属され様々な事件を扱いました。

順調にキャリアを重ねていき、ロンドン支局、臨時プノンペン支局、社会部、政治部、報道特集プロデューサーを経て、2013年からワシントン支局長を務めました。

 

記事告発で懲戒処分?

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引用: Pixabay

順調にキャリアを重ねていた山口敬之さんですがワシントン支局長を解任され営業局へ左遷を命じられます。

それにはTBSに無断で記事を週刊誌に載せたことが問題視されたためです。

ワシントン支局長時代に米国立公文書記録管理局の公文書からベトナム戦争下における韓国軍の慰安婦の裏付けを示唆する資料を発見しそれを記事にしました。

TBSとして報道しようとしたところ上層部からNGが出たとして週刊誌で記事を寄稿しました。

詳細は分かりませんが山口さん曰くTBSからは週刊誌に寄稿した事が問題ではなく寄稿に至る手続きに問題があったとして処分を命じられたそうです。

山口さん自身はこの判断に対して「事実は揺るぎなく、世に知らしむべきニュースと考えて公表に踏み切りました」とコメントを発表しています。

 

レイプ容疑で被害届が出される

引用: Pixabay

2015年4月にレイプ被害にあったとして伊藤詩織さんから被害届が提出されました。

TBSは警察からの山口敬之さんの問い合わせがあったことを認めており、またその最中に左遷と自主退職が重なっていますが関連はないとしています

山口敬之さんは伊藤詩織さんとの間で性行為が合ったことは事実としており、合意の上だったと主張を変えていません。

ちなみに山口敬之さんは既婚者であり不倫行為をしたことを認めている形になります。

またこのような事態になったことを受けて2人でホテルに行ってしまったことは申し訳ないと謝罪を述べていますがレイプなどといった暴力は無かったという主張です。

 

伊藤詩織と山口敬之(TBS)のレイプ事件概要

引用: Pixabay

事件当時に2人の間には何があったのかお互いの証言を元にまとめました。

両者意見が食い違う部分が多々あり両方の供述を載せています。

 

伊藤詩織さんが山口敬之さんに相談を持ちかける

引用: Pixabay

2013年頃ニューヨークの大学でジャーナリズムと写真を専攻していた伊藤詩織さんは生活費を賄うためにバイトをいくつか掛け持ちしており、その内のひとつピアノバーのウィトレスをやっていた所に山口敬之さんがお客として訪れ接点をもちます。

当時TBS記者として働いていた山口敬之さんに対し伊藤詩織さんが仕事を紹介してくれないかと頼み交流を持つようになりました。

その時の会話を憶えていた伊藤詩織さんが就活をする際に仕事を紹介してくれますか?と連絡を送り山口敬之さんの方からも相談に乗るので東京で会いましょうと約束を交わしました。

 

2人居酒屋で食事を行う

引用: Pixabay

2015年の4月3日、夜7時に恵比寿の居酒屋で話し合いを進めることになりました。

山口敬之さんは待ち合わせの時間よりも早く着いてしまい、時間があったので行きつけの串カツ屋で時間を潰すことにしました。

時間になり待ち合わせ場所の恵比寿駅に向かったのですが伊藤詩織さんはそこで初めて2人だけで会食をすることを知ったそうです。

当初は予約していた鮨屋に向かうはずでしたが山口敬之さんが串カツ屋に荷物を置いたままだったため、伊藤詩織さんを連れて串カツ屋に戻りました。

伊藤詩織さんの供述では最初に串カツ屋に入り、串焼き5本、瓶ビール2本のシェア、グラスのワインを1杯を飲み食いし、仕事の相談として会っているのに山口敬之さんは政府高官との人脈話や自慢話のみで就労の話をしなかったとしています。

対して山口敬之さんは串カツ屋に入ったことを認めながらも就職の相談、就労の話をしていたと言っておりまた伊藤詩織さんは相談の席なのにビール2杯、店名物のしそサワー、そしてワインを少なくとも2杯飲んでいたと言っています。

伊藤詩織さんの告発を受けた捜査では串カツ屋のスタッフからは詩織さんはワインは5〜6杯飲んでいたと証言が出ています。

その後串カツ屋を後にし予約していた鮨屋に向かいました

鮨屋でもお互いに日本酒を飲み、合わせて合計1升近い量を飲んでいたと店側は証言しています。

伊藤詩織さん自身は鮨屋からはアルコールのせいで記憶が曖昧になっており、普段はお酒にめっぽう強い自分が泥酔状態までなるのはおかしい何か薬を盛られていたのではないかと訴えています。

山口敬之さんは鮨屋で伊藤詩織さんから英語が上手であることや、ガッツがあることなど、自分の適性について自己PRをされた話していますがその他にも伊藤さんは裸足で店内で出歩く、知らない客に話しかけるなどしていたそうです。

 

伊藤詩織さんが泥酔状態になり山口敬之さんがホテルに連れ込む

引用: Pixabay

その後山口敬之さんが送っていくと店の外でタクシーをひろい、2人で乗り込みました。

山口さんの証言では鮨屋のうちから伊藤詩織さんはトイレに駆け込むなどして嘔吐をするほど酔っていたそうです。

タクシーの中では伊藤詩織さんはハッキリとタクシー運転手に対して最寄駅を告げており、運転手も聞いていると証言しています。

ですがタクシーの中でも伊藤さんが嘔吐ももよおしたことから山口敬之さんは自身が宿泊するホテルに連れていき介抱した方が良いと判断しました。

降車後は山口敬之さんが伊藤詩織さんの肩を担ぐようなかたちでホテルに入ったとされています。

この際も2人の主張は違っており伊藤さん側は意識が無いままホテルに連れてこられたと言いますが山口さん側は伊藤さんの意識はあり自身の足で歩っており自分からホテルに付いてきたと言っています。

裁判ではホテルロビーでの監視カメラ画像などが提出されましたが動画ではなく静止画となっており、画像が不明瞭でこの点の決着はついていません。

 

翌朝、伊藤詩織さんが被害に気づく

引用: Pixabay

2人でホテルに入った後午前5時ごろ伊藤詩織さんは下半身に異物を感じて目が覚めました。自身は裸で上にまたがる格好で山口敬之さんに犯されていたと証言しています。

伊藤詩織さんは激しく抵抗しトイレに逃げ込み、その際に山口敬之さんが避妊具をせずに挿入を行なったことに気づきました。

山口敬之さん側は抵抗などはせずトイレに行った後も自分のベッドに入ってきて「少し飲みすぎちゃった」と話していたと証言しています。

この4日後に伊藤詩織さんは警察署に被害届を提出しました。

 

伊藤詩織と山口敬之(TBS)のレイプ裁判まとめ!

引用: Pixabay

こちらが時系列ごとの裁判の流れになります。

 

被害届が出される

引用: Pixabay

2015年の4月9日に警視庁に相談し高輪警察署は同月末に準強姦容疑で告訴状を受理し、捜査を開始しました。

 

逮捕状が発行されたが逮捕は中止

引用: Pixabay

被害届が出されて2ヶ月後の6月には逮捕状が発行され、山口敬之さんは捜査の結果逮捕される運びになりました。

ですが当時の警視庁刑事部長の判断で執行の停止が命じられ、急遽逮捕は中止に追い込まれます。

 

検察からの不起訴処分

引用: Pixabay

その後も捜査は続けられましたが1年4ヶ月に及ぶ捜査も虚しく検察庁が下した決断は不起訴処分、事件性は確認できず問題は無かったと判断されました。

 

告発と記者会見

 

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2017年の5月18日からの2週に渡って週刊誌「週刊新潮」が伊藤詩織さんの証言に基づいて準強姦未遂があったことを報じました。

この記事が週刊新潮が独自にキャッチしたネタだったのか、伊藤詩織さんが週刊誌に対して売り込んだのかは分かりません。

その数日後に検察審査会に不服申し立てを行い、顔出しで記者会見を行いました。

これを機に世間にも事件が広く報道され認知されました

山口敬之さんはこれを受けて自身のFacebookで「法に触れることは一切していない」と自身の無実を主張しています。

また検察審査会は伊藤詩織さんに対し「慎重に審査したが、検察官が不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がなかった」と警察の捜査を最終決定としました。

検察審査会は市民からなる組織で警察の捜査判断に問題があった場合、相談しやり直しや警察捜査の妥当性を判断してくれます。

『Black Box』出版

2017年の10月に本名「伊藤詩織」と名前を明かして「準強姦」被疑事件を綴った手記『Black Box』を新潮社から出版しました。

また日本外国特派員協会では会見を行い、日本における性暴力被害の課題を訴えました。

手記を出版したのも女性の性暴力の実態、それに対する司法制度の欠如問題点を訴えたかったと話しています。

 

民事の損害賠償請求

引用: Pixabay

2017年9月28日に望まない性行為を強要され精神的苦痛を受けたとして伊藤詩織さんが山口敬之さんに対し1100万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。

これに対し山口敬之さんは2019年2月にこのトラブルにおいて名誉毀損されたとして1億3000万円と謝罪広告を求める反訴をしています。

 

第一回口頭弁論

引用: Pixabay

2017年の12月5日に第一回口頭弁論が行われました。

伊藤詩織さんや詩織さん側の弁護士は出席しましたが山口さん側は誰も法廷に来ませんでした。

民事裁判においては口頭弁論が行われる前に陳述書と呼ばれる話すことや主張する内容を事前にまとめて裁判所に渡してあります。

山口敬之さん側は誰も裁判所に来ませんでしたが陳述書は提出していると考えられ、裁判で何にも反論していない訳ではなく異論は伝えている形になります、また民事裁判において被告が出廷しないことはよくあることです。

 

第二回口頭弁論

引用: Pixabay

2019年7月8日に第二回口頭弁論が開かれました、多くの人が傍聴に詰めかけ一般傍聴席は5倍もの倍率になりました。

第一回から約1年半もの時間が空いていますが、裁判が進んでいなかったということでは無くお互い裁判所を通しての弁論準備をしていたと考えられます。

この裁判ではお互いの主張が真っ向から対立しており、双方は自身の意見を主張する証拠や根拠を見つけて口頭弁論に望まなければならずこれらが要因で民事裁判が長い期間にわたっていると考えられます。

 

伊藤詩織と山口敬之(TBS)の主張の食い違い

引用: Pixabay

裁判では真っ向から対立しておりまた以下3点が食い違っている意見であり裁判でも重要視されているところです。

 

居酒屋での飲酒量と会話した内容

引用: PAKUTASO

事件当日串カツ屋と鮨屋でそれぞれ飲食を共にしたとされています。

山口敬之さんもその点は認めているのですがどの程度飲酒があったかが争われています。

伊藤詩織さんは鮨屋の途中からトイレに行ったことは憶えているがその後の意識は無く目が覚めたらホテルで犯されていたと主張しています。

山口敬之さん側はワインにサワー、日本酒と大量に酒を飲んで泥酔状態だったと証言しています。

店側の証言としては2人合わせて1升近くは飲んでいたのではと言っていますが山口さんは詩織さんが一方的に日本酒を飲んでいたと言います。

伊藤さん自身は酒に強い方でありどんなに飲酒をしても記憶が無くなるまで飲んだことはないとし、泥酔した原因は山口氏が故意に自分の酒に薬を混ぜていたからだとも主張しています。

法廷では薬ではなくデートレイプドラックという名称を使っており睡眠剤や抗不安薬を強姦目的で使用したという主張で、山口氏は名誉毀損と反論しています。

 

タクシーでの様子

引用: Pixabay

鮨屋を後にする際伊藤詩織さんは意識を失って抱きかかえるようにタクシーに入れられたとしていますが、山口敬之さん側は意識があったと主張しています。

タクシー運転手の証言では伊藤さんは自分の口で最寄駅を説明したということですが、そのすぐ後に車内と嘔吐してしまい山口さんが心配し自身の滞在していたホテルで介抱しようと目的地をホテルに変更させたそうです。

ホテルロビーの監視カメラには当時の2人が入る映像が残っていましたが伊藤さんは肩を抱えられ自分で歩ける状態ではなかったと言い、山口さん側は自分の足で歩いていたと映像のみではわからないことが多く結論が出ていません。

 

ホテルでのやり取り

引用: Pixabay

伊藤詩織さんは目がさめるとホテルで山口さんに犯されていてその後に「下着はお土産で持って帰っていいかな」「いつも強気なのに困ったときは子どもみたいでかわいいね」などの言葉を山口敬之さんが言っていたと主張しています。

これに対し山口氏はホテルで行為に及んだことは認めていますが伊藤詩織さん自らがベッドに入ってきて誘ってきた上で行為に及んだと主張しています。

その後の2人のメールのやり取りなども報じられており証拠としてメール内容をもとに裁判で尋問が行われています。

 

伊藤詩織と山口敬之(TBS)のネットで囁かれている事

引用: Pixabay

世間を巻き込んで賛否両論を巻き起こしている泥沼訴訟裁判ですがネットではお互いの経歴や身辺関係なども噂に登っています。

 

伊藤詩織さんは枕営業だったのではないか?

引用: Pixabay

伊藤詩織さんは山口敬之さんと出会った場所は自身がアルバイトとして働いていたアメリカのピアノバーとしています、ピアノバーというと聞こえはいいですがその実態は日本でいうキャバクラのような場所で女性が男性客に対し接待をする場であったそうです。

ウェイトレスというよりはホステルに近く山口敬之さんに近づいたのは仕事欲しさの枕営業だったのではという指摘です。

また日本で会う際も自ら飲酒をするなど普通に考えれば仕事の相談をする席でお酒を飲むのかという指摘があります。

 

山口敬之さんは首相官邸と繋がっており圧力がかかっている?

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山口敬之さんはTBSで記者をやっていた当時、腕利きの記者として有名で官邸に1番近い記者としてメディア出演をしていました。

普通なら聞けないようなことも山口敬之さんなら記事にできるとして一目置かれていたそうです、仕事の関係上官邸との付き合いもあり政治家の知り合いが多くいます。

伊藤詩織さんが被害届出したにも関わらず逮捕状が上からの命令で無しになったのはなにか政権から圧力をかけてもみ消したのではという指摘です。

事実伊藤詩織さん側の弁護団はこの件に対し意見をしており通常ならありえず何らかの力が働いていたとしか思えないとしています。

 

裁判で明かされた山口敬之氏の収入と顧問料

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第二回口頭弁論では山口敬之さんも出廷し尋問が行われました。

ですがそこで明らかになったのはTBSを退社した後の収入源です、複数の会社と顧問契約を結んでおり1社あたり月40万円の収入を得ていました。

顧問契約を結んだ上での収入であれば問題なさそうにも見えますがどうやらこの会社らは官邸に口を聞いてもらって仕事をもらったのではないかという疑惑です。

山口敬之さんが政府高官と太いパイプがあるのは元記者という仕事上明らかで、そのコネで収入を確保してもらっているのではと噂されています。

契約書では最低でも月1回以上会議に出席すれば顧問料が定額で発生すると書かれており、週刊誌の報道ではそれだけでサラリーマンの平均年収を凌駕する額なんだそうです。

現在山口敬之さんはフリーのジャーナリストということになっており、記者としては収入が厳しいのかもしれませんが会社の顧問というだけで何十万という金額を得られるのは何だか不平等に感じます。

この実態が明らかになったのは山口敬之さん自身も1億円を超す損害賠償を反訴として起こしており、その損害賠償請求金の内訳、根拠として現在の収入額が分かったからです。

 

伊藤詩織さんの関係者

引用: Pixabay

山口さんの身辺も話題に上がっていますが裁判で伊藤詩織さんの弁護士にも注目が集まっています。

まず弁護士を務めるのは民進党所属の政治家松尾明弘氏お抱えの弁護士です、そしてテレビでこの事件が初めて報道されたのは日本テレビであり、その制作会社アックスオンの会長のお嫁さんは民進党議員の秘書を務めています。

さすがに制作会社会長まで結びつけるのは強引な気もしまずが、つまり伊藤詩織さん側は野党である民進党と何らかのつながりがある者が多くおかしいのではという指摘です。

 

与党対野党の対立構造

引用: Pixabay

ネットでは上記のような意見から、伊藤詩織さんと山口敬之さんの裁判は個人間の対立を超えてTBS対日本テレビ野党対与党などの対立構造になっていると言いだす人もいます。

強引な見方にも思えますが逮捕状が途中で失効された等不可解な点もあり、もしかしたら捜査関係者は何らかの忖度をしていたのかもしれません、それらを証明するのはほぼ不可能ですが。

 

世間の反応と批判

引用: Pixabay

メディアで頻繁に報道されるようになり一般の人も大きな関心を向けています。

第二回口頭弁論では一般傍聴席が30席に対し168人もの人が平日にも関わらず裁判所を訪れました。

倍率は5.6倍になりどれほど関心を向けているのかがわかります。

世界でも女性の性被害は問題になっておりSNSから始まった#MeToo運動なども記憶に新しいです。

SNS上でも伊藤詩織さんを応援する声が多いように思います。

ですが警察の捜査の結果としては事件性は無いとして不起訴処分を下しており被告の山口敬之さんも無実を訴えているので伊藤詩織さん擁護のような報道はおかしいのではといった男性の意見もあります。

法廷では当時の状況を生々しく聞かれ尋問が行われます、これは女性に対するハラスメントではないかと言った声もあり法廷におけるセカンドレイプとしても問題があげられています。

 

裁判の行方はどうなる。

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2015年の4月3日に伊藤詩織さんと山口敬之さんの間に何があったのかは極論的には当事者同士にしか分からずそれに対し司法がどういった答えを出すのかが今問われています。

これは日本における一種の転換期とも見られており伊藤詩織さん側が勝訴を勝ち取れば、同じように被害を受けた女性は告発する勇気を貰えるはずです。

第二回の口頭弁論では山口敬之さんが原告代理人質問に答える尋問が行われたのですが、反論として雑誌に寄稿した記事での真偽が問われるなどしました。

それまでの山口さんの書いた記事ではホテルに入る前にタクシーから降りる際、伊藤詩織さんは自分のバッグを持っていたとしていましたが、監視カメラの映像が証拠として提出され映像からはそう見えないと言われると「私の間違いでした」と自身の記憶違いだったことを認めました。

またメールのやり取りで山口さんは詩織さん自らがベッドに入ってきたという点での質問では、部屋のベッドをA,Bと仮定してどちらのベッドが使われたのかを説明をするもメールとのやり取りに矛盾が生じてしまい、法廷の傍聴席からは失笑がもれるなどしました。

伊藤詩織さんも事件後に山口敬之さんに対し無事にワシントンに着いたかを確認するメールを送信しており強姦被害を受けた人がこのような相手を気遣う文言を使うかと尋問を受けました。

このやり取りに関して伊藤さんは同じように性暴力にあい、生き延びるためにそのように振る舞った。暴力被害にあった女性にはありうると意見を述べました。

これは別に整合性に無理がある答えではなく伊藤さんを支援する女性からはこのような振る舞いをするのは当たり前だという言葉も聞かれました。

これらの些細な矛盾やミスが山口敬之さんの嘘を表す訳では決してありません、伊藤詩織さん側もアルコールに薬を盛られており初めから犯すつもりであったと発言するなどやや過激ともとれる意見を出しています。

山口敬之さんは合意の上の行為であったのになぜ伊藤詩織さんから裁判を起こされているのかという質問に対し、仕事を紹介できなくなったなどの私怨が積み重なり告発という私を陥れようとしてるのではないでしょうかと意見を述べました。

口頭弁論では互いが互いの弱い部分を突くような質問が相次ぎ、時には重箱のすみをつつくような尋問もあり果たして裁判に有効なのか疑問にもなります。

この告発で日本における女性の性被害に対する問題が浮き彫りにされました。まず密室で強姦にあった場合泣き寝入りするしかなかった現状法廷でのセカンドレイプ日本の司法制度の問題点などです。

昨今はハラスメントやコンプライアンスが叫ばれ日本でも女性の社会的地位向上や待遇の改善が言われていますが、世界的に見ると日本はまだまだ女性の社会的地位が低いと言われています。

それは女性の政界進出率や会社における役員割合など数字ではっきりと現れており男尊女卑の文化が深く根付いているとされます。

山口敬之さん側は潔白を訴えておりもし山口さん側が無罪にも関わらず詩織さん側が勝訴した場合、それは女性の告発による嘘の証言がまかり通ってしまうことになり男性側は逆に泣き寝入りをすることになりかねません。そう言った観点からもこの事件には注目が集まっています。

今回伊藤詩織さんはどのような結果が出ようと心に受けた傷は変わりなく、最善の結果が出るのを祈るのみです。

今回の事件を通して思うことは女性はこのような被害に遭わないためにも、夜は男性と2人きりで出かけないなどの対策を女性個人が意識をして行動することだと思います。

2人っきりでやり取りされたことは第3者には証明することができず両者の意見が食い違う場合どちらが正しいとも言えないのが世の中です。そういう場に身を置かないのが最善策ではないでしょうか。

裁判の判決はまだでておらず第三回口頭弁論が10月3日に行われる予定です、もしよかったら東京地裁に足を運んでみてはどうでしょう。

また裁判は今年中には終わると見られておりそれまでに判決が言い渡されます。

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