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皆さんは、大二病という言葉をご存知ですか?
大二病とは、中二病が進んだものだと考えている人がいますが、全く違う特徴を持っています。大二病とは、大学2年生頃に見られる特徴的な言動になります。
また、大二病の発症時期には意識高い系が出現し始めます。大二病と意識高い系が混在して考えられていることも多いようですが、実は違う特徴を持っているのです。
では、大二病と意識高い系は、どのような違いがあるのでしょか。大二病の発症時期や大二病と意識高い系の違いについてまとめてみました。併せて、大二病のさまざまな特徴を20選をご紹介します。
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大二病の発症時期は?
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大二病の発症時期は、大学2年生頃に発症することが特徴とされています。
大二病は、大学生活に次第に慣れてきた頃に発症することが特徴ですので、必ず大学2年生で発症するとは限りません。大二病は、大学生活に慣れ始めたころから、就職活動が本格化するまでの間に発症するとの解釈になります。
大学1年生は、初めての大学生活に加え、実家を離れて一人暮らしを始める人やバイトを始める人など、これまでのライフスタイルが180度変化する人も多いことが特徴です。
その為、環境に慣れまで心に余裕を持てないことが特徴となります。しかし、大学二年生くらいになると、大学生活を楽しむ余裕が出てくることにより、大二病が発症しやすいと考えられます。
また、就職活動が本格化する頃には、大学卒業も控えている為、慌ただしい生活を余儀なくされることが特徴です。その為、プライベートを楽しむ時間がなくなり、大二病の発症はあまり考えられません。大二病は、4年間の大学生活の中で、大学生であることを満喫できるわずかな時間に発症してしまうのです。
また、この大二病を発症したまま大人になってしまう場合があります。大二病が治まらないまま社会に出ると、いつまでも学生気分で責任感のない人間だと評価されてしまいます。
大二病と意識高い系は違う?
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大二病と意識高い系は、混同して考えられがちですが特徴が違います。
大二病は、プライベートを楽しむことが特徴です。1人の時間を楽しむことも、友達と一緒に体験を通して楽しむことも、とにかくハッピーを求めることが特徴です。大二病は、興味があることは、何でも体験することが特徴です。その体験を周囲に自慢したいのです。
意識高い系と大二病の違いは、他者との関り方が大きな違いを生みます。意識高い系は、友達と一緒に楽しむことは、あまり求めていません。意識高い系は、友達と呼べる人が少ないことも大二病との違いです。
意識高い系は、常に自分と他者を比べることが特徴です。意識高い系は、周囲の人間より自分が優れていると考えることが、第二病との違いとなります。
また、意識高い系は、無駄にカタカナや横文字言葉を使いたがることが特徴です。その点、大二病はカタカナや横文字言葉に、こだわりがないことも違いとなります。
意識高い系は、中二病をこじらせていることが特徴です。大二病は、意識高い系の閉鎖的な考え方とは違います。意識高い系は、早く大人になりたい、自分は立派な大人であることを認めて欲しいと思っているのです。
大二病は中二病よりも開放的であり、子供と大人との間を楽しむことが、意識高い系との違いになります。
大二病の特徴10選①
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ここでは、大二病の特徴10選をご紹介します。
自分が大二病の可能性があるか、また大二病を患ったまま大人になっていないか、チェックしてみてください。
【1】SNSでリア充アピール
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大二病は、SNSで自分がどんなに楽しい生活をしているのかを自慢します。大二病のSNSには、ハッピーで明るい内容の投稿が目立ちます。自分がどこで、誰と、何をして楽しんだのかをハイテンションで投稿します。
大二病がSNSに投稿する写真は、派手でカラフルな写真が特徴です。所謂、インスタ映えです。大二病は、まるで自分が異次元にいるような写真を投稿することに全力を尽くします。
その反面、意識高い系のSNSは、自分に酔っている内容の投稿が目立つことが大二病との違いになります。自分は、スタイリッシュだと知って欲しいのです。自分は、自立した大人だと強調した内容の投稿が目立つことが、大二病との違いとなります。
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大二病はスタバが大好きです。
大二病は、スタバで新商品を試しては、SNSで勝手にステマを始めます。皆の注目や羨望が欲しいことが特徴です。また、大二病はスタバというブランドが好きであり、スタバのマグカップやタンブラーを愛用し、自分がスタバのヘビーユーザーだと主張することも特徴です。
意識高い系もスタバが好きですが、スタバでMacBookを開き、作業をしている姿を周囲にアピールすることが目的です。スタバというブランドが好きな点は、大二病も意識高い系も同じですが、スタバ内での行動に違いが見られます。
【3】講義をさぼった自慢
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大二病は、とにかく講義をさぼったことを自慢します。
そのさぼった理由も「雨が降ってたから行かなかった」との意味不明な理由から、「昨日オールだったから起きれなかった」との残念な理由までさまざまです。講義をさぼったことで、自分はちょっとワルくてカッコいいとアピールしたいのです。
【4】スイーツ大好き
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大二病は、流行のスイーツが大好きであることが特徴です。
大二病の人達にとって、スイーツを食べに行くことは重要なイベントなのです。大二病は、友達と人気店に何時間もかけて並び、高いスイーツを食べることが特徴です。そして、必ずSNSに写真を投稿します。
大二病は、自分が最先端の流行を体験していることをアピールしたいのです。
【5】フェス大好き
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大二病は、フェス好きな人が多いことも特徴です。
最近では、音楽以外にもさまざまなフェスが開催されていますが、大二病は人が集まって楽しんでいる所に行きたいのです。大二病にとって、フェスの内容はさほど関係ありません。仲間とフェスに参加して騒ぐことが好きなのです。
【6】美術館に行きたがる
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大二病は、なぜか突然感性を磨きたがります。
美術館で美術を鑑賞している自分が素敵だと考えていることが特徴です。しかし、美術に興味がある訳ではない為、直ぐに美術館を後にします。大二病は、美術館に行ったというエピソードを作る為に美術館に行くことが特徴です。
【7】イベントを立ち上げたがる
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大二病は、イベントを企画しがちな特徴があります。
夏は友達やサークル仲間と海に行ったり、冬はスノボーなどとにかく遊びのイベントを企画したがる特徴があります。大二病は、イベントに一生懸命になりやすく、学業が疎かになることも特徴となっています。
【8】免許を取って運転したがる
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大二病が発祥する頃は、免許を取得する人が多い時期でもあります。
大二病は、とにかく免許を取ったら運転をしたがる特徴があります。大二病は、なぜか運転に過剰な自信を持っているのです。第二病には、危険な運転が目立つのも特徴になります。
【9】タバコとギャンブル始めました
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大二病は、急にタバコを吸い始めたり、ギャンブルを始める人がいます。
タバコやギャンブルがカッコいいと思っているのです。大二病は、大人の嗜好に興味を持ち、ワルいことに憧れを抱いています。中高生の不良と似ているところがあるのも、大二病の特徴なのです。
【10】バックパッカー自慢
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大二病は、バックパッカーを経験する人が多いことも特徴です。
海外旅行の夢を叶える為に、バックパッカーをする人が多いことが大二病の特徴です。SNSに逐一その状況を報告します。そして、日本に戻ると、日本批判や世界情勢について語りたがる特徴があります。
バックパッカーの経験者が多いのは、意識高い系も同じです。意識高い系の場合、バックパッカーをすることが就職活動に有利であると考えていることが、大二病との大きな違いになります。バックパッカーをする自分がカッコいいと思って始めることが違いになるようです。
大二病の特徴10選②【セリフ編】
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次は、第二病あるあるなセリフに焦点を当てて、ご紹介します。
このセリフを頻繁に使っていたら、第二病決定かもしれません。自分が普段使っていないか、チェックしてみましょう。
【1】「若いね(しみじみ)」
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大二病は、高校生や大学の後輩を見ては、「若いね」と発言しがちです。
大二病にとって、年齢差が1歳から3歳くらいしか変わらない相手でも、その差を大きく捉える特徴があります。大二病は、「自分はもう年だ」「私、オバサンだし」という発言をすることで、年下に自分が大人であることをアピールしたいのです。
【2】「今しかできないじゃん!」
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大二病は、何かと「今しかできないじゃん!」と言い訳をする特徴があります。
大二病は、就職活動に入る前に、突然髪を派手な色に染めてみたり、連日連夜遊びに夢中となる人が多いことも特徴です。この子供染みた行動を「今しかできないじゃん!」で済ませてしまい、後から後悔する人も多いことが特徴です。
その点、意識高い系は、子供染みた行動に興味がないことが大二病との違いになります。意識高い系は、大人に見られたいのです。若く見られる行動を否定することが、大二病との違いになります。
【3】「飲み会ばっかり」
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大二病は、「飲み会ばっかり」とのセリフを言いがちです。
大二病は、自分が常に多くの人から誘われる人気者だということをアピールします。大二病は、誰でも参加できる飲み会や、飲み会の話題が出ると誘われてもいないのに「私も行く」と勝手に参加するパターンが多く、やや周囲から迷惑がられます。大二病は、自分は皆よりも人気があると格の違いをアピールしたいのです。
この点は、意識高い系と大きく違います。意識高い系は、コミュニケーションが苦手であり、大勢の人が集まる場所を好みません。意識高い系は、飲み会に参加したいと思う人が少ないことも、第二病との違いになります。
【4】「私、めっちゃお酒強いよ」
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大二病は、「私、めっちゃお酒強いよ」と酒豪アピールが特徴です。
大二病の酒豪アピールには、「私を飲み会に誘ってよ」との思いが込められているのです。大二病は、とにかく飲み会が大好きです。大二病は、飲み会に参加することで人脈を広げたい、友達を増やしたいと思っています。
【5】「全然寝てないんだけど」
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大二病は、「全然寝てないんだけど」とアピールしがちです。
大二病は、自分のスケジュールがイベントや飲み会で忙しいことを「全然寝てない」との言葉で主張します。大二病は、寝ていなことを報告することで、リア充であることをアピールしたいのです。
意識高い系も、寝ていないことをアピールしがちです。しかし、意識高い系と大二病の寝てないアピールは、スケジュールの内容に違いがあります。意識高い系は、勉強やセミナーへ参加して忙しいことをアピールしたいのです。意識高い系は、大二病と比べ真面目であることが特徴です。
【6】「最近、写真に凝ってるんだよね」
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大二病は、なぜか急に写真にハマる人が多いことも特徴です。
大二病は、「最近、写真に凝ってるんだよね」と、分かりやすく大きなカメラを首にかけている人が特徴です。大二病は、街中やキャンパス内で、突然撮影を始めます。まるで、写真家になったかのようアングルにこだわります。
しかし、大二病は、カメラを持っている自分がサブカルっぽくて素敵と思っているだけで、写真の詳しい技術などは何も知らないことが特徴です。
【7】「ヤバい!絶対落第だわ」
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大二病は、自分のプライベートが充実していることをアピールする為に、「ヤバい!絶対落第だわ」と言いがちです。
大二病は、遊ぶことが優先であり、「講義に出ていない」「レポートが提出できていない」ことを、自慢気に語ります。第二病は、学業が疎かになることがリア充だと思っているのです。
【8】「彼女優先なんで、ごめんね」
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大二病の男性は、誘いを断る時に「彼女優先なんで、ごめね」と言いがちです。
第二病の男性は、自分は彼女を大切する誠実な男性であることをアピールしたいのです。この手の大二病の男性は、合コンでなくても女性が同席する飲み会を、「彼女優先」との理由で徹底して断ります。
しかし、周囲からしたら、自意識過剰に見えることもあります。
【9】「私の良さを理解してないんだよね」
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大二病は、他人から批判されたり指摘されると「私の良さを理解してないんだよね」との言葉で反論しがちです。
大二病は、自分の欠点を認めようとしないことが特徴です。大二病は、就職試験に失敗する度に、この言葉で片づけてしまうことが特徴です。大二病の人は、失敗した経験を次に活かせないことが特徴です。
大二病の人の中には、結果として就職できないまま大学を卒業する人が多いようです。
【10】「お疲れ」
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大二病の人は、挨拶は全て「お疲れ」です。
大二病は、顔を合わせば「お疲れ」と声をかけて、別れる時にも「お疲れ」と言って帰ります。会話の大半が、「お疲れ」で済んでしまうのです。
大二病は、その他のあいさつの言葉を使わないことが特徴になります。
大二病への対処法は?
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大二病についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
自分の言動を振り返ってみて、大二病に当てはまる人もいたのではないでしょうか。大二病は、良く言えば「ハッピーな人」「ポジティブな人」「開放的な考え方」となります。しかし、大二病は若さがあってこそ、ゆるされる言動でもあります。
年を重ねても、いつまでに第二病が治まらないままだと、「無責任な人」「大人になりきれな人」と懸念されてしまいます。
また、会社に大二病の人がいると、その言動にストレスが溜まることもあります。大二病の人には、「もういい大人なんだから!」や「社会人としての自覚を持とうね!」と、声をかけてあげることで、少しずつ第二病が治るかもしれません。
自分達は、大人になっていることを気づかせてあげることが大切です。