引用: Pixabay
世の中には、二年目にかかる危険で奇妙で、あの時の行動やセリフを思い返してはドキドキしてしまうような病気が溢れています。
社二病含む二年目の病の元祖は、誰もが聞いたことがあるであろう中二病です。
いわゆる二年目の病は、小学生、中学生、高校生、大学生、そして社会人にも存在しています。
社会人二年目がかかる病、その名も社二病です!
社会人一年目は、分からないことが沢山で右往左往した日々だったはず。
しかし、二年目ともなれば、後輩も出来て、仕事にも慣れ、要領も掴めてきた時期だと思います。
簡単に言えば社会人二年目は、余裕も出てきて仕事や自分の行動に自信を持ち出す時期ということです。
裏を返せば、中途半端な知識や経験のまま、やかましいとも思える自己主張の激しい行動やセリフを言いがちになる可能性のある時期が社二病ということですが…。
社二病とは、一年目と比べて社会に適応のできている自分に価値を見出すことが一般的な社二病の特徴だと言われています。
その見出した価値が、社二病真っ最中は分かりやすく行動やセリフに反映されていることが、後の黒歴史となるわけです…。
中二病や大二病に続き、社二病は人生の三大病と言われています。
(当たり前ですが、この三大病は医学的に証明されている病気ではありません。社二病や意識高い系もそうですが、あくまでジョークの一貫として、“こんなことがこの時期に起こりやすい”といった解釈をお願いいたします。)
【中二病の特徴あるある】
・「大人は汚い」というセリフが増える。
世界を知った自分の演出もありますが、反抗期真っただ中で周囲の大人とぶつかり合うことで“社会の理不尽”と闘っているが故のセリフでしょう。
・洋楽を聞き出す。
正直、なーんの意味も理解していません。あの低音や邦楽にはないPOPさがカッコよく、それを聴く自分がカッコよくてたまらないはず。中二病が終われば、最終的にJ-POPにカムバックするか、本気で洋楽に目覚めるかのどちらかでしょう。
・社会の勉強をある程度して、歴史に詳しくなると「アメリカって汚いよな」などのセリフが増え、語りだす。
世界史や現代社会の勉強で、世界情勢を勉強しだす頃に現われるあるある中のあるあるです。
時事問題や、ニュース、新聞で得た知識をひけらかす中二病も多いです。
ですが、突き詰めていけば、才能です。突き詰めてみてください。
・売れたバンドを「売れる前から知っている!」とムキになる。
サブカル系中二病に多いです。
「YouTubeでめっちゃ聞いてお気に入りだったんだよなあ~」
「やっと売れたのうれしいけど、なんかさみしいわあ~」
なんて言ってる大人の中二病時代かも…?
・やればできると思っている。
“まだ本気出してないだけ”と言いたげな、気だるげなアンニュイな表情をしながら空を眺めてる率高めです。
「本気出しても疲れるだけじゃん。そんなの体力の無駄。」
なんて言ってたりします。
高校生までは、全力=青春みたいなものです。本気出してない自分に本気出してるので、そんな中二病時代もきっと青春になるはず。
・自分は周りと違うと思ってのセリフや行動が増える。
「みんな子どもだよなあ。世界はこんな広いのにな。」
「み!右目がっ!疼く!!」
主な中二病の特徴はご存じの通りですが、他にも不良がかっこいいと思っているDQN系、人とは違う趣味をかっこいいと思っているサブカル系、すごい力があると思い込んでいる邪気眼系など、さすが社二病の元祖なだけあって中二病にも多岐に渡るジャンルが存在しています。
【大二病の特徴あるある】
・スタバ信者。
キラキラ女子の人口率が非常に高いですが、高くて行きづらかったスタバにバイト代を注ぎ込む日々。新作制覇していますし、新作が気になったらSNSを覗けばレビューしてくれているはずです。
・中高生を見て、「若い~」「かわいい~」というセリフが増える。
「いやあ~もう本当年だわあ~ババアだよ~」というセリフを可愛いピチピチの大学生集団からよく聞こえてきます。“君たちがババアなら私は一体~~~!?”って思っている人多数です。
20歳を越え、お酒や煙草も許される年齢になり、法律的にも大人の仲間入りしたという特別感が、そうさせるのかもしれません。
・手帳を開く回数が多い。
手帳を持ち出すのもこの時期ならではでしょう。
忙しいアピールを兼ねて、何回も何回も分厚いビジネス手帳を取り出します。
社会人になると、その分厚い手帳ですら肩に来るんだぜ…と大二病経験者は語ります。
・人脈が大事!!!人脈つくり!!
就活は人脈がカギ!という社二病の先輩の言葉を信じているパターンです。
人脈は確かに大事です。いざという時、本当に頼りになる、助けてくれる人脈を見分ける目を鍛えることも大事…かも。
大二病や社二病と似ているものに、意識高い系があります。
意識高い系なら、社二病よりも聞いたことがある人は多いと思います。
【意識高い系の特徴あるある】
・人脈作りに熱心。
とにかく人脈を作りたがります。人脈作りにためなら休日返上も当たりまえ☆
「○○業界の人が来るパーティあるんだけど来ない?人脈広がるよ~」というテンプレートの連絡に心当たりのある人もいませんか?その人脈の活用方法はなんだろう?と思っている人も多いはず。
・起業しがち。最近ではFXやバイナリーオプションなど。
多くが起業や“個人事業主”を名乗ります。
仮想通貨やバイナリーオプションなど、最近ではInstagramに大量発生しています。
個人事業主という響きや代表といった特別な名称がたまらなく気持ち良いのだということだけは察せます。
・高すぎる向上心と、それを押し付けるかのようなSNS。
「このままじゃダメだ!いつ年金が崩壊して、国が国民からお金を搾取するかなんてわからない!今すぐ動かなきゃ!むしろ、動かない人たちはどうしたいの?」というように、雲を突き抜け宇宙に行きそうなほどの向上心。
それだけなら良いですが押しつけがましい投稿が多いので、SNS運用系の意識高い系は嫌われ傾向にあります。
・勉強会開きがち。
向上心の高い意識高い系の仲間たちとMTGと称した勉強会を開きがちです。
「ランチしながらMTG!みんな頑張ってる!いい刺激受けた!」といったSNSをよく見かけます。
これらの特徴に“あるある”~と思ってくださる人も多いかもしれません。
意識高い系と社二病の決定的な違いは難しいですが、唯一言うなら起業する人の割合くらいでしょうか。
一時期SNSで流行した意識高い系(社二病)を揶揄した面白画像などは、あるあるを面白おかしくイジっていて、ウザい行動やウザいセリフなんかも可愛らしく表現して話題になっていました!
ちなみに、社二病などの二年目の病の元祖は中二病ですが、その語源は1999年に伊集院光さんがラジオ放送で使ったことが最初みたいです。そこから、ネット民たちのよって色んな意味が加わって、小学生、高校生、大学生と派生して社二病にたどり着いたみたいです。
社二病も、可愛いこじらせならばまだ良いですが、はた迷惑なウザい行動やウザいセリフが増えた社二病にはうんざりしてしまいます。
自分や同僚、後輩や先輩が社二病かも‥言われてみれば社二病みたいな、意識高い系みたいなセリフや行動多いかも?
と思ったら、社二病の特徴あるあるに当てはまる数をぜひカウントしてください。
ウザい行動やウザいセリフ、これらの特徴に当てはまるようなら社二病に要注意です!
社二病の特徴だけでなく、ウザい行動やウザいセリフの多い社二病への対処法も、しっかりご紹介いたします!
社二病の特徴15選①【あるある編】
引用: Pixabay
それでは社二病の生態を見ていきましょう。
社二病のウザい特徴【1】多くの社二病は意識高い系
引用: Pixabay
最初に言っておきます!社二病と意識高い系の人たちは紙一重です。
社二病と意識高い系の特徴あるあるは、ほぼ間違いなく共通しています。正直、社二病の特徴をご紹介しなくても、意識高い系の特徴と一緒さ!で説明が済むレベルです。
意識高い系のはじまりは、大二病の「就活ガー!内定ガー!人脈ガー!」な人たちからが多いですが、意識高い系の遅咲きとして、社二病をこじらせた末に意識高い系に進化したとも言えます。
意識高い系の人かな?意識高い系だなあと思ったら、社二病(意識高い系の傾向強し)と考えていいでしょう。
社二病のウザい特徴【2】社二病は新人に厳しい
引用: Pixabay
「バイトだからって仕事舐めてない?」「学生気分のままなんじゃない?」など、たいして能力に違いもない新入社員や新人に、かなり上から目線でものを言い始めるこてゃ社二病の特徴のひとつです。
「後輩を叱る自分は仕事ができる人」に感じることが出来るシチュエーションだからでしょう。叱れる自分に悦に入っている社二病は非常に多い。
二年目の自信、社会人としての自信からくるものでしょうが、周囲の人間から見ればどんぐりの背比べ。一年目も二年目も変わりませんし、社二病の先輩風にむしろ低評価の可能性大です。
「おお~強烈な先輩風吹かせてるなあ~」なんて周囲は思っていますし、新人はウザい先輩だなあなんて思っていることでしょう。
社二病のウザい特徴【3】寝てないアピールが大好きな社二病
引用: Pixabay
これぞ!社二病の初期症状とも言える特徴です!
数回程度なら気にならないし、アピールとも思いませんが、回数が増えてくるとさすがにアピールに気づきますし、なかなかにウザい。
おそらく、「睡眠時間削ってまで仕事した自分」「睡眠不足でも仕事頑張っちゃう自分」が可愛くて仕方ないと思うんですが、アピールされている側からすれば、睡眠時間の確保もできない社会人なのかあ~と「自己管理のできない人」という評価になっていることに、本人は気づいていない…。
社二病のウザい特徴【4】栄養ドリンク信者【重症】
引用: Pixabay
寝てないアピールを特徴に持つ社二病が悪化すると、栄養ドリンクの信者となります。
「レッドブルとかリポビタンDじゃもう効かないわあ。あんなんジュースジュース」なんてウザいセリフが飛び出す始末。
隣近所のデスク、自分のデスクに栄養ドリンクの空き瓶が並んでいないかは要チェックです。
栄養ドリンクに助けられる気持ちは同意できます。
しかし、栄養ドリンクをこれ見よがしには…ウザい人認定されてしまうかもしれません。
社二病のウザい特徴【5】ハードワーク自慢【重症】
引用: Pixabay
寝てないアピールとほぼ同時に行われることの多い社二病のウザい特徴は、ハードワーク自慢です。
「本当ブラック企業だよね~(笑)」「今月残業時間○○時間だよ~~」
などなど。本当につらい、ひどい労働環境であるなら、いますぐに転職をおススメします。
しかし、周りが就業時間通りに退社しているのにも関わらず残業しているようであれば、残念ながら“仕事ができない人”であって、決してブラック企業ではないかと思います。
仕事のできる人は、就業時間以内にいかに効率よく仕事をこなし、捌くかの計算やタスク管理を徹底しています。
そのため、仕事のできる人は仕事を早く終わらせます。
残業していることが仕事をしている、仕事ができると評価される時代は、もう過ぎ去っています。
社二病の特徴15選②【あるある編】
引用: Pixabay
続いてはこちらです。
社二病のウザい特徴【6】業界用語の乱用
引用: Pixabay
「アサインしておいて」「この項目はペンティングで」「急いでリスケして」などなど、要らないタイミングでの無駄な業界用語や横文字の乱用は周囲にウザいと思わせてしまう社二病の特徴あるあるです。
近年、大衆にも認知されている用語は多くありますが、あくまで理解しやすいタイミングで使っているからこそ受け入れられます。
ですが、使うにしても、時と場合を考えた方が賢明でしょう。
業界でよく使われる用語の無駄な乱用が始まるのも、社二病のウザい特徴のひとつですが、意識高い系の人にも多くみられる特徴です。
社二病のウザい特徴【7】業界用語の社外乱用【重症】
引用: Pixabay
業界用語乱用あるあるが重症化すると、起きてしまうのがプライベートでの業界用語乱用です。
自分の業界でしか通じない用語や、日本語で伝わるセリフを横文字で発信し、「え?常識だろ?」といわんばかりに多用する人に心当たりがありませんか?
イニシアチブやらスキームやらアサインやら…。え、それ日本語じゃダメ?って周囲はうんざりしながら、ウザいなあって思っていたりしますが、間違いなくこじらせてるタイプの社二病でしょう。
この特徴を持つ社二病は、どや顔でカタカナ語を使ってきます。
え?って顔をこちらがすれば、「え?しらない?あれ~常識かと思ったわ~ごめんごめん~以下略」といった具合です。
これ以上言わなくても、お察しのウザい行動、ウザいセリフあるあるですね。
本人は、“業界用語を使う意識の高い(意識高い系)自分かっこいい”と思いがちの社二病によくある特徴です。ビジネスシーンでの使用ならまだわかりますが、プライベートでビジネス用語を多用されても、周囲は迷惑しています。
社二病のウザい特徴【8】自己啓発本・ビジネス書かぶれ
引用: Pixabay
大体の意識高い系と社二病は自己啓発本やビジネス書にかぶれがちという特徴を持っています。要するに、愛読書はビジネス書籍や自己啓発本。はたまた心理学を用いたビジネス書といったところです。
自己啓発本やビジネス書や心理学書籍はとても勉強になるので、自身を含め愛読者は数知れず。勉強熱心だし努力家だなあ、という印象を受けますが、意識高い系こと社二病は数多くの愛読者と一線を画します。
ビジネス書や自己啓発本の内容を嬉々として、そして時に問題提起を交えながら、熱心に語りはじめます。しかも上から目線も忘れずに、がっつり語ってきます。
正直、ちゃんと理解してないのではと思うくらい稚拙な内容で語ってくるので、これがまた非常にウザがられるということが悲しい社二病の特徴です。
私が目撃した細マッチョの今のどき風男子のビジネス書かぶれさんは、意識高い系や社二病の行きつけでもあるスタバで遭遇しました。
クラッチバックとスタバのコーヒーを持っておもむろにやってきたかと思えば、コーヒーを飲まずに”THEビジネス書”をテーブルにセッティング。
もちろんスタバのマークも見えるようにして、ビジネス書籍と一緒に写真をパシャリ。
あーあるあるだよねえ、なんて思いながら隣の意識高い系社二病男子をチラ見し、SNSに投稿してビジネス書の内容をまた投稿するのだろうなあ、と思っていましたが…。
その後一時間、熱心にスマホを見ていて結局ビジネス書籍を読んでいる姿を見ることはできませんでした。
なんちゃってビジネス書かぶれタイプの社二病(多分)でした。しかし、これで終われば実はまだ可愛いのがビジネス書かぶれを特徴に持つ社二病。
この特徴が悪化した場合、可愛かったこの頃を愛おしくさえ思うかもしれません。
社二病のウザい特徴【9】そして会社や上司の批判【重症】
引用: Pixabay
自己啓発品やビジネス書かぶれの特徴をもつ社二病が重症化すると、ビジネス書などで得た知識をもとに、会社や上司の批判が始まります。もはやこれはワンセットとも言える社二病の特徴だと言っても良いかもしれません。
重症化した社二病の特徴は、ビジネス書の内容を表面だけなぞって(本人は表面のつもりはない)、それを自身の会社や上司に当てはめようとします。
実際、社会人二年目は新入社員に毛が生えた程度で、新入社員と大差ないのが現実。会社の内情や現状、方向性や上司の抱える案件や仕事量の実際や大変さをほとんど知りません。
実際は知らないのに、知ったかぶって会社や上司を批判したり、問題提起したり…この社二病の特徴は、上司にとっても同僚にとってもなかなか強烈なウザさです。
人によってはそのウザさに、「社二病が何言ってんだ~!!」と言いたくなる場合もあるのではにでしょうか。
「実際、ビジネス書の情報でうまくいくなら、誰も苦労しないし、ビジネス書も存在しない」という厳しい意見もありましたが、社二病社員はいつ気づいてくれるのでしょうか。
社二病でも社二病でなくても、ビジネス書などで勉強することに関しては熱心で関心できますし、ぜひ今後に生かして欲しいところですが、その前にまずビジネスマナー等々の基礎について勉強して欲しいですね。
社二病のウザい特徴【10】服装がくだける
引用: Pixabay
いわゆる、「調子に乗った」社二病の特徴です。
一年目はみんな同じ形や色のスーツですが、後輩もできて、二年目という自信も相まって、スーツはかなり砕けます。
会社のおしゃれ上司に憧れている可愛い可愛い社二病の特徴です。
無地だったスーツから、ストライプの入ったスーツへシフトチェンジ。シャツの色も、ピンクや青やストライプやドットや~と進化していきます。そして、極めつけはネクタイ。地味でシンプルなネクタイから、分かりやすく進化したネクタイになります。
タイピンやカフスなど、その風貌はまさしく意識高い系、かもしれません。
女子は避けてたピアスを解禁。ネイルも少しずつ派手なネイルに進化し、ネックレスも華奢でいかにもなものに…。いわゆる、キラキラ女子にステップアップです。
とは言え、服装がくだけるくらいなら社二病でなくても通る道かもしれません。
服装がくだける程度なら社二病軽症の証拠。
ああ、こんな時期が私にも、俺にもあったなあと温かい眼差しで見守ってあげてください。
社二病の特徴15選③【うざい行動編】
引用: Pixabay
最後はこちらです。
社二病の特徴ウザい行動【11】プライベートも名刺配ります
引用: Pixabay
いかにもなタイプですが、プライベートで積極的に名刺を配っている同僚や友人がいたら、既に社二病重症者の恐れあり。もしかしたら、社二病から意識高い系社会人に進化している可能性もあります。
「人脈ガー」というセリフが口癖になっている人脈大事マンもこのタイプと同じです。
人脈人脈とあらゆる人脈作りにハッスルして、休みのたびにどこかの誰かの主催したイベントや飲み会、交流会に赴きます。
「休みでも自分のこれからのために時間を投資しているんだ☆」という自分に(酔って・・・)価値を見出しています。
【重症】
重症化すると、プライベートどころか友人や旧友、同級生にも名刺を配り始めます。
たとえば、「独立したんだ!何かあったらよろしくね!」など、さらっと渡されれば、「へえ!じゃあ何かあったときは相談するね!」で済みますが、交換した名刺の枚数が自分のキャリアかのように思っているうような名刺交換は正直うんざりしますし、ウザい行動に認定されがちです。
社二病の特徴ウザい行動【12】エンターキーがうるさい
引用: Pixabay
カチャカチャカチャカチャターーーンッ!!!!!
言わなくても分かってくださるとはおもいますが‥。
会話をしていなくてもウザいこの特徴。エンターキーに親でも殺されたのかってくらいエンターキーの”ターーーンッ”が非常にうるさい。
「パソコンのタイピング早い自分☆」がだいすきなんでしょう。オフィスにいたらなかなかにやかましいウザい行動あるあるです。
ターーーンッの音で居るか居ないかの判断がついて、ある意味便利かも…しれません。
社二病の特徴ウザい行動【13】バー通い
引用: Pixabay
「行きつけのおススメのバーがあるんだ」ってセリフが出てきたら、おっ?!と、社二病に期待しましょう。
行きつけが果たして何回目の来店を指すかは分かりませんが、名前や飲み物をスタッフが覚えていたり、マイボトルがあればおそらく本当に行きつけでしょう。
しかし、バーに行ってからの発言が本題です。
「本物の酒の味ってどうよ?」など、ウザい決めセリフでお酒の知識を語りだしたらBINGO!
間違いなく社二病です。本物の酒の味ってなんだよって思いますし、お酒はアルコールが入っていればすべて”本物の酒”です。
酒の味を語られるなら、バーの店主に語ってほしいです。
社二病の特徴ウザい行動編【14】エア転職自慢
引用: Pixabay
”人脈つくり”のためのパーティーやイベントなどで知り合った人に、冗談やノリの「うちにおいでよ~転職しなよ~」の社交辞令を自慢します。
これ、実はかなりウザいです。
「○○社の○○さんに転職しないかって誘われてるんだよねえ~。まあ、悩むよねえ。」と転職を持ち掛けられた自慢から始まり、最終的には「こんなとこがいいって言われてさあ~」とマウント取ってきた挙句に「うちの会社ってここがダメじゃん?」と会社の批判が始まるトリプルウザいセリフコンボ。
なかなかに自己顕示欲強めですが、「自分は必要とされる人材」ということに嬉々としていることだけは確かでしょう。
社二病の特徴ウザい行動編【15】社会を語る
引用: Pixabay
「社会ってそういうもんだよ~」って、社会の酸いも甘いも嚙み分けたかのようなセリフで社会を語ってくる人に心当たりがありませんか?
社会って厳しいからなあ?~残業多いし、上司仕事できないし~なんて話をドヤ顔しながら母校で語る‥なんていうのも社二病の特徴のひとつです。わざわざ母校で意識の高さをドヤ顔で自慢しなくても…。
社二病です!意識高い系です!って自ら行動して宣伝しているようなものだと気づいてほしいなあ、ってこっちが恥ずかしくなってしまいます。
後輩たちは、最初はへえ~!なんて思っているでしょうが、そのうち頻度の多さや中身の薄いセリフにウザいなあなんて思っている人が増えていくでしょう。
【重症】
社会ってそういうもんだよ~なんてセリフ程度なら、まだ可愛いかもしれません。
この特徴のある社二病が重症化すると、ニュースで知った程度の中身の薄すぎる政治への批評や問題提起という行動が始まります。
政治に関心を持つということは、自分たちの生活に関心を持つことに繋がりますし素晴らしい行動だと思います。
ですが、その内容が少し突っ込んで聞いたら何も言えなくなる程度の薄っぺらい知識しかないのなら、その問題提起は自分の無知を露呈しているだけだと早めに自覚した方が恥ずかしい思い、行動、セリフを言わないで済むでしょう。
そして、多くの社二病は、この“語り”を“行きつけのバー”でしたがる特徴も併せ持ちます。
バーの雰囲気に飲まれ、お酒に飲まれ、ついカッコいいなあなんて思ってしまいますが、これが重なれば言わなくても分かるセリフ、行動が想像できてしまいます。酔いが冷めたあとが怖い‥かもしれません。
最近では年金問題について非常に世論は盛り上がっていますが、SNSでも社二病や意識高い県が非常に盛り上がって語り投稿を連投しています。
「社会問題を言える自分、問題提起を行動できる自分」がキラキラして見えて仕方ないはずですが、周囲は実は引いていたりします。
その内容に違和感がなく有意義な問題提起であれば、みんなハッピーですが、もれなくミュートした人たちも多いことでしょう。
社二病への対処法は?
引用: Pixabay
周りにいる困った社二病への対処法に悩んだ方も多いことかと思います。
困った社二病へ、どんな風に対処すればいいのか?
仕事に支障が特別ないなら、みんな揃ってスルーが一番楽ちんです。先輩風吹き荒れてるなあ~いつ終わるかな~なんてウフフしながら見守っていてあげてください。
しかし、問題は仕事に支障をきたしている場合です。上司や会社に対する批判で仕事にならない、意識高い系の「それ自分がやる仕事ですか?」で仕事を断るなど、企業務めなら割り切ってやってもらわいと困ることは実に多いです。
仕事に支障をきたすタイプの社二病には、周囲がさりげなく現実を教えるしかないようです。
最近の社二病はみんな実に意識高い系社会人のパターンが多いです。
厳しくビシッ!と言ったり、感情に語り掛けても、「これだからブラック企業は」「パワハラですか?!」なんて鼻で笑われ、言われてしまうのがオチです。
酷い場合では、子供の頭上を旋回するヘリコプターのように子供に付きまとい干渉する新種の親(ヘリコプターペアレント)に遭遇してしまう可能性さえあります。
「○○さん、仕事たくさん抱えてるのに、残業ほとんどないよね」
「○○は、上司の大変さを組んでくれるからうれしくなるよなあ」
「○○さん、カタカナ用語が程よくてプレゼン分かりやすいって好評だよね!」
このように周囲が本当に仕事ができる人間の良いところを褒める、というのが社二病に対する必殺技だと言えます。
これをさり気なく繰り返してもどうにもならない時は、契約打ち切りなどに人事が踏み切る可能性もあります。ですが、身近な人間が出来るのは、何かトラブルが起きないかを見守っていくことしかないでしょう。
いずれプライベートで、ズバッ!と、ビシッ!と社二病のプライドを叩き割るようなことをしてくれる人が現れるかもしれません。しかし、日本人は他者に気を使う傾向の強い人が多いため、それを期待してもいつになるかなんてわかりません。
いつかそんな人が…と期待しながら、それまでは大きなトラブルが起きないように、トラブルが起きれば適切な範囲でフォローしながら、叱りながら、仕事をそつなくこなしていくことがベストでしょう。
ある程度時間が過ぎれば、社二病の症状である行動もセリフも意識高い系も収まっていくことがほとんどの場合です。
自分の行動やセリフに対する周囲の冷たい目線や態度にいずれ気づき、「もしかして自分って社二病…?意識高い系の行動やセリフしてた?…はずかしい!!」といった具合に黒歴史として脳内の片隅に社二病、意識高い系時代を追い詰め、忘れさる努力をしながら、たまにふと思い出しては悶絶し、また葬る努力を続けるという後遺症に元・社二病&意識高い系は悩まされることでしょう。
いつか、こちらから愛のある意地悪心で、「あの時は…」なーんて黒歴史に関する行動やセリフ、意識高い系のセリフや行動をいじれる日が来るかもしれません。
社二病時代のセリフや行動に関する思い出話やコミュニケーションに花が咲く日を楽しみに、社二病の社員たいを可能な範囲で見守っていきましょう!