バッキー事件の全概要まとめ!逮捕された栗山龍・被害者の現在まとめ! | ToraTora[トラトラ] – Part 2

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現在、ネットで検索してはいけない言葉の中に「バッキー事件」という言葉があります。皆さんは、このバッキー事件をご存知ですか?

バッキー事件とは、AV女優が撮影時に集団で暴行され、8名以上の逮捕者を出した事件です。バッキー事件は、これまで見えなかったAV業界の「闇」が明るみとなった事件になります。

バッキー事件は、1件の暴行事件だと解釈されているようですが、正しくは、AV制作会社「バッキー」でシリーズ化されていたAV作品の撮影中に起こった暴行事件を総称して「バッキー事件」と呼ばれています。バッキー事件の対象は、4件にも上ります。

バッキー事件では、多くのAV女優達に残虐な暴行が行われました。バッキー事件で被害者となった女性達は、現在でも心身に受けた傷痕に苦しんでいるのです。バッキー事件に巻き込まれたAV女優の中には、日常生活に支障をきたすほどの、重度の後遺症を負った女性もいます。

ここでは、バッキー事件とは何だったのか?バッキー事件が起こった原因とは何か?バッキー事件になぜ多くの女性達が巻き込まれたのかを紐解いていきたいと思います。

ここから先、ご紹介します内容は、非常にセンシティブな内容となっておりますので、ご注意ください。

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バッキー事件の概要を解説!

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現在、バッキー事件に関する情報は非常に少なく、バッキー事件が風化されつつあります。その背景には、バッキー事件がAV撮影の現場で起きた暴行やレイプに関する事件だった為、被害者女性達を守る為に、報道規制がかけられていたことが要因です。

他にも、バッキー事件の発生当時、事件関係者らがバッキー事件を取り扱ったサイトや掲示板を告訴すると、自身のホームページ上で注意喚起したことが原因にもなっています。

ここでは、数少ないバッキー事件の情報を手繰り寄せ、事件の内容を紐解いていきたいと思います。

この記事は、決してバッキー事件を推奨する記事ではございません。バッキー事件がなぜ起きたのか、バッキー事件が起こった経緯、そしてバッキー事件の被害者となったAV女優達の壮絶な苦しみを知っていただく為の記事となっております。

決して風化させない為に、バッキー事件を振り返りたいと思います。

【1】バッキーとは?

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バッキー事件のバッキーとは、会社名の略名になります。バッキー事件を起こした会社の正式名は、バッキービジュアルプランニング株式会社となります。

バッキー事件を起こした会社は、バッキー事件の主犯格である栗山龍を中心として、平成14年4月に資本金1000万円で創立されました。開業当時、オフィスを東京都港区西新橋に構えています。

会社の事業内容は、イベントの企画・ビデオやCMの制作・編集・情報提供サービス・ホームページの企画や制作・飲食店の経営など、幅広く事業を展開していました。これらの事業の中の主軸は、AVの制作でした。他にも、関連子会社を多数設立しています。

バッキー事件以降、バッキーは解散となりました。しかし、社名や役員メンバーが変わっただけで、現在「コレクター」として存続しており、バッキーで制作された作品が販売されています。

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バッキーは、栗山龍が中心として活動していた乱交サークル「バッキークラブ」の中で、栗山龍と似たような人間達が集まり設立された会社となります。

バッキーは、遊びの延長だったことが伺えます。しかし、バッキーが創立されるも、役員となったメンバー達は次々に不正を行い、徐々に経営が傾き始めました。

また、バッキーには「業界のプロ」がいなかったことも、大きな誤算だったといえます。どんな業界であっても、必ずその業界のルールがあります。しかし、バッキーは全員素人集団だった為、思った以上に経営が上手くいかなかったのです。バッキーは役員の不正や経営難により、創立後から1年で約2億円もの赤字を出すことになったのです。

バッキーは創業当初、ごく普通のAVを企画・制作していました。しかし、実績のない会社では、人気のAV女優との出演交渉も上手くいかず、やはり老舗の会社には太刀打ちできない現状が続いたのです。多額の負債と会社の経営不振が、バッキー事件の発端だったと考えられます。

【3】「監禁友の会」の誕生

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2003年の春頃から、バッキーの作風に変化が生じます。

所謂、レイプや監禁などの危険なジャンルに走りました。こういうジャンルは、AV業界の中でもニッチな層にしか需要がないことや演技の限界がある為、率先して手を付けたがる会社はありません。また、AV女優達も出演NGである場合も多く、作品も広がらないそうです。

栗山龍らは、その隙間を狙った危険なジャンルにシフトしていったのです。このジャンルにシフトした背景には、バッキー事件を起こしたメンバーそれぞれの、異常な性癖が関係していました。

バッキーには、普通の人間では考えられない異常思考や危険な性癖の持ち主ばかりで、「監禁・暴行・レイプ・脱糞」などを好む人間の集団だったのです。

栗山龍らは、自分達が好む危険なジャンルに企画をシフトしたことで、急激に撮影の内容がエスカレートしていきました。

バッキーの企画は、栗山龍らの性癖を満足させる為の企画でした。AV女優達に、本当の暴行・レイプを行い、子宮破壊や肛門裂傷を負わせるなど、想像を絶するような内容だったのです。所謂、AV業界の御法度に手を出してしまったのです。バッキーは、この企画がヒットしたことで黒字経営へと転じていきます。

セールスヒットを生んだ背景に、栗山龍らが発足した「監禁友の会」があります。このジャンルが好きな男性に向けたプロモーションの名目で発足された会になります。

「監禁友の会」とは、女性を監禁し暴行とレイプを繰り返すことで、子宮破壊や肛門裂傷など身体的な傷痕を残し、身も心も破滅させるという恐ろしい主旨の会だったのです。バッキー事件を起こした栗山龍らの性癖を実現化する会であり、バッキー事件の始まりとなりました。

当時、この「監禁友の会」の内容については、大々的にバッキーのホームページ上に掲載されていました。まだ、インターネットに関する取り締まりが緩かった時代を象徴しています。

「監禁友の会」への応募方法は、バッキーの商品を購入し、同封されているハガキにバーコードを貼って送ります。その中から選ばれた男性達が「監禁友の会」へ招待されます。

参加した後、次の撮影の案内が来なければ、「監禁友の会」の会員には相応しくなかったと見なされ、再度商品を買って再度応募するシステムとなっていました。マルチ商法のような、販売方法だったのです。

【4】ビッグコンテストの開催

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「監禁友の会」が発足した中、今度は自分達の会社をプロモーションする為に、2003年11月11日に「国民的AVグランプリ」というコンテストを開催しました。グランプリには賞金3000万円、他にも多くの賞を設けており、総額6000万円をかけたコンテストを実施したのです。

また、コンテストの審査員には、リリー・フランキー、室井佑月、はるな愛など、そうそうたる顔ぶれでした。審査員の出演料も、莫大な金額だったと考えられます。

元々、栗山龍らの会社は、「タブー」に手を出した為、業界内から冷ややかな目で見られていました。その最中、栗山龍らはビッグコンテストを行い、世間の注目を集めたのです。業界内からは、さらに反感の声が上がりました。

AV業界は、所謂「影」の濃ゆい業界です。AV業界が世間から注目されることを懸念する会社も多くありました。また、このコンテスト自体が出来レースだったとの声が多かったのです。

グランプリを取った女性を、バッキーからAV女優としてデビューさせ、処女作として儲けようとする魂胆があからさまであり、業界内から完全にイメージの悪い会社となってしまったのです。

【5】エスカレートした「監禁友の会」

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栗山龍らは、「監禁友の会」で撮影した作品がヒットしたことで、完全に危険な方向へとシフトしていきました。

栗山龍らは、問題の多い作品を手掛ける会社として、業界では有名となっていったのです。栗山龍らが撮影する内容は、演技ではなくガチだったとの証言が数々出ています。

アダルトな内容を専門とした女性ライターが、バッキー事件の一端となった作品の撮影現場に、取材で同行したことを語った内容がありました。

AV作品は、AV女優やAV男優のきちんとした承諾がないと撮影は許されません。また、AVの世界は創作の世界であり、現実ではありません。全てが「演技」なのです。

それでも、危険なジャンルの作品を撮影する場合、出演するAV女優に対して、とても細かなケアを行うことが鉄則とされています。本当に信頼のおける会社は、このルールがしっかりと施行されているのです。

しかし、バッキー事件を起こした栗山龍などが行っていた撮影は、本物の暴行やレイプを行っていたと証言しています。AV女優が泣きわめき、「やめて」と懇願しても、絶対に暴行を止めなかったのです。

AV女優が、失神し血だらけになっても、酷い暴行やレイプを繰り返し、子宮破壊や肛門裂傷の怪我を負わせたそうです。その状況を目の当たりした、女性ライターは凄まじい恐怖を感じたと言います。

このライターの女性は、恐怖のあまり暴行を受けて、子宮破壊や肛門裂傷を負ったAV女優を助けることができませんでした。このAV女優を助けられなかったことを非常に悔やんでおり、バッキー事件を風化させないようにと、公演会などで話をしているそうです。

子宮破壊や肛門裂傷を負うほどの恐ろしい暴行を、女性ライターに見せた栗山龍の思惑とは何だったのでしょうか。女性ライターに、AV女優が暴行されて子宮破壊や肛門裂傷を負うところを見せるけることで脅迫したのか、または、子宮破壊や肛門裂傷を負うまでのレイプを見せることで、女性ライターの人格が崩壊することを狙っていたのかは定かではありません。

【6】逮捕者続出

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「監禁友の会」の撮影は、全てバッキー事件に関係しているといっても過言ではありません。その証拠に、撮影時に度々事件を起こし逮捕者を出しています。

バッキーは、多くのスタッフが執行猶予の判決を受けています。逮捕者が出ながら、それでも栗山龍らの会社を問題視することのなかった警察の対応も、非常に甘かったと感じます。

もし、一度目の逮捕者を出した時点で内部調査を行っていれば、AV女優達が残虐な暴行やレイプによって、子宮破壊や肛門裂傷を負うような事態を防げていた可能性は高いと思われます。

【7】犠牲となった女優達

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しかし、警察が本腰を入れて調査をしなかった要因には、被害にあったAV女優達が18歳以上であったことや、AV女優本人が作品への出演を承諾し契約していたことが挙げられます。

もし、栗山龍らの作品に18歳以下の出演が判明すれば、栗山龍らは即逮捕となったでしょう。しかし、栗山龍らは必ず18歳以上の女性を狙い、AV女優へスカウトしていました。

また、栗山龍らは「素人」と呼ばれる女性しか出演交渉を行っていません。プロのAV女優であれば、絶対に引き受けずに、逆に問題を指摘する可能性があったからです。

バッキーのスタッフ達は、街中でAVに興味がある女性を探して、スカウト活動を行っていました。そして、興味のある女性への説明では、「バッキーの作品は安全なAVで、全て演出だから大丈夫」と虚偽の説明をし、契約を結んでいたのです。

当時、このタブーな作品でヒット作を出していた栗山龍らの元には、悪質なプロダクションとの繋がりもありました。悪質なプロダクションから売られてきた素人同然の女優やタレントなども、栗山龍らのターゲットとなっていたのです。

悪質なプロダクションでは、女性達に「AVの撮影だが、イメージビデオのような内容である。本番はしない。顔も出ない。」など、虚偽の説明や不十分な説明を行い、栗山龍らの元へ女性達を売っていたのです。その売買は、かなりの高値で取引されていたと報じられています。

所謂、闇の人身売買です。しかし、スカウトされて出演したAV女優も、プロダクションから売られてきたタレントも、どちらとも「AV作品」への出演を承諾していたことが大きなポイントだったのです。

AVと知って出演していれば、それは「本人の承諾があった」と見なされてしまします。このことが、警察の捜査を大幅に遅れさせ、子宮破壊や肛門裂傷などの大きな傷を負った被害者を次々と出してしまった原因でもあるのです。

【8】逮捕までの経緯

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栗山龍らの過激な撮影で、これまで度々逮捕者が出ましたが、とうとう全員が逮捕される事件が起きました。

2004年6月に、「監禁友の会」での撮影中に1人の女性が重傷を負い、病院へ搬送されました。この事故によって事件が明るみとなり、2004年12月16日に栗山龍を含む合計8名が逮捕・起訴されました。

しかし、逮捕されるも検察側が証拠不十分と見なし、直ぐに保釈されてしまいます。その理由は、「AVへの出演と知っていたのか」という点がポイントでした。

この事故で子宮破壊や肛門裂傷などの重症を負ったAV女優も、AV作品への出演は承諾していました。AV作品への出演を承諾していたことは、子宮破壊や肛門裂傷などの原因となる行為も、本人の同意の上の行為であり、行き過ぎた演出だったとみなされたのです。

子宮破壊や肛門裂傷などの重傷を負った女性側が「作品の内容や主旨の説明が、全く異なる」と訴えても、栗山龍らが行っていた契約説明に関して証明できる証拠がなく、裁判で不起訴とされたのです。

しかし、今回は被害者女性が、子宮破壊や肛門裂傷などの大怪我を負い、重い障害を抱えたことによって、警察側も事態を重く受け止め、組織対策課が本格的に栗山龍らの捜査に乗り出しました。

栗山龍らが制作した作品の中で、特に問題と見られる作品(約18作品)に出演したAV女優達の、その後を追跡したのです。すると、子宮破壊や肛門裂傷と同じように、想像を絶するような鬼畜で残忍な行為を受けていたことが明るみとなってきました。

栗山龍らによって、子宮破壊や肛門裂傷と同じような恐ろし暴行を受けたAV女優達の多くは、身体に重度の障害を負ったり、精神疾患で薬物中毒になるなど、普通の日常生活を送ることが困難になっていたのです。

警察側は、バッキー作品に出演したAV女優達に被害届を出すよう説得し続けました。そして、ようやく2005年3月に8名全員の逮捕状を再度取り、出頭を要請しました。8名のうち6名は出頭しましたが、2名が逃亡を図りました。2名のうち、1名は約3か月間の逃亡後に逮捕されています。しかし、もう1名は、逃亡の後に自殺を図り亡くなりました。

バッキー事件での犯行内容が鬼畜すぎる【壮絶】

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バッキー事件を起こした栗山龍らの悪質な犯行は、AV女優を暴行やレイプで、子宮破壊や肛門裂傷などの大怪我を負わせるなど、目を覆いたくなるような内容ばかりです。興味本位でバッキーの作品を見た人の中には、トラウマとなった人もいました。

ここでは、バッキー事件で問題となった栗山龍らの鬼畜な犯行について、まとめてみました。バッキー事件がどれほど残虐な犯行だったのかをご紹介します。

【1】監禁・脅迫

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バッキー事件が発覚するまで、多くのAV女優達が犠牲となった背景には、契約の問題がありました。バッキー事件の被害に遭ったAV女優達に対して、企画の正しい説明や十分な理解も得ずに、契約書へサインをさせていたのです。

バッキー事件の被害に遭ったAV女優達は、街中のスカウトで興味を示した時点で書類を出され、「ここに連絡先を書いて」と言ってサインをさせていたのです。バッキー事件の被害に遭ったAV女優達は、サインした書面が契約書だったことを知らないで記入していたことが分かっています。

バッキー事件で被害に遭ったAV女優達の多くは、脅迫されていました。被害に遭ったAV女優達は、スカウト後にテスト撮影やボディチェックという名目で裸にされ、写真を撮られています。

被害に遭ったAV女優達は、自身の裸の写真を弱みとして握られ、「逃げたら写真を世間にばらまいて、AVに出たことをバラす」と脅されていたのです。

バッキー事件の被害に遭ったAV女優達は、人気のない場所やマンションの一室などに監禁され、連絡手段を全て絶たれてた状態で撮影を強要され、誰にも助けを求められなかったのです。

バッキー事件で被害に遭ったAV女優達は、バッキーの契約内容を正しく理解しないまま契約書にサインをし、弱みを握られた上、子宮破壊や肛門裂傷を負うほどの残忍で鬼畜な行為を強いられたのです。

【2】水を使った暴行

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バッキー事件の被害に遭ったAV女優達の中には、「水攻め」と呼ばれている暴行を受けた人達がいます。バッキー事件の「水攻め」とは、プールに突き落とし、数人の男性がAV女優を取り押さえてプールに沈めます。溺死する寸前で引き揚げては、それを繰り返すのです。

バッキー事件を実際に現場で見ていたという人の証言には、栗山龍らは、被害者のAV女優が白目を剥き、痙攣を起こしても「水攻め」を止めなかったそうです。

プールサイドに引き上げた被害者女性の口や性器、肛門にホースを突っ込み、水を流し続けていたのです。被害に遭ったAV女優の中には、子宮破壊や肛門裂傷といった傷害を負った人もいました。

バッキー事件を起こした栗山龍らは、人間と思えない行為を平気で行っていたのです。もはや性癖の域を超えて、殺人を楽しんでいたとも考えられます。人を殺してみたいとの欲求を実現する為に、栗山龍らは犯行に及んだと考えられます。

【3】集団リンチ

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バッキー事件の被害に遭ったAV女優達は、「水攻め」以外にも多くの暴行を受けています。

バッキー事件では、1人の女性に対し、男性が集団リンチを繰り返していたことが判明しています。集団リンチは、バッキー事件の発端とされる「監禁友の会」では当たり前だったようです。バッキー事件の被害者女性達は、顔面は腫れ上がり血だらけにされることが多かったようです。

バッキー事件の被害者女性を、大勢の男性達が寄ってたかって壁やドアに叩きつけるという行為を行ない、破損したガラスでアキレス腱を切り、歩けなくなった女性もいました。

バッキー事件では、男性達がAV女優に殴る・蹴るの暴行とレイプを繰り返し、子宮破壊や肛門裂傷など、多くの傷痕を残していたのです。

バッキー事件での暴行の証言は他にも、「口の中や性器の中に大量の虫を入れられて子宮破壊となった」「口の中に鋭利な物を入れられて、顔面を殴り続けられた」など、恐ろしい証言があります。バッキー事件での犯行によって、子宮破壊や肛門裂傷などの大怪我を負うことは、普通の人間の思考では考えられません。

バッキー事件以前にも、撮影に参加していたAV男優を集団リンチしたとして、バッキーのスタッフが逮捕されています。バッキー事件を起こした集団は、全て力で支配できると思っていたのでしょう。バッキー事件で被害に遭ったAV女優達も、栗山龍らの暴力でねじ伏せられていたのです。

【4】アルコール漬け

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バッキー事件の被害に遭ったAV女優達は、過剰なアルコール摂取を強要させられることも多かったようです。

アルコール漬けの撮影現場に立ち会ったと証言する人物によると、撮影の初めにAV女優にワインを一本一気飲みさせた後、一斉に数人の男達がAV女優の口や鼻の中に漏斗を突っ込み、焼酎を無理やり流し込み続けていたそうです。

AV女優が途中で「助けてください」と叫んでも、殴りつけるなどし行為を止めることはありませんでした。AV女優は、歯を食いしばり痙攣し始めます。その時点で、意識はなかったそうです。しかし、栗山龍らは、AV女優の性器や肛門に漏斗を突っ込み、焼酎を入れ始めたのです。

被害者に遭ったAV女優は、無抵抗となり、異常な音を立てた呼吸を繰り返し始めました。犯行に及んだ栗山龍らは、さすがにまずいと思い、撮影を中断してAV女優に声をかけます。しかし、栗山龍らの声に全く反応を示しませんでした。被害者に遭ったAV女優は、意識がない中でも歯を食いしばっていたといいます。

栗山龍らは、救急車を呼ぼうとします。その騒動を聞きつけた一般の男性が助けに入り、女性の胃の中のアルコールを吐かせました。アルコール中毒症状で体温は低下し、女性は脱糞していました。人間が意識なく脱糞することは、既に亡くなっている場合があります。

このアルコール漬けの被害者となったAV女優は、病院に搬送され一命を取り留めるも、脳性麻痺や子宮破壊、肛門裂傷を起こしており、これまでの生活を送ることはできなくなりました。

【5】薬物強要

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バッキー事件では、薬物が使用されていることが分かっています。

バッキー事件を起こした主犯者である栗山龍は、インターネット上で「合法薬物」と謳った薬物販売を行っていました。また、過去には「合法薬物セミナー」と題したクラブイベントを行い、参加者に薬物の使用を勧めたことも判明しています。栗山龍と薬物は、密に関係していたのです。

バッキー事件の被害に遭ったAV女優達は、薬物の使用を強制されていたことが分かっています。撮影前に、白い粉を鼻から吸わせ意識が朦朧としている中で、バッキー事件の犯行に及んでいたのです。

バッキー事件に遭ったことがきっかけとなり、バッキー事件を忘れたいと、薬物乱用に走ったAV女優も出てきています。バッキー事件の裏には、薬物が大きなカギを握っているのです。

【6】精神崩壊

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バッキー事件には、栗山龍らが立ち上げた「監禁友の会」が大きく関係しています。「監禁友の会」の目的には、「女性の身も心も破滅する姿を見て楽しむことが目的」とされていました。

バッキー事件では、レイプ系の作品の撮影時に、AV女優の子供を同席させたこともあったそうです。母親と子供の双方が、酷いトラウマを負ったことが想像できます。

また、「水攻め」にあった人の中には、水に対して深い恐怖を抱き、水に触れることができなくなった女性もいます。身体的・精神的な傷によって、現在も辛く苦しい思いをしている女性がいるのです。

バッキー事件を起こした栗山龍が本当に求めていたものは、精神崩壊だったと考えられます。人間が狂っていく姿、精神が崩れる姿を見ることで、本当は「殺人」を体感したかったのかもしれません。

バッキー事件で被害に遭ったAV女優達は、全員が精神的な大きな傷を負っていることは、間違いありません。中には、自分が受けたバッキー事件の後遺症に苦しみ、自殺した女性もいるのです。

バッキー事件の被害者まとめ!肛門破裂で死亡した人も?

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バッキー事件は、「子宮破壊」という作品の撮影中に起こった大事故でした。「子宮破壊」で被害に遭い、救急搬送された女性が、バッキー事件を大きく動かした被害者になります。

バッキー事件で問題となった「子宮破壊」は、シリーズ化されており、「子宮破壊」のシリーズは、合計17本も撮影されていました。「子宮破壊」とのタイトルだけでも、女性にとっては、極悪で残忍な内容であることが想像できます。

バッキー事件で問題となった「子宮破壊」の撮影現場で何が起こったのでしょうか。バッキー事件に発展した「子宮破壊」の撮影でAV女優が受けた暴行の内容が、一部明らかになっています。ここでは、バッキー事件で問題となった「子宮破壊」の大事故についてまとめてみました。

【1】事件の始まり

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2004年6月の下旬に、シリーズ化していた「子宮破壊」というAV作品の撮影の為に、栗山龍らは出演のAV女優と接触しました。

出演するAV女優に「リラックスする為に」と、池袋の居酒屋で酒を飲ませ、白い粉を鼻から吸引さたのです。この白い粉が、栗山龍が販売していた薬物になるのです。意識が朦朧とするAV女優を、西池袋のマンションに連れ込みました。

【2】「子宮破壊」という名の暴行

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このバッキー事件の被害に遭ったAV女優は、「子宮破壊」という作品だと知らされていませんでした。

バッキー事件の被害者となったAV女優は、薬物によって無抵抗となった状態でマンションに連れ込まれ、男性の集団にレイプをされました。「子宮破壊」の意味とは、レイプで無理やりに性行為を行うことで子宮を破壊するという恐ろしい意味だったのです。

この撮影で被害に遭ったAV女優も、レイプにより子宮破壊されていたのです。また、他のバッキー事件の被害に遭ったAV女優達も、レイプにて子宮破壊の傷を負っていました。

バッキー事件では、子宮破壊するくらいまで女性を痛めつけるほど、恐ろしい事件だったのです。子宮破壊をした場合には、子供を授かることはできません。「子宮破壊」とは、女性の精神崩壊を狙っていたことが、よく分かる鬼畜な内容だったのです。

この「子宮破壊」の撮影は、集団レイプによる子宮破壊だけでは、終わりませんでした。

【3】異物混入による「肛門裂傷」

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バッキー事件の犯行は、エスカレートしていきます。

栗山龍らは、被害者であるAV女優の肛門に浣腸のような器具を挿入しました。そして、肛門内に空気を送り膨らませたのです。肛門内で破裂した器具により、肛門裂傷と直腸破損により多量出血を起こしました。そして、被害者に遭ったAV女優は救急搬送されたのです。

被害に遭ったAV女優は、人口肛門の生活を強いられることになります。栗山龍らによって、一生を台無しにされたのです。

【4】肛門裂傷と性交渉の関係

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肛門裂傷を起こし直腸に穴が開くことは、医学的に外的要因が非常に高いことが分かっています。

不慮の事故で肛門裂傷を起こす、直腸カメラで肛門裂傷を起こす、また性的快楽を得ようとして肛門に無理やり異物を入れて肛門裂傷を起こすなどの外的要因が考えられます。

外科や産婦人科などを対象に、肛門裂傷を起こした患者の事例が発表されています。肛門裂傷の事例で一番多いのは、女性がパートナーから肛門に異物を挿入されて、肛門裂傷を起こす事例です。

女性が自分で異物を入れて肛門裂傷を起こすことは少なく、肛門に異物が入り込み肛門裂傷を起こす場合には、パートナーからの強要が多いのです。

肛門裂傷を起こす場合には、パートナーからのDVが考えられることが多く、医療機関も慎重な対応を迫られます。また、バッキー事件の被害者であるAV女優のように、肛門裂傷に加えて直腸に大きな穴が開いた場合、多量出血にて死亡するケースも多いのです。

肛門裂傷から直腸に穴が開くと処置も大変難しくなり、開腹手術を行うことが多いようです。肛門裂傷しており、直腸にも穴が開いていると、人口肛門を造設しなくてはなりません。場合によっては、一生人口肛門で生活しないといけないほど、大変な障害を負うことになるのです。

現在では、肛門をアナルと呼び、性交渉でアナルを使う人もいます。しかし、肛門は性行為をする為の臓器ではありません。肛門裂傷や直腸破損という大きな傷を背負い、人口肛門での生活となる場合があるのです。

【5】事件へ発展

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初めて明るみとなったバッキー事件で被害者となったAV女優が、勇気を出して警察へ被害届を出しました。恐らく、緊急搬送で運ばれた先の病院でも、子宮破壊や肛門裂傷からレイプを疑ったと思われます。

バッキー事件の被害者であるAV女優達の中で、初めて声を上げて被害を訴えた女性でした。

この女性が被害届を出し、栗山龍らが逮捕されるまでの半年の間、バッキーは「子宮破壊」の作品を3本も撮影していました。「破壊」の作品は、トータル17本は撮影が終了していることが分かっています。「子宮破壊」の作品数が多いということは、「子宮破壊」の撮影現場でレイプされて、実際に、子宮破壊となった人が多いことを表しています。

2004年12月16日に栗山龍らが逮捕され、バッキー事件が進展すると思われていました。しかし、バッキー事件の被害にあったAV女優に対して、検察側は「被害者女性は、AVへの出演を承諾していた。自己責任である。AVでの出演上の演出においては、同意の上の行為だった。」との見方で、証拠不十分となり不起訴となったのです。

この不起訴処分を受けて警察側は、やっと本腰を入れて栗山龍ら8名の関与が疑われているバッキー事件の捜査に乗り出したのです。

これまでバッキー事件で被害者に遭ったAV女優達は、世間から差別されることを恐れ、警察へ相談することができなかったことが明らかになっています。

バッキー事件の犯人、栗山龍のやばすぎる経歴を紹介!

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残忍な犯行を繰り返していたバッキー事件の主犯格である栗山龍について調査しましたが、素性が見えない謎の人物です。

判明している情報をまとめてみました。

【1】サラリーマン時代

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まずは、バッキー事件の主犯格である栗山龍が、バッキービジュアルプランニングを創設する前に注目してみました。

栗山龍の生い立ちを調べてみましたが、全く情報がありませんでした。出身地も出てこないという徹底ぶりには、驚きです。

しかし、バッキービジュアルプランニングを創業する前の、1990年代後半はサラリーマンだったようです。外資系の金融会社の名古屋支社で営業職として働いていました。

栗山龍は、かなりのやり手として注目されていたのです。2000年に入り、東京の本社勤務となり大きな出世を果たすのです。サラリーマン時代でも、月収は300万円はあったといわれています。

栗山龍は、かなり若くして結婚したそうで、その反動で、出世を機に遊びに走ったといわれています。しかし、妻や子供の情報は出てきていません。

【2】サラリーマンの裏の顔

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栗山龍は、サラリーマンとして出世した裏で、副業で始めたダイヤルQ2の運営が大成功を収めます。そして、手広く副業を拡大していき、合法薬物の販売・無店舗型のSMクラブ「クラリス」の経営を行っていました。

そして、乱交サークル「バッキークラブ」を立ち上げ、クラブで『同じ嗜好』を持った人間と出会うのです。

【3】バッキー創業

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栗山龍は、クラブで知り合った『同じ嗜好』を持った人間達と、バッキービジュアルプランニング株式会社を創設します。栗山龍のビジネスセンスは抜群だった為、バッキーと並行して、さまざまな会社を同時に経営していきます。

栗山龍が展開する事業の中で大きな資金源だったのが、自身の成功体験を教えるコンサルティング会社の経営でした。このコンサルティング会社の収益で、自分の趣味のAVを制作するとの感覚だったようです。

栗山龍にとってバッキーは、自分の嗜好を満足させる為だけの趣味の場所だったことが分かります。

また、栗山龍は2004年に自分の念願だった会員制のSMクラブを池袋に開店しました。

【4】成功の証

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AV業界で革新的な成功を収めた栗山龍は、自称ですが年商が最高50億円と公言していました。

テレビや雑誌などのメディア出演も積極的に行っていました。栗山龍は高級外車を17台所有し、アメリカンエクスプレスのブラックカードを所持しているなど、さまざまなお金持ち自慢を繰り広げていました。

2000年代には多くのベンチャー企業が生まれた時代でした。ベンチャー企業で、成功者を収めた人達の中でも、栗山龍の存在は飛び抜けていたそうです。

栗山龍の周りには、多くの有名企業の社長らが取り巻き、栗山龍にビジネスのノウハウを聞いていたといわれています。また、時には有名社長から借金の相談もあったそうです。栗山龍は、ビジネスマンとしては、大きく成功していたのでしょう。

バッキー事件で逮捕された加害者まとめ!

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バッキー事件に関与した人物を調べてみると、2005年に再度逮捕状が出たのは8名でした。しかし、実行犯たちの証言から、次々と加害者が判明していきました。

ここでは、バッキー事件に関与し、有罪判決を受けた加害者をまとめてみました。

【現場責任者】濱田太平洋

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別名:ハリケーン三郎・最響太平洋

バッキーの創設メンバーでもあります。バッキーに加わる前には、元プロボクサーやキックボクサーでした。

バッキー以外にも、バッキーの関連会社である編集プロダクション「abcDAYS」の設立者です。他にも、脱法薬物のインターネットショップであるホワイトデイズの役員やセグスコンサルティングの役員をしていました。

かなりの切れ者だったようで、栗山龍の片腕であったことは確かです。また、過去に女性国会議員と接触していたことが判明しており、何かしらの協力を得ていた可能性があるとの噂もあります。

濱田太平洋は、結婚しており妻と娘がいます。逮捕直前に自身のブログで、妻の弟が自殺したことを語っています。自殺の原因は、不明です。

2003年9月に、AV女優を渋谷のど真ん中で裸にして撮影しているところを、公然わいせつ罪で現行犯逮捕され、懲役6カ月・執行猶予3年の刑を受けていました。

バッキー事件で、2005年3月に再逮捕された際、逮捕状が出るも逃走します。しかし、ほどなくして逮捕されました。

バッキー事件で、濱田太平洋は3件の事件関与で起訴されており、懲役15年の実刑判決が確定されました。現在は、服役中です。

【バッキー監督兼男優】中村件臣

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別名:パンティー仮面

2004年1月に男優を拉致監禁して暴行しました。懲役2年・執行猶予4年の刑を受けていました。

バッキー事件では、中村件臣は4件の事件関与で起訴されており、2007年6月に懲役14年の実刑判決が確定されました。

中村件臣は相当の嘘つきで、担当弁護士が、中村件臣から聞かされていた話と法廷で明らかになった事実が大きく異なり、担当弁護士がサジを投げたほどの要注意人物でした。

この公判中に、撮影以外でも集団レイプをしていたという証言が出ますが、証拠不十分で不起訴となっています。現在、服役中です。

【バッキー監督兼男優】矢野光太郎

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別名:ジャニーズ光太郎

2004年6月に中村件臣に誘われ、バッキーへ入社しました。

バッキー事件で、矢野光太郎は4件の事件関与で起訴されており、2006年7月に懲役14年の実刑判決が確定となりました。現在、服役中です。

【バッキー社員兼男優】神谷聡一

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別名:サモハンチンポー

バッキー事件の逮捕者の中で、唯一逮捕時から自身の罪を認め、反省の弁を述べていた人物です。しかし、証言が二転三転し、結局本当の反省はしていなかったことが明らかになりました。

バッキー事件で、神谷聡一は4件の事件関与で起訴されており、2006年7月に懲役11年の実刑判決が確定となりました。2019年の現在では、出所していると考えられます。しかし、現在の神谷聡一に関する情報は見つかりませんでした。

【バッキー社員兼AV女優】中原紀恵

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別名:ぎえねぇ

バッキーに入社当時は、広報担当として裏方作業を行っていました。

しかし、個人的に金銭トラブルを抱えており、AV女優としてバッキー事件の実行犯へ加わります。AV女優といっても、お仕置きシスターズという役名で被害者への暴行を行い、中原紀恵自身は暴行を受けていません。

バッキー事件の取り調べを受けるにつれて、警察側の調べに対し、徐々に反省する姿を見せるようになりました。バッキー事件の裁判では、更生を誓うと共に、主犯格である栗山龍に対しても「罪を認めて反省して欲しい」との思いを語った人物になります。

バッキー事件で、中原紀恵は2件の事件関与で起訴されており、2005年10月に懲役5年の実刑判決が確定となりました。2019年の現在では、出所していると考えられます。

しかし、現在の中原紀恵に関する情報は流れていませんでした。

【バッキーAV女優】大村恵美

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引用: Pixabay

別名:ようこ

バッキーに入社した経緯は分かっていません。大村恵美も中原紀恵同様で、AV女優ではありましたが、お仕置きシスターズという役で被害者への暴行を行っていました。大村自身が暴行されることはなかったようです。

バッキー事件で逮捕された大村恵美は、過去に恐喝・監禁・殺人への関与にて、少年院に入っていた経歴を持っています。バッキーへ入社する前には、キャバクラで働いていたようです。

バッキー事件では、関与した事件は1件のみであり、暴行も途中でまでしか参加しなかったこと主張し、2005年6月に懲役2年・執行猶予3年の判決となりました。

バッキー事件の発覚を恐れていた大村恵美は、一度目の逮捕後に再逮捕を恐れ、自分だけでも助かりたいと被害者に見舞金として現金10万円を渡していたとの情報があります。また、このバッキー事件で唯一、執行猶予の判決だった人物です。

裁判後には、直ぐに逃亡したとの噂がありました。

【バッキーのカメラマン】板場三紀夫

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別名:椎葉・C-BA

「abcDAYS」のメンバーでバッキーでは、カメラマンとして参加していました。覚せい剤の常用者であり、前科3犯の人物です。

バッキー事件の裁判では、バッキー事件への関与を否定し続けており、上告するも不起訴となっています。否認し続けていたことで、裁判が他の実行犯と比べ長引きます。

バッキー事件で板場三紀夫は、3件の事件関与で起訴されており、2007年5月に懲役3年6カ月の実刑判決が確定となりました。2019年の現在では、出所していると考えられます。しかし、現在の板場三紀夫に関する情報は確認されていません。

【バッキーの監督見習い兼AV男優】若月秀雄

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別名:若ボン

バッキーの視聴者参加型企画の「本番の虎」に応募し、バッキーに入社することになります。雑用係やADを経て、監督見習いとなりました。また、街中でスカウトを行っていた中心人物となります。

バッキー事件で、若月秀雄は3件の事件関与で起訴されており、2007年3月に懲役8年の実刑判決が確定となりました。2019年の現在では、出所していると考えられます。しかし、現在の若月秀雄に関する情報はありませんでした。

【バッキーの雑用係兼AV男優】舘野昌克

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別名:秋葉政・秋山軍治

中村件臣の弟子としてバッキーに入社しました。受付や雑用などの下積みの後に、ADへ昇格します。

しかし、2004年1月に中村件臣が関与した男優の拉致監禁・暴行事件に加担したとして、執行猶予中とされていました。

バッキー事件で、舘野昌克は2件の事件関与で起訴されており、2007年10月に懲役6年の実刑判決が下されましたが、控訴しました。しかし、控訴以降の裁判の行方が分かっていません。恐らく、他の実行犯同様に控訴棄却され6年の実刑を受けていると思われます。

2019年の現在では、既に出所している可能性が高いと考えられますが、現在の舘野昌克に関する情報は見つかりませんでした。

【バッキー男優】菊池政彦

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別名:菊池

AV男優塾の出身とされており、かなり曲者の人物でした。

過去、痴漢で逮捕された経歴の持ち主です。菊池政彦は、バッキー作品の愛好者でした。バッキーの企画に参加した時には、勝手にスタンガンでAV女優に暴行したことも判明しています。

バッキー事件で、菊池政彦は3件の事件関与で起訴されており、2006年7月に懲役12年の実刑判決が確定となりました。恐らく、2018年には出所している可能性があります。しかし、現在の菊池政彦に関する情報は全く確認できていません。

バッキー事件の犯人、栗山龍は精神異常者?

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バッキー事件の主犯格であった栗山龍は、異常な性癖の持ち主といえます。

もともと、栗山龍は自分の性的趣味を満足させる為に、ダイヤルQ2の運営や脱法ドラッグの販売を始めたり、無店舗経営のSMクラブをオープンさせるなど、普通のサラリーマンでは考えられないバイタリティを持った人間でした。

栗山龍は、自分の性的な興味や興奮を満足させる為には、どんな手を使ってでも追及する行動力がありました。裏を返せば、異常なまでの執着心の持ち主でもあります。

バッキーを創設した理由は、「他のAVでは全然足りない。自分の見たいAVを作る為に会社を作った。」と語っていました。AVの為に会社を作るほど、自分の性的嗜好が満たされない現実に、焦燥感を抱いていたことが分かります。

特に、栗山龍の精神の歪みが見えるエピソードには、猫を殺すことが趣味だったことです。特に「子猫」を殺すことが、一番の快楽だったそうです。猫を車でひき殺したり、ナイフで滅多刺するなどの、異常行動が見受けられます。

この「猫を殺す」行為は、殺人への興味が異常に高い人間に見受けられる行動といわれています。

残虐で極悪非道な殺人事件を起こしてきた人の共通点に、幼い頃に「死」というものに触れ、「死」に対して異常なまでの興味を抱いて育ち、「死」を実感する為に、猫などの小動物を虐待や殺害する傾向が報告されています。

栗山龍が繰り返してきたバッキー事件の真の目的は、「人を殺してみたい」との欲求の表れだと思われます。身体的にも精神的にも破滅させられた被害者の女性達にとっては、「死」よりも恐ろしい体験を強いられたと思われます。

バッキー事件の犯人、栗山龍の現在!

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バッキー事件の主犯格であり、多くのAV女優に鬼畜な行為を繰り返してきた栗山龍ですが、バッキー事件の公判中も一環として、自身の罪を認めることはありませんでした。

裁判での栗山龍の発言は、「全ては、スタッフが勝手に行った犯行であり、自分は一度も撮影に参加していない」「自分の本業は、金融取引やコンサルティング業務である」「バッキーは資本投資だけの、副業である」と弁明しています。

まるで、自分が何の悪いことをしたのか分からないとでも言いたそうな態度で、反省する素振りさえ見せなかったのです。この態度には、裁判官も大変遺憾の意を表しました。

バッキー事件で、栗山龍は3件の事件関与で起訴されており、2007年12月に懲役18年の実刑判決が確定されました。栗山龍が上告するも、控訴棄却となり実刑となったのです。

裁判で判決を言い渡された際も、薄ら笑いを浮かべていたといいます。この表情を見た傍聴席の人達は、栗山龍には、よほど強い裏社会との繋がりがあると推測する人や、本当に罪の意識がない人間だと見る人もいます。栗山龍のような人間を、サイコパスと呼ぶのかもしれません。

現在では、長野刑務所に収監されているとの噂があり、刑務所内でも自分がバッキー事件で起こした犯行の自慢話をしたり、眉毛を剃り落としたりと、数々の問題行動が目立つようです。

バッキー事件の主犯格である栗山龍も、いつかは刑務所から出て、大衆の中に紛れ込んでしまうのです。その、恐ろしさを考えると、バッキー事件で被害に遭われたAV女優の方々だけでなく、多くの女性が恐怖を感じることでしょう。

【バッキー事件】AVの危険な一面が明らかに。

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これまで、バッキー事件について紐解いてみました。栗山龍らが起こしたバッキー事件の残忍な犯行は、バッキー事件を知る側も深く心が痛みます。

性犯罪の為、メディアでの報道規制もかかり、バッキー事件事態があまり記憶にないと感じた人も多いのではないでしょうか。バッキー事件の被害に遭った多くの女性達が、自分がAV女優となったことや、出演作品を隠したい一心で、被害を訴えることができず、泣き寝入りする女性が多かったのです。

現在では、AV女優の方々も、タレントとしてテレビや雑誌などへの出演が多くなりました。現在の若い女性にとって、AV女優という職業への関心が大きく変わりつつあり、偏見の目は薄まっているようです。

しかし、それはAV女優の中でも、ごく一部の人間です。現在でも、バッキー事件の被害者となった女性達のように、よく理解しないまま契約してしまい、撮影で酷い扱いを受ける女性も後を絶ちません。

バッキー事件を風化させると、また同じことが起こってしまいます。バッキーという組織自体は、「コレクター」として存続しているのです。栗山龍が出所してきた時、また同じ過ちを繰り返さない為にも、バッキー事件を風化させないことが大切だと考えます。

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