ベルメスの顔とは?Wiki風にわかりやすく解説!顔画像&写真を特別公開! | ToraTora[トラトラ]

Bélmez Faces
In 1971 strange stains that resembled faces began appearing on the floor of Maria’s residence in Bélmez de La Moraleda, Andalusia, Spain.#ParanormalPhenomenon #Mystery
ベルメスの顔:1971年スペイン・ベルメスの民家の床に、顔のような染みが浮かび上がった謎の現象。 pic.twitter.com/wbTLcXuarO

— FREAK SCENE フサオ (@AcidEater_Fusao) January 5, 2019

ベルメスの顔にまつわるさまざまな噂は、世界中に流れています。もともとベルメスの顔は、スペインの山間部にある小さな町の一軒家に現れた不可思議な模様でした。

その模様が、まるでイエス・キリストの顔に見えると話題になりました。ベルメスの顔が発見されて以降、スペインの小さな町には、次々と騒動が巻き起こります。

ベルメスの顔によって起こった騒動やベルメスの顔の写真について、wiki風にご紹介していきましょう。

ベルメスの顔の由来は?

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引用: Pixabay

まずは、wiki風にベルメスの顔の由来から、ご説明します。

ベルメスの顔の由来は、スペイン南部に位置するハエン県の山間部にある「ベルメス・デ・ラ・モラレダ」という村の名前から命名されたことが真相です。

ベルメスの顔は、「ベルメス・デ・ラ・モラレダ」という町に暮らすフワン・ペレイラー宅の暖炉に現れた不可思議な模様になります。ベルメスの顔が現在も世界中で噂されている理由には、ベルメスの顔がイエス・キリストの顔に見えることが真相です。

ベルメスの顔を見た人たちは、一様にベルメス・デ・ラ・モラレダの隣町にある教会の、大聖堂に飾られている「イエス・キリストの肖像画」にそっくりだと言ったのです。この噂が、ベルメスの顔が注目を集めた発端だったのです。

ベルメスの顔をwiki風にわかりやすく解説!

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引用: Pixabay

ベルメスの顔の顔については、さまざまな噂が流れています。第一発見者であり、ベルメスの顔の騒動の中心人物であったマリア・ゴメスは既に死亡しており、ベルメスの顔の真相は明かされていません。

しかし、ベルメスの顔の騒動の勢いは、現在でも収まっていません。ここでは、ベルメスの顔について詳しく説明する為にwiki風に、ご紹介していきます。

【1】フワン・ペレイラー一家

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引用: Pixabay

まず、ベルメスの顔で騒動の中心となった「フラン・ペレイラー」一家についてwiki風に解説していきます。

ベルメスの顔の騒動で中心となったフラン・ペレイラー一家は、夫・妻(マリア・ゴメス)・息子2人の4人家族でした。フラン・ペレイラー一家は、スペインの「ベルメス・デ・ラ・モラレダ」に住んでいました。

スペインのベルメス・デ・ラ・モラレダで暮らす人たちは、主に農業で生計を立てて生活していました。特に、オリーブの栽培やエスパルトの生産に取り組んでいました。

エスパルトをwiki風に紹介すると、エスパルは紙や縄などの原材料になるイネ科の植物です。ベルメス・デ・ラ・モラレダでは、農業以外の産業を発展させようと、町全体でエスパルトの生産に取り組んでいました。

しかし、スペインのベルメス・デ・ラ・モラレダは、土地や気候に恵まれず非常に貧しい村でした。1970年の冬には、極寒と乾燥が重なり村全体の牛が半数以上も死亡しました。

また、1971年に入り春を迎える季節になっても、スペインのベルメス・デ・ラ・モラレダでは寒波が続きオリーブの栽培にも大きなダメージを受けました。

フワン・ペレイラー一家はスペインのベルメス・デ・ラ・モラレダで農業やヤギの飼育を行いながら、生計を立てていました。近隣住民たちからも、フワン・ペレイラー一家は仕事に一生懸命取り組む非常に真面目な家族だったと語られています。

【2】発見

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引用: Pixabay

ベルメスの顔が発見された経緯を、wiki風に解説していきます。

1971年8月23日、ペインの山間に位置する小さな村「ベルメス・デ・ラ・モラレダ」にあるフワン・ペレイラー宅で「ベルメスの顔」が発見されました。

フワン・ペレイラー宅の妻であるマリア・ゴメスが夕飯の支度をしていた時でした。マリア・ゴメスが、鍋を火にかける為に、暖炉に薪をくべようと灰を退かしたら、暖炉の灰の下から模様が現れたのです。

マリア・ゴメスは、驚愕しました。男性か女性かの判別はできませんでしたが、現れた模様は、はっきりと顔に見えたのです。きちんと、目・鼻・口が確認できました。また、口元にはヒゲもあるようでした。

マリア・ゴメスは、家族だけでなく近隣住民にもベルメスの顔が現れたことを相談しており、ベルメスの顔を確認させています。

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引用: Pixabay

ここでは、ベルメスの顔の出現によってフラン・ペレイラー一家に起こった変化を、wiki風に解説します。

スペイン「ベルメス・デ・ラ・モラレダ」の町では、ベルメスの顔の噂が瞬く間に広まりました。

フラン・ペレイラー宅に詰めかけた人たちはベルメスの顔を見て、スペインのハエン県内に建っている教会の、大聖堂に飾られているイエス・キリストの顔に見えると言い出しました。

フワン・ペレイラー宅には、毎日のようにベルメスの顔を見せて欲しいと人が押し寄せるようになり、フワン・ペレイラー一家は、日常生活に支障をきたすようになったのです。

【4】封印

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引用: Pixabay

ここでは、フラン・ペレイラー一家がベルメスの顔に行った対策を、wiki風に解説していきます。

マリア・ゴメスは、日に日にベルメスの顔の表情が変化しているように感じました。マリア・ゴメスは、ベルメスの顔の変化に恐怖を感じ、雑巾で擦り落とそうしますが全く消えませんでした。

8月29日にマリア・ゴメスの夫と息子たちが、ベルメスの顔部分にセメントを被せて塗り潰しました。しかし、9月9日には、また同じ場所にベルメスの顔が現れたのです。マリア・ゴメスは、驚愕しました。

フラン・ペレイラー一家は、ベルメスの顔が現れる原因を突き止めようと、暖炉に現れたベルメスの顔の部分に穴を開けて、床下を掘ることにしました。ベルメスの顔がある床下を2m50cmほど掘った時、人骨が出てきたのです。人骨は、数体確認されました。

人骨の真相についてwiki風に解説すると、フラン・ペレイラー一家の家が建っている一帯は、17世紀頃まで墓地として使用されていた土地だったことが真相です。なので、フラン・ペレイラー宅だけでなく、その近隣住民の床下にも人骨が埋まっている可能性が高かったのです。

マリア・ゴメスは暖炉に現れた顔がイエス・キリストのような顔だった為、ベルメスの顔は浄化しきれない人々からのメッセージだと考えました。そして、フラン・ペレイラー一家は、発見した人骨を供養して、暖炉に掘った穴を埋めました。これで、ベルメスの顔の騒動は収束したと思っていたのです。

【5】始まり

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引用: Pixabay

ベルメスの顔の騒動は、ここからが始まりなります。ベルメスの顔の騒動の始まりを、wiki風に解説します。

今度は、暖炉以外にもベルメスの顔が家中に次々と現れるようになったのです。人骨を掘り返すまでは、暖炉の中にしか現れなかったベルメスの顔は、家中の壁や床に浮かんでは消える現象を繰り返しました。ベルメスの顔は、最も多い時には18個も現れたのです。

ベルメスの顔が多数出現したことから、それぞれの顔に名前がつけられていたといわれています。ベルメスの顔は、一番最初に現れた顔を「七面鳥」と呼ばれていました。

その真相には、ベルメスの顔がイエス・キリストの顔に似ておりクリスマスに七面鳥を食べることが由来といわれています。

【6】調査

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引用: Pixabay

ベルメスの顔の騒動を聞きつけた政府やマスコミは、ベルメスの顔を調査することになりました。ベルメスの顔の調査について、wiki風に詳しくご紹介します。

フラン・ペレイラー宅で起こっている不可思議な現象について、スペインの新聞「プエプロ」紙が目をつけて報道しました。すると、スペイン中でがベルメスの顔に注目し、世界でも話題になりました。

次々と現れるベルメスの顔を消したり、塗り潰していたフラン・ペレイラー一家でしたが、市長からベルメスの顔を消すことを禁止されてしまいます。

1971年にベルメスの顔の真相を調査する為に、スペインの内閣府まで動き出しました。ベルメスの顔の真相を調査する為、スペインのさまざまな専門家たちでチームを結成し、真相について調査が開始されたのです。その中心人物になったのは、スペインの超心理学会の副会長を務めていた人物でした。

また、内閣府の調査チームとは別に、ベルメスの顔にいち早く注目していたスペインの新聞「プエプロ」紙も、真相解明の為に調査チームを立ち上げました。

【7】結果

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引用: Pixabay

ベルメスの顔に関する真相を突きとめようと動いていたそれぞれのチームが、真相の結果を発表しました。ベルメスの顔の真相について、wiki風に解説していきます。

1971年、スペインの内閣府が担当した調査チームでは、ベルメスの顔の真相について、酢酸にススを混ぜ合わせた成分で描かれていると発表しました。実際に真相を確かめる為に再現実験を行い、コンクリートに酢酸とススで模様を描き、紫外線を当てることで模様が浮き出ることが実証されました。

1972年、「プエプロ」紙が真相を突き止める為に調査した結果、ベルメスの顔は写真のフィルムの原料で用いられている硝酸銀によって描かれたことが真相であると発表しました。

しかし、ベルメスの顔のコンクリートから検出された硝酸銀の成分が少ないことから、模様が浮き出る可能性が低く、信憑性はないといわれています。

しかし、スペインの内閣府もスペインの新聞「プエプロ」紙のどちらも「酸」を用いた成分にてベルメスの顔は、意図して描かれたことが真相であると見解を示しています。

また、ベルメスの顔について、他に確認できた真相の中には「コンクリートのシミ消し」の成分が含まれていたことも明らかになっています。

【8】進化

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引用: Pixabay

ベルメスの顔の騒動は加速する中、ベルメスの顔自体も進化していったのです。ここでは、ベルメスの顔の進化について、wiki風に解説していきます。

今度は、ベルメスの顔が現れては消えるという不可思議な現象が起きました。この現象は、1974年に急に治まり、ほとぼりが冷めたと思われていました。しかし、再び1982年にベルメスの顔の出現が始まったのです。

ベルメスの顔の調査報告書には、コンクリートには「コンクリートのシミ消し」の成分が含まれていたことが記述されており、意図して起こした現象だったと推測されます。

この後、フラン・ペレイラー一家を襲ったベルメスの顔の現象は、思わぬ方向へと進展していきます。

2004年2月3日、マリア・ゴメスが亡くなりました。ベルメスの顔を発見した人物であり、騒動の中心人物ともいわれていました。

マリア・ゴメスが亡くなってから、しばらくするとマリア・ゴメスの実家にもベルメスの顔と似たような模様が次々と現れたのです。現在、マリア・ゴメスの実家は町が管理しています。

実際にあったベルメスの顔画像を紹介!

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引用: Pixabay

ベルメスの顔の写真はネット上に出回っており、ベルメスの顔を確認することは可能です。

しかし、ベルメスの顔は塗り潰したり破壊した過去があるので、出回っている写真が本物のベルメスの顔なのかは不明です。ここでは、ネット上に出回っているベルメスの顔の写真について、wiki風に解説していきます。

【1】キリスト?

1971年8月、スペインの田舎町ベルメスで不思議な事件が発生。

ある農夫の家の台所の床に、人間の顔のようなシミが…

消しても現れ、床を張り替えても、コンクリートを打っても現れる。そのうち、話し声まで😱

調査委員会の調べだと化学物質で作れるらしいが、本当の原因は不明。#ミステリーを追え pic.twitter.com/XoYwQcjk74

— しんけん@ミステリー調査隊 (@shinkencasefile) June 25, 2019

マリア・ゴメスが発見した顔に一番近いといわれているベルメスの顔が、ネット上に出回っています。

この写真をwiki風に解説すると、写真に写るベルメスの顔は、噂となった教会の大聖堂に飾られているイエス・キリストの顔にそっくりです。

写真のベルメスの顔は、面長で濃ゆい眉が特徴です。写真のベルメスの顔は、右側をじっと見つめているように見えます。

写真のベルメスの顔の口は少し開いており、声を出しているように見えます。また、口ひげが生えているようにも見える写真です。

【2】骸骨?

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引用: Pixabay

ベルメスの顔で有名な写真の中でも、wikiにも掲載されている写真があります。

wikiに掲載されている写真のベルメスの顔は、ロングヘアです。その顔は、不気味な骸骨のようにも見えます。wikに掲載されている写真のベルメスの顔は、頬はこけており、目・鼻・口が黒く滲んでいる為、窪んで見えます。

wikiでも紹介されているベルメスの顔の写真は、モナ・リザのようなポーズで上半身まで描かれています。この写真のベルメスが顔が着ている服も、モナ・リザと同じような胸元が広く開いたドレスのように見えます。

【3】仲間の登場

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引用: Pixabay

ベルメスの顔の写真には、ベルメスの顔以外の登場人物まで出てきている写真もあります。

この写真をwiki風に解説するいと、ベルメスの顔はイエス・キリストのようですが、それを見上げている人が数人一緒に描かれています。

このイエス・キリストのような人物を数人が見上げている写真は、他にもさまざまなパターンが存在しています。しかし、この写真に写る人たちは全員同じ顔です。この写真のベルメスの顔は、誰かが意図して描いたように見えます。

ベルメスの顔はイタズラという説も。

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ベルメスの顔の真相について、調査チームがそれぞれ調査報告を発表しました。

どれも「酸」を用いて、意図して誰かがイタズラで描いたことが真相であると見解を示しました。終いには、スペインの地元紙に町全体で真相を歪め、詐欺に加担していると書かれたのです。

ベルメスの顔を巡って、マリア・ゴメスはじめ町中が騒動に加担していると思われた理由について、wiki風に解説していきます。

【1】商品化

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マリア・ゴメスは、日々多くの人が家に押し寄せる事態になったことを「生活を壊された」と語っています。

確かに、ベルメスの顔が有名になったことで、フワン・ペレイラー宅には遠くの地域からも多くの人がベルメスの顔を見に来るようになったのです。その数は、多い時で1万人に上ったともいわれています。

しかし、マリア・ゴメスをはじめフワン・ペレイラー一家は、ベルメスの顔を見に来る人たちから入場料を招集し、お土産用に写真の販売まで行っていました。

さらに、驚くことにベルメスの顔のバスツアーを企画・販売していた真相が明らかとなりました。後に、マリア・ゴメスの親族によって、ベルメスの顔は商標登録された真相がわかっています。

このベルメスの顔を使った商売は、非常に繁盛したそうです。それは、フワン・ペレイラー一家だけでなく、町に観光客が詰めかけたことで、町全体が活気に満ち溢れたのです。

【2】フワン・ペレイラー宅の買収

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町全体に大きな経済効果を与えたベルメスの顔を町で買い取り、さらに集客を増やそうと考えていた真相が明らかになっています。

マリア・ゴメスの死後、町はフワン・ペレイラー宅の購入に乗り出しましたが、フワン・ペレイラー宅の価格が日本円にして8400万円とかなりの高値だった為、購入することはできませんでした。しかし、マリア・ゴメスの実家なら1200万円で購入できるとなり、町はマリア・ゴメスの実家を購入しました。

町がマリア・ゴメスの実家を購入した後、マリア・ゴメスの実家にベルメスの顔が次々と現れるようになったのです。

マリア・ゴメスの実家に出現したベルメスの顔について、スペインの「エル・ムハンマド」紙は、スペインの超心理学者であるフランシスコ・マニュスが水で描かれたシミが真相だと証言したと報じました。また、この町中が人々を騙すような悪質な行為を行っていることが真相であると報道したのです。

【3】ベルメスの顔の博物館

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2012年、ベルメス・デ・ラ・モラレダの町を挙げてベルメスの顔の博物館を建設しました。

博物館の建設に当たり、日本円にして1億2千万円が投じられたと報道されています。1つの小さな町で、これだけ莫大な資金が投資されたというのは驚きです。

ベルメスの顔の博物館では、現在でも写真の販売が継続されており、写真の価格が日本円で1枚5400円もするそうです。

ベルメスの顔。次はどこに現れる?

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引用: Pixabay

フワン・ペレイラー宅の暖炉でマリア・ゴメスが発見したベルメスの顔は、イエス・キリストのようだとスペイン内外で報道され有名になりました。

フワン・ペレイラー宅に出現した多くのベルメスの顔は、マリア・ゴメスが亡くなってから、マリア・ゴメスの実家にも出現するようになったのです。

ベルメスの顔は、ネット上に写真が出回っておりベルメスの顔を確認することは現在でも可能です。しかし、ベルメスの顔は意図して描いたような印象を受けます。

ベルメスの顔は、政府や新聞社などが調査や研究を行っており、「酸」の含まれる成分を用いて描いた誰かのイタズラである可能性が高いと見られています。

また、スペインの地元紙では、ベルメスの顔を使った商売が巨大化し、町全体で詐欺まがいの行為が行われていると報じました。現在では、ベルメスの顔の博物館まで誕生し、より町全体でベルメスの顔を用いた商売が加速しているようです。

今後、ベルメスの顔はどこに登場し、どんな騒動を巻き起こすのか楽しみです。