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「最近倦怠期でさ~」という話題、みなさん一度は耳にしたことがありますよね。
実際自分たちカップルにも倦怠期が訪れたときには、原因もよくわからないまま相手に苛立って喧嘩が増えたり、会いたくなくなるなどして困ってしまうでしょう。
そんなときに知っておくと助かる、倦怠期についての原因や乗り越えるための方法をご紹介します。
倦怠期の理由・原因を理解して乗り越え方を学んだカップルは最強のカップルになれるはずなので、そんな二人を目指していきましょう!
倦怠期の意味は?
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インターネットで倦怠期について検索すると、以下のような答えが出てきます。
(主に夫婦の間で)互いにあきていやになる時期。
引用:コトバンク
という意味だそうです。
では具体的に倦怠期とはなにか?ということですが
- パートナーに異性としての魅力を感じなくなる
- 一緒に居ても退屈に感じる
- 相手の嫌なところばかり目についてしまう
などの状態に陥ることを倦怠期になると言います。
付き合いたては何をするにも新鮮で楽しいですが、ある程度の時間を一緒に過ごすと、刺激が減って関係がマンネリ化してしまうのです。
倦怠期は恋人同士だけでなく夫婦になっても時折訪れるので、恋愛をする上で倦怠期を乗り越えることは永遠の課題とも呼べるでしょう。
一緒に居ても新鮮さがなく退屈に感じてしまうため、倦怠期が訪れると別れを選んでしまうカップルも少なくありません。
付き合いたてで熱がピークの状態と比べると気持ちがかなり落ち着いてしまうので、相手の大切さや失いたくない気持ちが薄まってしまがちな状態です。
倦怠期の原因は?カップルで〇〇だから?
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それでは倦怠期になってしまう理由・原因を見ていきましょう。
カップルにとって倦怠期は今後を左右する重要な問題なので倦怠期に陥ってしまう理由・原因をしっかり理解しどうすれば回避できるのかについて考えていきましょう。
倦怠期の原因①:自分磨きを怠る
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相手によく見せようという気持ちが薄まることで、怠けから自分磨きを忘れてしまうことが理由に挙げられます。
付き合いが深まったことに甘えて常にスッピンで過ごしたり、だらしない恰好やジャージなどで一緒に居ることを恥ずかしいと全く感じなくなってしまったら倦怠期の危険信号です。
カップルで過ごしているのに身だしなみを気にしなくなるのは、相手を異性として意識出来ないという事態を引き起こす原因となります。
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引用: PAKUTASO
最近食事もどこかへ出かけるのもなんかワンパターンだな…。と感じることが増えることが理由としてあげられます。
それは「ここでいいだろう」と、相手を蔑ろにしてテキトーに決めたり手抜きをしているせいかもしれません。
カップルになってすぐは気合を入れてデートのスポットも吟味していたのに、二人で楽しむことさえどうでもよく感じたり、飽きたと感じ始めたら注意です。
倦怠期の原因③:甘え過ぎてしまう
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「信頼している」「安心している」と言えば聞こえがいいですが、相手の優しさに甘えすぎるといつの間にか関係にヒビが入ることもあります。
信頼関係が築かれるほど相手の存在を当たり前に感じてつい甘え過ぎてしまうパターンは非常に危険です。
少しキツイ態度をとってしまっても、相手が自分から離れることがないだろうと思い込んでいると泣きをみることにもなりかねません。
一緒に居ることが当然に思えるかもしれませんが、甘えすぎることで倦怠期に関係が壊れてしまうことはよくあることです。
引用: PAKUTASO
相手への甘えによって、言葉が足りなくなることもあります。
思っていることは言葉で伝えないと分かりません。それを長く一緒に居ると忘れてしまいがちです。
良く言えば『以心伝心出来てる関係』かもしれませんが、いつもいつも相手の考えていることが分かるなんて、何十年も連れ添った夫婦ですら難しいと思います。
なので「分かってくれるだろう」と安易に考えしまうことはもちろん、「なんで分かってくれないの!?」なんて相手を責める行為は気持ちが冷めてしまう原因となってしまいます。
また、忙しいからと、相手を蔑ろにしてしまうことも倦怠期の原因となります。
「今じゃなくてもいいか。」と連絡を怠ったり、相手の事よりも自分を最優先する状態を続けていたら、カップルの関係性に溝が生まれるのは当然のことなので注意しましょう。
倦怠期の原因④:将来を意識しすぎる
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引用: PAKUTASO
付き合いが長くなることで二人の将来を想像するのは自然なことです。
しかしそんな自分の理想を押しつけてしまったり、具体的に結婚を意識しすぎて、思うようにいかない現状に嫌気がさしてしまうことがあります。
焦って先走り過ぎると、上手くいくこともいかなくなってしまいます。
今目の前にある幸せを見落として二人の関係を嘆くのは悪循環を生んでしまいます。
倦怠期の原因⑤:疑心暗鬼になってしまう
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最近上手くいっていないと感じると、相手のなにもかもが疑わしく感じてしまいます。
愛されている自信がなくなると気持ちが薄れ、倦怠期の理由・原因になります。
気持ちが冷めたと感じる行動としては、
- 会話や連絡が減る
- 会う頻度が減る
- 心配してくれない
- そっけない態度をとる
ということが挙げられます。どれも、ここまで書いた『倦怠期の原因』に当てはまる甘えや言葉の足りなさだと思います。
相手は別れる気なんてなかったとしても、自分が大切にされていないと感じて不安なままなら一緒に居たくなくなってしまうのは頷けますよね。
怠期の原因⑥:倦怠期を悪と決めつける
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倦怠期は出来れば早く乗り越えたいものですが、相手と向き合うための時間として過ごすことが出来れば決して100%悪いものではありません。
しかし”倦怠期=悪い時間”という思考に落ち入り、相手の気持ちが分からなくなって、自分自身の気持ちも見えなくなってしまったとき「もうダメだ」と諦めてしまっては、そこで関係は終わってしまいます。
捉え方によって物事は変化します。倦怠期をお互いを見直すための期間と思えれば、ポジティブに頭を切り替えられるかもしれません。
倦怠期を『通過点』と見るか『最悪な時間だ』と見るかでこの先は大きく変わってきます。
一度倦怠期に突入してしまったら、この先もずっと変わらないということはありません。努力次第で相手との恋愛感情をまた盛り上げることが出来るんです。そのことを意識してみることが大切になってきます。
倦怠期の原因⑦:カップルのメカニズムによって起きている
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倦怠期に悩まされているカップルの割合はおおよそ5割とも言われています。半数ものカップルが陥るということは、だいぶポピュラーだと言えると思います。
そして倦怠期は科学的にも立証されていて、ホルモンの関係があると言われているのです。
科学的に言うと倦怠期とはフェニルエチルアミン (PEA)の分泌の終了をさします。
フェニルエチルアミン (PEA)ってなに?と思うかもしれませんが、分かりやすくお話しするとフェニルエチルアミン (PEA)を利用した恋愛心理では”吊り橋効果”が有名かと思います。
吊り橋効果では、吊り橋でドキドキしているときにフェニルエチルアミン (PEA)が分泌され、近くに異性が居るとそのドキドキが近くの異性といるせいだと脳が勘違いするため恋に発展しやすいと言われています。
つまりフェニルエチルアミン (PEA)はドキドキしたときに分泌されるホルモンの事だそうです。
付き合い当初はこのフェニルエチルアミン (PEA)が大量に脳で分泌されている状態ですが、実はこのホルモン、男女ともに個体差はありますが大体3年で終わってしまいます。
なので「最近パートナーにあんまりドキドキしなくなってきた」というのも決して可笑しいことでは無いのです。
倦怠期について悩んだときにはこんな豆知識を知っておくことで少し気楽に構えることが出来るかもしれません。
倦怠期をカップルで乗り越えるための方法は?
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続いて、倦怠期をカップルで乗り越えるための方法について紹介していきます。
倦怠期の乗り越え方①:初心を思い出す
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初心に戻るというのはやはり、一番分かりやすい方法ですよね。
二人で撮った写真を一緒に見返したり、あらためてアルバムなどを一緒に作る思い出を振り返りながら共同作業をすることが出来るので、倦怠期にはうってつけだと思います。
また、付き合い始めに一緒に行った場所に行ってみるのも初心を思い出すことが出来て効果的です。
カップルになった当初と同じ流れでデートを楽しめば、懐かしさと当時の気持ちを思い出して、改めて相手を大切にできるはずです。
倦怠期の乗り越え方②:一緒に新しいことを始める
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倦怠期の大きな理由・原因は”マンネリ”です。
それを打破するために、二人でなにか新しいことにチャレンジしてみるのもオススメです。
具体的にオススメなチャレンジ方法をご紹介します。
予備知識なしで、電車や車を使ってお出かけをするのも楽しいことですよね。
どこにたどり着くのか分からないミステリーツアーには、普段では感じられないドキドキやワクワクがあります。
知らない場所はかなり新鮮に感じますし、現地でどうするか決めたり面白いものを発見出来ればそれだけ会話も広がるでしょう。
思わぬ場所でお気に入りのスポットを見つけられるかもしれません。
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たまにの贅沢として、ちょっとしたコース料理をおめかしして食べに行くのもオススメです。
いつもお家デートでまったりすることが多いというカップルほど、刺激的で気合が入ります。
女性らしさを感じさせることで、熱い気持ちが再び訪れます。
レシピを探してみたり、二人で考えて料理をするのも良い時間です。
成功して美味しく出来た時はもちろん、失敗してしまったときにも「今度はこうしよう!」と改善点を話し合ったりして、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
スポーツをして体を動かしたり、いつも日帰りばかりであれば思い切って旅行にでかけるのも倦怠期を解消する手です。
カップルで気分転換をすることによって新鮮さを感じ、原因となっているマンネリを減らすことが出来ます。
倦怠期の乗り越え方③:話し合いや手紙で思っていること伝える
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付き合いが長くなると、ついつい「ありがとう」や「ごめんね」を言えなくなることが倦怠期にハマる理由として多いです。
「言わなくても分かっているだろう。」と思うことが一番良くないので、しっかりと向き合い話し合うことがとても大切です。
お互いが倦怠期として意識しているのであれば、そのことから逃げずに話し合うの時間を設けます。
お互いの不満に思っていることや、どうしたらもっと良い関係になれるのかを話し合うことでお互いを知る為の機会を作れます。
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直接言うのがためらわれるなら、手紙を書くと素直に気持ちも伝えやすくなるはずです。
改まって手紙という形で伝えられると受け取った側の気持ちもただ話すだけとは違いますし、形としても残ってくれるので、後になって読み返すことも出来てオススメです。
一番良くないのは、二人にとって悪い状況をちゃんと向き合わずに見てみぬふりをすることです。そこを改善することが出来れば二人の絆を強めることができます。
倦怠期の乗り越え方④:相手の良いところを褒める
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倦怠期に突入すると、相手の悪い部分にばかり目がいきがちになってしまいます。
それではお互いに攻撃的になって喧嘩ばかりになってしまうので、あえて良い部分や好きなところを意識して探すようにしましょう。
良い部分を探すのも伝えることも、褒められる側もマイナスになる要素なんて全くありません。
出来れば一日一回は、「今日の服装素敵だね」「〇〇君のそういう部分が尊敬出来るから見習うね」などと、思うだけでなくしっかりと相手に伝えることが出来るように努めることが大切です。
倦怠期の乗り越え方⑤:少し距離を置いてみる
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ここまでの方法を試してみても、パートナーに苛立ってしまってどうしても無理って時もあると思います。
そんな時は一旦距離を置くのも手です。離れてみることで冷静になることが出来るので今まで見えなかった部分が見えることもあります。
とくに同棲状態のカップルは四六時中一緒にいるせいで、お互いに適切な距離感が分からなくなってしまうことが多いです。
そして、距離を置いたときには『相手を失った未来』についてよく考える時間をとるのも倦怠期を解消するためには大切です。
傍に居ると当たり前に感じていた優しさがあったことにも気づけるかもしれません。
感情的なまま別れを選んでしまっては後悔することにも繋がりますので、倦怠期かな?と思った際には一度距離を置いて冷静になることをオススメします。
カップルで倦怠期を乗り越えよう!
引用: PAKUTASO
今回は倦怠期になってしまう理由・原因と、倦怠期を乗り越える方法についてお話ししました。
倦怠期に突入してしまうと、最初は相手を気遣い当たり前に出来てたことが出来なくなってしまうことが多いです。
手を抜かれていると感じると不安になって苦しい思いをすることもあると思います。
そんな倦怠期を乗り越えて、本当の意味で分かりあえる一緒に居れば居るほどラブラブになれるカップルを目指しましょう!