罪悪感の心理に立ち向かう方法まとめ!うつ病にならず解放される方法は? | ToraTora[トラトラ]

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罪悪感とは、罪を犯したと思う心理の事です。

その人が自分自身の有様などに関して、罪がある、悪いことだ、と感じる嫌悪感の事であるとされます。規範意識に反している、という心理からその罪悪感は生まれます。

規範意識には道徳といったものが含まれますが、それには絶対的なものはありません。

規範意識はその人が属する社会によって違うことがあり、すなわち社会によって罪として認識される範疇が異なってくるのです。

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罪悪感を抱き過ぎてしまうことのデメリット

【1】うつ病等の精神疾患に関わる危険性がある

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誰しも罪悪感を抱く出来事は経験します。

ただ、罪悪感をあまりにも長く強く、心理的に無意味に手放すことなく抱き過ぎると、精神疾患を患ってしまうことがありえます。

抑うつや、PTSD等を患う危険性があります。

罪悪感には、その罪悪感を抱くことに何ら疑問の余地がない事柄から、一見、他人からしてみると罪悪感を抱くには多々疑問を持つような事柄まで、様々あります。

しかし、うつ状態になってしまうとその人の考えた、心理状態、認知が歪み、本来はそこまで強い罪悪感を抱かなくてもよいはずの事柄や、その人の罪ではない事柄にまで強い罪悪感を抱いてしまい、いつまでもそれを手放すことができなくなります。

それにより、さらにうつ状態へとなっていくのです。

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【2】恋愛で失敗する

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恋愛においても罪悪感というものが起こります。

相手を振った、一度好きになってしまったために、別れ話ができない、他に好きな人が出来てしまった、等があります。

別れ話を切りだし、別れたものの相手が、別れられないとすがってきたり、心神喪失に近い辛い状態にまでなったという様子を自分が知ってしまったとき、悪いことしたという心理が働き、ずるずるとまた元の関係に戻ってしまうということもあります。

つまり本当に好きな人とのお付き合いができないというデメリットや、不本意な関係を無意味にと長引かせてしまうといったことが挙げられます。

罪悪感を手放さずに抱き過ぎてしまうことは、恋愛においてデメリットとなることもあるのです。

【3】幸せや楽しみを奪われる

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罪悪感を手放すことなく長く抱き、さらにあまりに強く抱きすぎると、心にしつこく粘着するようになります。

やがて心理的に自分を責めるようになり、自分は幸せになってはいけない、自分は喜びを感じてはいけない、この罪悪感を手放すことなど許されないと感じます。

そして、せっかく幸せになるチャンスや成功のチャンスがきたのに、自分にはそんな資格がないといって自分で自分をますます不幸にしてしまいます。

また行動においても、あえて愛されないような行動、あえて辛い状況さえ作りかねません。

無意識に自分を苦しめて自分を罰してしまうかのような意味のない行動に出てしまうのです。

そうなると悪循環に陥ってしまうのです。

 罪悪感を抱きやすい人の特徴は?

【1】人の評価を気にし過ぎる

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引用: PAKUTASO

人の評価は非常にまちまちです。

ですから人の評価を気にし過ぎている人は、もはや何が正しくて何が間違っているのかなど解らないといった状態にあります。

そのような中で人から非難され、自分を責めでもしたら大変なことになります。

こういった人は、自分の意見をしっかりもって、他人の評価に振り回されないようにするべきです。

【2】完璧主義が行き過ぎている

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引用: PAKUTASO

物事がもはや見えなくなってしまうほどの向上心をもって、完璧を追い求める人がいるようです。

精神的に疲れ過ぎているのに、それにすら気づけないほど疲弊しています。

この世の物事には絶対完璧なことはなく、それを使っていくら頑張って完璧にやろうとしてもやはり無意味です。完璧主義というのは完璧でなければ心理的に不安になる、というのは分からなくもないですが、やはりバランスが大切です。

ほどほどでいいか、このへんでいいかな、といった合格ラインの基準をもう少し下げてみてはいかがでしょうか。

まして仕事ともなれば、クライアントがどの程度の完成度を求めているかに忠実になることは非常に大切な事でしょう。

【3】何事も人と比べてしまう

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価値観はほんとうに人それぞれです。

そこに優劣はなく、それぞれ独立して価値があり貴重なものです。それなのに他人と比較することに何の意味があるというのでしょうか。

そのような無意味な競争によって勝敗を決めて、実際どうであれ心理的に負けたと思えば自分を責めて罪悪感を抱くこともあります。

自分はダメな奴だと罪悪感に支配され、ひどいとうつ病にもなりかねません。自分の価値観は誰にも邪魔されないし、誰の価値観をも邪魔はしません。

無意味な他人からのレッテルも気にすることもありません。

【4】真面目過ぎて責任感が強い

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社会において真面目な人は好かれます。

責任感の強い人は社会で信頼されます。それらは人間関係においても非常に良い意味ある事となります。ただし、それの度が過ぎていると今度はデメリットとなりえます。

たとえば、自分へ他人から好意を受け取った時、手間をかけさせたといって心理的に罪悪感を抱くことがあるようです。単純に素直に感謝の意を表せばよかっただけのこともあるのですが、あまりに真面目過ぎるとこういったデメリットがあります。

恋愛においても相手はあなたが好きだからこそ、せっかくしてくれたこともあるのです。

【5】人に気を遣う

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人に気を遣えるということは非常に素晴らしい、勇気のあることでしょう。

ただしそれもやはり、度が過ぎるとデメリットとなります。

あまりに気を遣いすぎるというのは、本来は罪悪感を抱かなくてもよいのに、ちょっとしたことについても自分を心理的に責めてしまいます。

例えば、自分が相手にした言動が、何か気に障ったのだろうか、不愉快にさせてしまったのだろうか、とあなたのせいではないのに無意味に罪悪感を抱いてしまうことがあるのです。

いつもあなただけが下手に出て相手に気を遣わなければならないということはないのに、そして、確かめようのないこともあるのに自分に責任があるように感じてしまいます。

そうなると、そもそも人との関わりが楽しいものではなく不安なものとなり、喜びを感じることがなく人間関係がうまくいきません。

下手をするとトラブルになってしまう可能性もあるでしょう。

あなたとあいては対等だということを忘れずに、あなたはあなたでいれば良いのです。

罪悪感の心理に立ち向かう方法10選!

【1】もう取り返しがつかないと思い込まない

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あなたが何か自分の言動について罪悪感を抱いた時、もう取り返しのつかないことをしてしまった、もうどうしようもないといった心理状態になるでしょう。

でも、そんなに取り返しのつかないことは世の中にはないのです。

その思い込みに気付きさえすれば罪悪感を手放すことができます。

取り返しがつくというのは、あくまで同等の物事で償うということです。

物であればお金であるとか、相手の心を傷つけてしまったのならその傷を癒せるよう相手をカバーしましょう。

ちゃんと反省し、今まで傷つけてきた相手を思いやるきっかけとなれば、意味のある罪悪感と言えます。

取り返しがつかないといっていつまでも罪悪感を手放すことなく抱き続けると、あなたも相手も、さらには周りのみんなも幸せにはなりません。

【2】自分を許す

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罪悪感を意味もなく手放すことなく抱き続けると、その心理状態は自らが幸せになることを拒んでしまいます。

罪悪感から自分を責め続け、自分は罪悪感を手放すことは許されないのだと自分で自分を苦しめます。他人からあなたが責められて場合には、他人があなたを許すかどうかはあなた自身ではなく他人です。

しかし、自分で自分を責めている場合、自分を許しその罪悪感を手放してしまうかどうかはあなた次第なのです。

罪悪感に抱くか抱かないかの基準に絶対的なものはなく、例えば属する社会によっと異なるのですから。

【3】自分を見つめなおす

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罪悪感を、ただ避けるべき心理状態だとしてとらえるだけではなく、自分を見つめなおし、成長する材料とすれば、意味のあることでしょう。

自分がいかに我慢してきたのか。自分にいかに我慢させてきたのか。今まで本当の自分を邪魔してきた罪悪感にあえて立ち向かうことで、自分がどう生きたいのかを見つけるのです。

少しでもどう生きたいかの片鱗でも見いだせたならば、それは大きな喜びと興奮をもたらすでしょう。

ただただ避けるだけではなく勇気をもって超えるべきものとすれば、罪悪感も意味あることになるのです。

【4】助けを求める

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本当は調子が悪く、会社を休みたいのに同僚に迷惑がかかるからと無理して出社していませんか?

友人たちといて実はうつうつとした気分なのに、雰囲気を壊すからと無理して明るく振舞ったりしていませんか?うつ病になりやすい人にそのような傾向があると言われています。

つまり罪悪感を抱きやすい人がうつ病になりやすいと言えるのです。実はちょっとうつっぽくて、という一言が言えないのです。うつ病と罪悪感は非常に密接に結びついていると言われています。

人に相談したり仕事を任せたり、他人に頼ることに罪悪感を抱いてしまうのです。うつ病になってしまったらそれこそ手遅れです。他人にうつであることを相談するのはそれこそ難しいことではないのです。

他人に頼る事に対する罪悪感を、早く手放すべきです。

【5】遠慮せずに感謝の意を伝える

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恋愛において、プレゼントされることがあります。

ところが罪悪感を抱きやすい人は、素直にありがとうと言えないのです。

せっかくあなたの事が好きでくれたプレゼントなのに、気を遣わせて申し訳ないなと思ったり、自分はプレゼントをされるような価値などない、と罪悪感を抱くのです。

しかし、相手はあなたに喜んでもらいたくてプレゼントをしてくれたとはとらえられないでしょうか?あなたの価値がどうのこうのではなく、単純にあなたが好きで、あなたが喜ぶところを見たいだけなのです。

それなのに、わざわざごめん、気を遣わせてごめん、などと罪悪感を抱いたら相手はどう思いますか?きっとガッカリしてしまいますね。それを見てあなたはさらに罪悪感を深めるでしょう。

最初の小さな罪悪感がさらに深い罪悪感を呼び起こすのです。恋愛においてとてももったいのないことではないでしょうか。

せっかくあなたが好きだという相手からのメッセージやサインを見逃し、これからの幸せをも見逃してしまい、幸せな恋愛を逃してしまうことでしょう。

相手からしてもらうことに過剰な罪悪感を抱いているとしたら、さっさとそれを手放すことです。恋愛において、いつも言っているごめんをありがとう!に変えてみてはいかがでしょうか。ありがとうと言われた相手はきっと喜び返すでしょう。

あなたはそれを見て、今まで恋愛で抱いてきた不必要な罪悪感を手放すことができるのです。

【6】自分の感情に素直になる

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いままで他人にコントロールされてきた人は、自分が抱く感情をもコントロールされています。

親が喜ぶようにと自分の感情を抑え込んでしまうとか、他人が喜ぶからと自分の感情を捻じ曲げてしまう人がいます。

善悪の規範を他人に支配されているのです。他人の感情から逸れることに罪悪感を抱きやすいのです。このとき、自分の感情は犠牲になっています。

それはやがてうつ状態への入り口となることもあります。うつ状態になるとさらに自分を責めることでしょう。

自分の感情を犠牲にするほどの罪悪感に果たして意味はあるのでしょうか?自分を犠牲にして他人のために尽くすことはそれは美しいことです。

しかしそれが、罪悪感からきた行動なのか、それとも他人を慈しむ美しいこころから、自分そうしたいと思っての行動なのかを見極めるべきです。

罪悪感からその行動をし、うまくできなかった場合さらに自分を責めることでしょう。

つまり、自分の行動を束縛するようなそんな無意味な罪悪感は、さっさと手放すほうがよいのです。

【7】子供から大人になる

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恋愛をしていく中で、恋人とキスをする場面はあるでしょう。

しかし、そういったことに罪悪感を抱く人もいるようです。親の子供であるということから逸れてしまうことに罪悪感を抱く、という心理が働くためともいわれています。

特に若い女性には、恋愛自体に後ろめたさがある場合もあるようです。しかし、いつまでも子供のままでいることはありません。あなたは自分の恋愛観に従って、自分が大好きな異性とキスを楽しんでも良いのです。

そうやって、一人の大人になっていきながら素敵な恋愛を過ごしても良いのです。

恋愛に親や周りに罪悪感を抱いているとするならば、手放すことでさらに深い素敵な恋愛を楽しめるのです。

【8】身についた常識をそれは単なる偏見ではないかと疑問に思う

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物理学者アインシュタインの言葉にもあります。

「常識とは18歳までに身についた、偏見のコレクションのことをいう。」

こうでなければならい、それから逸脱している自分は情けない、ダメだといって、自分を責めることもあります。個性的な自分に対して、みんなと同じではないからといった理由で罪悪感を抱くことがあります。

それこそは単なる偏見な場合はないでしょうか?属する社会によって善悪の規範は大きく変わるのです。絶対な善悪は存在しがたく、常識とはさまざまに異なります。

自分を責める理由としてそれが単なる常識、そして偏見ではないのかといった疑問を持つことは大切だと思います。逆に、みんなと同じだから良いといって安心していては、危機感をもってもよいかもしれません。

常識や善悪に絶対はなく、それは変わりえるということを念頭において、自分を責める心理がそれが単なる偏見から来てはいないかと疑問に持つべきです。

【9】相手に飲み込まれ過ぎない

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自覚しにくい罪悪感には、他人の罪悪感を自分も背負ってしまうというものがあります。

例えば、大好きな母親が自分はダメな母親だというと、その子は自分が子供でごめんねと言うのです。また恋愛においては、恋人を思うあまりあいての罪悪感を自分も一緒くたに背負ってしまうことがあります。

まずはそれに気づきましょう。また、それはパターンにもなってしまう危険性があります。

相手を思うのであれば、一緒に罪悪感を背負うのではなく、その罪悪感を手放す手助けをしてあげるべきではないでしょうか。

【10】不確かなのに思い込まない

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場の空気を濁したのは自分のせいかもしれな、と思うことがあると思います。

しかし、その空気とはそのとおりはっきりしない、つかみどころのない問題です。そして、その場というものは複数人で作るものです。

それなのに、あなた一人が責任をおって、自分を責めるのは全く根拠のない、無意味な罪悪感を抱くことになるのです。それを思い込みといいます。

思い込みは、罪悪感を抱くもっともやっかいな癖です。客観的に物事をみる勇気を持つべきです。

決して自分一人で根拠のない罪悪感を背負うべきではありません。

自分を責めすぎないで。

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善悪を決める規範は本当に様々です。

それは常識であったり、宗教観であったり。どれもこれも絶対的なものはないのです。

その規範により抱く罪悪感も様々ですが、大事なのはそれらはあまり根拠のないことだということです。客観的に自分の言動や、自分の気持ちを見るべきです。

それにより、さらに自分を責めて苦しむ負のスパイラルに陥ったり、せっかくの幸せになるチャンスを逃したりといったことから離れましょう。自分が成長するといった意味ある罪悪感もあるのですが、それ以外の罪悪感は手放すべきなのです。

自分も相手も、罪悪感を手放すことによって幸せに生きていけるようになるのではないでしょうか。

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