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大学生から社会人になると、必ずと言っていいほど待っているのが飲み会になります。新人の歓迎会や送別会、他にも取引先への接待など事あるごとに飲み会の場がセッティングされるのです。
イベントごとに飲み会が発生するのはもちろんのことで、特別なイベントがなくても、上司に誘われて飲みに行く機会も多くあることかと思います。
そのような場合に、飲み会のマナーを知っていなければ相手に失礼な事もあり恥をかいてしまう事もあるのです。社会人になれば飲み会はビジネスの一環として扱われる場合もあるのです。
大学生から新社会人になったばかりのまだ新人として扱われる立場のうちに飲み会の場でのマナーをしっかりと覚えるようにしておきましょう。
飲み会といっても、いろいろな種類があります。仕事上での飲み会もありますし、プライベートな仲間内での飲み会や合コンも飲み会といえるでしょう。飲み会はお酒を飲む席なので酔っぱらう事が前提で無礼講の場であるのだからマナーなどはくだらないと考えている人もいるのです。
親しい仲間内での飲み会ではマナーは関係なくてもいいでしょう、しかし、コミュニケーションの一環としてビジネスの世界では飲み会は重要な場だという事も言われるのです。そんな重要な場でマナーは関係ないといえるのでしょうか?ほんとうに飲み会においてマナーはくだらないものなのでしょうか?考えてみましょう。
飲み会のマナーを知らないとどうなる?
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飲み会はお酒の場です。
仕事中ではないお酒の場ではマナーはくだらないと思っている人もいますが、仕事中ではないから上司に対して何をしてもいいというものではなく、お酒の場であろうとも立場が異なる間では無礼講にもほどがあるのです。そのため、飲み会でのマナーは非常に重要になってくるのです。
飲み会はコミュニケーションの場でもあるのです。特に新人として入ってきたような立場の人にとってはお酒の力を借りて職場の人たちとコミュニケーションを取って距離感を縮める事ができる絶好の機会であるともいえるのです。
同じ職場の人の、仕事以外の面を見ることができ、仕事上での人間関係の向上にもつながります。その結果自分の仕事の助けになりビジネスの上で活かせるようになるのです。
飲み会でコミュニケーションをしっかりととり、マナーもしっかり出来ているとなれば、新人といえども一目置かれる存在としてみられることもできるのです。社会人として大切な事は、ビジネスの結果を出すことも重要ですが、そのための気づかいやマナーがしっかりとしていることも重要な要素の一つなのです。
新入社員ともなれば、大学生とはまったく違う世界へ突然放り出された状態なので、社会人としての経験値などはもちろん低いので、マナーを知らないことも多いでしょう。そんな中で周囲と異なりマナーや気づかいがしっかりと出来ている人は、同じ新人の中でも一目置かれる立場に立ってよい仕事環境に恵まれることにつながるのです。
大学生の飲み会においてもマナーは重要な要素になります。先輩、後輩の間柄では社会人の上司と部下の関係性と同じような状況がうまれます。体育会系のサークルなどでは特に縦の関係がはっきりしているので上下関係が明確に存在するためそんな場での飲み会ではマナーも重要になってくるのです。
飲み会で押えるべきマナーを立場別に紹介!
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飲み会において抑えるべきマナーはその人の立場によって変わってきます。ここではそんな飲み会のマナーを大学生、女性、幹事、新人と立場別に紹介していきたいと思います。
大学生の飲み会でのマナー、飲み会での女性がとるべきマナー、社会人での飲み会のマナー、飲み会の幹事がするべきマナーと立場それぞれにおいてどんなことを注意していかなければならないのか自分の立場があてはまる飲み会のマナーについて注目して御覧ください。
飲み会で押さえるべきマナー30選【大学生編】
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大学生が飲み会で調子にのってトラブルを起こした。無理矢理に女性にお酒を飲ませて性的暴行を加えたといった大学生とお酒に関するニュースが時々報道されて世間の話題に上がります。
お酒で問題を起こす原因は、お酒を飲み始めたばかりの大学生がお酒との正しい付き合い方を知らないためにおこるトラブルが多いのです。
そんな問題を起こして、その後の人生を棒に振らないようにするためには、大学生の立場ならではの飲み会のポイントを押さえておく必要があるのです。
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引用: PAKUTASO
目上の人と同じ場で飲み会や食事会などで席を共にする際には、上座と下座があります。
大学生になって飲み会に参加した経験のない人たちは、その上座と下座を意識していません。そのため、周囲の目上の人たちからは常識がない失礼な人という眼で見られてしまいます。
中には、酔いが回った挙句強くそのことを指摘するような人もいるため、口論やもみ合いになったりしてトラブルの原因になったりするのです。
同じ大学生でも飲み会に参加慣れしている2~4年生には、座席に対する認識ができていえうため、座席についても気を配り、目上の人を立てる事が出来ている人が多いのです。
飲み会の場は、あくまでも楽しく飲むことを目的としているのですから、新入生だからこの位置に座らなければならないと意固地になる必要はありませんが、知っておくといらぬトラブルを避けることができるかもしれません。
座席につくのを先輩を優先し、先輩の後に続いて座席につくようにすれば自然と下座に座ることができるのです。その場の雰囲気を壊さずに上手に目上の人を立てられるようになるのがベストです。
【2】飲ませようとする人に対する対応
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飲み会の場では、周囲の人に飲むように進めてくる人もいます。お酒を飲みたくない人や未成年の大学生は断らなければなりませんが、複数人から飲むように催促されると断るのも大変になってきます。
中にはコールと呼ばれる掛け声を使い、飲まなければならない雰囲気を作り出して飲酒を強要してくる大学生もいますが、これはアルコールハラスメント行為にあたり、立派な犯罪行為になります。
飲酒の強要行為は、アルコール中毒の危険を招くだけでなく、個人間のトラブルの原因にもなるのです。
とくに女性は性的暴行を受ける危険もあるため、慎重になる必要があるのです。
自分のお酒に対する限度がどれくらいかわかっていればセーブも出来るのですが、普段からお酒を飲む習慣のない大学生ではその限界を知らないので、「飲まされる」ということにはメリットはまったくないのです。
コールをされて身の危険を感じたのなら、その場の雰囲気を壊してでも断りましょう。その後に飲み会という場を嫌いにならないためにも、必要になってくるスキルなのです。
【3】細かいマナー
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社会人の飲み会では、その人がどういう人物なのか試されるための細かいマナーが重要になってきます。このことは大学生でも同じなのです。
大学生の飲み会では、先輩とお酒を飲む機会があるだけでなく、大学の教授や講師と一緒に飲みに行く機会もあるのです。特に上級生になって研究室に所属するようになるとその機会は一気に増えるのです。
上座や下座の座席順を気にするのはもちろんですが、時間前に到着する、正しくお酌する、目上の人より先に箸を付けないなど社会人でのマナーと通じる部分も多くあります。
その辺のマナーに対して大学生相手にはおおらかに構えている教授の方が多いのですが、中には大学生ならマナーを身につけていて当然と考えて、失礼な行動だと説教してくるような人もいるのです。楽しいはずのお酒の席で説教されて雰囲気を壊すことの内容に気を付けましょう。
【4】他人への思いやり
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これは大学生だけにいえる事ではありませんが、自分が気持ちよくなってるからと言って他人に飲酒を強要したり嫌がる行為をしてはいけません。軽はずみな行為が相手の人生を狂わす原因になってしまうこともあるのです。
知らないうちに相手に嫌な思いをさせて人間関係を悪くさせてしまい、その後の関係に亀裂が入って関係が壊れてしまうことにもつながってしまう可能性もあるのです。
飲み会の場では、周りに迷惑をかけることのないように思いやりを持って飲み会に参加するようにしてください。
飲み会で押さえるべきマナー30選【女性編】
【5】できるだけ出入りしやすい場所に席をとる
引用: PAKUTASO
飲み会の場所がお座敷席にせよ、テーブル席にせよ奥側が上座で出入り口に近い側が下座になります。自分がトップの立場に位置する飲み会ではない限り、女性はできるだけ下座に近い席を取ったほうがいいでしょう。
これは、男性が上座、女性が下座という男尊女卑の考え方に基づくものではないのです。
女性は下座にいた方が動きがとりやすく、立ち回りもしやすいので周囲に好印象を与える事ができるからなのです。注文を取ったり、店員を呼んだりするのは下座のほうが便利ですぢ、トイレに立つ場合にも周囲を気にする必要がないというメリットがあるのです。
女性は、自分自身のメリットのために下座に位置するほうがいいのです。
【6】乾杯の時は、自分のグラスが相手より下に来るようにする
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多くの人が何気なくやっている乾杯の動作ですが、実はここにも押さえておきたいマナーがあるのです。そのマナーは目上の人よりも自分のグラスの位置を下にしてグラスを合わせるという簡単なものです。
いちいち相手を見てグラスの位置を変えるのはめんどくさそうと考える人もいるとは思いますが、そこまで心配する必要はありません、相手に関係なく常に相手よりグラスが下に来るように乾杯するようにすれば、女性らしい控えめな印象を与えることができるのです。
これは女性だけに言える事ではありませんが、乾杯の席では手を伸ばして出来るだけ多くの人とグラスを合わせるように心がけましょう。
【7】お酌をする時のマナー
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飲み会の場で女性が気になるポイントはやっぱりお酌のマナーだと思います。
一昔前と比べ、飲み会では女性がお酌をするのは当たり前と考える人は減りましたが、お酌をしたほうがいいのではと感じている女性は多くいると思います。
お酌をするかどうか迷ったら、お酌を申し出る方がよい印象を与えることにつながるのでいいと思います。その際にポイントになるのは、お注ぎしましょうかと一言声をかけることです。
人によっては自分のペースで飲みたいためにお酌されるのを嫌う人もいるのです。また、体調面からお酒を控えている人もいるので、本人の意志や希望を確認してから行動に移す必要が出てくるのです。
ビールやお銚子のお酌をするときには、利き手で瓶の中央付近を持ち、もう一方の手を瓶の底に添えて注ぐようにするのがベストです。ビールの場合には、その際にラベルが上に来るようにするのも基本的なマナーです。
両手で注ぐことで、丁寧に見え女性らしい好印象を与えることができるのです。
【8】空いた皿やビン類はテーブルの純に片づける
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飲み会が進んでいくとテーブルの上には、料理の空き皿や空ビンが出てきます。そこに目を配るのも女性が押さえておきたいマナーになります。
空いた皿やビン類はテーブルの隅に片づけておいて、店員が次の料理を運んできたり、近くを通りかかった時に声をかけて下げてもらうようにするのです。
空いた皿や空きビンがいつまでも残っているとテーブルが不潔な印象になってきてしまいます。それを避けるために気を配るのが女性らしいマナーになります。そしてそれらに気がつく女性は周囲から好印象で見られるようになるのです。
【9】飲み物や料理の追加を促す
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周囲に眼を配り、飲み物が足りているか、つまみはなくなっていないかに気をつけるのもマナーの一つです。
これは女性だけに求められるマナーではありませんが、やっておくと周囲に気が配れる人だという印象につながるのです。
追加をする際には、人それぞれに飲食のペースがあるので、飲み物のおかわりどうですか?や何か料理注文しましょうか?と一言聞くことが大切です。
特に新人など若手の参加者は遠慮していることもあるので、積極的に声をかけてあげるといいでしょう。
【10】おごられて当然という顔をしない
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お酒が入ると感覚が鈍くなってしまうので、飲み会では最後でマナー違反を犯してしまうことが少なくないのです。特に気を付けなければいけないのはお勘定になります。
割り勘や会費制の飲み会であれば、求められた金額を出せばそれですむのですが、注意しなければならないのが上司のおごりや経費を使った飲み会です。
上司におごってもらう場合はご馳走様でしたとお礼を言うのは当然ですが、会社の経費で落とす場合にも上司や最年長者にお礼を言うようにしたほうがいいのです。
おごられて当然という顔をしてしまうのが、最大のマナー違反で大変失礼な行為になってしまいます。それまで頑張ってきたことも最後の最後ですべて台無しにしてしまう行為になります。
飲み会で押さえるべきマナー30選【幹事編】
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続いて紹介するのは、飲み会を企画する幹事の立場の人が押さえておきたいマナーになります。
プライベートな飲み会では気にしなくても大丈夫ですが、ビジネスのからんだ飲み会では重要になってくるマナーです。
【11】飲み会のお店選び
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お客様や上司、先輩が食べられないものがないかどうか、価格帯はその会の重要度に比例するため、最初のうちは先輩にヒアリングして目安となるお店を何件かピックアップして、上司に判断してもらうのが間違いのないお店選びにつながります。
慣れてくるとその飲み会にあった価格帯の設定が選べるようになっていきます。
最悪なのが、相手の好みをリサーチせずに自分の好みでお店を選んで相手の嫌いな食べ物に当たってしまう事です。そうなってしまうと相手の印象は悪くなりますし、接待の場であった場合は商談の失敗につながりかねません注意しましょう。
【12】時間の設定
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社内だけの飲み会であれば、仕事の進捗が分かるため時間帯を設定しやすいですが、お客さんとの飲み会の場合には、日ごろの会話の中から仕事が終わる時間を聞いておいて時間を設定できるようにしておくといいのです。最終決定するまえに相手に時間の確認を取ってからお店の選定に入るのがベストです。
お客様を担当して間もなくの場合には、よく知る上司や先輩に顧客同行を確認しておくとスムーズに進めることができるのです。時間や場所、お店が決まったらいらしてくださる全員にメールで案内を送るようにしましょう。
【13】前日の確認メール
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飲み会の前日になったら確認のメールを送るようにしましょう。
たくさんのメールが届く上司の方がいちいち過去のメールを探すのは大変な作業になります。その手間を省くための気づかいとして前日の確認メールで目的や場所、時間メンバーなどを再認識してもらうことも重要になってくるのです。
【14】当日は絶対に遅れない
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幹事が当日に遅れてしまう事は、それまでの準備や苦労がすべて水の泡になってしまいます。
お客様や上司をまたせてしまう失礼なことは避けなければならないことなので、なんとしても遅れないようにして、お店には30分前には到着するようにして出迎えることができるようにスケジュールを組んでおくことが大事になってきます。
飲み会で押さえるべきマナー30選【新人編】
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続いて紹介するのは、社会人にでたばかりの新人が押さえておくべきマナーになります。
それまでの学生生活からガラッと変わって社会人として活動していかなければならないので基本的なマナーを覚えることが必要になってくるのです。
マナーを知っている人と知らない人の間では、気配りが出来る人かどうかの判断基準の一つになるので直接自分への評価につながるという面を持っているのです。
【15】挨拶はハッキリとする
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これはマナーというよりもビジネスにおける基本的な動作とも言えるのですが、挨拶は重要なのです。
挨拶は朝起きた時から始まり、寝る前に終わります。それは会社に行っても同じで一言目は挨拶から始まるぐらい社会においては重要なものになるのです。
飲み会における挨拶とはなんでしょうか?新人は飲み会の場へは誰よりも先に来ている事が多いです。そのため、先輩や上司を待つことになります。先輩方が来たらお疲れ様ですとまずは挨拶から入るのです。
挨拶するのは当然のことですが、出来るだけハッキリと明確な声を心がけましょう。時々挨拶をしているのですが声が小さく何を言っているのかわからない人もいるのですがこれは本人にとってもったいない事になってしまうので気を付けましょう。
新人の飲み会での挨拶には、自己紹介もあります。新人は入社したばかりで顔も名前も覚えられていないので自己紹介をして自分の名前と顔を売り込むのが必要になってくるのです。
社会においては、多くの人に覚えてもらって接点をつくり人脈を広げていくことが自分の財産になるので頑張って見て下さい。
【16】先輩や上司にお酒を注ぐ
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飲み会の場では挨拶や自己紹介をして席を回る時、お酒をもってまわり先輩や上司にお酒を注いで回るのが基本になります。自分の席に座って動かないでいるのはいけないのです。席を回ってお酒を注いで挨拶して回ることが先輩や上司に対して顔をつなぐことになるのです。
まれに、飲み会が始まってからずっと席から動かない下っ端の人がいるのですが、これは周囲に与える印象が悪くなってしまうだけなのでやめるようにしましょう。
【17】羽目を外しすぎない
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飲み会はお酒を飲んで楽しむ場なので酔っぱらって無礼講で何をしてもいいと思っている人がいますが、それにも限度があるので注意しましょう。無礼講といっても最低限守らなければならないマナーはあるのです。
飲みの場を重ねるうちに、これ以上飲んだらダメだという限度が分かるようになってくる人がほとんどです。それがわかってきたら限度を超えないようにセーブして抑えるようにしておくのもマナーの一つになります。
飲みすぎてしまうと酩酊状態に陥り、前後不覚の状態で、敬語を使えなくなってしまったり失礼な行動をしてしまったりとマナー違反を起こしてしまう事になってしまうのです。こうなってしまうと、ビジネスのを行う社会人にはあるまじき行為となってしまい下手をすれば自身の出世の目を積んでしまうことにもなりかねません。
そんなことにならないためにも、お酒の席では羽目を外しすぎず、理性をしっかりと持つことが出来る程度の量でお酒をセーブするようにしましょう。
【18】集合時間よりも早く行く
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新人は会社に入ったばかりなので、一番の下っ端という事になります。
そのことから、集合場所にはいち早く到着しておかなければなりません。飲み会といっても仕事の延長線上にあたるので仕事と一緒です。間違っても下っ端が上司をまたせるような状況は失礼にあたるのでならないようにしましょう。このことは学生時代の部活動と一緒の事だと言えるのです。
部活で後輩が先に来て準備をしておくのと同じように、社会人でも後輩にあたる新人が先に来て先輩や上司を待つのが社会人としてのマナーになるのです。
仕事での飲み会は普段からちょくちょくあることなのですが、どの仕事でも忘年会や新年会といった飲み会があることが多いのではないでしょうか?忘年会シーズンが来るのは冬の事なのでコートなどの上着を羽織っていることが多くなります。
そうすると、飲み会の会場に着いた時には上着を脱ぐことになります。そこで新人のマナーとして上着を率先して預かるようにしましょう。
上着を預かり、しっかりとかけるところを見せることで、気づかいが出来る社会人として見られる事が出来るようになるのです。気づかい上手はビジネスにおいて重要なポイントになってくるので気を付けるようにしましょう。
【20】乾杯の時はグラスを相手より低くする
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女子編でも紹介しましたが、飲み会でついついやってしまうマナー違反の一つで乾杯時のグラスの高さがあるのです。プライベートでは気にしなくてもいいのですが、ビジネスの飲み会においては、乾杯の時には相手のグラスよりも低い位置にするというマナーが存在しているので注意してください。
新人の立場では、相手よりも必ずグラスを低い位置に持って行って乾杯する必要があるのです。
中には、目上の人でも謙虚な人でグラスを低い位置で乾杯しようとする人もいるかもしれませんが、その場合は早めに気づいてさりげなくその人よりも下の位置で乾杯するようにしましょう。
何気ない所作ですが、マナー通りに行動できているかどうかわかってしまうので注意してください。
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仕事の場での飲み会において、新人がお酌をして挨拶回りをするというのはマナーの一つです。
その際にビールであればビール瓶を両手で持って相手のコップに注ぐようにするのです。片手でビール瓶を持っていると偉そうに見えて失礼な動作になってしまうのです。
目上の人にお酒を注いで回るのでやはり、丁寧な対応をしていると見えるのが重要なポイントなのです。
また、逆にお酌をされる場合ももちろんあります。その際もお酌をするときと同様にコップを両手でもってお酌をしてもらいましょう。この時に片手で受けてしまうとマナー違反で失礼な行為になってしまうのです。
簡単な所作ですが、周囲からマナー通りの丁寧な対応をしていないと目上の人に失礼な態度をとっていると見られてしまうので注意しましょう。
【22】自分以外の料理を取り分ける
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仕事での飲み会ともなれば大人数でも飲み会になることも多いかと思います。その際には、料理は大皿で運ばれてくることがほとんどです。そんな大皿料理の場合にも気をつけなければならないマナーがあります。
それは、料理の取り分け作業になります。自分の事だけを考えて自分の分だけを好きなだけとって食べてはいけません。先輩は上司の方々へもきちんと取り分けてみんなに均等に料理が行き届くようにするのです。
個人で好きなだけ取って食べていては食べられない人も出てきてしまうこともあるのです。周囲への気づかいとして料理を取り分けるという事が必要になってくるのです。
【23】上司や先輩よりも先に箸を付けない
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一般的な飲み会のマナーとしては、目上の人が料理に箸を付ける前に食べ始めてしまったりお酒を飲んでしまうのは失礼な行為に当たりNGです。このような行為をしてしまうと目上の人は失礼な行為だとかなり気分が悪くなってしまいます。
社会人として会社に所属する以上、新人だからという理由で許されるものではないのです。
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最後に大学生、女性、新人といった立場に関係なく飲み会の場で共通に通じるマナーについて紹介していきます。
【24】ビールを注ぐ時のマナー
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注ぐ時にビール瓶を両手に持ってラベルを見えるようにして注ぐようにすることは他でも触れてきましたが、ここでは注いだ時の泡について紹介します。
はじめは緩やかに注ぎ、だんだん勢いよくしていき泡が出来始めたら緩やかに注ぐのが巧く注ぐコツになります。綺麗に注ぐことができればそれだけで好印象を与えることができます。
逆に注がれる時にもコツがあります。両手でグラスを持つことは当然必要になるのですが、注がれる時も最初はグラスをかたむけて受け、半分ぐらいまできたあとは、グラスを立てて泡ができやすくするのです。そうすると適度に泡がある状態で注いでもらうことが出来るので注いでくれている相手に対しての気づかいにもつながるのです。
【25】お酌をする時は話の腰を折らないようにする
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お酒を飲む量は人それぞれ違います、そのため無許可で次々とお酌をされると困ってしまいます。目上の方にお酌をするときは飲まれますか?と一言声をかけるのがマナーです。
その声をかける際も相手の話の腰を折らないように注意しましょう。せっかく気持ちよく会話しているところを遮ってしまうのは失礼な行為になり、相手の気分を損ねてしまうことにもなってしまいます。
相手の気分を害してしまってはしょうがないので、タイミングを見計らう事も重要なポイントなのです。
【26】まずはお酒を頼む
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プライベートは飲み会では好きな飲み物を頼めばいいと思いますが、やはり一般的には飲み会の始まりはその飲み会の満足度を決めるための重要なポイントになるのです。これから楽しく飲もうという中でジュースやお茶から飲み始めると盛り上がりに欠けてしまうと言えます。
体質的に一口もお酒を飲むことができない場合は仕方ないですが、そうでない場合は最初の一杯だけはアルコール類を頼み乾杯で一口だけでも口にするほうが良いでしょう。
乾杯が終わった後で好きな飲み物を頼むのが良い付き合い方になると思います。場の雰囲気を壊さないようにするという気づかいが求められているのです。
【27】お酒は一度は口をつけるのがマナー
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飲み会の場では、お酌をされることも多くあると思いますが、お酌をされてお酒を注がれた際はその場でお酒に一口だけでも口をつけることがマナーになります。
お酒の飲む量については人それそれあるので全部を飲み干す必要はありませんが、お酌をしてくれた相手に対して返礼という意味を込めて口を付ける必要があるのです。お酌という行為に対する返礼に当たるので行わなければ失礼な行為になってしまうのです。
【28】座布団や畳のヘリ、敷居を踏まないようにする
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これは、飲み会だからというマナーではありませんが、普段から日本で生活するうえでのマナーの一つにあたる行為です。
部屋の中を移動する際に敷居や畳のヘリ、座布団を踏まないようにしなければならないのです。お酒が入ってくるとつい忘れがちになってしまいますので気を付けるようにしましょう。
【29】帰り際まで気を抜かない
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飲み会が終わってもすぐに気を抜いてはいけません。特に取引先相手との接待であれば相手をお見送りするところまでが大切になってきます。
居酒屋では客の靴を揃えてくれる店もありますが、そうでない店も多いので席を立った際には先に行って全員の靴を揃えておきましょう。会計を任されている場合にはそちらも済ませておく事でスマートな出来る印象を与えることが出来るのです。
【30】翌日のお礼をフォローを忘れずに
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どんな立場であれ、飲み会の翌日にはお礼とフォローを一言入れておく事が大切になります。目上の人に対しては昨日はありがとうございました。楽しかったですなど一言お礼をするのがマナーになります。
会社での飲み会ではもちろんのこと友達同士の飲み会であっても翌日に昨日は楽しかったねと一言伝えるだけで印象は大きく変わってくるのです。お礼を言われて悪い気になる人はいないので人間関係が円滑になる秘訣です。
飲み会ではマナーを守って節度ある行動を!
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様々な立場に応じて立ち回りの仕方に若干の異なりがある飲み会のマナーを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
プライベートな飲み会と異なり、社会での飲み会ではマナー違反は相手に対して失礼な行為に当たることが多く、知らずにいると自分の立場を危うくしてしまうリスクをはらんでいるのです。
飲み会でのマナーとはいわゆる周囲に対する気づかいの現れという面が大きくあるので、マナーのある行動を取っていると気づかいの出来る人として見られるようになります。
逆に言うと気づかいの出来る人はマナーもしっかりと出来ているという事になります。自己本位ではなく周囲の人への気づかいが飲み会では大切になってきます。気づかい上手になって飲み会の場でよい印象を与えられるようになりましょう。