目次
- 1 アガペーとは?無償の愛?
- 2 アガペーのエロスの違いを徹底解説!
- 1 アガペー(無償の愛)を得る方法は?
- 1 アガペー(無償の愛)は心を満たす。
引用: girlydrop
一度耳にしたことがある人も中にはいるのではないでしょうか?「アガペー」とはキリスト教や、神さまの愛などで知られている言葉です。中には、「無償の愛」としても多く知られているでしょう。
では、そんな「アガペー」とは一体何なのでしょうか。またアガペーの由来はどこからきたものなのでしょう。今回はそんな「アガペー」の意味や由来を初めにご紹介していきます。
そして「愛」というものには4種類も存在していることをご存知でしょうか。その中でも「エロス」について触れていきたいと思います。また、無償の愛についても詳しく解説していきましょう。
【1】アガペーの意味は?
まず「アガペー」という言葉はギリシャ語です。アガペーの意味とは、簡単に一言で表すなら「神の愛」に等しいものになります。特にキリスト教信者にはとても分かりやすいですが、キリスト教の神学概念を表したものです。
アガペー=無償の愛という解釈であり、キリスト教すなわち神の人間に対した「愛」ということになります。そこで気になるのが、なぜ無償の愛になるのでしょうか。それは、神というものは人間を愛しています。ですが、そこに特に見返りはありません。無条件で愛するということが無償の愛という解釈になるのです。
また、キリスト教の愛というのはキリスト教の信者同士で成り立っています。キリスト教同士の愛の特徴には「エロス」「本能」「衝動」の意味を持っておいて区別して使われているのです。
【2】アガペーの由来は?
引用: Pixabay
先ほども軽くご説明したとおり、「アガペー」とは元々ギリシャ語です。このギリシャ語で「愛」というのが“アガペー”と書かれていることから、この言葉ら由来しています。
ラテン語では「agapi」と表されています。さらに、この「エロス」という意味ですが、ギリシャ語での愛を意味しているのがこのエロスと結ばれているのです。さらに深くみると、ギリシャ神話での“愛を司る神”がエロースに由来した言葉であったと言われています。
エロスですが、ほとんどのかたが想像しているように男女間で生じた愛の感情のようなものを表していると認識して良いでしょう。そう考えると、アガペーやエロスの由来とは、その名のとおり「愛」と触接的に結びついた至ってシンプルな由来であったことが分かりますね。
アガペーのエロスの違いを徹底解説!
引用: Pixabay
アガペーとエロスでは、「愛」の結びつきから一見同じように感じますが実は少し違います。
では、アガペーとエロスの違いとは一体何なのでしょうか。ここでは、アガペーとエロスの微妙に違うその違いを解説していきます。
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まず、アガペーにおけるエロスの概念とはについてですが、エロスの概念というのが「哲学的」「神学的文脈」になります。男女における愛などの感情を示すのが概念です。
実際、こうした現実世界を超越した意味へと高めらていくことなります。一方で、無償の愛や神の愛と呼ばれるアガペーと比べると際立ってくると考えられて考えられるのです。
ですが、アガペーの概念とは、罪人や不完全な存在など様々な人間に対して無償の愛があります。それは、アガペーとしては神が完璧な存在である以上、その愛がいかなる理由であっても存在し続けるのでそれが無限の愛になるのです。
こうした意味を含めると、エロスとアガペーでは概念の違いがまずあげられます。
【2】アガペーの愛
アガペーの愛とは、人間に送る神の愛とご説明しました通りです。能力面に対しても善性に関しましても雲の上の存在である神は、罪びとや不完全な存在に対して=下位の存在(人間)であっても無償の愛をもたらします。
それは、たとえどんなことがあっても揺らぐことのない、そして見返りも求めず利益となるものを得ることがありません。こうしたことから、アガペーの無償の愛というのは下り坂の愛といっても過言ではないでしょう。
それのアガペーの無償の愛に対して、エロスの愛とは少し違います。いわば、アガペーの無償の愛と対極的なのがエロスの愛ということです。では、エロスの愛との違いは何なのでしょうか。
次はエロスの愛を見ていきます。アガペーとエロスの愛の違いや意味を比較してみてください。
【3】エロスの愛
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先ほどエロスの概念や意味とは、哲学的かつ神学的文脈であることをお伝えいたしました。エロスというのは、無償の愛であるアガペーに対して憧れや眼差しがあげられるのです。
こうしたエロスというのは、完璧ではない人間や存在であるがゆえに独自で努力をし続け、修練などによって神のような無償の愛や完璧な存在であることを目指していくというのがエロスの特徴になります。
こうして比べてみると、エロスとは努力しアガペーの無償の愛などを追いかけていくというような、先へ先へと上に向かっていく形がイメージできるのではないでしょうか。ですが、アガペーは先ほどご紹介しとように下の存在に無償の愛をひたすら与える降りの愛が分かります。
エロスとは上に向かうという愛の特徴に対して、アガペーとは下に向かう愛であることがはっきりお分かりでしょう。そのことから、エロスとアガペーの愛という同じ共通のものでも、正反対な意味を持つエロスとアガペーの違いがあるのです。
【4】エロスとアガペーの愛のあり方
エロスとアガペーの愛とは、方向性が上と下へと向かっていく正反対な特徴であることはご理解出来たでしょう。しかし、エロスとアガペーは方向性だけではなく、両者の愛を表す形も違います。
エロスの愛というのは、恋愛を司る神であるようにお互いに激しく求め合い、愛情という名に取り憑かれたようにそして深く愛し合うとうものです。すなわちこれは男女関係における恋愛のことを指しています。
このことから、エロスの愛や意味とは新しい新鮮な繋がりを求めていく外の世界へと向かっていくような傾向があるのがエロスの愛のあり方となるでしょう。ですが、アガペーの愛のあり方はエロスとは違います。
アガペーは、外の世界へと繋がりを求めるエロスの愛のあり方に対して、無償の愛であるアガペーは既に繋がりのある内側の世界が愛のあり方なのです。元々アガペーとは、家族愛である兄弟・姉妹・親子など身内の血縁関係を表したものでしたが、時が立つにつれてアガペーは人間すべてへの無償の愛の意味として伝わるようになりました。
このことからも、外の世界を求めるエロス・元々ある世界で愛を与えるアガペーということになり、エロスとアガペーの2つの愛のあり方でも正反対な違いや意味を持っているのです。
アガペー(無償の愛)を得る方法は?
引用: Pixabay
では、そんなエロスやアガペーですが、無償の愛を得る方法とは一体どのようにすれば良いのでしょうか。ここからは、エロス・アガペーを得る方法を個別にご紹介していきます。
エロス・アガペーに関して興味のあるかたは必須です。
【1】神を愛する
エロス・アガペーを得る根本的な答えとは神を愛することです。そもそもエロス・ アガペーとはイエスキリスト教から伝わるもの。このイエスとは「愛」として知られています。
エロス・アガペーとは無条件で与えられる無償の愛ですが、エロス・アガペーを得るためにもそれに答えなくてはなりません。それは、エロス・アガペーの愛に対して「心」「精神」「思い」この3つを全身全霊を尽くして神を愛していくことです。
こうして考えると、すでにエロス・アガペーはキリスト信者にとってはすでに得ているものなのかもしれません。キリスト教信者でなくとも、この3つを尽くしてさえいれば、エロス・アガペーなどといった神さまの愛を受けられるとして尽くしていくのは一番の近道とも言えるでしょう。
イエスの思考には、「安息日はひとのためにある」という言葉があります。これは「人が安息日のためにあるのではない」として、例外としてどうしても働かざるおえないような境遇の人や、事情のある貧しさのある人間に対してもエロス・アガペーの無償の愛が与えられるとしているのです。
このような人間だからこそ、自分の罪深さや心の後悔を改め向き合っていくことでエロス・アガペーの神の許しを得ることができるのだと言われています。
【2】となりの人を愛する
これはまず、となりの人というよりも「自分自身を愛する」という言葉が適切でしょう。というのも、エロス・アガペー以前の前に誰かを愛するということは、自分自身を愛していなければ「愛」を与えることも感じることもできません。
自分自身を愛した上で、となりの人や近くにいる誰かを愛してあげましょう。エロス・アガペーの福音書6章にはこんな言葉があります。“自分の敵を愛しなさい”これは、となりの人を愛するという意味合いとして、自分の敵だからこそ良くし、愛し、それに対して見返りや利益を求めずにひたすら貸してあげるということ。
人間というのは、エロス・アガペーとは違い「自己中心的」な本質であります。これを信念から誰かのためにただ尽くすということができれば、天からすなわち、エロス・アガペーからの無償の愛を含む素晴らしい報いが与えられると言われています。
そして、「神の子供になれる」と伝えられています。これにはエロス・アガペーは罪人や極悪人に対してもアガペーを与えるからなのです。
【3】従順の心を持つ
これは簡単に見えて非常に難しいことです。従順な心というのは神さまが放つ言葉に従って行動するという意味になります。先ほどもご説明しましたが、本来人間というのは自己中心的なもの。
頭では理解しているが、心では理解できておらず100%ではなくどこか中途半端なまま無意識に行動してしまっている可能性が非常にあります。神さまの言葉に対して、従順な心を持つということは見せかけやフリは通用しないのです。
心からアガペーを得たいのであれば、神さまが放つ人生のお導きだったりお言葉を徹底的に疑うことなく従い、そして従順な気持ちをもつことがなによりも大切なのです。こうした従順な心が神を喜ばせることに繋がり、そして霊的な機会としてその従順が大きく報われ祝福が訪れるのです。
アガペーはそんな従順な心に報酬を与え、無償の愛を与えてくれることになるでしょう。
【4】安らかな心
人間には、「喜怒哀楽」という感情があります。神さまはこのような感情を人間に与えてくれたと詩篤では言われています。自分ににとって広く暖かな心であるために、心をリフレッシュしいつも健康で安らかな心を保つことでアガペーを売られるでしょう。
暖かいお風呂に浸かるもよし、気分転換に散歩して新鮮な空気を吸うもよし。そして何より、自分にいいことをしてあげるのが一番です。そうして感情に支配されることなく、いつも心を開放的に神さまとの向き合う時間を作っていきましょう。
何かかしらの神さまからの言葉やメッセージを受け取ることができます。その為には、常に広く穏やかで安らかな心にしてあげてください。
【5】変化の時
毎日の生活の中で、そこに全力を注げなくなってきた、楽しさややりがいが見つからなく立ち止まってしまっている時があります。それは、神さまからあなたに対してしていたことが終了したという証です。
そしてそれこそが、神様からの新しく何かを始める・変化の時だということを伝えているメッセージとなります。その時は、疑うことなく神さまを心から祈ることで、あなた自身を救ってくれます。この時こそアガペーを得られる時と感じてよいでしょう。
神さまの導きから素直に受け入れ、その時は潔く諦め新しい何かを始めて見ましょう。そして大胆に変化を求めて信念を貫き通してください。
アガペー(無償の愛)は心を満たす。
引用: Pixabay
いかがでしたでしょうか。今回は、キリスト教から生まれたアガペー・エロスについて解説していきました。アガペーの意味やエロスとの似ているようで違うということについてもお分かりいただけたでしょう。
そして何より、キリスト教でなくとも常に神さまは私たちを見ています。そしてどんな人間であっても平等に、無償の愛を捧げてくれます。それを感じ、体感するには私たち自身が神さまを信じ、愛し、そして神さまに答えていくことが何よりも大切なのです。
何か不安になった時、迷った時、神さまのアガペーを得たくなった時は、素直に神さまと向き合いお導きしていただくのが良いでしょう。