引用: Pixabay
今は車やバイクがたくさんの家庭に普及していますが、それよりも多いのは自転車のほうではないでしょうか。
自転車は場所も取らない上に車やバイクと比べて手に入れやすいので、たくさんの人が利用しています。一人暮らしで自分のアパートやマンションに駐車場がない時には、自転車があると大変便利です。
学生の場合は通学にも使えるので、自転車は生活に欠かせないものになっています。自転車は健康や運動のためにも使えるし、サイクリングを楽しむ時にも使えます。
しかし、自転車置き場がないと何かと不便になることもあります。屋根がない駐車場に置いておくとサビの原因にもなります。
集合住宅でよくあるのが、自転車置き場はあるけど乱雑に自転車が置かれていたり連動して全ての自転車が倒れている光景です。各住居専用のサイクルポートがあれば問題ありませんが、ないところでは不便なことあります。
一軒家になると、サイクルガレージを設置しているところもあります。サイクルガレージは自転車向けに作られた倉庫で屋根もついているので、雨も防ぐことができます。
しかし、そのような自転車置き場を設置しようとすると費用が大きくかかることがあります。
軽く払えるような代金ではないかもしれません。中には、金額の面で自転車置き場の設置を諦めてしまう人もいるようです。そこで、最近では自転車置き場をDIYで作る人が増えています。
自転車置き場としてつくるので材料自体は大きくなりますが、作り方は簡単で、費用も抑えられます。中にはキットで組み立てるものもあるので、作った経験があまりなくてもすぐにに始められます。
自転車置き場をDIYでつくることは、費用を抑えられるほかに、自分の家のスペースに合った自転車置き場を作れるメリットがあります。サイズを細かく調整できる上に、デザインも自由に決められるのでおしゃれに仕上げることができます。
内装に工夫をこらしたり、収納をつくることも可能なので、コツや作り方を見て自分に合った自転車置き場を作ってみましょう。
自転車置き場のDIY10選①
引用: Pixabay
それではさっそく、自転車置き場のDIYを紹介していきます。
【1】「パイプを使った自転車置き場」
k_sumi0216さん(@k_sumi0216)がシェアした投稿 – 2019年 5月月4日午前1時01分PDT
パイプは軽くて扱いやすい上に、サビづらくて丈夫です。
それをイレクター(ジョイント)を使ってさまざまな大きさや形に接合していきます。イレクターのジョイントは2種類の方法があり、プラスチック製のものをくっつける時は接着剤を使うので外すことができません。
メタル製のものはボルトとナットで固定するので分解することができます。イレクターはジョイントにはめていくだけなので、設計図通りに作れば大丈夫です。直径の大きさは28㎜、32㎜、42㎜に分けれているので自分の求める強度のものを使用しましょう。
屋根の部分は波板を垂木で支えてサドルバンド金具で固定すれば大丈夫です。そこから垂木を塗装するとおしゃれな仕上がりになります。
【2】「木材を使った自転車置き場」
木材を使うとDIYをより楽しむことができます。
ノコギリがあれば自分で好みの大きさにカットできますが、ホームセンターなどで木材をカットしてくれるところもあるので、そのようなサービスを使うのもおすすめです。基礎作りをする時には自転車置き場で作るといいでしょう。
基礎石が半分以上埋まる穴を掘って土台になる素材で埋めてから水平にしてコンクリートで埋めていきます。
基礎が出来上がったら、木材を設計図通りに組み立てていきましょう。
木材をくっつける時には、コースレッドや金具のネジを使いますが、ネジをしめるときには電動のドライバーなどを使うと便利です。1つ1つネジを手でとめることも出来ますが、ネジのとめるかずはとても多いので、電動のものを使うのがいいでしょう。
それに加えて、一人で組み立てるのが難しい作業もあるので、2人以上でするとゆがみやズレが少なくなります。最後に波板を取りつけて塗装をすれば完成です。
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Maiさん(@gpgp_ismart)がシェアした投稿 – 2018年 3月月14日午後9時05分PDT
自分で設計図を作ったり、材料をそろえるのが難しい場合は、キットを使って自転車置き場を作ることもできます。
キットは材料一式がセットになっているので、説明書通りに作れば簡単に自転車置き場をつくることができます。その内容も使いやすいように設計されています。キットはさまざまなメリットがありますが、当然デメリットもあります。
デメリットとしてあげられるのは、サイズを自分好みに変えられない・好きなデザインにできないなどです。キットであっても自分の好みに少しの改良をすることは可能なので、試行錯誤して自分に合ったキットで自転車置き場を作りましょう。
☆おすすめの自転車置き場キット
・「ベルソスサイクルハウス」
引用: Amazon
ベルソスサイクルハウスのワイドタイプは、強い日差しや雨から自転車やバイクを守ってくれます。素材には紫外線を防いでくれる素材が使われています。
ワイドタイプでスペースも広々としているので、収納もたっぷりです。
・「折りたたみ式 サイクルガレージ」
引用: Amazon
サイクルガレージのコンパクトサイズは、自転車の収納場所に困っている人におすすめの自転車置き場です。自分の好きなところに設置できるメリットがあります。自転車を雨や風からしっかり守ることができます。
・「ダイマツ自転車収納」
引用: Amazon
こちらの自転車置き場は、柱を地面に埋め込まないタイプなので簡単に設置することができます。
アンカーブレートが付属されているのでしっかりと固定したい方にも安心の自転車置き場です。物干し竿をかければ物をかけて収納することもできます。
・アイリスオーヤマ ガレージ
引用: Amazon
自転車を始め、小型バイクを駐車しておくのにおすすめの自転車置き場です。
折り畳み式の屋根がついていて自転車の出し入れが簡単にできる自転車置き場なので、人気があります。防水機能もついていてコンパクトなので持ち運びにも便利です。
・波板自転車置き場
引用: Amazon
DIYで初めて自転車置き場を作る人におすすめです。
組立説明書がついているので、初心者の方でも簡単につくることができます。自転車置き場の他に、物置としても使える万能なアイテムです。
【4】「木材を使っておしゃれに仕上げる自転車置き場①」
高橋 睦さん(@atsushi134)がシェアした投稿 – 2018年 5月月13日午後7時10分PDT
こちらの写真の自転車置き場は大工である旦那さんに作ってもらったものだそうです。
木材を活かしながら適度な間隔があいているので日の光が入る風通しの良い自転車置き場になっています。
【5】「木材を使っておしゃれに仕上げる自転車置き場②」
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こちらの自転車置き場は、少し大きめのDIY作品です。
木材をたくさん使って作られている+屋根もあるので、雨を防ぐこともできて丈夫な作りになっています。
自転車置き場のDIY10選②
引用: Pixabay
どんどん自転車置き場のDIYを紹介していきます。
【6】「ポリカの波板を使った自転車置き場。」
@wait_2_minutesがシェアした投稿 – 2018年 7月月4日午前6時26分PDT
この自転車置き場はポリカの波板を使って作られています。
Instagram投稿者の方が自分で作った作品だそうで、シンプルなデザインが特徴です。
【7】「カーポートを再利用した自転車置き場。」
使わなくなったカーポートを再利用することで、屋根の部分の費用が抑えられます。
内部の色を塗りなおすなどの工夫をすることで、自分好みのおしゃれなデザインに変えることも可能です。屋根が高い分、収納も作れたり、子供をのせる自転車も置くことができます。
【8】「檜を使った自転車置き場。」
こちらの自転車置き場は檜(ひのき)の板を貼り付けて作られたおしゃれなDIY作品です。
自転車置き場のマークがあるのも分かりやすくておしゃれです。シンプルかつ洗練された自転車置き場と言えます。
【9】「自転車1台分の自転車置き場。」
裕太 高橋さん(@ponta072)がシェアした投稿 – 2019年 5月月4日午前4時43分PDT
木材を活かしてInstagramの投稿者さんが自分で作った自転車置き場になります。
自転車に合わせた大きさに作られているのでスペースはあまりなくても自転車をしっかり収納できるようになっています。
【10】「単管パイプを使ってメタリックに仕上げた自転車置き場。」
Hiro&2016さん(@2016hisa)がシェアした投稿 – 2017年10月月27日午前1時28分PDT
こちらは波板と単管パイプのみを使った自転車置き場になります。
メタリック感があるうえに、金属質の見た目が家の壁にマッチしています。周りにある建物とテイストと合わせることで違和感なく周りになじむことができます。
波板の色によっても印象が変わるので、アクセントが欲しい時には少し違った色に、周りと合わせたいときには同じテイストの色にするのもいいでしょう。
その他のおしゃれなDIY自転車置き場
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他にもおすすめのDIYはたくさんあるのです。
【11】「オイルやワックスを使って木材を活かす。」
木材には木の温かみがあります。
木材を活かすために塗装をする時にオイルやワックスを使ってみるのもおすすめです。アンティーク感と重厚感が出る上に木の美しさがより目立つようになるので、高級感もアップします。
DIYでつくれば費用も抑えられます。
【12】「文字やイラストを加えておしゃれな自転車置き場に。」
材料の全面に塗装をほどこすのもいいですが、イラストや文字などで個性的な装飾をほどこすのもおすすめです。
DIYで作った自転車置き場に自分で描くことによって、ハンドメイド感もアップして、自分にしか作れないオリジナルのものに仕上がります。見た目のグレードを上げることや木材の保護のために木材の全面に下塗りをすることを忘れないようにしましょう。
【13】「飾り付けをしておしゃれな自転車置き場に。」
自転車置き場の高さのあるものにした場合、上の方に空きができるので、収納を作ったり、飾り付けをすることができます。
おすすめなのはガーランドでの飾りつけで、自転車を置く空間が華やかで楽しいものになります。オブジェや植物を飾るのもおすすめです。
自転車置き場でもDIYを活用しよう!
引用: Pixabay
自転車置き場は自分でDIYすることで費用が抑えられるメリットがあります。
他にも、自分の家に合ったサイズにカスタマイズできたり、文字やイラストを入れれば、世界に1つだけのオリジナルのものをつくることができます。自転車置き場にはキットもあるほか、持ち運びに便利なコンパクトサイズなど種類も様々なので、家に作ったり、アウトドアの時にも持っていくのもいいでしょう。
キットを使えばDIY初心者の方でも失敗しにくいです。自分の目的と方法にマッチした自転車置き場を見つけてください。