新・ジブリの法則の意味とは?ジブリ放映日に大地震が起こる!? | ToraTora[トラトラ]

目次

  • 1 新・ジブリの法則とは?
  • 2 新・ジブリの法則の意味を解説!
  • 3 新・ジブリの法則が現実に起きた例を紹介!
  • 1 新・ジブリの法則まとめ

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引用: Pixabay

皆さんは、新・ジブリの法則をご存知でしょうか?

新・ジブリの法則は、株取引や為替取引を経験した人なら耳にしたこともあるかと思います。新・ジブリの法則とは、ジブリの放映日もしくは放送後の月曜日に、円高となり日経平均株価が下落する現象を意味した言葉です。

新・ジブリの法則で円高となり株価が下落する現象に、根拠や原因、意味などは分かっていません。このような新・ジブリの法則のように、科学的常識や説明がつかない異常な現象のことを『アノマリー』といいます。アノマリーは株取引や為替取引の世界では、よく使用される言葉になります。

アノマリーは、心理に基づいて動いている意味もあり、投資家の中でも見解は別れます。しかし、アノマリーを取り入れることで、大きな勝算を得ている投資家も実際に存在しているのです。

また、近年この新・ジブリの法則において、円高や株の下落以外にも意味を持つようになりました。それは、ジブリの放映日には、大地震が起きると噂されるようになったのです。

新・ジブリの法則において、ジブリの放映日に大地震が起こると予想して、SNSなどで継承を鳴らす人もいます。もちろん大地震が起これば、大きく情勢も傾き、株式や為替市場が落ち込むことにも意味しているのです。

ジブリの法則自体は、2008年から存在しています。ジブリの法則は、年月を追うごとにアノマリーの内容に変化が見られるようになりました。新・ジブリの法則では、ある一定の法則により株価や為替が下落する可能性や大地震の予兆などが加わっているようです。

では、現在の新・ジブリの法則について、意味や由来を詳しく説明していきます。

新・ジブリの法則の意味を解説!

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引用: Pixabay

日本テレビが放送権を独占しているスタジオジブリ作品は、日本テレビ系列の金曜ロードSHOW!で放映されてきました。

ジブリ作品とは、日本アニメーションの巨匠といわれている宮崎駿監督を始め、高畑勲監督など有名アニメーション監督が手掛ける作品です。「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」「魔女の宅急便」など有名作品が数多く存在しています。

スタジオジブリの作品が日本テレビの金曜ロードSHOW!で初放映日を迎えたのは、1985年4月5日の「風の谷のナウシカ」になります。30年以上も前から放映が開始されていたのです。

当初は3年に1回程度の放映日でしたが、年々ジブリ作品数も増えたことから、新作ジブリ作品のプロモーションや夏休みや冬休みの期間中など、年間数回の放映日があります。

新・ジブリの法則では、ジブリの放映日や放映後の月曜日には円高や株価の下落がみられたり、ジブリ作品の放映日には大地震が起こるなどのアノマリーの意味や由来について解説していきます。

新・ジブリの法則と金曜日の関係

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引用: Pixabay

新・ジブリの法則には、ジブリが日本テレビの金曜ロードSHOW!の放映日である金曜日に、株価の動きが激しくなりやすことを由来され意味しているとの見方があります。

新・ジブリの法則で株価が大きく動く意味は、土日祝日が市場が休みになることが由来されるようです。昨今、日本では祝日が変更され、月曜日が休みなる3連休が増えました。土日祝日の休み前に、株の取引きが活発化することが由来に意味していると見られます。

株取引には為替取引が密に関わっていることから、金曜ロードSHOW!の放映日である金曜日に、株を手仕舞いする投資家達が目立つことも由来しています。手仕舞いする意味には、休み期間中に予期せぬ出来事で株価が暴落することを事前に防ぐ意味があるようです。

その為、株を売る人が急に増え、株価が下落する意味があります。ジブリの放映日である金曜日には、株価が下落することを、新・ジブリの法則に由来していると考える人もいます。

新・ジブリの法則と放送時間の関係

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新・ジブリの法則では、ジブリの放映日時に意味が由来されているといわれています。

為替の取引は、平日の24時間行われています。為替の取引が24時間行われている理由には、時差があるからです。一番早い為替市場は、ニュージーランドのウェリントンから始まります。ウェリントンは最も動きが少ない市場ですが、週末に世界で起きた災害やイベントなどに一番大きな反応がみられる市場となっています。

16時以降から翌朝6時までの間には、ロンドン市場・ニューヨーク市場がオープンしている時間帯になります。ロンドン市場は、アジア圏の市場が終わりニューヨーク市場が開始するまでの時間帯に動き始める為、世界最大の市場といわれており、ニューヨークはロンドンに次ぐ規模の市場です。

新・ジブリの法則では、ジブリの放映日時が、世界の1位・2位の市場が動く22時以降に為替市場が荒れることを意味して由来されたのかもしれません。

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引用: Pixabay

新・ジブリの法則には、放映日の時期も意味していると考える人もいます。スタジオジブリの新作は、学校の長期休暇の時期に公開されていることが多く、新作公開前にはプロモーションも兼ねて、過去の作品の放映日があります。

世間でもゴールデンウイークやお盆の時期、年末年始など会社が長期休暇に入る時期は市場も休みに入る為、株を手仕舞いする投資家が多く、そこに新・ジブリの法則が重なることが意味とされる由来であると考えられるようです。

最近では、ジブリ作品の放映日が数週に渡る場合もあり、新・ジブリの法則が当たりやすくなりました。新・ジブリの法則によるアノマリーを信じている投資家達の間には、緊張が走るようです。

新・ジブリの法則とアメリカの雇用統計との関係

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新・ジブリの法則と切り離せないものがアメリカの雇用統計です。

新・ジブリの法則が変化したのも、ジブリの放映日とアメリカの雇用統計発表日時に何かしらの関係あることが意味に由来されているようです。新・ジブリの法則において、ジブリの放映日とアメリカの雇用統計の発表が重なる日には、新・ジブリの法則が90%の割合で的中しているのです。

毎月第1週目の金曜日には、アメリカの雇用統計が発表されます。雇用統計とは、農業以外の分野で稼ぎのある人達を調査した経済指数となっています。この雇用統計では、平均時給や失業率も分かります。

統計調査は、世界最大数となる40万もの事業所を対象に行っており、調査の頻度も1カ月に1回のペースであることから、かなり信憑性の高い指標と見られています。

では、なぜアメリカの雇用統計が新・ジブリの法則に意味してくるかというと、アメリカの雇用状況の良し悪しによって、世界の経済が大きく変動するからです。

世界中で一番力のある通貨は「ドル」になります。アメリカの雇用状況が悪いと、アメリカの通貨である「ドル」の力が弱くなり、円高ドル安になります。新・ジブリの法則が当たると、円高ドル安になり日本の輸出が低迷し貿易赤字となるのです。

月に1回発表される雇用統計による経済指標により、発表後の株式や為替取引で大きな損失を抱えるリスクが生じやすい由来から、毎月第1週の金曜日は、株や為替の取引が活発となります。新・ジブリの法則では、アメリカの雇用統計の発表と月の第1週の金曜日にジブリの放送が重なる日には、株価の下落があると意味されるようになりました。

また、新・ジブリの法則では、アメリカの雇用統計が発表される時間にも関係があるようです。アメリカの雇用統計の発表は、日本時間において毎月第1週の金曜日の午後10時30分(アメリカサマータイム期間9時30分)となり、金曜ロードSHOW!の放映日時に当たることが、新・ジブリの法則の由来となる意味になっているようです。

これまで、アメリカの雇用統計とジブリの放映日が重なった場合、90%以上の確率で円高となり株価が下落していることが分かっています。新・ジブリの法則については、あくまでアノマリーの域を出ません。

しかし、テレビ番組で検証されたり、世界最大級の経済新聞でも新・ジブリの法則について、日本テレビに取材を行うなど、世界から注目されているアノマリーであることが伺えます。

新・ジブリの法則と大地震

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新・ジブリの法則において最近噂されているのは、ジブリの放映日には大地震が起こるというアノマリーです。

日本は地震大国ですので、常に非常に小さい揺れは起こっています。しかし、新・ジブリの法則によるとジブリの放映日には小さい地震が立て続けに起こっており、大地震の前兆を意味していると捉えているようです。

また、大地震がおこる前兆に見られる、地震雲や夕焼け空が異常に赤く染まる現象も、ジブリの放映日によく起こる現象として、新・ジブリの法則を意味していると見る人がいました。ジブリの放映日前にはSNSで、ジブリの放映日には大地震が起こるから放映を懸念する声や、大地震に対する備えを呼び掛ける投稿もみられています。

新・ジブリの法則において、大地震を宮崎駿監督が予知して映画を創った、映画の公開日が大地震を予測していたと考えている人達もいます。

新・ジブリの法則が現実に起きた例を紹介!

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次に、新・ジブリの法則が実際に由来していた事例をご紹介していきます。

実際に起こった、新・ジブリの法則による株価や為替の変動、大地震との関係性について、詳しく見てみましょう。

【1】新・ジブリの法則が次々に的中!

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新・ジブリの法則は、2013年に意味を変えて広まりました。

注目されたのはジブリの放映日にアメリカの雇用統計が発表される日の市場の動きです。2013年は、アメリカの雇用統計発表とジブリの放映日が重なる回が3回ありましたが、新・ジブリの法則は3日とも的中したのです。

2013年9月6日の「紅の豚」の放映日については、急遽放送内容が変更となり、当初の予定とは異なります。その為、放映日が予定されていた3日に焦点を当てれば、100%の確率で的中したことになります。この2013年の出来事をきっかけに、新・ジブリの法則が信憑性を帯びたのかもしれません。

また、2014年にはアメリカの雇用統計の発表とジブリの放映日が重なる日は、2014年7月4日の「もののけ姫」でした。この放映日でも、新・ジブリの法則が的中しました。

また、2015年にアメリカの雇用統計とジブリの放送が重なる放映日だった2015年10月2日「ハウルの動く城」でも、新・ジブリの法則が的中したのです。

【2】新・ジブリの法則をコントロール?

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新・ジブリの法則では、アメリカの雇用統計とジブリの放映日が重なると、大きく円高・株安が進むとされていました。しかし、2016年と2017年には、新・ジブリの法則が当てはまった放映日はありませんでした。

2016年のジブリの放映日が3回のうち、新・ジブリの法則に当てはまる放映日が1回ありましたが、的中していません。2017年のジブリの放映日が7回ありましたが、新・ジブリの法則に当てはまる放映日が1回だけで、こちらも新・ジブリの法則を外しました。

2013年から2015年にかけては、新・ジブリの法則が異常に的中していましたが、ジブリの放映日とアメリカの雇用統計の発表が極端に重ならなくなっているのです。これは、誰かがコントロールして、意図して新・ジブリの法則を外すよう手立てしたとも考えられます。

【3】2018年は新・ジブリの法則は覆った?

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2018年は、ジブリの放送が9回放送されましたが、年始の放映日である2018年1月5日に放送された「魔女の宅急便」の1回しか新・ジブリの法則は的中しませんでした。

放映日が2018年11月2日だった「紅の豚」の放送では、アメリカの雇用統計の発表がありましたが為替は上昇しています。

新ジブリの法則は、陰りを見せたように思えました。しかし、2018年の8月は全てジブリ作品だったのに、市場の休みが重なっていたのです。もし、実際に市場が動いていた放映日だったとしたら、結果は変わっていたかもしれません。

【4】新・ジブリの法則2019年最新版!

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新・ジブリの法則において一番新しいデータは、放映日が2019年1月4日と1月11日の2週に渡る放送でした。特に注目されたのは、2019年1月4日の「風の谷のナウシカ」でした。

この日は、年末年始を挟んで2019年で初めての市場開始日だったからです。また、2019年1月4日はアメリカの雇用統計の発表が重なりました。2019年始の新・ジブリの法則は、まさに的中しました。株価も大きく値下がりし、マイナスからのスタートとなったのです。

【5】新・ジブリの法則と大地震

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新・ジブリの法則の殆どは、株価や為替の下落を意味するものです。

しかし、一部の人達の中で大地震の発生がアノマリーに含まれるようになったと見る人もいました。その背景には、2008年に放送された「崖の上のポニョ」の津波のシーンが、まるで東日本大震災を予兆していたかのようなリアルな描写になっていたことが由来となり、新・ジブリの法則に意味されるようになったと見られています。

その津波のリアルさに、実は宮崎駿監督は大地震を予知しており、作品を通して津波が来ることを国民に知らせていたと考える人もいました。

また、新・ジブリの法則における大地震については、過去の映画の公開日が未来の大地震を予知していたとの見方もあります。1984年3月11日には、風の谷のナウシカが放送されました。2011年3月11日に東日本大震災があり、月日が同じです。

大地震の影響で、福島第一原原子力発所で世界最大の原発事故が起こりました。未だ福島の一部地域には、立ち入ることが出来ません。この情景こそが、ナウシカの世界のようだと感じる人もいるようです。

また、となりのトトロは1988年4月16日に公開されました。2016年4月16日に熊本地震が発生し、これも月日が一致するのです。この大地震により、熊本県熊本地方は甚大な被害を受けました。

地震観測史上最大震度といわれていた関西淡路大震災と同等レベルの大地震だったのです。これも、新・ジブリの法則に関連して起こった大地震だと考える人達もいたのです。

新・ジブリの法則まとめ

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これまで、新・ジブリの法則について説明してきました。

2006年に金曜ロードSHOW!でスタジオジブリの作品である「天空の城ラピュタ」が放映されたころから、新・ジブリの法則はSNSなどで拡散され、広がりを見せるようになりました。

以前はジブリの放映日に、円高となり株価が下落するとアノマリーが広がっていました。しかし、2013年頃からは新・ジブリの法則に変わり、ジブリの放送日とアメリカの雇用統計の発表が重なると、円高となり株価が下落してしまうというアノマリーへと変化していったようです。

また、新・ジブリの法則にある大地震のアノマリーについては、2008年に公開された「崖の上のポニョ」の作中で描かれた津波の描写がリアルであったことや、近年の大地震が起こった月日が過去にジブリ作品が公開された月日と同じであることから由来され、広まったものと思われます。ただし、必ずしもジブリ作品が放映日に大地震が起こるとは考えにくいと思われます。

今後、新・ジブリの法則が的中していくのか、もしくは変化を遂げて新しいアノマリーによる『新・ジブリの法則』が生まれるのか注目していきたいと思います。

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