引用: Pixabay
皆さんはウクライナ21という言葉をご存知でしょうか。
ウクライナ21とは、ウクライナのドニプロペトロウシクという地域に住んでいた若者らが男性を襲撃、拷問し殺害する顛末を記録したスナッフフィルムのことを指します。
ちなみに、スナッフフィルムというのは、娯楽用途にて流通する目的で作られる殺人の経過や様子を撮影したビデオの俗称で、当然殺人は犯罪なので普通には出回ることもなく、また偽物(フェイク)もたくさんあると言います。
このウクライナ21については当事者である若者たちが後にスナッフフィルムとして販売する予定もあったと言いますから驚きを隠せません。
どういった経緯かは分かりませんがそのスナッフフィルムがネット上で2008年頃流出してしまいます。これがウクライナ21です。それを見た日本人の方もたくさんいて「これはヒドイ」「最悪の内容だ」など当然酷評されています。
そして現在ではウクライナ21は検索してはいけない言葉として一部に知れ渡っています。次項からはそのウクライナ21のあらすじ等をご紹介していきますが、かなり残虐な内容となっております。
故にこの先は閲覧注意の内容です。自己責任でご覧ください。
ウクライナ21のあらすじ
引用: Pixabay
ここからは絶対に検索してはいけない言葉、ウクライナ21のあらすじについてご紹介していきます。
重ね重ねになりますが、ウクライナ21は残虐なスナッフフィルムとなっていますので、言葉によるあらすじだけでもかなり残虐です。自己責任で先にお進みください。
【1】襲撃
引用: Pixabay
ウクライナ21では冒頭で犯人の少年達が、いきなり、男性の顔面に工事用具のようなもので4発くらい力いっぱいフルスイングします。
当然襲撃された男性は一瞬にして顔が陥没してしまい、「うぅ・・・うぅ・・・」と力なくうめき声を上げます。もはやこの時点で虫の息になっていると思われます。
【2】拷問
引用: Pixabay
ウクライナ21のあらすじ、続いては拷問です。少年が次に取り出したのは何とアイスピックでした。それを何のためらいもなく男性の腹部に何度も突き刺します。
恐らくこの時点で内蔵等の消化器官はダメになっていることでしょう。その後、少年は何とアイスピックで突き刺したその男性の腹部を何発も蹴り上げます。その間、他の少年もアイスピックで男性の顔面を何度も突くのです。
さらにそれだけではなくアイスピックを男性の眼球に突き刺します。男性は痛さのあまり、顔面を手で覆っていました。
それを見て犯人の少年たちはゲラゲラと大笑いしていました。拷問はまだ止みません。アイスピックをさらに胸へと突き刺したのです。
この時点で肺などの呼吸器はダメになってしまったことでしょう。もう男性は絶命寸前です。
Array
引用: Pixabay
引き続きウクライナ21のあらすじ紹介ですが、最後は殺害に至るまでです。先述のあらすじ「拷問」により男性は絶命寸前でした。そして少年たちは男性にとどめを刺しにかかります。
少年はハンマーを取り出し、男性の側頭部を力いっぱい3発殴打します。おそらくここで絶命したのではないかと言われていますが、詳細は定かではありません。でも確実に男性は死亡しているでしょう。
その後、少年は森を抜けて、恐るべき凶行に使用された凶器を洗い、笑いながらカメラ目線になってウクライナ21というスナッフフィルムは終わります。
以上が検索してはいけない言葉ウクライナ21のあらすじとなります。
ウクライナ21の犯人は?
引用: Pixabay
検索してはいけない言葉、ウクライナ21のあらすじはいかがだったでしょうか?
正直見るに堪えない内容だという意見が大半だと思いますが、次にこのウクライナ21というスナッフフィルムに映る凶行の元凶とも言える犯人たちの詳細情報についてご紹介していきたいと思います。
【1】ウクライナ21動画撮影以前
引用: Pixabay
今回ご紹介しているウクライナ21というスナッフフイルムにある凶行に至る前や後にも犯人の少年たちは2007年の6月~7月のたった1カ月という短い期間の間に快楽目的で21人もの人を殺害していたようです。
皆さんはお気づきでしょうか。このウクライナ21の21という数字は彼らが殺害した人数が由来となっているのです。
殺害対象は女性や子供など力の弱い者や、ホームレスの方等の社会的弱者と呼ばれる人たちが対象になっていたようです。
流出したウクライナ21というスナッフフイルムの被害者男性はその中の1人だったと言われています。一体どんな教育を受ければこういった思考になるのか想像もつきません。
【2】ウクライナ21動画撮影以降
Array
引用: Pixabay
2007年7月23日ウクライナ21の犯人である少年たちは逮捕されます。
事件に関わったのは、ドニプロペトロウシク在住の三人の少年、イゴール・シュプルンヤクとヴィクトル・サエンコ、アレクサンドル・ハンザの3名でした。
3人は全員19歳で、同じ高校の卒業生だったようです。彼らはウクライナ21を含む21人の殺人を認め、裁判にかけられることになりました。
裁判中の2008年にウクライナ21のスナッフフィルムが流出し、世の中にこの一連の事件の残虐性が再認識されます。そして主犯の1人が一転容疑を否認します。このため最初の裁判には2年という月日がかかってしまいました。
そして下された判決は主犯2人は終身刑、うち1人は血液恐怖症を患っており、その直接的な関与は認められなかったものの、強盗罪が適用され懲役9年という判決が下されました。
終身刑が下された2人は判決を不服として再審請求を行いますが、最高裁に棄却され、刑がそのまま確定して現在に至ります。
なぜ、ウクライナ21をはじめとするこれだけの凶行を犯したにも関わらず、死刑ではないのかと思っている方も多いと思いますが、ウクライナでは2000年に死刑制度が廃止されているため、終身刑が最高刑罰となっているのです。
ウクライナ21の流出。
引用: Pixabay
ここまではウクライナ21のあらすじや、犯人の詳細について見てきましたが、そもそもウクライナ21というスナッフフィルムはなぜ流出してしまったのか?ということについて見ていこうと思います。
先述の通り、ウクライナ21というスナッフフィルムが流出したのは2008年末になるので、犯人たちは逮捕・拘禁され裁判にかけられており、本人たちの手によるものではありません。
では、一体誰が?ということですが、残念ながら誰が流出させたかまでは判明していません。そしてそのまま完全な状態でネット上に流出してしまったのが今回のウクライナ21というスナッフフィルムということになります。
ウクライナ21は英語圏では「3guys1hummer」と称され、今もネット上に残されているようです。
では、ウクライナ21というスナッフフィルムを流出させた人物の意図は何だったのでしょうか?これについてもその人物が特定されていないのであくまで考察ということにはなってしまいますが、まず最初に挙げられるのが「世論の力で少年たちを死刑にしたかった」という説です。
ウクライナ21の動画を流出させることで、廃止された死刑制度の特例を認める。もしくは制度を復活させることで余りに残虐な行為を行ったウクライナ21の犯人である少年たちを死刑にしたかったという内容です。そしてそれは警察関係者によって行われたのではないかとも考えられています。
仮に警察関係者がウクライナ21のスナッフフイルムを流出させたのであれば、その動画が収められているPCや携帯を押収しているのは警察なので、十分合点もいくと思います。
2つ目に挙げられるのが、「同じ意思を持つ共犯者により流出した」とされる説です。要はウクライナ21に関する一連の事件には他にも共犯者がいてその人物が自分たちの凶行を世に広めたいが為にウクライナ21のスナッフフィルムを流出させたとする内容です。
ただし、こちらは、逮捕された3人の少年への取調等でもそういった事実は確認できなかったとされており、極めて信ぴょう性の薄い考察だとも言えます。
しかしこちらも、ウクライナ21を流出させた人物が特定されていない以上可能性はゼロではないでしょう。
ウクライナ21が検索してはいけない理由は?
引用: Pixabay
ここまで、ウクライナ21に対するあらすじ、犯人、そしてその流出について見ていきましたが、ウクライナ21について、なぜこのウクライナ21という言葉が検索してはいけない言葉なのかその理由についてお答えしていきたいと思います。
残虐性が高い
引用: Pixabay
ウクライナ21という言葉を検索してはいけない理由として真っ先に挙げられるのがウクライナ21はあらすじなどで紹介した通り、本当に残虐性の高いスナッフフィルムと言えるからです。
あらすじにあるように、襲撃、拷問、殺害など、見るに堪えない内容となっており、破壊された人体や、飛び散る血などもこのウクライナ21というスナッフフィルムにはたくさん映ります。
作り物なら大丈夫かもしれませんがこのウクライナ21は本物の殺人動画です。しかも犯人たちは終始笑っており、まともな神経でないことが容易に伺えます。
その為、皆さんのようなまともな神経の方々が軽い気持ちでウクライナ21を検索してしまい、動画を見てしまうことになったら絶対後悔すると思います。ウクライナ21は本当に検索してはいけない言葉だと思います。
変な気持ちになる
引用: Pixabay
他にウクライナ21が検索してはいけない言葉である理由として挙げられるのが、変な気持ちになるからです。ここでいう変な気もちとは、上記のような後悔や、悲しみ、怒り等の負の感情とはまた違います。
人間というのは怖いもの見たさという気持ちがまずあります。そして検索してはいけない言葉であるウクライナ21を検索し、動画にたどり着いたとしましょう。
最初は本当にまともな神経をお持ちの方ならばウクライナ21に対し、上記のような、後悔、悲しみ、怒り等の負の感情がわくと思います。
問題はその後です。人間というのはどんな環境であれやがては慣れてしまうのです。最初はチラチラとしか見ることのできなかったウクライナ21が2回、3回と繰り返し視聴する間に徐々に平気になってしまうのです。
この残虐なウクライナ21の動画を平気で見れる状態というのは異常と言えます。そしてそうなってしまうと精神が既に壊れているのかもしれません。
最悪の場合、自身もウクライナ21のような思想を持って同様の行動に移したいとの衝動に駆られてしまう危険性があるのです。実際にこの動画に触発されて同様の事件が海外で起きてしまっています。これは絶対にいけません。
ですから、ウクライナ21は絶対に検索してはいけない言葉として広く知れ渡っているのだと思います。
軽率な気持ちでウクライナ21を検索してはダメ!
引用: Pixabay
ここまで、ウクライナ21がどんなあらすじで、その犯人がどのような人物で、なぜ流出したのか。
そしてこのウクライナ21という言葉が絶対検索してはいけない言葉であることが、皆さん十分にご理解いただけたかと思います。
それでは、ここで簡単にまとめたいと思います。
●ウクライナ21は少年らによって製作された一種のスナッフフィルムである。
●その概要、あらすじは、襲撃に始まり、拷問後殺害するという非常に残虐性の高いものである。
●少年達はその後逮捕され裁判にかけられたが、ウクライナでは2000年に死刑制度が廃止されており、その為2人は終身刑、1人は懲役9年という信じがたい判決となり、刑が確定した。
●2008年末頃にウクライナ21の動画がネット上で流出したが、誰が何のためにやったのかは不明である。しかし、有力な説として警察関係者が世論を巻き込み少年達を死刑にするという意図により流出させたという説がある。また、信ぴょう性に欠けるが、他の共犯者がいたという説もある。
●ウクライナ21の動画は残虐性が非常に高いため、精神安定上見ることをお勧めしないし、絶対に検索してはいけないということを肝に銘じてほしい。
いかがだったでしょうか。今回はウクライナ21について様々な視点からご紹介していきました。あらすじなどからも分かるようにウクライナ21は本当に残虐だとしか言いようがないですし、筆者個人的には犯人は到底許されるべきではないと思います。
願わくば死刑でも生ぬるいと思いますから、同じ目かそれ以上の目に遭って死んでいってほしいなと思います。そして、その被害者の方々に対してはご冥福を祈るばかりです。
また、今回声を大にして言いたいのがウクライナ21は軽率な気持ちで検索してはいけないということです。本当に後悔することになると思います。しつこいですが、ウクライナ21を検索してはいけない!
これに尽きると思います。そんな残忍な検索してはいけない言葉ではなく、もっと楽しいことを皆さん検索してください。「2019年 夏 バカンス」とか、「2019年 夏 ビアガーデン」等、皆さんが楽しく毎日お過ごしいただけますことを心から願っております。