手を専門にしたモデルさんがいるってご存知でしたか?化粧品のパッケージや広告、カタログなどで活躍しているいわゆる「手タレ」がいます。
手のモデルになる方法とは?「手タレ」って実際どんな風に仕事をしているの?といった疑問や、実際に手のモデルになるための方法や気をつけるべきことをまとめてみました。
手タレになることが最近のステータス?
引用: Pixabay
最近ではその存在が以前より一般的になってきた手のモデルである「手タレ」のお仕事です。
手タレになるためには、手が綺麗なだけではなることができません。手タレはパーツモデルとも呼ばれる、プロのお仕事です。
副業感覚で気軽にされている方もいますが、本格的に活動できる手のモデルになるためには、日ごろの徹底したケアなども必要不可欠です。
基本的に求められるのは、「この商品を使えば、自分の手が綺麗になる」という、ポジティブなイメージを与えられることです。
手タレの手は、手の骨格や指の長さが長いなど、手自体が綺麗なことは当たり前です。そのうえで爪から指先まで、丁寧にケアされていてこそ、手のモデルになれるだけの綺麗な手を作ることができます。
最近では手のモデルである「手タレ」になれることは、手が綺麗である、爪の先までケアされている美しい手であると証明されることです。そのため手のモデルである「手タレ」としてお仕事できることはステータスになってきています。
手の綺麗さ、爪の先まで自信のある方はこれからご紹介する方法を生かして、手のモデルを目指してみてはいかがでしょうか?
手タレになる方法はある?
引用: Pixabay
ここまで、手のモデルである「手タレ」についてまとめてきました。実際、手のモデルである「手タレ」になるには、どんな方法があるでしょうか?
手のモデルとして活動するためには、一般的に手のモデルの「手タレ」部門を持っている事務所に所属することとなります。そこで手タレとして登録をし、オファーが入ってくるのを待つ流れになります。
もしくは、事務所の紹介してくれるオーディションに出向くなど、仕事を獲得しにいくこともその方法の一つです。
めでたく事務所に所属できたとして、オーディションのチャンスが来ても、写真などの選考を重ねていく中で、ふるい落とされていきます。
その中でも勝ち残っていくためには手のモデルの素質だけではなく、必ず毎日の爪先のケアまでできるケアを継続して、選ばれる手のモデルであり続けるとしての努力が必要です。
次の見出しから手タレになるための方法についてご紹介していきます。
手のモデル(手タレ)になる方法①手のケアをする
手のモデルになるためには、もともとの手の綺麗さも必要ですが、日々のケアで爪の先まで美しさを保っている必要があります。
また手に傷やシミ、ほくろひとつないような状態の白い肌を維持しなければなりません。事務所所属になる前にほくろの除去までする提案される場合もあるようです。
手は顔よりも年齢が出やすいものです。そのため手のモデルが実践している、綺麗な手を保つための方法をご紹介していきます。
Array
引用: Pixabay
手のモデルとして、中途半端なケアは許されません。
顔のスキンケアと同じように化粧水→美容液→乳液といったケアの徹底をすること、手を洗う度にハンドクリームを塗り、保湿することなどで肌を保護し、綺麗で透明感のある白肌を維持します。
保湿のためのハンドケアの方法にもコツがあります。ハンドクリームを塗るときは手のひらで人肌程度に温めてから、マッサージするように、丁寧に塗り込んでいきます。その際、指と指の間や、乾燥しやすい指先や爪の周りまで忘れずに塗り込んでください。
またちょっとでも水に触ったらこまめに手を拭く、洗剤を使うときや、台拭きや掃除でぬれ雑巾を触るときには必ずゴム手袋を着用する、ハンドパックを行うなど、毎日の生活の中でのケアを徹底し、手のモデルとして綺麗な手を維持するための方法をたくさん用意しています。
【ケア②】爪のケアをする
また爪にはネイルオイルを使用し、夜寝る前や乾燥が気になるときにはくるくると塗りこむなど、まめなケアをする必要があります。もちろんすぐに落とせないようなジェルネイルやポリッシュも禁止です。
爪自体の乾燥予防も大切ですが、同時に大切なのは甘皮の処理です。せっかく綺麗な手、爪でも甘皮の処理がされていなければ、台無しになってしまうことも。
プロに処理してもらう方法もありますが、時間が取りにくい場合はスペシャルケアとして、週に1度くらい甘皮の処理を取り入れてみてください。それだけでも爪の先までケアが行き届いているように見え、手のモデルとしての自覚が高く見えますよ。
【ケア③】手に傷をつけない
Array
引用: Pixabay
日常生活の中でも日焼けや傷を作らないようにする方法の一つに、移動中には必ずUVカットの手袋をしたりして手を保護します。
一般的な主婦は、保湿のために家事をする際にゴム手袋などで保護しながら行いますが、手のモデルは家事ですら避ける場合もあります。料理も、お皿洗いも、洗濯も手が荒れたり、もしかしたら手に傷がついたりする可能性があります。
手のモデルとしては、小さなささくれも、小さくできてしまったシミやもともとあったほくろでさえ、許されません。そのためどんな小さな傷もつけないように、日常の生活では様々な方法を用いて、手元に細心の注意を払っています。
水仕事をしなければならない場合、素手で洗剤を触らない、野菜を洗ったりする場合も薄い手袋をするなど、多くの方法を取ってケアを徹底しています。
【ケア④】紫外線ケアを徹底する
引用: Pixabay
手のモデルとして、紫外線のケアは当たり前のことです。
毎日日焼け止めを塗ることは当然で、さらに外に出る際には必ずUVカットの手袋をします。手のモデルのプロは、基本的には車の運転も避けます。
しかしどうしても車を運転する必要があるときはUVカット手袋を2枚重ねにするなどの対策を重ねて、紫外線ケアをしている手のモデルもいらっしゃるそうです。
もし万が一、少しでも日焼けしてしまうようなことがあったら、ピーリングなどの方法を活用し、日焼けを少しでも早くリセットできるようにケアをしてしまい、綺麗な手を保ちます。手のモデルのお仕事は突然入ってくることも多々あります。
そのためどんなときでも、クライアントの求める綺麗な手であり続けるためのケアを徹底しておく必要があるのです。
【ケア⑤】外出先でもケアを怠らない
引用: Pixabay
外出先ではどうしてもケアがおろそかにされがちです。
そんな時こそケアの時間を取ったり、ケアするための方法を用意しておきましょう。常に持ち歩くことをおすすめしたいのが、化粧水、ハンドクリーム、ネイルオイルの3点です。
化粧水をスプレーボトルに移し替えて、こまめにスプレーします。そのあとは忘れずに、ハンドクリームとネイルオイルで保湿をしていきましょう。外出先でも手を洗ったり、水に触れる場面は多く発生します。その時に徹底的にケアできる方法を用意しておきましょう。
それだけでも綺麗を保つ方法ができ、手のモデルとして求められる綺麗な手を保ちやすくなります。外出先では手のケアに時間をかけにくかったり、やる場所に困る可能性もあるので、お手洗い等でさっとケアできるように準備をしておけば、よりケアがやりやすくなります。
手のモデル(手タレ)になる方法②手タレ事務所に登録する
手のモデルになるためには綺麗な手を磨き続ける必要があり、そのための方法をまとめました。
では実際、手のモデルとして活動するためには、どのような方法があるでしょうか?一番手っ取り早い方法は手タレの事務所に登録するということです。どうしたら手タレの事務所に登録できるのか、考えてみましょう。
【方法①】事務所のホームページから応募する
引用: Pixabay
現在では手のモデルを中心にマネジメントする事務所も出てきています。
そのため手タレなどのパーツモデル部門を持った事務所が主催するオーディションに参加するのが一番簡単で、挑戦するチャンスが多いです。まず手のモデルとしてモデルオーディションに応募する際は、綺麗な手であること、また手のみで表情を見せられるなど、実際にこの手の持ち主と会ってみたいと思われるような写真でアピールする必要があります。
実際手のモデルのオーディション参加にあたり、不安に思われる方が多いと考えられるのが、手にあるシミやほくろなどの存在です。もちろんない方がよいのは間違いないですが、恐れずにオーディションに一旦応募してみましょう。
現在は技術が発展しており、小さいシミやほくろなどであればレーザーなどの方法を活用すれば取れる可能性があります。
事務所に所属することで、手のモデルのオーディションに参加しやすくなり、広告やCMなどの出演できる可能性があがります。まずは事務所所属を達成できるように、どんどんオーディションに応募してみましょう。
そして少しでも多く事務所やオーディションの情報を集め、常に挑戦できる状態を作ることを意識しておいてください。
最初はもしかしたら、オーディションや事務所所属するまでが簡単ではない可能性もありますが、情報を集めておけば、挑戦する場所がたくさんあり、必ず合格できると信じられるものです。
【方法②】他薦・紹介される
引用: Pixabay
手のモデルとして事務所に登録するための方法は、なにも自分で応募することだけがすべてではありません。
例えば友人などからの他薦や紹介もその一つの方法です。パーツモデル部門を持つ事務所へ紹介してもらうことで、事務所登録への間口が開ける可能性も高いです。
オーディションからでは通りにくいかもしれませんが、手タレやそのほかの信頼関係のできている人からの紹介を通すことで、実際に事務所の方に会ってもらえる可能性が上がり、登録がスムーズに進むかもしれません。なので、自分の身の回りに事務所関係者や手のモデルがいないか、探してみるといいかもしれません。
手のモデルとして活躍するためには、まずは事務所所属になること、そしてオーディションに合格するまで何度でも挑戦するメンタルも必要です。
そのため、方法はなんでも構わないので、合格するまであきらめずに挑戦し続けましょう。
【方法③】読者モデルや全身モデルになってから、手のモデルに転身する
手のモデルさんって実は手のモデルから始まった場合もあれば、読者モデルや全身モデルから手のモデルに転身する方法もあるようです。
実際に広告や化粧品を使ったり、手元を写す撮影等もありますが、そこで手の綺麗さを認められることで、手のモデルにスカウトされることもあります。
手のモデルのオーディションに参加すると、そこにいるのは手のモデルのみではないこともあるとか。手のモデルとして活動されている方の参加はもちろんですが、読者モデルや全身モデルの方でまだあまり仕事がないような人たちが仕事の幅を広げる方法の一つとして、パーツモデルに挑戦する場合もあるそうです。
逆を返せば、もともと手のモデルを専門外としていた人でも、全身モデルとして事務所に登録してオーディションなどに応募する方法もあるといえます。手のモデルはどうしても、全身モデルに比べどうしても需要は多くはありません。そのため、需要のある全身モデルから転身する方法も考えられます。
手のタレント(手タレ)を目指そう!
kocchaさん(@_______29r_)がシェアした投稿 – 2019年 5月月23日午前9時10分PDT
ここまで、手のモデルである「手タレ」になるための方法について、まとめてきました。
最近では手のモデルの存在も一般的になっており、以前より挑戦しやすい環境であるといえます。手のモデルになるためには、手が綺麗なだけではなく、綺麗な手でい続けるためのケアがとても重要です。そしてそれは手だけではなく、爪のまわりなど、撮影時に写ってくる部分まで徹底したケアが必要です。
副業感覚で手のモデルを始める方も多いですが、始めてみるとそんなに甘くない世界です。そのためプロの手のモデルとして活躍し続けるためには徹底したプロ意識が必要となります。
ですが、化粧品やハンドクリームの広告など、お仕事への需要はあります。お仕事は突然やってくることも多く、柔軟な対応力も重要になる仕事ですが、手のモデルとして活躍できることはステータスにもなってきています。毎日のケアの方法を徹底していくことで道は開けます。
手のモデルになるためには最初が大変かもしれませんが、手のモデルとなることで、得られるステータスは大きいものです。指の長さや爪の先までのケアを徹底し、手のモデルへ挑戦してみてはいかがでしょうか。