引用: Pixabay
みなさんは、ヘスターレン発光現象というものを聞いたことがあるでしょうか?
知らない・聞いたことがないという方もいらっしゃることでしょう。もちろん、知っている!という方も大歓迎です。
今回の記事では、この「ヘスターレン発光現象とは何か」という詳細から、実際に起こったことがある「ヘスターレン発光現象」の映像や画像まで、詳しく紹介していきます。
また、同じく発光現象であるとされているものについても、いくつか映像とともに紹介していきます。何とも不気味で不思議な現象がたくさんありました。
さっそく見ていきましょう。
ヘスターレン発光現象について詳細解説!
まずは、「ヘスターレン発光現象」とは何かを紹介していきます。
ヘスターレン発光現象とは、ノルウェーにあるヘスターレンという地域において頻繁に起こっている発光現象のことを言います。
上に載せた動画の左端に、丸く発光しているのはわかりますか?こちらが「ヘスターレン発光現象」になります。
ノルウェーのヘスターレン地域では、この動画のような発光現象がしばしば起こっていたようなのです。
突如光が現れるため不気味な現象である上、ヘスターレン発光現象が起こる理由については究明されていません。しかし、この不気味な現象の謎を解明しようと奮闘する番組までできていたようです。
この「ヘスターレン発光現象」ような発光現象と、非常に似ている2つの現象があります。もしかしたらヘスターレン発光現象も、このそれぞれ3つの現象が起こる理由のどれかに当てはまるのかもしれません。
では一体、その3つの理由とはどのようなものなのでしょうか?見ていきましょう。
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みなさんは、地震発光現象(じしんはっこうげんしょう)という言葉を聞いたことがありますか?
この現象は、大きな地震が起こる前に見られるとされている現象になります。地震がくる数十秒前に、震源地方向の地平線の上空に、黄色や白の光が出現することがあるようです。
光が出現する原因としては、プラズマ放電現象という説と、地震の前に地殻が変動することにより地中で発生した電気が放電したとの説があります。
地震の前に地震発光現象が見られたという例はいくつかありますので、後ほど発光現象の実際の画像のところで詳しく紹介していきます。
ヘスターレンで起こった発光現象が、この地震発光現象に似ているという話が出ていました。
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空の光といえば、オーロラもみなさんお馴染みなのではないでしょうか?
美しい光が見られると、オーロラを見るためのツアーも組まれるほど人気です。オーロラは、カナダやフィンランド・アラスカやスウェーデンなどが有名な観測地となっており、見れたらとても幸運と言われるレアなものなのです。
オーロラが起こる原因としては、太陽から出る太陽風になります。太陽の表面では、稀に爆発が起こります。この時、太陽から電子や陽子というものが飛び出します。これらの物質が風のように押し寄せてくることを太陽風と呼ぶのです。
この太陽風が、酸素や窒素などを刺激して、オーロラと呼ばれる光を出すのです。
日本でも稀に北海道で見られることもあるのだとか…。しかし、本来北海道はオーロラを観測できる場所ではないため、特別な条件が揃ったのでしょう。
ヘスターレン発光現象はノルウェーで観測されました。もちろん、オーロラもノルウェーで観測することができます。そのため、ヘスターレン発光現象はオーロラであった可能性もなくはないでしょう。
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雷電とは、カミナリやイナズマのことを指した言葉になります。これらは、みなさんお馴染みなのではないでしょうか?
そして球状雷電とは、名前の通り球の形をしたカミナリやイナズマのことになります。
地面の湿った空気が空へ上がっていくとき、氷へと変わっていきます。また、雲の中にある水滴も集まると氷の粒と変化します。雲の中にある水滴が氷へと変化し、重くなると今度は地面へ落ちていくのです。
この空へ上がっていく氷と、雲の中にあった氷がお互いぶつかり合った時に、静電気が発生します。この時発生した静電気によって、空気がとても熱くなり光るのです。
これが、カミナリが光る理由になります。
確かに、ヘスターレン発光現象では丸い光が見られました。そのため、この球状雷電が見られたという説は有力なのかもしれません。
またこの球状雷電には、大爆発したという不気味な現象があったのです。その詳細を見ていきましょう。
発光現象の実際の画像①【不気味すぎ注意】
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それではさっそく、実際に各地で観測された発光現象を紹介していきます。
空が発光するというのは、カミナリなどで慣れていらっしゃるかもしれません。しかし、本当はとても神秘的なことなのです。
今回は、きれいなものから少し不気味なものまで、様々な空の発光現象の画像や映像を紹介したいと思います。
まずは、巨大地震が起こった際に観測されていた発光現象を見ていきましょう。
【1】ペルー地震発光現象
2007年の8月15日、ペルーで大地震が起きたことを覚えていらっしゃるでしょうか?
マグニチュード8.0の、とても大きな地震であり、被害も大きなものでした。
この地震が起こる前に撮影されたのが、この動画になります。動画の0:18あたりに、空が一瞬青く光るのが見られるかと思います。隕石でも落ちたかのように大きく光っています。
【2】熊本地震発光現象
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2016年の4月14日、午後9時26分ごろ、九州地方の熊本県で最大震度7の巨大な地震が起こりました。
その時の映像が上のものになります。動画の0:08あたり、画面右奥で青白く光るのが見えると思います。
これが、地震発光現象によって起こった光と言われています。確かに、上で載せたペルー地震の際にも見られた光と似ていますよね。
【3】メキシコ地震発光現象
動画が始まった最初から、断続的に青白い光が見られます。
この映像は2017年の9月8日にメキシコで起きた、マグニチュード8.2にも及ぶ巨大地震前の映像になります。上で載せた2つの動画と違うところは、長い時間空の様々なところで光が見られる点になります。
ですが、実際にこの光とともに巨大地震が起こったので、地震発光現象と見て間違いないでしょう。
【4】阪神淡路大震災地震発光現象
1995年1月17日 に起こった大規模地震である阪神淡路大震災。
マグニチュード7.3にも及んだ巨大地震でした。この地震を経験はしていなくても、阪神淡路大震災という名前を知っている方はほとんどだと思います。
そんな巨大地震の時にも、地震発光現象は見られました。動画が0:02の頃、かすかに右奥の方で発光します。
その後わずか10秒後、巨大地震が起こったのです。まさに、地震発光現象の代表的な例でしょう。
【5】宮城沖地震発光現象
2011年の4月7日に起こった宮城沖地震の際に見られた発光現象です。
動画が始まってすぐの0:01あたり、画面のど真ん中に発光現象が観測できます。NHKの報道カメラがこの映像を放送しており、ツイッター上などで一時騒然となったのです。
以上5つの 地震発光現象を見ていただきました。
巨大地震の前後にこれらのような発光が起こるなんて、なんとも不気味でしょう。このような発光現象を見たら、何かの前触れなのかもしれませんね。
発光現象の実際の画像②【不気味すぎ注意】
続いては、なぜ起こったのかわかっていない不気味な発光現象を紹介していきます。
地震の前触れなわけでも、天気が悪くてカミナリが鳴っていたわけでも無いようでした。
それではさっそく見ていきましょう。
【6】富士山山麓での発光現象
続いては、富士山の山麓付近に見られた発光現象になります。上に載せた動画の0:28あたりから発光現象を見ることができます。
これは、巨大地震の前後に起こったわけでも、雨のせいでカミナリが起こっていたわけでもありません。
では一体、なんで急に空は発光し始めたのでしょうか…。真実は誰にもわかっていません。なんとも不気味な映像ですね。
【7】皆神山発光現象
2014年8月7日、長野県にある皆神山付近にて見られた謎の発光現象になります。
上の動画の0:05あたりから、徐々に発光現象が見ることができます。この発光はどうして起こったのかわかっていません。なんとも不気味ですね。
【8】関西での発光現象
2015年の8月6日、関西の空にて不気味な発光現象が見られました。
上に載せた動画ですと、0:50あたりにはっきりと発光現象が見られます。この動画の投稿者の方が言うには、最初はカミナリかと思われたようです。
しかし、この日は晴天であったようなのでカミナリではなかったようです。では一体この発光は何だったのでしょうか…。
こちらも、何とも不気味な発光映像です…。
発光現象の実際の画像③【不気味すぎ注意】
不可解でやや不気味な、謎な発光現象を紹介してきました。
さて、続いては一転して美しいオーロラを紹介していきます。みなさんも一度は生でオーロラを見て見たいのでは無いでしょうか?
そこで、オーロラを見るために最適な場所や時期など、詳しく紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
【9】低緯度オーロラ
2015年の4月16日、ニュージーランドにて撮影されたオーロラになります。
動画にもありますが、ニュージーランドでは赤色のオーロラが頻繁に観測できます。
基本的に、ニュージーランドでは一年を通してオーロラを観測することが出来るのです。とても良い環境ですよね。夏よりも冬の方が夜が長いため、どちらかといえば冬の方がオススメでしょう。
もちろん、ニュージーランドへオーロラを観測しに行くツアーもよく組まれています。ぜひニュージーランドへ行かれる際には、オーロラの観測も楽しんでください!
【10】イエローナイフオーロラ
2014年9月5日、カナダのイエローナイフにて撮影されたオーロラになります。
カナダでオーロラといえば、イエローナイフという地は超有名スポットになっています。
イエローナイフでオーロラが見られる時期は、8月中旬から9月下旬・11月中旬から4月上旬がベストとなっています。つまり、夏も冬もオーロラを観測することが出来るのです。
イエローナイフが人気の理由はそれだけではありません。条件によっては、ブレークアップという色とりどりのオーロラを観測することもできるのです。
またカナダには、もう一つの人気オーロラスポットがあるのです。
【11】ホワイトホースオーロラ
イエローナイフと並んでカナダでオーロラを観測することもできる人気スポットといえば、ホワイトホースになります。
ホワイトホースもイエローナイフと同じで、8月中旬から9月下旬・11月中旬から4月上旬がオーロラを観測するベストな時期となっています。
ホワイトホースはオーロラの観測以外にも、カヌーやハイキングなどのアクティビティも充実しています。
【12】ノルウェーオーロラ
2018年の11月に、ノルウェーで観測されたオーロラになります。
同じくノルウェーで観測された「ヘスターレン発光現象」の映像とは、明らかに違うもののように思われます。
やはり、「ヘスターレン発光現象」は球状雷電か何かだったのでしょうか…。
話は逸れましたが、ノルウェーでは9月から4月の間オーロラが観測できます。もちろん、ノルウェーへオーロラを観測しに行くツアーもたくさん組まれているので、「ヘスターレン発光現象」を見がてらオーロラ鑑賞なんていうこともできるかもしれません。
ヘスターレン発光現象は本当にあるの?
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「ヘスターレン発光現象」やそのほかの発光現象について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
不思議なことに、何も無い時に空が急に光ったり、地震の前には予知かのように空に発光現象が起きたり、オーロラのような美しい輝きが見られたりと、様々な現象が起きるのです。
不気味でもありますが、とても神秘的なことですよね。
今回紹介した「ヘスターレン発光現象」は特に、なぜこの発光現象が起こっているのか未だに解明されていません。原因が解明される日は来るのでしょうか?
今後の動きにも注目でしょう。