西成あいりん地区まとめ!日本一治安の悪い町と言われる理由は? | ToraTora[トラトラ]

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日本三大ドヤ街のひとつである「西成あいりん地区」ってご存知ですか?

JR西日本新今宮駅の南側一帯を中心に広がる、日雇い労働者向けの簡易宿泊所(ドヤ)が集まった場所が「西成あいりん地区」になります。

三大ドヤ街とは、山谷(東京都上野)・寿町(横浜市寿町)・あいりん(西成)の総称を意味します。

日本には、三大ドヤ街以外にも、治安の悪いヤバイ街と噂される場所はいっぱいありますが、「西成あいりん地区」ほどただならぬ雰囲気を醸し出している街はそうそうないのでしょう。

これから、「西成あいりん地区」の詳細に迫っていきます。

決して面白半分で行くような場所でないと言う事をご周知いただくため、「ありのまま」をお伝えししていきますので、最後までお読みいただければ幸いでございます。

西成あいりん地区の概要を解説!

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大阪府民も立ち入らないという治安の悪さナンバーワンの「西成あいりん地区」。かつては日雇い労働者の街でした。

現在、「西成あいりん地区」の治安がどのような状態にあるのかは、実際に足を踏み入れた者にしかわからないところなのでしょう。

では、そんなヤバイ「西成あいりん地区」の詳細説明の前に、ザックリと「西成あいりん地区」の解説をさせていただきますので是非ご覧下さい。

西成あいりん地区とは?

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大阪市を構成する全23区の中にある「西成あいりん地区」は、西成区北東部に位置しております。

「西成あいりん地区」という名称。実は、JR西日本新今宮駅・南側一帯の愛称だったのです。

また、別名「釜ヶ崎」とも呼ばれていた「西成あいりん地区」。

「大阪新今宮」全体の治安が悪いような印象が持たれていますが、実際には、「西成あいりん地区」だけが「危険ゾーン」となっているようです。

この、「西成あいりん地区」には、数多くの日雇い労働者や、ホームレス・身分証明を所持していない人たちが居住しているのですが、実際のところ人口統計がとれていないのも実情だったようです。

現在も、そのような住所不定の日雇い労働者や、ホームレスたちのアイランドとなっている「西成あいりん地区」。

西成あいりん地区の現状

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実際の所、過酷な環境の下で懸命に頑張っている方々も多くいらっしゃるようでした。しかし、素行の悪い方々のおかげですべて帳消しに。

その事から、「西成あいりん地区」が世間から「ダークな印象」を持たれるようになってしまったのでした。

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こちら、日雇労働者の就労をあっせんする、いわゆるハローワークになります。ここには、日雇い労働を希望する人々が、毎朝この周辺に押し寄せてくるのだそう。

その建物の脇には、ホームレスたちが寝れるような寝床スペースが設置されていたりと、「西成あいりん地区」の日雇い労働者やホームレスにとって大変居心地のいい場所と思いきや・・実際には、彼らも山あり谷ありで紆余曲折な人生を歩んでいたようなのです。

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大阪府民でさえ敬遠して立ち入らないという治安の悪い「西成あいりん地区」。

ですが、近年、外国人パックパッカーが急増している「西成あいりん地区」なのだとか・・・

実は、「西成あいりん地区」で営業している宿の中には

新今宮駅から徒歩2分、動物園前駅からたったの1分という立地条件を持ちながら・・・

で提供する宿がいたるところに点在していたのです。

みなさん、信じられますか?

これらの宿がビジネスとして成立出来ているのかは定かではありません。

でも、上記の好立地と低価格から外国人のパックパッカーに人気沸騰中である事は、紛れもない事実だったのです。

一泊1000円なのに、普通に充実しているサービス内容。

  • 通信速度の速いWi-Fi完備
  • 浴場には、シャンプー・ボディソープ完備

外国人パックパッカーに人気な理由がわかりますよね。無駄がないんです。

低価格・好立地・インターネット環境・風呂・・・「こんなだったらいいな!」といった客のニーズに万全に応えている宿ビジネス運営が成功の要だったのでしょう。

また、外国人である事から、「西成あいりん地区」の住人らに手出される心配なく、この事がより「西成あいりん地区」の人気をはくしたものと考えられました。

外国人パックパッカーにとって、治安云々を気にする以前に、居心地さえよければ結果オーライだったのでしょう。

とにかく安い!美味い!至れり尽せりだった「西成あいりん地区」

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簡易宿泊所を利用する労働者減少に伴い、外国人パックパッカー向けに・・・

  • 缶コーヒー一本50円
  • 簡易宿泊所一泊1000円~2500円

という、大盤振る舞いな価格設定にした結果、見事、外人観光客のハートをわし掴みにした「西成あいりん地区」。

ちなみに、探すのが大変と言われている、ワンコイン(500円)の宿も存在しているとか・・・。

オーストラリアから初めて、「西成あいりん地区」に観光に来た男性が・・・

  • 治安が悪いと聞いていたけど、地域の人々は親切で優しいし、料金が安いのに食べ物は美味しいのがなにより幸せだったよ

と、語っていたそうで、たしかに人気な事がうかがえるエピソード。

また、外人ゆえに喧嘩に絡まれる事がなく、それも人気な理由だったようです。

「西成あいりん地区」では、ここ数年めざましい勢いで、複数の簡易宿泊所やホテル経営業者が増加してきています。

広い客室を完備した格安ホテルも相次いで出現しているそうなのです。

これだけ聞くと、「なんだ、全然うヤバくないじゃん」と、負のイメージが一気に払拭されそうな気もしますよね?

でも、そうもいかないのが「西成あいりん地区」の奥深さなのでしょう。

「西成あいりん地区」住人らの胃袋を満たす食事処

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日が沈みかける事・・近隣の居酒屋やカラオケスナックからは、住人らの楽しそうな歌声が聞こえてくるように・・・

一杯やりながら美味しい料理にカラオケ。

きっと、「西成あいりん地区」の住民らの至福のひと時なのでしょう。

勿論、酔いが回って、内うちでの喧嘩も頻繁にあっているようで、一旦火がつくと止めどない喧嘩に発展する可能性もあるので非常にヤバい場所でもあるのですが・・・

・・・そんな西成あいりん地区界隈では、ビールや焼酎が一杯500円の価格帯の店舗だと「高級店」に値するそうのだそう。

私たちの感覚と、生活貧困者のお金の価値観には、大きな差がある事は一目瞭然なのでしょう。

そして、メーンの食事料金ですが・・・

  • ホルモン煮込み300円
  • ホルモン鍋一人前700円弱
  • 中華そば150円

などといった、通常では考えられないリーズナブルすぎな低価格な店が占めていて、カラオケ居酒屋では、ナント!

といった激安価格。

低収入な日雇い労働者や、小金を持ち合わせているホームレスの方々には、非常に有難い料金設定となっています。

この事から、「西成あいりん地区」の住人にとって、安住の地と言っても過言ではないのかもしれません。

同時に、外国人パックパッカーに人気なのも納得できますよね。

西成あいりん地区の台所「スーパー玉出」

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スーパー玉出(たまで)とは、大阪府を中心に展開している激安スーパーになります。ギラギラした外観から一見、パチンコ屋さんと見間違うほどですが、れっきとした食材屋さんなのです。

この、スーパー玉出、低所得者の日雇い労働者・小金を所持出来ているホームレスには、非常に重宝されていたスーパー

西成あいりん地区の方々の胃袋を満足させているこのスーパー。

店の入り口には、「1円セール」というポップが掲げられていて、店内には多数の激安惣菜等が陳列されています。

たしかに品物は安いのですが、

ん・・・?何?くさっ・・・

店内はナゼか?トイレ臭が充満していた気が・・

と、利用客の証言もあったようでした。結局のところ、なぜ店内に「トイレ臭が充満していたのか?」は謎のままだったそうです。

また・・・陳列されている商品に中には、若干黒ずんだ刺身などがあったそうでした。もしかしたら、たまたまそのような商品に遭遇しただけだったのかもしれませんが・・・。

パックもののレトルトハンバーグなどの商品は、厳重に上からパックされ、お値段もかなりいい設定になっていたそうです。

色々、アヤシイ証言はあるものの、生活困窮者に優しい「スーパー玉出」であった事はたしかだったのです。

なので、若干・・「これ大丈夫?」と、危なさそうな商品があったとしても、強い胃腸の彼らにとっては全然OKだったのでしょう。

自販機「おいなはれ」

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西成あいりん地区に強烈な存在感を放つ「おいなはれ」。

このブランド、実は、小売り店で持て余された在庫品が集結した商品だったのです。

この「おいなはれ」、西成あいりん地区の住人にとっては、非常に需要度の高い自販機になっているようです。

最低価格は、「驚異の一缶20円~」の超デフレ自販機だったからです。

この「おいなはれ」に限っては、100円を上回るジュースはなく、商品ポップ自体も、昭和チックなセンスに面白いとネットでも大評判!

買う買わないは別として、意外にも「おいなはれ」ファンが多い事もわかったのでした。

ホームレスたちの憩いの場所「三角公園」

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ホームレスたちのために炊き出しなどが行われている「西成あいりん地区」にある三角公園。

婦女暴行・喧嘩・暴力事件・シャブ売買などといった、危険行為があるなどと噂されてきましたが、実際には夜間でも人通りが多く、噂ほど危険な場所でなかった事がわかりました。

近くで、カラオケ居酒屋や食堂などが営業していたり、萩之茶屋商店街から目と鼻の先なので、「噂されるような怖い印象じゃなかった」という意見もあり、足を踏み入れた方々が現に証言していたのです。

この事から、とりたてて危険な場所ではないと言う事もわかったのですが、逆にわざわざ用事もないのに行く必要もないのでしょう。

西成あいりん地区の治安が悪い理由15選!

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さて、これから皆様が気になっていた「西成あいりん地区」の治安について解説していきます。

治安が悪いとわかっていても、やっぱり気になる「西成あいりん地区」。

西成・あいりん地区の最寄り駅、JR西日本新今宮駅そのものが、

ヤバいところにきてしまったか・・・

と、後悔したくなるほどのレベルなんだそうです。

それでも、どうしても「西成あいりん地区」の事が気になるという方のために、「暴動騒動の黒歴史」と共に治安の悪い理由を詳しくご紹介!

一体、どこまで治安がわるいのか?!」ビックリ仰天する事間違いなし!

「西成あいりん地区」の治安の全貌をご覧下さい。

【1】あいりん地区一帯が異様な雰囲気

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そもそも、大阪人の誰もが「あそこはヤバいよ」というほどなので、「西成あいりん地区」自体が異様であることには間違いないのでしょう。

今だ、「日本有一のスラム街」と称されていている「西成のあいりん地区」。

江戸時代から宿なしや、ホームレスのような人々が各地から集まってきて、次第に街沿いに非認可の素泊まりできるドヤが出現。

そして、徐々に増加していった貧困層が原因で、たちまち治安や衛生面が悪化。それを機にスラム化が急速に進んだのです。

暴動が繰り返されてきた「西成あいりん地区」には、暴力団の存在も多数確認されていて、犯罪人隔離の温床でもあったようでした。

シャブの売買、今だ行われている売春、日雇い労働者の素行、増加するホームレス。

西成あいりん地区の「闇」は、一言では語れないほど奥が深いといえるのかもしれません。

【2】柄が悪い

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昼間から酒の臭いがしたり、日雇い労働者からホームレスに成り下がった人たちが集まっていた「西成あいりん地区」。

この事から、どうしても治安に対するマイナスイメージが強かった「西成あいりん地区」だったのですが、実際的には、大阪の・キタ・ミナミや東京・歌舞伎町の方がはるかに事件発生率が高かったのでした。

なぜ?「西成あいりん地区」の事件発生率が低かったのかというと理由は・・・

  • もともと危険な「西成あいりん地区」というレッテルを貼られていたため、警察の厳しい管理下にあった日雇い労働者やホームレスらは、「よそ者」に手が出しにくい現状があった

という状態にあったからでした。

ですが、柄が悪いと言う事に関しては現在でも変わりがないようです。

なんだかんだいっても、正直、「西成あいりん地区」のイメージを簡単には覆すことが出来ないというのが皆様の本音なのでしょうか。

【3】街中が汚い

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西成あいりん地区が汚いとされる一番の理由に、日雇い労働者やホームレスらが、辺り構わずにする糞尿がありましたが、その他にも・・

などがあったからでした。

アル中状態の日雇い労働者や、めったに風呂にありつけないホームレスが多くいるため、空間に「体臭」が充満することは、ある意味自然な事だったのかもしれません。

なので、よそから来た人たちが強烈に悪臭を感じる事も平たく言えば避けられない現実なのでしょう。

どうにも気になる方は、マスクなどして防御するしかないのかもしれませんね。

【4】路上の酒盛り

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次にあげるのは、路上の酒盛り。

日雇い労働者や、ホームレスらが昼間からワンカップを開けて一杯やっている人が非常に多かったのです。

お店で飲むのではなく、路上や三角公園などで一杯やるわけです。椅子に腰かけている人はまだまだマシなようでした。

道路わきにへたり込んで、うつろな表情で通行人を舐めまわすように見るホームレスや、日雇い労働の酔っ払いらに恐怖を感じないはずはないのでしょう。

この事から、日中でも女性の一人歩きは禁とされているようです。

複数の女性連れでも、安心はパーフェクトに保証されないようなのでご用心を。

5】西成あいりん地区のあちこちにある「小便禁止」の注意書き

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「西成あいりん地区」には、行く先々で「小便禁止」の注意書きがあり、その注意書きにあるイラストは・・・

  • 局部に「カニ」が食らいついていたり、「ハサミ」が描かれている

などといった、ゾッとさせられる強烈なインパクトのある小便禁止の注意書きがあちこちに貼られています。

思わず、「ぎょぎょっっ!」となってしまいそうですね。

こんな不気味な注意書きが貼りめぐらされているのには、このような理由がありました。

しかし、上には上がいて、なんと・・・

らしく、「西成あいりん地区」では、電信柱に「脱糞禁止」なる注意書きまで、貼られていたのでした。

街自体が公衆便所化していた事が本当なら、やはり衛生的にも大変まずい「西成あいりん地区」だったのかもしれませんね。

【6】身分証明なしでも口座開設出来た「あいりん銀行」

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住所不定・身分証明なしにも関らず、銀行口座開設が可能だった「あいりん銀行」。

しかし、平成23年12月をもって、あいりん銀行新規口座開設停止。平成24年3月31日から完全事業廃止に至る事に。

利用者の高齢化に伴う顧客減少が大きな理由だったようです。

バブル期には、16000あたっという日雇い労働も、2008年ごろには3分の一に落ち込んでいたそうでした。

【7】偽造免許証売買

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「西成あいりん地区」では、ローソンのトイレにシャブの使用済み注射器を捨て、不法投棄される事実があるくらいなので、現在もシャブ売買が行われているのは誰が見ても明白だったのです。

でも、この「西成あいりん地区」で、売買されていたのはシャブだけではなかったのでした。

なんと、免許証まで売買されていたのでした。

しかも、「ニセモノ」。

そう・・・偽造免許証だったのです。

なお、「西成あいりん地区」で売買されていた偽造免許証の価格体は不明となっています。

【8】あたり屋

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日雇い労働者や、ホームレスが食うに困った時の上等手段の代表が、この「あたり屋」。

車両が通過している時に、わざとに接触して車両の前で転倒。転がって見せて

などとわざとにオーバーアクションを行います。

特に、ホームレスにそのような当たり屋が横行していたとの事。

なので、「西成あいりん地区」に足を踏み入れる場合は、どうか徒歩でお願いいたします。

前方から、ホームレスらしき人がやって来たら、極力避けるようにしたほうが無難なのでしょう。

【9】立ちん坊「売春」

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西成あいりん地区では、「立ちん坊」と呼ばれている路上売春婦がいたそうです。

売春の路上での行為は、500円~800円が相場だったそうでした。

路上生活者の男性(60代)に寄ると、最初は1000円まで吹っかけてくる売春婦だったそうですが、男性側が350円まで値切ることも可能だったようでした。

そんな男性に売春婦の女性は・・・

  • 800円でもええ!
  • もう正月やから、500円でええで!遊んだって

などと、いい懸命に売春活動をしていたとの事。

なお、2019年の現在でも「西成あいりん地区」には、立ちんぼして売春行為をしている「お姉さん」がいるのだそうです。

その、売春婦のお姉さんがいくつなのかは定かではありませんが、当時はその年齢幅はピンからキリまであり、よりどりみどりだったそうです。

上は、70歳以上のおばあちゃんまでいて、老体に鞭打って「現役売春婦」として活動していた実態があったでした。

売春は絶対に良いことではありませんが、貧困層は男性だけじゃない事から、これらの女性が生きるために行っている売春なら仕方がなかったのでしょうか。

食うための売春行為。

だとしたら、警察もそんな女性らの売春行為を黙認せざるおえなかったかもしれませんね。

【10】「ローソン」トイレ内にあるヤバイ注意書き

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先にも、使用済みの注射器が不法投棄されていた事について触れましたが、まさか!の全国チェーンのコンビニ「ローソン」のトイレに・・・

  • 注射器を流さないで下さい(刑事事件になり、犯人は逮捕されています)
  • 当店では、警察に随時、悪質利用者を写真つきで提出しています。
  • 注射器の物証もすべて警察に提出しますので、悪質な利用・目的利用以外の使用はおやめください。

などという、到底ありえない文言が記された注意書きが貼られていたそうなのです。考えられません。注射器ですよ。シャブですよ・・・。

もはや、トイレが詰まるなどといった話ではなく、本来、警察問題・・・。

でも、西成のローソンにとっては、「シャブに使用した注射器をトイレに流させない」事がもっとも重要な事だったのでしょう。

シャブ中がトイレの中で・・・と思うと、たしかにゾッとします。

そんなシャブ中とは、絶対に鉢合わせになどなりたくはありませんよね。

【11】「シャブ中」使用済みの注射器・不法投棄

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この「あいりん地区」、かつては覚醒剤の使用済み注射器が道路などに散乱し、ゴミの不法投棄が問題視されていました。

シャブ中により、普通に使用済み注射器が路上に廃棄されていたのです。

現在、そのような事がない事を祈りたいところですが、ローソンのトイレに捨てられるぐらいなので、まだまだシャブ中は存在しているのです。

また、「西成あいりん地区」は、現在でも生活困窮者らが多く居住しているため、貧困地域特有のすえたような異臭が漂っているそうです。

なので、なんとなく衛生面からしても、近寄りがたい雰囲気である事には間違いなかったのでしょう。

【12】「指一本」の意味

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指を一本上げている」人を見かけたと言う人がいたようですが、まさしくそれこそが「シャブの売人」だったのです。

このシャブの売人、ひどい時は信号待ちしている人にまで声がけしていたそうです。

現在、西成警察は・・・

  • 立ちんぼをひとり捕まえたところで、次々と立ちんぼが現れる。イタチごっこ状態だから捕まえる意味がない。今は、貧困ビジネスといった生活保護費のピンハネなどが横行していて、正直、覚醒剤まで手が回らない

などと言っていたようでした。

なので、現在でもシャブ中がいるのは間違いないので散策に出かける際にはどうぞ用心なさってください。

ちなみに、シャブが売買されていた「シャブ通り」があったそうで、この場所に「指一本」のシャブ売人が出没していたとの事。

シャブ通りの場所は、太子交差点から天下茶屋東1交差点となっていて、昔はそのシャブ通りにごくごく普通にシャブの売人が突っ立っていたというのですから驚き以外のなにものでもないのでしょう。

現在は、警察も認識できてない場所で、シャブ売買がなされているのかもしれませんね。

【13】「喧嘩上等!西成暴動」西成あいりん地区の暴動伝説とは?

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2008年6月に、「西成あいりん地区」に住む日雇い労働者によって起こされたこの暴動。別名:第24次暴動。

でも、それ以前にすでに23の暴動事件を起こしていた「西成あいりん地区」の日雇い労働者たち。

大阪府警機動隊が出動するまでの大騒ぎになり、「西成あいりん地区」の日雇い雇用者らが、段ボールを束ねた滑車で機動隊に突入。

西成警察署前に、日雇い労働者250人が詰めかけ大抗議を起こすという暴動事件に発展したのでした。

とにかく喧嘩っ早かった「西成あいりん地区の日雇い労働者」たちの暴動の黒歴史をざっとご覧になれば、日雇い労働者たちの短気な面々が垣間見える事でしょう。

最初から最後まで、喧嘩に寄って勃発した暴動。「集団化」した日雇い労働者の団結力が、よりヒートアップさせる要因になったともいえるこの暴動の全貌をご覧ください。

  • 第1次暴動(1961年)日雇い労働者がタクシーに轢かれてその処理を巡って喧嘩
  • 第2次暴動(1963年)日雇い労働の夜間作業の求人が減少した
  • 第3次暴動(1963年)日雇い労働の求人が思ったより少なかった
  • 第4次暴動(1966年)日雇い労働者が立ち飲み屋での支払いトラブルから警察に連行された
  • 第5次暴動(1966年)火事現場にいた野次馬の暴走
  • 第6次暴動(1966年)パチンコ屋の店員と日雇い労働者の喧嘩
  • 第7次暴動(1966年)日雇い労働者が果物屋で喧嘩
  • 第8次暴動(1967年)飲食店での代金を巡る喧嘩、日雇い労働者が店の備品をほぼ破壊状態
  • 第9次暴走(1970年)年末に求人が激変し日雇い労働者が怒った。その後、新左翼活動家による年越闘争が勃発
  • 第10次暴動(1971年)夜間作業をしていた日雇い労働者が業者と喧嘩、この暴動に新左翼活動家が合流
  • 第11次暴動(1971年)簡易宿舎の管理人が日雇い労働者をどかそうとしたため喧嘩
  • 第12次暴動(1971年)果物屋の店員が酔っぱらっていた日雇い労働者を転倒、その後果物屋が焼打される
  • 第13次暴動(1972年)釜ヶ崎メーデーで逮捕された容疑者の釈放を求め新左翼活動家も合流したためさらに大騒ぎになる
  • 第14次暴動(1972年)労働組合員と日雇い労働手配師との喧嘩
  • 第15次暴動(1972年)第14次暴動の際に、一緒に釈放を求めていた新左翼活動家に刺激された日雇い労働者がヒートアップ
  • 第16次暴動(1972年)釜ヶ崎共闘会議(釜共闘)と右翼団体との喧嘩
  • 第17次暴動(1972年)新装開店したパチンコ屋の機器の故障で閉店をした事に日雇い労働者が怒った
  • 第18次暴動(1972年)病院職員と日雇い労働者の喧嘩
  • 第19次暴走(1972年)釜共闘と日雇い労働手配師との喧嘩
  • 第20次暴動(1973年)ゴールデンウイーク中の求人減に不満を抱いた日雇い労働者らが、釜共闘に刺激されヒートアップ
  • 第21次暴動(1973年)酔っ払った日雇い労働者の喧嘩
  • 第22次暴動(1990年)西成あいりん地区管轄の大阪府警西成警察署長が、暴力団から賄賂を貰った事が発覚し、日雇い労働者の怒りの導火線に着火
  • 第23次暴動(1992年)大阪府が行っていた資金貸付、しかし、資金が尽きた事を理由に中止したため日雇い労働者が怒った

西成あいりん地区に日雇い労働者らが起こした各暴動、この理由を見ていくだけでも、とりあえず喧嘩の絶えなかった街であった事は、もうご理解いただけたのでしょう。

この体質は、現在も引き継がれているのかは定かではないのですが、「第25次暴動」なるものを起こさないよう願いたいものです。

喧嘩から喧嘩で締めくくられていたこの暴動が再燃焼しない事を心から祈るばかりです。

【14】交番の窓ガラスに金綱が貼られている

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「西成あいりん地区」の交番の窓が金網で防護されているとの事ですが、実は、金網を施しているのは交番だけではなかったのです。

あの、暴動の舞台となった西成警察署もガッチリ金網でホールドされていたのでした。

いつ何が起きてもおかしくない治安の悪さ故、仕方がないって言えば仕方がないのかもしれませんが・・・。

過去の暴動が凄まじかっただけに、西成警察署も喧嘩っ早い住人には警戒レベル大なのかもしれません。

【15】「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害犯」市橋達也・潜伏

山本月乃さん(@tsukinoyamamoto)がシェアした投稿 – 2018年 9月月17日午後9時55分PDT

どんなに警察という追っ手に追われていても、逃げ切れる場所がここでした。凶悪犯罪犯が潜む街としても有名でしたが・・・・

リンゼイ・アン・ホーカーさんを殺害したあの市橋達也も、そのひとりだったって言うからビックリ。

「西成あいりん地区」で、作業員募集をしていた時、市橋達也が・・・

そのように泣きついてきた市橋達也は、当時、黒縁めがねに黒い帽子という装いだったそうでした。

当時、市橋達也を初めて見た従業員は、

と思ったそうでした。

そして、市橋達也は、「井上」と言う偽名で勤める事となりました。しかし、どんな時も、絶対に帽子を脱がなかった市橋達也。

脱ぐように言われても、ただ、「すいません」と謝るだけだったそうでした。

勤務態度は非常に真面目だったようで、作業方法を書込み、重労働も自ら率先して行うなど頑張っていた市橋達也だったそうです。

職場の同僚と喧嘩した際、別の同僚から・・

  • 喧嘩して相手を殴って当たり所が悪かったら相手は死ぬんやぞ!

そう言われた市橋達也は、号泣したそうでした。

自身が人を殺めた当人故、心に響くものは大きかったのかもしれません。

その後、姿を眩ました市橋達也の存在に気がついた同僚らは、驚きを隠せなかったようでした。

懸賞金がかかっていた市橋達也を、「捕まえていたら」と、浅ましい考えを起こす者もいたようでした。

いずれにせよ、西成あいりん地区には、日雇い労働者・ホームレス・売春婦・暴力団だけではなく、犯罪者までもが逃げ込む「穴ぐら」だった事は、この事によりはっきり証明されたのです。

西成あいりん地区へ行く際に注意すること5選!

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「西成あいりん地区」に足を踏み入れる前には、必ず下記の注意事項を守って慎重に行動して下さい。

【1】夜の一人歩き

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絶対にひとりで歩いては行けません。昼間でも危ないと言われている「西成あいりん地区」。

まして、夕暮れ時、散策しようなどと言う発想は絶対に起こしてはいけません。

【2】シャブ中の温床・公衆便所

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コンビニの「ローソン」に、注意書きがあったくらいですので、公園や道沿いの「公衆便所」なんかの出入りはもってのほかとされています。

公衆便所がシャブ中の温床である事は明確になっています。

なので、絶対になめてかかってはいけないのです。事が起きた後では、もう取り返しがつかないのです。

【3】地元住人に絡まれないようにする

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普通に道を歩いていてもイチャモンをつけられやすい大阪。まして、「西成あいりん地区」となれば要警戒レベルどころではないのです。

何かについて、気が荒く喧嘩っ早い日雇い労働者や、酔っ払いのホームレスが蔓延っているこのゾーン。

自身の「地元」のように歩いていたら痛い目にあう可能性だって秘めています。なのでくれぐれも注意なさって下さい。

【4】不必要に写真撮影を行わない

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引用: Pixabay

基本、この界隈での写真撮影はもってのほかなのでしょう。

先ほどから書いてきたように、訳あってこの地で日雇い労働者となった人や、ホームレスにならざる負えなかった方や、市橋達也のような犯罪者が潜んでいるのが「西成あいりん地区」。

なので、写真撮影NGは暗黙のルールとなっているようです。

うっかり暴力団関係者などにカメラを向けた日には、どんな恐ろしい目に合うかわからないからでした。

また、普通の日や取り労働者やホームレスに対して、カメラを向けてしまった場合なども絡まれる可能性は大なので、とにかく写真を撮ろうなどと思わないことです。

その他、西成区には、日本最大の遊郭・「飛田新地」があります。

料亭が建ち並ぶ料亭街になりますが、その料亭内では、客と仲居さんが自由恋愛を楽しむなどの「大人の遊び場」になっています。

なので、特にその周辺での撮影は控えてください。

トラブルになる要因は全てシャットアウトするくらいの心つもりでいましょう。

【5】「転がっている空き缶」などを絶対に蹴るべからず

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引用: Pixabay

これも、本当の本当に実話になりますが・・・・

普通に道を歩いていて、たまたま転がっていた缶ジュースの空き缶を蹴ってしまったところ

意味が分らず、立ち尽くしていたら、住人が缶を拾って見せ・・

確かに、カンカンには名が明記されていて、

そのように迫ってきたその住人に「1000円」渡したところ、何事もなく立ち去っていったそうでした。

その経験者曰く、

  • そんな場所なんだと割り切り、小金を渡したのが賢明な判断だった

と語っていたのです。

なので、最悪、運悪く「きた!・・・」と思ったときは、小金を渡してフェードアウトするのがベストなんだそうです。

はっきり言って、「西成あいりん地区」とは今もそのような場所だったようでした。

その他、用心するに越したことはない注意事項

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引用: Pixabay

まだまだ、お伝えしたい注意事項がありますのでご覧ください。

受け取り方は、人それぞれなので何ともいえないところなのですが・・・

道端に面しているラーメン屋さんで、食べたラーメンの「煮卵」に違和感を感じた方がいらっしゃったそうでした。

その人いわく、「自己判断の下で食べてください」との事で、「不衛生」というのが一番の要因だった事が推測出来たそうでした。

だからといって全部のお店がそのようなわけではないのでしっかりリサーチして行かれてくださいね。

「西成あいりん地区」の台所・「玉出」は、確かに安い!

ですが、こちらでお買い物した方が、先に書いたように、「店内に異臭をかんじた方」がいらっしゃっとのも事実でした。

なので、購入時は是非しっかりとした目利きでお買い物なさってください。

勿論、「この値段で、このボリュームとこの旨さ?」と、肯定的な方もいっぱいいらっしゃいますので、商品の見極めを十分になさってお買い物していただければ何も問題はないかと思われます。

この宿泊に関しては、そもそもがありえないほど安い宿泊料なので、ちょっとくらい不便に感じる部分があってもそこはありなのでしょう。

ただ、一番安い一泊500円などといったドヤでは、多くの日雇い労働者などが利用していて、気を使わなければいけないのはたしかだったようです。

先ず、気を付けたいのが「騒音」「物音・足音」

普段でも、これが原因で喧嘩になる事は多くあるそうなので、出来るだけ喧嘩に遭遇しないためにも静かに過ごされることをオススメします。

日雇い労働者とホームレスの街・「西成あいりん地区」では、早朝4時台くらいから、あいりん福祉センター脇の路上で、「泥棒市」という露店販売が開催されるのだそう。

かつてもっと多くの露天商がいたと地域で暮らす60代のホームレスが証言していましたが、現在では、警察や行政の厳しい管理下におかれているため、取締が強化されている事から露天商の数は激減しているのだそうです。

現在も開催されている「泥棒市」ですが、住民による中古車販売までされていたそうなのです。

また、売られている商品はピンからキリまであり・・・

  • 手作り感いっぱいの「優子・71歳」というDVD
  • 若い女性物は、高額な2500円
  • 10歳前後の女の子の全裸写真が貼られたDVD
  • 風邪薬
  • 勃起薬

などが普通に売られていたそうです。薬等の調達は生活保護者が、小遣い稼ぎに病気の振りをして、せっせと貰って来た薬を転売。

つまり、これらが高額で売られていたのです。全裸女児のDVDに関しても・・・

  • ここに法律なんかあらへんわ。堅い事ゆうたらいかん。ホンマにストレス溜まるで!

と露天商は静かに語っていたそうでした。

西成あいりん地区界隈の人々は、本当に法律など度外視していたようなのです。

まずは、この泥棒市でのお買い物だけは注意しましょう。購入したものによれば、とばっちり受ける可能性もなきにしもあらずだからです。

2019年日本一治安の悪い西成あいりん地区

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引用: Pixabay

いろいろ紹介させて頂きましたが、皆さまいかがでしたでしょうか?

「西成あいりん地区」には、暴力団事務所なども多く存在していて、その事から「日本一治安が悪い区域」と言われ続けてきました。

訳ありの日雇い労働者やホームレスらによる、シャブ・売春の温床の地である「西成あいりん地区」ですが、この地に足を踏み入れた人たちが皆、否定的だったかというとそのようなことはなく

  • 気のいいおっちゃんと話がはずんだ
  • 三角公園で過ごしているホームレスたちは人間味に溢れていた
  • 外人観光客に大変喜ばれている
  • 食事が美味しい
  • とにかくモノが安い!

など、実際的には、プラスなイメージを持つ人たちもいたのでした。

要約すれば、「西成あいりん地区」という地は、昭和にタイムスリップできる「ある種の異国的雰囲気」があり、まんざら捨てたものでないと考える人も多くいたようです。

日雇い労働者の高齢化に伴い、住人はお年寄りばかりのようですが、近年では、若い住人もポツポツと出てきているようでした。

  • 美味いモノをいっぱい食べて、美味い酒を飲んで、生きたいように生きる

「西成あいりん地区」には、そんな人としての煩悩がギュッと凝縮されている街のような気がしてなりません。

少なからず、昔のような「怖すぎる西成あいりん地区」で、ない事はうっすらと判明はしたものの、やっぱり「グレー」であることには間違いなかったのです。

なので、上記の「お約束ごと」を忠実にお守りいただきながら散策される事を再度オススメいたします。

住人の刺激になるような行動は慎み、良識をもって足を踏み入れれば喧嘩に巻きもまれる事はないのでしょう。

同じ日本人。極端な差別目線で見るのは如何なものかと思いますので、そこは個々のご判断に委ねるところなのかもしれません。

この「西成あいりん地区」では、「日雇労働被保険者手帳(白手張)」を所持している労働者がもっとも尊敬される存在との事でした。

この人々の多くは、専門性の高い技術を持っていた人たちだったのです。

いわゆる、「西成区のエリート」と言われていた彼らでしたが、実際には決して高い給料ではなかった事から、結果として、ホームレスたちは、安月給で懸命に働く白手帳持ちから学んだ事とはこれだったのです。

  • せやから路上で寝てるのがいちばんええんや!炊き出しはあるし。週に1日か2日働けば1週間はどうにか飯が食うていけるしな

つまり、「懸命に働いても馬鹿しい」と言う事を学んだようなのです。

そんなホームレスたちにも、特権階級があったようでした。

三角公園でブルーシート暮らしが許されていたのは一部で、後は路上生活を余儀なくされていたのが現状だったのです。

三角公園の光景は、戦後すぐのような光景にとっても同じ日本とは思えない状況でした。

その中でホームレスらは、「暗黙のルール」に則って生きていたのでしょう。

「西成あいりん地区」の居住者たちは、ランク付けされながらも各々が世間に迷惑をかけないよう力強く生きていたのかもしれません。

ここで暮らす人々が皆、シャブ売買や、たかり、ゆすりという危険行為を行っていたわけではなかったのです。

西成あいりん地区で生き抜くのには、並々ならぬ苦労があった事を思い知らされた今回の記事。

ある種、「平和ボケしている」我々も、この西成あいりん地区から学ぶべき事は多いのかもしれませんね。

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