タイムパラドックスとは?意味をわかりやすく解説【パラレルワールド】

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タイムパラドックスとは?

引用: Pixabay

もしあなたがタイムマシンに乗って自分が生まれる前の過去に遡るとします、そこであなたは若い時の父親を殺してしまいます。

そうなると困ったことに父親が死んでしまうのであなたは将来生まれてこないことになります、ですが父親を殺したあなたが生まれてきたのはなぜでしょう?

他のことも考えてみましょう。あなたは突然見知らぬ老人からタイムマシンの設計図を渡されました。あなたは設計図通りにタイムマシンを開発することに成功しました。その力で未来の情報をゲットし億万長者になれました。歳をとり老人となったあなたは同じように若い自分に設計図を渡しに行きます。

こうなると自分が自分にタイムマシンの設計図を渡すことが延々と繰り返されることになります。そうしたら最初に設計図を作ったのは誰なのでしょうか?

これら2つの事柄に明確な答えはまだ出ていません。親を殺してしまえばその瞬間に自分が消滅するかもしれないししないかもしれません。設計図も延々と渡され続けられるのかもしれません。

こういった時間を移動することが可能になった場合に過去に干渉すると現在との状態に矛盾が生じることをタイムパラドックスと言います。

現在、科学者たちにより時間旅行をした場合タイムパラドックスはどのように起こるのかという事柄は真面目に議論されており、またやり方やタイムパラドックスが起こるのか起こらないかなどの論文も多数書かれています。

また創作物においてもタイムパラドックスは重要なファクターになることが多く、それを利用した面白い作品がたくさんあります。

今回はそんなオススメのタイムパラドックスが登場する映画の他にタイムパラドックスのやり方、矛盾が起きたらどうなってしまうのか?紹介していきます。

 

タイムパラドックスの意味をわかりやすく解説!

引用: Pixabay

タイムパラドックスは時間の逆説と日本語では表現され、簡単にいうとタイムマシンなどで過去に行くことで起こってしまう矛盾を指します。

実際問題まだタイムマシンが発明されたなどの発表は誰もしていないのであくまでこれは理論上の産物です。

ですが最新の物理学では真面目にタイムマシンや過去に行くと何が起きるのかは研究されており、将来タイムマシンが開発された際にタイムパラドックスの問題は重要な議題となると予想されます。

タイムパラドックスに関する歴史も長く最初に時間旅行を提唱したと言われるのが、イギリスの小説家H・G・ウェルズです。

ウェルズは1895年に『タイム・マシン』を発表し作品の中で時間旅行を行う乗り物タイムマシンを登場させました。

この作品を機にタイムマシンや時間旅行の概念が浸透し、また時間旅行をした際に起こるタイムパラドックスが発見されるようになりました。

 

タイムパラドックスが起こるとどうなるのか?

引用: Pixabay

もしタイムパラドックスが起こると自分は消えてしまうのでしょうか?どうなってしまうのでしょう?

現在大まかにパラドックスが起きた際の3つの予測が提唱されています。

 

何も起こらない


引用: Pixabay

タイムパドックスは起こらず矛盾は生じないという考え方です。

最初に紹介した親殺しのタイムパラドックスを例にとると、過去に行けたとしても親を殺すことは絶対に出来ません

例えば銃殺しようとした場合弾が入っていない、刺殺したはずが顔がそっくりの別人だったなどのようにどうやっても現在を変えることは出来ません。

辻褄を合わせるような大きな力が働いて自身の行動は制限されると予測されています。

パラレルワールド仮説

もし過去に行ったとしてもその世界は自分がいた世界の過去ではなく、別のパラレルワールドになります。

この考え方だとどんなに過去を変える行動をしたとしても自分のいた世界には干渉していないことになります。なのでタイムパラドックスは起きません。

最新の物理学では多世界解釈という考え方で無限に近いパラレルワールドが存在してもおかしくないと考えられています。

今あなたが住んでいる世界と少し違う世界(例えば性別が逆だったり、住んでいる国が違う)等、ほとんどそっくりだけど違いがある世界が無数に存在するという考え方です。

 

現在が改変される


引用: Pixabay

これは自分の親を殺してしまった時点で自分も消滅するという考え方です。

過去と現在には因果関係が生じているので父親を殺せば母親と結婚する未来も消え、自分も生まれてこないという考え方だからです。

もしくは自分の親を殺して元の時間に戻ってみると、別の人物が親になっており、自分は別の人物から生まれてきたことになっていたなどが考えられます。

これも自分の行動で現在が改変されると考えられる例です。

 

宇宙そのものが消滅する

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引用: Pixabay

過去に何らかの干渉をすることで時間軸における因果律に矛盾が生じてしまい、宇宙そのものが耐えきれず爆発もしくは消滅してしまうという仮説です。

物語ではよく未来からきた人物が過去に干渉することは禁止されている等の発言をしたりしますが、それは宇宙が消滅するなどの危険があるからなのです。

先ほど多世界解釈というパラレルワールドの話をしましたが、今現在もどこかで別の世界は消滅と発生を繰り返していると主張する科学者もおり、宇宙全体はそのようにできているという考え方もあります。

 

タイムパラドックスのやり方を解説!

引用: Pixabay

ネット上ではまことしやかにいくつかの過去に戻る方法が載っています。

いくつかアイデアをご紹介しますがタイムパラドックスは何を起こすのかはっきり分かっていません。行う際は自己責任で行ってください

 

六芒星を利用する

昔ネットで流行ったやり方になります。

まず紙とペンを用意しそこに六芒星を描きます。中心には「飽きた」と記入しその紙を寝る際に枕の下に入れて寝ると、起きたらどこか別の世界や過去に行けるといいます。

これには複数のやり方がありペンは赤じゃなきゃダメとか具体的に行きたい場所や世界を想像しながら描かないと効果がないと言われたりします。

実際にやりたい人は片っ端から方法を試してみるしかありません。ネット上ではこの方法で行けたと体験談が書かれていたり、好きな時にだけ異世界に行っているなどの書き込みもありました。

行ってしまったら戻ってこれない可能性もあるのでよく考えてみてください。

 

夢を利用する

Array

引用: Pixabay

普段見ている夢を利用する方法です。みなさん何気なく夢を見ていませんか?夢を見ている最中に行きたい場所や時間を強烈にイメージすることで体験したい夢を操ることができるのです。

夢日記といって見た夢を逐一記録する習慣を付けると自分自身で夢を操れる可能性が高くなります。

この訓練を行うことで最終的には自分の思い通りに夢を見ることができ、過去の世界の夢を見るようにすればいいのです。

ここで夢から覚めてしまったら終わりじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、この方法は究極的には現実と夢を入れ替えられるのです。

なんども繰り返し繰り返し続けることで最終的には夢が現実になり、現実が夢になるという逆転現象にたどり着きます。

 

死んだら過去に戻れる

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これは実行する場合は一度きりなのでオススメできません。死んだら時間を超えて過去に行けるという方法です。

人間は死んだら魂や記憶はどこにいくのでしょう?もし肉体だけ朽ちていき魂は現世に残ると考えると将来的には世界中が亡くなった人の魂で溢れてしまいますよね。

事実そのようなことは起こっていません、それは過去に戻っているからという主張です。

これこそまさに片道切符であり行ってしまったら戻ってくることはできません注意してください

 

タイムパラドックスを題材にした映画まとめ!

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映画の中でタイムパラドックスを題材にしたものは数多く存在し、今回はオススメのタイムパラドックス映画5本を紹介します。

 

【1】バックトゥーザフーチャー

 

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1985年に公開された今なお世界中で大人気のタイムパラドックス映画です。

続編も合わせると3部作作られておりストーリーや登場人物、演出とどれを取っても文句の付けようのない面白さで今でも通用する映画になっています。

主人公のマーティは友人である科学者ドクの開発した車型タイムマシン「デロリアン」に乗り込みひょんなことから過去に行ってしまいます。

そこで若い時の父親と母親に出会ってしまい、意図せず過去に干渉してしまいました。このままでは自身の存在が消えることになってしまい、どうにか父親と母親を結びつけるために奮闘します。

第1作ではパラドックスの結果として自分の存在が消滅するという考えが登場しています。

続編では未来や西部開拓時代にタイムトラベルしたりと3作全てが甲乙付けがたい名作となっています。

 

【2】猿の惑星

 

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こちらは1968年に公開された映画です。まだCGなどの技術が無かった当時猿の演技には特殊メイクが利用されそのリアルな表情が高く評価されました。

映画は宇宙旅行が可能になった未来が舞台となっています。主人公たちは宇宙船での航海を終え、地球に戻る準備をしていました。地球に戻る場合数年単位での時間がかかるため主人公たちは長い冬眠に入ります。

主人公が目を覚ますと宇宙船はどこかに不時着しておりそこは見慣れない場所でした。その星では猿が人間のように言葉を話し、文明を築いて生活していたのです。

人間という種族は下等な知能を持った動物とみなされており、主人公たちは拷問など奴隷のような扱いを受けます。ラストのシーンでは猿たちが足を踏み入れることを恐れる禁断地帯が登場し主人公たちはそこへ向かいます。

その先にあったのは砂漠の中に胸まで埋もれていた自由の女神の像でした。猿の惑星はなんということか見知らぬ星ではなく変わり果てた地球の未来だったのです。

この作品はラストが話題となり続編合わせて計5作品作られました。

 

【3】タイムマシン

 

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上記で紹介したH・G・ウェルズの同名小説が原作になっています。

物理学を研究する主人公は事故で恋人を失ってしまいます。

どうにか過去に戻って彼女を助けられないかと考え自らの手でタイムマシンを開発したのでした。

過去に戻り事故を防ごうとしますが、事故を防いでも彼女は強盗に殺されたり不意の事故が起き彼女の死を防ぐことは絶対に出来ません

主人公はそんな世界の非情に絶望し、過去ではなく未来に進むことを選択します。

この話では過去を変えることは絶対に出来ません。どのような手を使っても結果は変わらず過去は変わらないが未来は決まっていないといったことが示唆されています。

 

【4】時をかける少女

 

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ここからは邦画を紹介します。タイムパラドックスを扱ったアニメ映画「時をかける少女」です。

主人公の紺野 真琴はひょんなことから理科室でタイムリープの力を手にします。真琴はこの力を自分の好きなように使い遊んだりテストをやり直したりとやりたい放題です。

ある時友達が事故に遭い、それを止めるために過去に戻ろうとしますが過去に戻れるのには回数制限があり事故を防ぐことはできません。その時男友達の間宮 千昭が時間を止めてみせました。

千昭は自分のことを未来からきたと言います。。。

この作品はタイムリープと青春を組み合わせた青春学園ドラマです。

作品で大きなファクターを持っているのが過去に戻れるタイムリープという概念です。

この力では基本的に過去に戻ったきりになるので現在との間に矛盾は生じないという設定になっています。

なので主人公の真琴が2日前に戻ったとしたら2日分同じ時間を過ごさなきゃいけないということです。

 

【5】いま、会いにゆきます

 

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こちらは小説家市川拓司さんによる同名小説が原作になっています。

主人公である巧(たくみ)は奥さんとの間に子供もでき幸せな日常を送っていました。

そんな最中に奥さんの澪(みお)は病気で急死してしまいました。巧は突然のことに落ち込みますが子供を守るためにシングルファザーとして頑張ります。

澪を亡くしてから1年あまりたち雨が降り続く梅雨の時期、子供を連れていつもの公園を散歩していると目の前に亡くなったはずの澪が現れたのです。

この作品ではネタバレになってしまいますが、亡くなる前の澪が時間を越えて巧に会いにきたという設定です。

しばらくは家族3人で一緒に暮らすのですが結局澪は元いた過去に戻ってしまいます。

ここで澪は未来の記憶を引き継いだまま過去に戻るのですが未来の世界にいたことを黙っており、干渉するような行動を起こしていないのでタイムパラドックスは発生せず時間的な矛盾は起こっていません。

 

タイムパラドックスまとめ【パラレルワールド】

引用: Pixabay

タイムパラドックスはどうだったでしょうか?

タイムマシン自体は発明可能だという意見も多く将来的には時間を好きに移動できる未来はそう遠くないことなのかもしれません。

もしそうなって過去に行ったらタイムパラドックスはどうなってしまうのでしょう?

自分が消滅する?現在が変わってしまう?パラレルワールドにいける?はたまた宇宙そのものが無くなってしまう?

その結果を知るにはもう少しその時が来るのを待つしかありません

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