引用: PAKUTASO
サシ飲みとは、相手と差し向かって一緒に飲むことを指す言葉ですが、通常カップルには使われず、まだ赤の他人同士である異性と飲む場合に使われます。
多くの場合、サシ飲みしようと話すのは男性の方でしょう。日本にはまだ男性から女性をリードすべき、といった考え方が残っていますので、男性は懸命にあれこれと考えて、あの手この手で女性をサシ飲みに誘います。
では、その時の男性心理とは、一体どのようなものなのでしょうか?今回は、異性とのサシ飲みを考えて行動に出る男性心理、そしてそのような男性はどのような特徴があるのかを紹介していきます。
彼らには下心があるのでしょうか?そのことについても、説明していきましょう。
サシ飲みの誘い方で目的が違う?
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実は、同じサシ飲みをするのであっても、男性からの誘い方はその目的によって違っています。
楽しく飲みたいのであればサシ飲みでなくても大勢でワイワイでいいですし、2、3人での少人数でしっとりでも良いでしょう。しかしわざわざ差し向って飲みたい、と男性が言う時、そこには下心がある時と、真剣な時とがあります。
下心があるサシ飲みというのは勿論、飲んだ後で女性といちゃいちゃしたい、ということです。アルコールで理性を吹き飛ばし、あわよくばそのままホテルへ消えたい、という下心をもって異性を飲みに連れだす男性はたくさんいます。
しかし、それとは別に「今日はちょっと相談に乗って欲しい」とか「真剣に話し合いたい」という時も、他の人間がいれば腹を割って話すことが出来ませんので、サシ飲みを願うことがあります。
同じ異性を飲食に連れ出すのでも、下心か真面目な話かで誘い方は違ってきますので、まずはそこに存在する男性心理について知ることが大切です。
順番に紹介していきますので、チェックしてみてください。
2人で飲みに行く男性心理10選!
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2人でじっくりと飲むことをサシ飲みといいます。
では、異性とのそれを望む男性は、一体どのような気持ちでいるのでしょうか。まずはサシ飲みをする男性心理について、順番に見ていきましょう。
【異性とサシ飲みの男性心理・1】下心を叶えたいという男性心理
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まず紹介するのは、下心を叶えたいという男性心理です。
多くの男性は、サシ飲みをする相手が異性であれば下心を持っています。それは断言できます。なぜなら本能のなせる業で、男性は一人でも多くの女性と交わり、子孫を残していくというものがあるからです。
もし別に大切な人がいるとしても、もしかしたら今日はこの子といい雰囲気になれるかも・・・と考えている人が多いでしょう。
下心をもって接してくれることで、女性の方もいい気分になることがあります。相手が好意を持つ男性であれば、自分が女性扱いをされるということに満足感を覚えるからです。
ですので、下心を持つこと全てが悪いわけではないのが、サシ飲みです。しかし、体が目的であとは何でもいい、と考えている男性もいますので、女性は十分気を付けるべきでしょう。
下心という男性心理があることは、知っておくべきです。
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次は相手に興味がある・知りたいという男性心理です。
相手の女性に興味がある場合も、男性はサシ飲みを選択することが多いです。この子面白い考え方をするな、例えばこんな話をふったらどう返すのだろう、という好奇心の時もありますし、外見が自分好みで性的対象としても気になる、という意味の興味もあります。
興味があるという男性心理では、ぐっと近寄って向き合ってみたいと思うのですね。
自分のことを知ってもらい、相手のことを知りたい時に「サシ飲みだ」という行動に出るのです。
【異性とサシ飲みの男性心理・3】様子を気にしているという男性心理
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続いては相手の様子を気にし、心配するという男性心理です。
男性は、相手のことが心配で仕方ない時にもサシ飲みを選ぶことがあります。つまり、異性の様子を気にし、何とかしてやりたいという男性心理なのです。
幼馴染や仕事上での付き合い、いとこなどのちょっと遠い身内の異性の様子が少しおかしい、という時、大丈夫かどうか、自分が何か出来ることがあるかを知りたくて、サシ飲みをしないか、と声かけをするのです。
純粋な心配からそのような行動に出ますので、この場合には男性側の下心はないと思っていいでしょう。彼は本当にあなたのことを心配し、ちょっとでも話してくれるかもと2人の場を作っているのです。
【異性とサシ飲みの男性心理・4】もっと仲良くなりたいという男性心理
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もっと相手と仲良くなりたいという、男性心理もあります。
興味・好意を持っている異性がいて、一緒に食事が出来るような間柄である時にも、サシ飲みをしようと行動します。
この時の男性心理は「もっと仲良くなりたい」というものです。今までは少し距離、遠慮があったけれど、これからは付き合っていけるように距離を縮めていきたい、という思いがあるのです。
下心も全くないわけではないですが、あわよくばというよりは今回のことがうまくいってデートにつなげられたらいいな、というレベルの下心でしょう。
【異性とサシ飲みの男性心理・5】お酒を飲みたいという男性心理
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ただお酒、そうでなくても好きなものをじっくりと楽しみたいという、男性心理となります。
じっくり、ゆったりと好きなお酒を飲みたい、楽しみたい、という時も、男性はサシ飲みを選択するようです。そこにある男性心理は、大好きな「お酒」を「会話が楽しい、もしくは沈黙が苦にはならない」相手と楽しみたい、というものです。
あくまでもお酒が主役であり、人や会話はその花となります。ですので相手が異性であったとしても、その後ああなってこうなって、という予想もしていないことがほとんどですし、下心もあるとしても5%くらいかな、という程度でしょう。
【異性とサシ飲みの男性心理・6】本音で話せるという男性心理
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女性と違い、男性は誰かに自分の気持ちをペラペラと喋ることでストレスを発散させる、ということはありません。どちらかといえば多くの男性は言いたいこともぐっと飲みこんで、胸の中で一人で会話しているというのが多いでしょう。
しかし、これだけはしっかりと本音で話し合わなければならない、という問題があった場合、喧嘩にならずに済ませるための潤滑油としてお酒を用意し、腹を割って話し合うためにサシ飲みへ、となることがあります。
普段の殻や遠慮を破って、「俺はこう思うんだ」と本音を話したい、そのような時にも飲みを利用するのです。男性心理としては、本音を話す自分の手助けになって欲しいというものがあります。
【異性とサシ飲みの男性心理・7】「女性」という存在が必要という男性心理
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隣に女性がいることで出る華やかさが自分には必要、という男性心理も存在しています。
一人で飲みにいってもいいし、同性同士で飲みにいくのも勿論構わない、しかしやっぱりそばには華があった方がいいし、その方が気分も盛り上がると考えている男性は、異性とのサシ飲みを好みます。
そこにある男性心理は、「華やかさが欲しい」です。
つまり女性を花として必要とし、特に話し相手になって欲しいわけでも、じっくりと悩みを相談したいわけでもないのです。異性で美人あれば誰でもいいので、あっさりとはしていますが積極的に声をかける傾向にあります。
男性心理から考えるに、彼らに下心はほとんどないと言えますが、自分がもの扱いされることに腹を立てる女性も多いでしょう。
また、男女のカップルでなければ入れない店に行きたい場合にも、特に興味のない相手でも異性であればとサシ飲みを口にすることもあります。
【異性とサシ飲みの男性心理・8】嫌われないように自己防衛である男性心理
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自己防衛という男性心理も働いています。
例えば仕事上など、自分が上司なので部下に対してはミスなどを叱責・注意しなければならないことがあり、しかしそれがどうにも苦手、嫌われたくない、という考えを持っている人は、サシ飲みに力を借りようとすることがあります。
異性の部下やプロジェクトメンバーを誘い、お酒の力を借りつつじっくりとなだめる様に注意をしたいということです。
嫌われたくないという男性心理がそこにはあるのですが、回りくどくなってしまう上に女性からは「そんなこと会社でその場で言えばいいのに」と、不満に思われる可能性が高いでしょう。
嫌われないためにサシ飲みを選んだのに、方法は間違っていた、というパターンになってしまいます。
【異性とサシ飲みの男性心理・9】自信をつけたいという男性心理
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9番目に紹介するのは、自信をつけたいという男性心理です。
女性をサシ飲みに連れ出そうとする男性の多くは、自信がない人が多いです。
しかし俺は異性と楽しく話せる、二人っきりで飲むことが出来る男なんだ、と思うことで、自分に自信をつけたいという男性心理が働いての行動なのです。
恋人でもない女性と連れ立って飲むことができる、と周囲に誇示したい男性が、サシ飲みを利用しているわけです。
【異性とサシ飲みの男性心理・10】刺激が欲しいという男性心理
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最後に紹介する男性心理は、刺激でワクワクしたいというものです。
恋人や妻がいるし、相手のことは勿論大切に思っている、だけど毎日がマンネリ化して刺激が足りない!と思っている男性も、異性とのサシ飲みへと流れる可能性が強いでしょう。
そこにある男性心理が、「刺激が欲しい・ワクワクしていたい」です。
毎日にこれといって不満はないけれど、すごく楽しいわけでもない、という人がちょっとした刺激を求めて恋人や妻ではない異性を飲みに連れていくのは、下心が全くないわけではないため、恋人や妻にバレた時には修羅場に突入する結果となります。
はっきりと下心を持っているわけでもないのでガツガツもしていませんし、相手の女性も安心して楽しむことが多いでしょう。
そしてそれが何度か繰り返されることで、不倫に突入してしまうことがあります。最も注意が必要なのは、このようなパターンかもしれません。
サシ飲みしたがる男性の特徴も解説!
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サシ飲みをしたがる男性心理について、紹介してきました。なるほどなあ、と読んでくださった方もいるでしょう。
では続いては、サシ飲みをしたがる男性の特徴について見ていきたいと思います。2人で飲みに行く前には、男性心理と共に彼らにはどのような特徴があるのか、必ずチェックしてください。
【サシ飲みしたがる男性の特徴・1】寂しがり屋
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じっくりゆっくりお酒を飲みたいと考える男性のほとんどは、1人で飲みにいきます。自分が好きな店で好きなお酒を注文し、おつまみを頼んで至福の時を味わうのです。
ところがサシ飲みをしたがる男性は、寂しがり屋という特徴がありますので、1人では中々のもうとしません。一緒に飲む誰かが必要なのです。
やたらとどこかへ行くのについてきたがる同僚や、飲み会の話をしていたら自分も入れてくれ、とくる男性、晩御飯一人だとつまらないから、どお?などと誘ってくる男性は、サシ飲みしたがる特徴的な男性と言えるでしょう。
【サシ飲みしたがる男性の特徴・2】自分に自信がない
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男性心理のところでも述べましたが、自分に自信がない男性の多くはサシ飲みにもつれ込もうと頑張ります。
子供の頃からの育った環境か、何か酷いトラウマがあるのか、とにかく自分に自信がないという特徴を持つ男性はサシ飲みが好きです。
マンツーマンで飲めば相手は自分に集中してくれますし、悩み事があれば相談にものってくれるでしょうし、興味をもってくれることが多いです。そのため、自信がわいてくることになるので、居心地がよくてサシで飲みたがるのでしょう。
【サシ飲みしたがる男性の特徴・3】口がうまい
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何かと異性を誘ってサシ飲みをしたがる男性の特徴には、口がうまいというもあります。
下心がある場合には特にですが、とにかく2人で飲みにいかなきゃ始まりませんので、あの手この手で理由を思いつき、うんと頷かせようとするのです。
そのため、彼らはどんどん口がうまくなります。ただし下心満載の人であればこの言葉に心が伴いませんので、女性に気づかれて逃げられてしまったり、友達を呼ばれて集団での飲み会となってしまった、という結末もよくあるようです。
【サシ飲みしたがる男性の特徴・4】自己中心的
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また、自己中心的という特徴もあります。特に女性の体が目的、下心満載の男性は、手っ取り早くセックスに行きたいがためにそれしか考えておらず、相手の女性の意思や感情などをするっと無視していることが多いでしょう。
そこにあるのは、ただ自分中心の考え方、自分が満足出来ればそれでいいという人間です。嫌われたくないという男性心理が働くのはあくまでも職場やサークルなど、中々断ち切れない縁をもっている女性だけのもので、もう2度と会わないつもりであれば嫌われても構いませんので、大いに自己中になるのでしょう。
【サシ飲みしたがる男性の特徴・5】やたらと優しい
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口がうまくやたらと優しい男性も、サシ飲みをしたがる男性の特徴に当てはまります。
自己中心的のところで述べたのと同じように、とにかくセックスが目的ですからそこにいくまでは徹底的に女性に対して下手に出るでしょう。
何だかやけに優しいし、いいことばかりいってくるなあ、こんなに褒められること今までなかった、という女性は、喜んでぽーっとしている場合ではありません。
ほとんどの場合、ホテルにいってことを済ませれば彼の態度は急変するでしょう。やたらと優しく、良いことばかり言ってくる、というのは注意が必要な特徴です。
2人で飲みに行きたがる男性には用心しよう!
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男性が異性に対して下心を全く持たない、ということの方が珍しいです。それはしっかり理解しておいてください。その上でなお、特に理由がないのに2人きりで飲みにいきたがる男性には少し用心が必要です。
多くの人は飲んだ後はホテルにいきたい、と思っていますし、そうでない人は気楽には飲めないシリアスな相談事があるのです。男性心理や彼らの特徴などをしっかりとチェックして、ある程度の覚悟は決めてから誘いに乗るようにしましょう。
自分も女性扱いされて楽しかったからいいや、ではなく、やはりアルコールが入るので気を付けることは大切です。興味がある相手のことを知るチャンスではありますので、一定レベルの警戒をした上で、2人での飲みをじっくりと楽しみましょう。