NHKから国民を守る党立候補者まとめ!「NHKをぶっ壊す」が話題! | ToraTora[トラトラ]

先日の参議院選挙は令和初の国政選挙ということもあり大変注目が集まりましたね。

そんな中でも党首の立花孝志氏の当選など、「NHKから国民を守る党」という党がひときわ存在感を放っていたことをご存知でしょうか。NHKから国民を守る党とは、元NHK職員で退職後はフリージャーナリストとして反NHK活動に携わってきた立花氏が2013年に設立した日本の政治団体です。

立花氏はかつてNHKの不正経理疑惑を文春に告発し、自主退職しています。2016年の東京都知事選挙では、NHKが放送する政見放送で、NHKから国民を守る党の代表として登場し「NHKをぶっ潰す!」と連呼しそのユニークなパフォーマンスで話題になりました。

2019年は、キャッチコピーを「令和の百姓一揆」としています。この「令和の百姓一揆」という言葉にも触れていきたいと思います。いったい、NHKから国民を守る党とは何なのでしょうか? 

今回は党のマニフェストや議員までまとめましたので、NHKから国民を守る党について理解を深めていただければと思います。さらにキャラが濃すぎる議員にも注目です。

NHKから国民を守る党のマニフェストは?

NHKから国民を守る党には公約(マニフェスト)がありません。

より正確に言い換えますと、NHKの※スクランブル放送の実現のための放送法改正の一点のみが公約になっています。これはマニフェストというよりも訴えに近いものですので、NHKから国民を守る党は明確なマニフェストを正式に出していません。そこでここではNHKから国民を守る党が一体どんな訴えをしているのか見ていきたいと思います。

※スクランブル放送とは:料金を支払う契約者だけが見ることができるように、映像や音声を暗号化(スクランブル)して送り出される形式の放送。

【1】NHKの受信料は払わなくていいという訴え

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引用: Pixabay

NHKから国民を守る党の発想はとても単純です。

とにかく「NHKに受信料を払わなくていいよ」ということを根本に置いており、さまざまな方法を使えばNHKへ受信料を支払う必要がなくなるということを選挙活動や政見放送を通じて訴えています。その一つが、「NHK撃退シール」です。

実際に効果があるかは確認できませんが、NHKから国民を守る党のホームページから申請をすると、誰でも無償で受け取ることができ、これを自宅のドアやインターホンの下に貼ることでNHKの訪問員を撃退できるというものです。

このような取り組みをすることでNHKから国民を守る党はNHK系の受信料は払わなくていいものだという主張を繰り返しています。しかし法律上は支払うことが義務付けられており、裁判上も受信料を支払う必要があると判事されています。

ですので、この訴えは現状とても微妙な訴えになっていることは否定できないでしょう。

【2】NHKのスクランブル放送化しようという訴え

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引用: Pixabay

NHKから国民を守る党がもう一つ訴えているものが、NHKをスクランブル放送化し、受信料を払う払わないは視聴者が自分たちで決められるようにしようという訴えです。

現段階では、放送法という法律に基づいて全てのNHKを視聴している国民はNHKの受信料を支払うことが義務付けられています。しかしここでNHKから国民を守る党は「NHKを実際に見ている人だけが受信料を支払うべきだ。

見ていない人も払わされるのはおかしいんじゃないか」と異議を申し立てています。そこで放送法改正のために議員を国会に送り込む必要があるという論理に基づいて、選挙に出馬しています。

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引用: Pixabay

こちらもマニフェストではないのですが、2019年のNHKから国民を守る党がキャッチコピーとして掲げているのが「令和の百姓一揆」という言葉です。

これはどういう意味があるのでしょうか。百姓一揆とは、歴史の授業で習った人も多いと思いますが、江戸時代に農民が幕府や大名、領主などの支配者に対して行った反領主闘争のことです。

NHKから国民を守る党は、令和の時代にNHKや国会、放送法などの巨大なものを封建支配者に、国民を農民に見立てて、百姓一揆を起こすこと訴えています。「NHKぶっ潰す」という挑発的な言葉と共に百姓一揆をスローガンとして掲げることで、より宣戦布告感が出ていますね。

NHKから国民を守る党の戦うという気概を感じます。

キャラが濃い?NHKから国民を守る党議員

そんな「令和の百姓一揆」を掲げているNHKから国民を守る党には、現在、30名弱の議員が所属しています。

NHKから国民を守る党は、キャラが濃いと言われるだけのことはあり本当にさまざまな個性や経歴を持った議員が所属しています。ここではそんな個性的なNHKから国民を守る党議員の一部をご紹介していきます。

TwitterやYouTubeなどのSNS媒体で活動している議員の方も多く、NHKから国民を守るとうは、今時な戦略を立てて選挙に挑んでい流ということがわかりますね。

NHKから国民を守る党議員まとめ!

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引用: Pixabay

それでは早速NHKから国民を守る党議員を見ていきましょう。

NHKから国民を守る党の議員を9名ほどご紹介します。Twitterやホームページ、ブログも一緒に紹介しているので、合わせて見てみてくださいね。

【1】代表 立花 考志(たちばな たかし)

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大阪府立信太高等学校卒業後、1986年4月にNHKに入局します。

のち2005年4月にNHKに退職願を提出しました。2013年6月に政治団体「NHKから国民を守る党」を設立し、初代代表に就任します。肩書きは他にインターネットテレビ【立花孝志ひとり放送局㈱】社長、フリージャーナリスト【元NHK報道局職員】があります。元葛飾区議会議員で、当選回数は1回、在任期間は2017年11月13日から2019年5月26日です。

現在は主にYouTubeでNHKとその関連訴訟について解説しています。政見放送での「NHKをぶっ潰す」連呼発言、政党のキャッチコピーの「令和の百姓一揆」など個性的でユニークなパフォーマンスが注目を浴びています。双極性障害(躁うつ)と診断されており、心療内科に通院中だそうです。

本人は躁状態(双極性障害の症状の一つで、いちじるしく気分が高揚したり、しばしば他者に攻撃的になることもあり、周囲への影響も大きい)が強いタイプらしいです。

好きな言葉は

「【お金】は使えば使うほど【減る】が、【知恵】は使えば使うほど【増える】」

すべての争いは無知から始まる

すべての不安も無知から始まる

真実は事実の敵なり

義を見てせざるは勇なきなり」立花 考志公式Facebookより。

【2】松田 美樹(まつだ みき)

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現東京都新宿区議会議員で、1987年生まれのAB型。NHKから国民を守る党の新宿区担当。31歳と若いです。

Twitter、ブログの運用はもちろん、動画の生配信を行う「ふわっち」というサイトでも発信しています。Twitterのプロフィール写真は代表の立花氏との笑顔のツーショットです。

Twitterやブログでは主に政治活動についての投稿やTweet、NHKに関するツイートのリツイート(他の人の投稿を自分のタイムラインに表示させること)が目立ちます。松田亘夫で、NHKから国民を守る党の松田夫婦として有名です。

【3】松田 亘(まつだ わたる)

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現東京都練馬区議会議員で、1983年生まれの35歳です。

NHKから国民を守る党の練馬区を担当しながら、現在は不動産賃貸業を経営しています。小池百合子氏の政経塾「希望の塾」一期生。YouTubeでの活動も行なっています。出身は東京都板橋区ということですが、出身大学などは公式のHP、Twitterには書かれていません。

松田美樹は妻で、NHKから国民を守る党の松田夫婦として有名です。

【4】國場 雄大(くにば ゆうた)

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現東京都品川区議会議員で、1977年生まれの42歳です。

NHKから国民を守る党の品川区を担当しています。慶應義塾大学を中退後、ニコニコ生放送の配信者になったのち、2019年東京都品川区の議会議員選に立候補し、当選。その間、学生ビジネスや、自身が設立した株式会社の経営難によって借金を負い二度の自己破産をしています。

母親は「川は流れる」のヒットで知られるNHK紅白歌合戦出場歌手の仲宗根美樹です。一児の父で、趣味はアイドルの応援、アニメ、声優、将棋と多岐に渡ります。

【5】くぼた 学(くぼた まなぶ)

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現東京都市川市の市議会議員で、1977年9月25日生まれの42歳です。

横山緑という名前でニコニコ生放送の配信をしたのち、くぼた学として市川市議に立候補しました。横山緑名義のTwitterも存在します。

NHKから国民を守る党に入る前にはニコニコ生放送で生計を立てており、インターネットの一部の界隈では有名人だそうです。横山緑はかつて、ニコニコ生配信者時代に名誉毀損で訴えられた過去があります。

2017年に有罪で判決が下され、罰金刑20万円が言い渡されたといいます。また女性関係も褒められたものではないそうで、クリーンなイメージが必要不可欠な政界においてかなり異色な存在といえます。

【6】塩田 和久(しおた かずひさ)

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現埼玉県川口市の市議会議員で、1981年2月7日生まれの38歳です。兵庫県神戸市出身で、二児の父です。

2003年に明星大学人文学部経済学科卒業、中・高校の教員免許を持っています。2007年に埼玉県内で飲食店の経営を始め、2012年には埼玉県新座市議会議員当選します。

そして2018年、NHKから国民を守る党副代表に就任んします。塩田氏は以前、日本維新の会に所属しており、川口市議会議員選挙前にNHKから日本を守る党に鞍替えしています。

【7】夏目 亜季(なつめ あき)

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現東京都荒川区議会議員で、政治家×エンタメをキャッチコピーに現役政治家アイドルとして活動中しています。愛称はあきちんです。

NHKから国民を守る党の荒川区を担当しています。1990年生まれの29歳で、出身は京都府舞鶴市です。アイドルとしての活動の他にも、自身の闘病体験を元に大学などで講演活動を行なっています。

17歳の時に日本に1700人しかいないと言われる難病の自己免疫性溶血性貧血を発病し、一時休養するも、2011年に京都府から上京し芸能活動をスタートさせます。テレビドラマやアニメなどに出演しました。

しかし2014年に子宮頸がんが見つかる。しかし懸命に治療と芸能活動を続け、2016年には初のワンマンライブを成功させます。2019年に統一地方選に当選、NHKから国民を守る党の公認で荒川区議会議員に立候補を表明しました。

自らのがんを乗り越えた経験を踏まえて、「命の大切さを伝えていくべきだと思います。それが私に託された使命」と、がん検診の啓発や他のがん患者への希望となりたいと語っています。小動物好きでハムスターを飼っており、時折自身のインスタグラムに登場します

【8】かんだすなお

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現墨田区議会議員です。NHKから国民を守る党の墨田区を担当しています。

一橋大学の商学部商学科卒業生で、さらにグアム大学会計学部単位取得しています。現在も放送大学の教養学部に在学中です。兵庫県出身です。

本人のブログに記載の略歴によると、経営コンサルタント、元大手金融機関勤務などの経歴を持っています。NHKの受信料は38年間拒否しているそうです。座右の銘は独立不羈です。

【9】中曽 ちづ子(なかそ ちづこ)

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現兵庫県川西市市議会議員で、1961年12月12日生まれの58歳です。

政治家以外の肩書きは、「日本シルクロード科学倶楽部副会長」「秋田美輪さんを救う川西市民の会代表」があります。Twitterによれば、毎月第四土曜日に川西で拉致署名活動を行なっているそうです。中曽氏は以前日本維新の会に所属しており、NHKから国民を守る党に移動しています。

武庫川女子短大教育卒卒業後に一般企業に就職、退職後は広告・派遣会社で契約社員やパート、アルバイトとして勤務しました。その後小学校教員に転職し、約14年勤めたのちに児童指導員として児童養護施設・障害児等児童福祉施設で児童福祉を学美ました。

ジャズ・ポピュラーピアノ奏者として三田屋で演奏したこともあり、カトリック教会でオルガニストとしてボランティアも行なっています。一方で、運動も得意で、兵庫県レディースサッカーリーグアマチュア現役選手として活躍しています。

NHKから国民を守る党の戦いに注目!

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引用: Pixabay

いかがでしたでしょうか? 

「NHKぶっ潰す」「令和の百姓一揆」など過激な発言や異色の経歴を持つ議員が集まるNHKから国民を守る党ですが、代表の立花 考志の参院選当選を受けて、さらなる活躍が期待できそうですね。

他の議員からも目が離せなさそうです。今後もNHKから国民を守る党の戦いに注目ですね。

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