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2014年11月1日。大阪府豊中市にある釣具店に訪れたのは、30代の夫婦。ともに金髪のこの夫婦は、この前の週2014年10月25日にも同店を訪れていました。
店内を物色した夫婦が、釣りに使う「仕掛け」を1点(約1,300円相当)レジを通さずに持ち去ろうとした時、店頭に設置してある万引き防止のセンサーが反応。音が鳴った瞬間夫は走り去り車で逃亡、残された妻が店側に捕まってしまいます。
これだけであれば単なる万引き事件であり、全国ニュースになるような話ではないのですが、この事件の異常性はこの先にありました。
【1】1週間前にも万引きを
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言葉は悪いですが、さほど高額ではない商品1点の万引きに、店側がしっかりと対応したのには理由があります。
この釣具店は、この万引き事件の1週間前、10月25日にこの夫婦が訪れた時にも、実は万引きの被害に遭っていたのです。
しかもその時に万引きを行ったのは、この夫婦の連れてきた子どもたちというから驚きです。2週続けて同じ店で、親子で万引きをしたのも驚きですが、世間を驚かせたのは事件の詳細が明らかになった時でした。
世間に衝撃を与えた豊中市釣具店窃盗事件の概要
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単なる万引きが「豊中市釣具店窃盗事件」として長く語り継がれているのには理由があります。その理由や事件の詳細に関して振り返ってみましょう。
【1】来店したのは異形の家族
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2014年10月25日。土曜日ということもあり、店内には多くの釣りファンが訪れていました。そこに現れたのが例の家族5人でした。
後の捜査で判明した年齢とともに紹介すると、父(36歳)、母(33歳)、中学生男子(14歳)、小学生男児(12歳)、小学生女児(9歳)(年齢はすべて2014年10月当時)。
多くの買い物客の中で、店主がこの5人を強烈に覚えていたのは、その異形さ故でした。5人全員黒のジャージ上下に身を包み、そして全員金髪。特に小学生の子どもの金髪に違和感を覚えたのは間違いないでしょう。
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来店後5人家族は、店内の釣り竿コーナーへ。そこに展示されていた釣り具セットの周りで何やら会話をしていたとか。その後家族の中から両親だけが店内奥のコーナーへ移動。そこで店員に話しかけ始めました。
「この道具は何に使うのですか?」など、質問を繰り返しながら仕掛けなど数点を購入し夫婦は退店。しかし店主の中には何か違和感が残っていたそうです。
【3】防犯カメラの映像を確認すると…
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家族が退店し、店が落ち着くと店主の男性は防犯カメラの映像を確認。すると両親が買い物をしている間に、子どもたちが驚きの行動をしていました。
釣り具セットを1つ手に取った長男(14歳)は、その釣り具セットを店頭にある防犯センサー付近へ。釣り具セットを近づけるなど、明らかにセンサーの様子を確かめるような行動をしています。
運悪く、当時店頭のセンサーは故障中。当然防犯ブザーはなりませんでした。するとセンサーの故障を確認した長男は、その釣り具セットを持って店外へ駆け出します。さらに次男、長女も同じ釣り具セットを手に取り店外へ走り出ていきます。
【4】タイミングよく登場する父
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子どもたちの姿を追おうと、駐車場に設置してあるカメラの映像を確認すると、万引きした釣り具セットを持った子どもたちは1台の車の元に集まります。そしてそこに登場したのが、子ども同様金髪に染め上げた父の姿でした。
店内で店員に質問しながら買い物をしている最中、父は一度店外に出て駐車場に向かい、戦利品を手にした子どもたちのために車のロックを開錠していました。
【5】被害総額は約17,000円
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子どもたちが万引きしていった釣り具セットは1つ約6,000円。3セットの被害総額は約17,000円でした。店主がこの万引きを発見したのは犯行後、犯人である金髪一家はすでに逃走した後でした。
この万引き行為は、万引き事件の被害額としては特筆するものではなかったかもしれませんが、家族ぐるみで行う非常に奇異な犯行ということで店主に強い印象を与えます。そして店主は考えました。
「あの手の万引き常習犯は、バレるまで何度も訪れる」
そう思った店主は、店員一同にこの金髪一家の件を報告。次に犯行に及んだら必ず確保すると誓います。
【6】思惑通り1週間後に再来店
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店主の思惑通り、金髪一家は1週間後の11月1日に再来店。今度は金髪夫婦のみの来店でした。店内を物色した2人は、1,300円相当の仕掛けを手に堂々と店外に出ようとします。
しかし、この1週間で店頭のセンサーの修理は完了しており店内には防犯ブザーが。金髪夫婦をマークしていた店員が駆け寄りますが、夫は仕掛けを手に車に乗り逃走。残された妻を確保することに成功します。
【7】見え透いた嘘を並べる金髪妻
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確保された妻は、「男と面識はない」、「釣具店で知り合った他人」、「万引きなんて知らない」など、でたらめの供述を繰り返します。
さらに店主が1週間前に子どもを連れて万引きした件を問い質しても、「子どもなんて知らない」の一点張りだったそうです。
【8】警察の聴取で驚きの事実が
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店主が警察を呼び、警察の聴取と捜査により衝撃の事実が明らかになります。
豊中市釣具店窃盗事件が世間に衝撃を与え、後世まで語り継がれる事件となったのは、この真相が発覚してからです。
【9】両親の指示で万引きをしていた子どもたち
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警察が両親及び子どもたちから聴取を行い、さらに家族が持っていた携帯電話の履歴を確認すると、衝撃の事実が明らかになります。
携帯電話のメールには、両親から子どもたちへの万引きの指示が残されており、防犯カメラに映っていた釣り具セットの周辺での家族の会話は、その日の犯行計画の確認だったことが発覚しました。
【10】家族たちに下されたのは?
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警察の捜査によって豊中市釣具店窃盗事件は単なる万引き事件ではなく、両親による万引きの煽動という異常性を持った事件であることが判明。
母親は10月25日の万引きを煽動したことで窃盗罪で逮捕され起訴、父親は一度は処分保留で釈放されるも、11月1日の自身による万引きの容疑で再逮捕。こちらも窃盗罪で起訴されています。
3人の子どもに関しては、当時14歳であった長男は、刑事責任能力のある年齢ということで補導され、少年鑑別所へ収監。残りの2人の子に関しては、児童相談所に身柄が預けられました。
全員金髪?万引き家族の歪んだ教育
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両親の指示で子どもたちが万引きを行うというのは、映画『万引き家族』そのまま。
そんな狂った両親の子育て、教育に関して調べてみました。
【1】若くして出産した3兄弟
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事件当時母親の年齢が33歳で、長男の年齢が14歳。この2人が本当の親子だとすれば、母親が19歳、父親が22歳の時の子どもということになります。
若くして出産したから教育がなっていないということではありませんが、その確率が高くなるのは仕方のないこと。何しろ両親の人生経験がまだ浅いわけですから、間違ってしまう可能性もあります。
しかし、日本中に多くいる若い両親は、間違いながらも必死に子どもたちを、間違った道に向かわないように育てています。そんな中この両親に限っては、自ら誤った方向に育てていたことになります。
【2】全員金髪という異常性
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豊中市釣具店窃盗事件発生当時、子どもたちは上から14歳、12歳、9歳。みな小学生、中学生という義務教育を受ける身でありながら、全員金髪というのがまず異常といえます。
金髪に染めているとなれば、当然学校で注意もされているはずです。しかしそれでも金髪を押し通しているところを見ると、この両親は学校でも有名なモンスターペアレントだった可能性も。
さらに考えれば、子どもたちをまともに学校に通わせていなかった可能性すら考えられます。
【3】子どもたちの非行歴は?
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明らかに異常な家庭内教育をしていたと見られる両親に育てられた子どもたち。その子供たちの非行歴に関しては、特に明らかになってはいません。
特にこの豊中市釣具店窃盗事件で少年鑑別所に送致された長男に関しては、ネット上では「万引きの初犯で少年鑑別所送致はおかしい。他に非行の前歴があったはず」との論調が目立ちますが、これは的外れな推測です。
【4】一般的な少年審判の進め方
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犯罪を起こし補導された未成年のうち、責任能力があると判断される14~19歳の少年少女は、一般的に少年法による少年審判を受けることになります。警察で取り調べを受け、その後少年審判というのが一般的な流れです。
取り調べから審判までの間、成人であれば留置場に留置されますが、未成年の場合は少年鑑別所に送致されるのが一般的です。
起こした事件やその背景により、少年院ではなく少年鑑別所に送致される少年もいるにはいますが、少年鑑別所は少年院とは持っている意味合いが違う施設です。
少年鑑別所に送致されたからといって非行歴がある少年とは断定するのは早計といえるでしょう。
【5】子どもたちの処分は?
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両親に指示されていたとはいえ、豊中市釣具店窃盗事件において実際に万引きの実行犯であった子どもたちの処分はどうなったのでしょう?
当時14歳であった長男に関しての最後の情報は少年鑑別所への送致です。少年審判は一般的に非公開が義務付けられており、その結果は知られていません。
12歳と9歳の小学生2人に関しては、豊中市釣具店窃盗事件後に児童相談所に保護されており、こちらもその後の情報はありません。
【6】この事件があの名作映画のモデルに?
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2018年に開催された、第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを受賞した名作映画『万引き家族』。この映画のモデルになったのが豊中市釣具店窃盗事件という噂があります。
これは半分正解で半分外れ。モデルにしたわけではありませんが、『万引き家族』の監督である是枝裕和監督が、この豊中市釣具店窃盗事件から着想を得たというのは間違いないようです。
あるとき、子供に万引きさせた親が捕まったニュースを見たんだけど、そこは親子で釣りが好きで、釣り竿だけ換金せずにいたら足がついたんだって。やってることはもちろん悪いけれど、いい話だなと思った(笑)。
AERA dot.(2018年6月8日付・是枝監督インタビューより)
豊中市釣具店窃盗事件の家族の真相
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単なる万引き事件と思いきや、家族ぐるみでの万引き事件であり、しかも両親が子どもに指示を出して万引きをさせていたという、悪質で特異な豊中市釣具店窃盗事件。
この事件を起こした家族について調べてみました。
【1】年齢以外はすべて非公開
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この豊中市釣具店窃盗事件が、後に語り草となっている原因のひとつに、犯人に関する情報が極端に少ないということが挙げられます。何しろ両親の名前すら公表はされていません。
一般的に犯罪を犯したのが未成年の場合、その氏名が伏せられることは多々あります。しかしこの豊中市釣具店窃盗事件の場合、両親も窃盗罪で逮捕をされています。
当時36歳の夫と、33歳の妻に関してはもちろん成人ですから、氏名及び顔写真が公開されてしかるべきなのですが、この豊中市釣具店窃盗事件に関しては最後まで非公開でした。
【2】情報が公開されない理由
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子どもに万引きをさせるような、最低の両親がどんな人間かというのは、多くの人の興味を引きました。しかしその素性は一切非公開。
これは推測の域を出ませんが、恐らく豊中市釣具店窃盗事件ではこの両親の子どもであり未成年者も犯罪行為を犯しています。両親の名前を公表してしまうと、同時に子どもの名前などもすぐに調べられてしまいます。
こうしたことが起こらないよう、つまりは子どもたちを保護するために氏名など詳細情報は一切非公開という判断がなされたのかと思われます。
【3】ネット上ではあらゆる憶測も
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しかし、豊中市釣具店窃盗事件の犯人でもある両親の情報を伏せたことで、ネット上ではあらゆる憶測が飛び交いました。
事件のあった豊中市周辺には、今も「部落差別」の残る地域があります。そのためこの家族が、いわゆる被差別部落の人間なのではないか? という憶測や、在日外国人なのではないか? などの憶測が飛び交いました。
しかしこれは非常に短絡的な推測。被差別部落の出身者だから犯罪を…などという感覚は戦前の感覚です。もちろん在日外国人による犯罪もありますが、それ以上に日本人の犯罪も存在しています。
軽率な推測で無責任な憶測をしないように気を付けましょう。
【4】家族に関する公開された情報
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顔も名前も公開されない金髪家族ですが、いくつかの情報は公開されました。まず職業ですが、父親が防水工、母親は無職と報道されましたので、専業主婦ということでしょう。
防水工とは、建物の壁や屋上などに防水加工を施す職人。もちろん建設中の建物で作業することもありますし、建設済みの建物で、雨漏りがする場合などにも仕事があります。
報道されている範囲ですと、この防水工の仕事で月40万円ほどの収入があったようです。
【5】防水工という仕事がありながら…
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この父親ですが、豊中市釣具店窃盗事件における逮捕時の報道では、防水工で月40万円の収入がありながら、生活保護を受給していたようです。
月収40万円ということは年収480万円。多少浮き沈みがあるとしても、年収400万円はあるはずです。30代の夫婦としては水準以上の収入であり、もちろん生活保護など必要ないはずです。
しかもこの生活保護を(2014年の)5年ほど前から受給していたということで、この不正受給に関しても捜査は行われたようです。
【6】生活保護は不正受給だったのか?
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とにかくこの豊中市釣具店窃盗事件に関しては、後の情報がほぼ公開されていません。もちろんこの生活保護の受給が不正だったかどうかも、情報は公開されていません。
しかし、一般的に考えれば不正受給であったことはほぼ間違いありません。また、そのために虚偽の申請をした可能性も限りなく高いといえるでしょう。
そもそも生活保護は、収入がなく、しかも病気やケガなどが原因で、職に就くことが難しい方に支給されるもの。支給開始が豊中市釣具店窃盗事件の5年前だとすれば、夫は31歳、妻は28歳です。
【7】恐らく不正受給であったと推察できる理由
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この年齢で、職に就くのが難しいという状況はなかなかありません。もちろん鬱病など精神疾患の可能性は否定できませんが、可能性としては低いでしょう。そもそも夫には防水工という仕事があります。
生活保護を受給し続けていたということは、夫はどこかの会社で正社員になっていたという可能性は極めて低いでしょう。同時に自ら会社を設立していた可能性もないはずです。
【8】防水工で月収40万円ということは?
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そうなると、正社員ではなく、日雇い、もしくは現場ごとの契約でフリーで働いていた可能性が高くなり、そういった契約で月収40万円となると、「防水施工技能士」と呼ばれるこの国家資格を持っていた可能性が高くなります。
つまり、夫はこの資格を所有していることを隠し、生活保護を受給しながら影では仕事をしていたことが考えられ、そうなると脱税という疑惑も生じてきます。
【9】そもそも自動車で買い物に来ている時点でアウト
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生活保護受給者は基本的にマイカーの保有は許されていません。ただし、通勤や通院にどうしても必要である場合、特例でマイカーの保有が認められる場合はあります。
しかし、こうした特例の場合でも、認められた目的(通勤や通院など)以外でマイカー使用することは禁じられていますし、マイカーではなくても運転することも禁じられています。
豊中市釣具店窃盗事件の際、この家族は車で店に来ていますが、そもそも娯楽目的の買い物で車を運転するのは生活保護支給条件には合わないわけです。
【10】なぜ釣具店を狙ったのか?
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家族に関して気になるのは、なぜ釣具店で万引きを働いたのかという点です。
お金に困っての犯行であれば、もっと高額換金が望める商品もあったはずです。また、食うに困っているのであれば食料品を狙うでしょう。
豊中市釣具店窃盗事件当時の報道を見ると、家宅捜索の際、自宅内には多くの釣り具があったとも報道されています。単に釣りが趣味であった可能性と、比較的足がつきにくい釣り具を売って換金していた可能性の両方が考えられます。
盗品を売って現金を得ていたにしろ、自分たちの趣味のために盗んでいたにしろ、いずれにしても最低な行為といえるでしょう。しかもそれを子どもたちにやらせていたのは悪質極まりない所業です。
豊中市釣具店窃盗事件の家族の現在!
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豊中市釣具店窃盗事件で、子どもに万引きさせるだけではなく、生活保護費の不正受給や脱税なども疑われた、この金髪家族は現在どのように暮らしているのでしょう?
【1】その後の続報は見当たらず
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こちらとしても興味のある話題ですので、かなりしつこく探しましたが、この一家に関する続報は見当たりませんでした。
そこで、想定できる現状に関して考えていきたいと思います。
【2】両親は何をしているのか?
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両親がこの豊中市釣具店窃盗事件をきっかけに問われていると思われる罪は、窃盗罪、私文書偽造罪、脱税、子どもに対する虐待などです。仮にすべての罪状で有罪ということであればどうなっているでしょう?
この両親の前歴や前科に関する情報がないので、仮に初犯だとすれば、すべて重なっても執行猶予の範囲内と想定されます。
ただし、子どもの虐待が認められていれば、豊中市釣具店窃盗事件前と同じ生活とはいっていないでしょう。
【3】子どもへの万引き強要は虐待
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豊中市釣具店窃盗事件当時、児童福祉論の研究をしている大学教授は、新聞の取材に以下のように答えています。
親が子供に万引させる行為について、関西学院大人間福祉学部の才村純教授(児童福祉論)は「明らかな虐待だ」と指摘。「子供が『親から認められたい』という精神的飢餓感を抱いて、親の要求に応えるように犯行をエスカレートさせることもある」と言う。
産経WEST(2015年4月27日付)より
【4】収入と激減と子どもとの離別
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仮に児童相談所などに、豊中市釣具店窃盗事件で万引きを指示していた行為や日常の家庭内教育を虐待と判断された場合、恐らく子どもたちはこの両親の元には返されていないはずです。
また、生活保護費は当然打ち切り。脱税が認められれば追徴課税の支払いなどの義務が生じ、収入は激減しているはずです。
もちろん豊中市釣具店窃盗事件のような悪意に満ち溢れた犯行をしていたわけですから、両親においては自業自得でしょう。両親よりもむしろ子どもたちの現在が気になるところです。
【5】子どもたちの現在は?
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親から指示されていたとはいえ、万引きをしていた3人の子どもたち。
豊中市釣具店窃盗事件ばかりに目が行きますが、もちろん余罪は少なくないはずです。まずは、各施設で「万引きは犯罪である」という当たり前のことを教えられているでしょう。
幸い徹底した報道規制により、この子どもたちは名前も顔も公表はされていません。親と離れて施設で暮らしている可能性が高いと思われますが、本人たちが告白しない限り、この事件の犯人であったという理由でのイジメなどは考えにくい状況です。
【6】子どもたちの正しい成長を願うばかり
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名前が公表されなかったことで、仮に施設で育っているとしても、「豊中市釣具店窃盗事件の子ども」と後ろ指を指されるようなことはないはずです。3兄弟は2019年現在19歳、17歳、14歳のはず。
事件や最低の両親のことは忘れ、金髪は黒髪に戻し、正しい道を素直に育っていることを願うばかりです。
豊中市釣具店窃盗事件の金髪家族まとめ
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両親が子どもたちに指示をして、子どもたちに万引きをさせる。万が一捕まっても、そこで親が出てきて謝れば、大抵の場合無罪放免で済むという、店側の良心を悪用した最低の犯罪が豊中市釣具店窃盗事件です。
豊中市釣具店窃盗事件でたまたま世間に知られることになりましたが、恐らく余罪も少なくないはず。こんな両親に育てられた子どもたちが不憫でなりません。
この両親は国や行政を騙し生活保護を不正に受給し、子どもたちを騙して万引きをさせるという、親としてとういうより人間として最低な行為を平然と続けていたわけです。
後の情報が一切公開されていないのが気になりますが、この両親には厳罰を、そして子どもたちには正しい教育が与えられていることを願うしかありません。