クレンジングと洗顔の違い&順番まとめ!やり方やタイミングとは? | ToraTora[トラトラ]

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メイクをした後には必ず、洗顔やクレンジングをしなければいけません。

今ではクレンジングもさまざまな種類のものが出ていて、W洗顔不要なものもあります。それを使えば2回肌を洗う必要がないので楽かもしれません。そもそも、クレンジングと洗顔の違いはなんでしょうか?

最近では男性もメイクすることが増えていますが、クレンジングと洗顔の違いを正しく認識していない人も多いと思います。「とりあえず洗顔とクレンジングをしておけば大丈夫。」と思わずにそれぞれのやり方や効果を理解して、肌にやさしいケアをしていきましょう。

正しいクレンジングと洗顔の順番・やり方・タイミングを解説!

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ここでは、正しいクレンジングのやり方・洗顔の順番、またいつがベストのタイミングなのかを紹介していきます。

自分では正しいと思っているクレンジングのやり方も実は肌に負担をかけているのかもしれません。洗顔とクレンジングの違いをしっかりと理解して、自分に合ったやり方やタイミングでケアしていきましょう。

クレンジングと洗顔の違いは?

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メイク落としとして使われるクレンジングは、メイク汚れを始めとした油性の汚れを落とすために使われています。

肌にたまった皮脂のよごれや毛穴に詰まった角栓にも効果があるので、肌についている余計なものを落とす役目もあります。女性が使うメイク用品の多くは、メイクが長持ちするように油性であるものが多いです。

お湯のみで落とすのは難しいので、「油性のメイクを油性の油で浮かして落とす。」ものがクレンジング剤になっています。

それに対して洗顔料は、肌についたチリやホコリ、汗によるよごれや古くなった角質を落とすので油性のクレンジング剤では落とせないよごれに効果的です。なのでメイクをしている場合、クレンジングだけ・洗顔料だけでは全てをキレイに落とすことはできません。

洗顔料とクレンジングの役目と効果はそれぞれ違うので、肌をやさしく清潔に保つためにはどちらにも必要です。

クレンジングの種類

クレンジングの種類は主に3種類あり、オイル・ジェル・クリームに分けられています。

その他にはミルククレンジングなどもありますが、メイクや肌の状態に合わせて使い分けることが必要です。オイルクレンジングは、洗浄力が高く、濃いメイクでもしっかり落とすことができます。

ウオータープルーフタイプのメイクをしている時にもおすすめです。クリームタイプのクレンジングは肌の摩擦が減りますが、オイルクレンジングに比べると即効性がないので時間もかかります。ゆっくり時間をかけてメイクを落としたい人におすすめです。ジェルタイプのクレンジングは肌に馴染みやすくサッパリとした洗い上がりになります。

さまざまなクレンジングを使い分けると出費が気になるかもしれませんが、最近ではリーズナブルな価格のクレンジングもあるので値段と効果を見て自分に合ったものを探しましょう。中にはシートタイプのクレンジングもあります。持ち運びがしやすく一気にメイクを落とせる反面、肌の摩擦がとても大きいです。肌に負担がかかりやすいので、シートタイプのクレンジングはあまりおすすめできません。

正しいクレンジングと洗顔のやり方を紹介!

くみこさん(@twuniko)がシェアした投稿 – 2019年 5月月17日午後5時31分PDT

肌に負担のかからない正しいクレンジングのやり方は何なのでしょうか?

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市販で売られているクレンジング剤の中には、「口紅、マスカラも落とせる!」と1つで全てのメイクを落とせるものもあります。

ファンデーションと違ってアイメイクやリップメイクは落としにくいので無駄にゴシゴシこすってしまうことはありませんか?それによって肌に負担がかかっているかもしれません。リップメイクやアイメイクなどのポイントメイクは、専用のリムーバーを使って先に落とすことが必要です。

ポイントメイク用のクレンジング剤やリムーバーをコットンにつけて、10秒ほどメイク部分にのせてやさしく拭き取ってください。肌に負担をかけずにメイクを落とすことができます。

②ファンデーションを落としていく。

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次はファンデーションなどの顔全体のメイクを落としていきます。

すでに部分的なアイメイク、リップメイクは落ちているので、そこまで強いクレンジング剤を使う必要はありません。この時には、お肌にもやさしいミルクタイプのクレンジングがいいでしょう。

クレンジングをぬる順番は頬からTゾーン、そして顎へとメイクしている面積が多いところから落としていってください。あくまでもメイクを浮かせるように、やさしく指の腹を使ってマッサージするように落としていきましょう。ゴシゴシとこするのは肌を傷めてしまうので避けてください。そしてメイクが浮いてきたらぬるま湯でしっかり落としていきましょう。

③洗顔料を使って顔を洗う。

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クレンジング剤の中にはW洗顔が不要のものもありますが、そのクレンジング剤1つで済ませてしまうよりはクレンジングの後に洗顔料を使うのがおすすめです。

クレンジング剤を使ってキレイにメイクを落とせていても、毛穴につまった皮脂やよごれまでは落としきれないことが多いのです。洗顔料の泡で余分な皮脂や角質をケアしていきましょう。

洗顔料を使うときには、ぬるま湯で顔を軽くすすいで泡立てた洗顔料を顔にのせてください。洗顔料で顔を洗うときには、クレンジングの時とは逆に皮脂がたまりやすいTゾーン・顎から使っていき、次に頬を洗います。

目元・口元は最後に洗いましょう。特に目は洗顔料が入ってしまうと染みて痛みが出ることもあるので、長時間洗顔料をのせないようにしましょう。そして、ぬるま湯で洗顔料を洗い落とす時には洗顔料をつけていた時よりも時間をかけて流していくことが大切です。キレイに流し終えたら、早いうちに洗顔料や乳液でスキンケアをしてください。

お風呂で洗顔やクレンジングをする場合のやり方・タイミング。

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メイクをしている人の中には、お風呂でまとめて洗うという人もいると思います。

お風呂でクレンジング・洗顔をする時にも方法や順番は同じですが、タイミングには注意が必要です。洗顔をした後のお肌にはすぐに化粧水などのスキンケアをすることが理想です。なので、お風呂に入った時に先にクレンジング・洗顔をして、髪や身体を洗うという順番だと大切なお肌がどんどん乾燥してしまいます。

「お風呂の中だから乾燥しないんじゃない?」と思うかもしれませんが、お風呂に入っていても肌の表面からは少しずつ水分が抜けていきます。なのでクレンジング・洗顔するのは、上がる一歩手前、お風呂の最後にするのが理想的です。お湯をはった湯船につかって毛穴が開いたタイミングがベストと言えます。

また、お風呂内の湿度も注意が必要です。クレンジング・洗顔をする時には身体を洗うときの熱めの温度ではなく、32℃前後がいいでしょう。湯船につかるまえに洗面器にお湯を入れて、湯船から上がって少し冷めた状態のお湯を使うのがおすすめです。

肌にやさしいおすすめのクレンジング:「Para Do スキンケアクレンジング」

コスメブランド「Para Do」が発売するミルクタイプのクレンジングです。セブンイレブンで購入できるこのクレンジングは、美容成分が89%も配合されています。「クレンジングをしたら肌が突っ張る・・・。」という声がよくありますが、スキンケアクレンジングは使った後にもお肌のうるおいが保たれるのが特徴です。

ミルクタイプのクレンジングだとメイクが落ちにくいイメージもありますが、スキンケアクレンジングは洗い残しが少ないこともポイントになっています。W洗顔不要でありながらべたつかないので手間がかからずサッパリとした仕上がりになります。

正しいクレンジングと洗顔のタイミングを紹介!

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クレンジングはタイミングが良くないと、肌に負担がかかることもあります。大切なお肌を守るために、それぞれに合ったタイミングでスキンケアをしていきましょう。

クレンジングのタイミングはどうする?

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クレンジングをする時に多いのは、家に帰ってきたらすぐにメイクを落とす。お風呂に入った時に一緒に洗い流すの2つのパターンだと思います。時には仕事や飲み会で遅くなって、帰宅後すぐに寝てしまい翌朝になって慌ててメイクを落とす人もいるでしょう。

メイクを長時間していても、最終的にキレイに落とせば問題ないと思う方もいるかもしれませんが、メイクを落としの場所や時間によっては肌トラブルにつながったり乾燥を引き起こしたりする場合があります。

メイクをした時に、そこに含まれる油分が活性酸素の影響で約6~7時間ほどかけて酸化すると言われています。そこから肌の表面にあるメイクの油分が酸化すると過酸化脂質に変化します。

過酸化脂質は老化に影響を及ぼすと言われている有害物質です。そして、過酸化脂質は皮膚の細胞に影響するとシミやしわの原因になります。メイクをずっと肌にのせておくのは良くないので、家に帰ってきたらすぐにクレンジング・洗顔をするのがおすすめです。入浴の時にメイクを落とすのも問題ありません。

お風呂のタイミングで洗顔をする場合。

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お風呂に入った時にクレンジングをすると、毛穴が開いている時にケアをするので落ちやすいメリットがあります。

クレンジング剤は手に出したらすぐに使うのではなく、手のひらで温めてからぬるようにすると肌なじみがよくなります。先ほど説明したクレンジング方法と同じように、アイメイク・リップメイクの部分は先に専用リムーバーなどで落としておきましょう。

口元・目元は顔の皮膚の中でも敏感でデリケートな部分なので、炎症などを防ぐためにもゴシゴシこすって落とすのは避けましょう。また、お風呂でクレンジング剤を使うときには手が濡れていても使うことができるクレンジングがおすすめです。

実際にクレンジング剤を使う時にも、もったいないと思って少量で洗うと肌で摩擦がおきて逆に肌を傷めてしまうかもしれません。クレンジング剤はたっぷり使う必要はないですが、適量を手にとって円を描くようにやさしく肌になじませてください。メイクの洗い残しを防ぐためにも、小鼻部分は指の腹を使って丁寧に落としてください。

クレンジング後の洗顔では、たっぷりの泡を使ってやさしく洗い上げます。洗い残しがあると肌によくないので、ぬるま湯でしっかり洗うことが大切です。お風呂から上がった瞬間に、肌はどんどん乾燥していきます。

ポンポンとやさしく肌の水分を拭き取ったらすぐに保湿をしましょう。ブースターオイルを使って乾燥を防いだ後には(ブースターオイルは必ずしも使わないといけないわけではありません。)化粧水・美容液・保湿クリームでスキンケアをしていけば、肌の乾燥を最小限に抑えることができます。

肌の質などによってはクリームしか使わない場合や、美容液を使用しない人もいると思うので、自分に合ったやり方とアイテムを準備しましょう。

家に帰ってからすぐにクレンジングする時。

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家に帰ってからすぐにクレンジング・洗顔することは、過酸化脂質で受けるダメージを最小限にできるメリットがあります。外に出て帰ってきた時にはメイクよごれの他に、ウイルス・細菌・ホコリ・花粉・などのよごれも付着しています。

風が強い日には砂ぼこりなども付くので肌を触ったときにザラリとした感触がすることもあります。肌を休ませる。リセットするという意味でも肌に付着したよごれはすぐに落とすのが理想的です。

特に夏は汗をかきやすいので皮脂のよごれがたまりやすいです。また、冬の場合は寒さで毛穴が閉じているのでメイクが落としにくいデメリットがあります。

クレンジング・洗顔をする時にはホットタオルやスチーマーで肌を温めて毛穴が開いた状態で洗い落としましょう。毛穴の奥にあるよごれも一緒に落とすことができます。

メイクを落とすのは「出来るだけ早く!」が大事です。家に帰ってからすぐにお風呂に入ってクレンジング・洗顔をするのがおすすめですが、お風呂に入るよりも前にメイクを落とした時には入浴中にオイルを2~3滴ほど肌にぬりましょう。お風呂の最中に肌の水分が抜けてしまうのを防いでくれます。

クレンジング・洗顔をしたのにお風呂の時にもう一度洗う「二度洗い」は避けた方がいいですが、シャンプー・リンスなどの成分が肌についている時には、しっとりタイプの洗顔料を使うのがおすすめです。しっとりタイプは肌に負担が少ない特徴があります。

クレンジングと洗顔で美肌になろう!

ANDIZUMOさん(@andizumo)がシェアした投稿 – 2019年 5月月17日午前8時05分PDT

メイクをしたら、クレンジング・洗顔は欠かせないものです。

メイクは日によってする時間もしている時間も違い、場合によっては長時間ずっとメイクを長持ちさせることもあります。仕事で疲れた時にはメイク落としもめんどくさいと思うこともあるでしょう。

ですが、メイクはずっとしているとやはり肌に負担がかかってしまうので、帰宅後か入浴のタイミングでしっかり落とすことが大切です。肌の質も人によって様々なので「絶対にこのクレンジングがいい!」と断定はできませんが、自分に合ったクレンジング・洗顔料を見つけて、正しいやり方でスキンケアをしてください。

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