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都市伝説が好きな人にとって、フリーメイソンのネタは必ず通っているネタだと思います。
フリーメイソンの都市伝説ネタを広く世の中に広めたのは、元お笑い芸人で現在ストーリーテラーとして活動されている関暁夫さんの影響が大きいと言っても過言ではないでしょう。
テレビ東京系で放送されていた番組内のコーナーで、都市伝説を紹介する企画ネタが話題となり一世を風靡しました。関暁夫さんが紹介する都市伝説ネタでフリーメイソンについて語った内容の中に、日本もフリーメイソンに支配されているとの衝撃的なネタがあった為、フリーメイソンのネタに多くの関心の目が向けられたのです。
関暁夫さんが、フリーメイソンを語るまでフリーメイソンの存在を知らなかった人が大半でしたが、現在の日本ではフリーメイソンという言葉を知っている人が多くなりました。
関暁夫さんがさまざまな都市伝説を紹介する時の、独特の語り口調にも注目が集まりました。特に、「パンドラの箱を開けてしまった」というキーワードは、都市伝説ネタでのあるあるな言葉となったのです。
ここでも、パンドラの箱を開けるべくフリーメーソンの歴史ネタや、フリーメイソンが悪魔崇拝を行っていたというネタ、フリーメイソンが悪魔の数字といわれている「666」を用いて世界を支配しようとしてネタなど、さまざまなネタについて、解説していきたいと思います。
フリーメイソンの歴史とは?
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フリーメイソンと悪魔の数字といわれている「666」に関係性があるといわれるようになったネタの背景には、フリーメイソンの組織の拡大が原因と考えられています。
ここでは、フリーメーソンの歴史ネタをご紹介しながら、フリーメーソンがなぜ悪魔の数字といわれている「666」と深い関り合いを持つようになったのかを、そのネタを簡単にまとめてみました。
【誕生と発展】
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フリーメイソンの誕生に関しては、諸説あります。また、「ロッジ」と呼ばれている世界各国に存在している支部によっても、フリーメイソンの誕生に関する資料が異なっています。
フリーメイソンの起源は、スコットランド王国の石工職人達によって結成された友愛結社でした。フリーメイソンは、現在でいえば石工職人達による共同組合だったとネタになっています。当時、職人達の社会的地位も高かったことから、フリーメイソンのような組合が誕生したといわれています。まさに、パンドラの箱の誕生になります。
フリーメイソンが誕生した時期についても、ネタは諸説あります。フリーメイソンは、石工職人の仲間の輪が広がっていき、フリーメイソンというパンドラの箱ができたと考えられます。なので、「今から、フリーメーソンを立ち上げます!」と宣言してできたパンドラの箱ではないようです。
しかし、現在都市伝説でフリーメイソンに多くのネタが浮上するようになった背景には、フリーメイソンに石工職人以外の社会的地位が高いとされていた職業の人達(政治家・医者・弁護士)が加わるようになったことが挙げられます。
フリーメイソンが当初の目的とは異なる方向に動き出したことでパンドラの箱が創られていき、現在語られているフリーメイソンのネタが誕生するようになったのでしょう。
【組織の拡大】
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1717年に、現在のフリーメイソンに一番近い組織ができたとのネタがあります。この時点でフリーメイソンは、すでに石工職人の協同組合ではなく、秘密結社とう意味合いが強くなっており、パンドラの箱の完成が近くなっていました。
フリーメイソンは、組織が大きくなるにつれて、さらなる野望を持つようになったとのネタがあります。その野望とは、世界征服というパンドラの箱を完成させることです。フリーメイソンは、世界を牛耳ろうとしていたのです。しかし、パンドラの箱を完成させるには、さらに多くのフリーメイソンの会員が必要だったのです。
フリーメイソンが世界征服というパンドラの箱を創り続ける中、時は同じくカリスマ的な指導者が率いる組織が存在していました。それが、イルミナティです。イルミナティは、悪魔崇拝者の集りとのネタがありました。フリーメイソンは、イルミナティを吸収することで、パンドラの箱を完成させようとしたのです。
パンドラの箱の一部となるイルミナティがフリーメイソンと一体化したことで、フリーメイソンの会員は膨大な人数となり、秘密結社では世界一を誇ったとのネタが存在しています。
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フリーメイソンはイルミナティの加入によりパンドラの箱を完成させました。
そのパンドラの箱の権力を握ったのは、イルミナティ側だったとのネタがあります。イルミナティは、フリーメイソンの中でも悪魔崇拝を広めた時期があったとのネタがあります。フリーメイソンの悪魔崇拝者達はパンドラの箱を開けて、フリーメイソンを乗っ取り世界征服を成し遂げようとしていたとのネタがあります。
イルミナティがパンドラの箱に手をかけた理由には、フリーメイソンの本来の意思とはことなる宗教的な思想が強かった組織だったことがネタです。世界中のさまざまな宗教でも、悪魔の存在を示すものは多数存在しています。実際に、悪魔の力を鎮める為、人間を生贄として差し出していたという恐ろしい事実もあります。
フリーメイソンの中に存在していたイルミナティも、これらの悪魔崇拝者達と同じで、完成したパンドラの箱を開けるべく悪魔の力を利用する為、悪魔崇拝の儀式で人を生贄として悪魔に捧げていたとのネタもあります。
また、フリーメイソンの中に存在していたイルミナティは、悪魔の力でパンドラの箱を開けて自分達の思うように世界を動かす為に、悪魔の数字といわれている「666」を意図的に使い始めたといわれています。
フリーメイソンが悪魔の数字といわれている「666」を意図して用いることでパンドラの箱は開き、フリーメイソンと「666」は、切り離せない関係性へと発展していったのです。
「666」が悪魔の数字と言われる由来は?
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なぜ「666」が悪魔の数字と呼ばれいるのでしょうか?
そこには、キリスト教の新約聖書が大きく関係していました。ここでは、「666」が誕生したネタを探っていきたいと思います。
【1】「666」の起源
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「666」の悪魔の数字は、新約聖書の一部に当たるヨハネの黙示録に記述されていることから誕生したといわれています。
ヨハネの黙示録の中には、悪魔の数字といわれている「666」が、「獣の数字」であることが記されています。古代「獣の頭」には悪魔が憑りついているとの言い伝えがありました。このことから、獣とは悪魔を示しているとされ、「獣の数字」から「悪魔の数字」へと名称が変わっていったと思われます。
【2】「666」が示すもの
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ヨハネの黙示録は、聖書の中で預言をまとめた書となっており、現在でも大きな災害や事件や事故があると、パンドラの箱が開いたと、ヨハネの黙示録から当てはまる出来事を探し出す人も多くいます。
また、パンドラの箱が開いたような大きな災害や事件や事故には共通する点があるといわれており、それが悪魔の数字といわれている「666」なのです。
【3】「666」の意味
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悪魔の数字といわれている「666」の意味には、諸説存在しています。
実は、悪魔の数字といわれている「666」は人名を意味しているとのネタがあります。「6」を文字に変換することで、ある人物の名前が示されるとのネタです。しかし、その人物名の詳細は分かっていません。
しかし、獣のように恐ろしい人物によってパンドラの箱が開き、さまざまな災いがもたらされると予言していたのならば、戦争を推し進めた政治家や指導者、または残忍な事件や事故を起こした犯人名を悪魔の数字といわれている「666」で預言していたのかもしれません。
悪魔の数字の「666」は、パンドラの箱が開いたよな災いを表しているともいわれています。現在では、「666」だけではなく、「666」の見方を変えて解釈されることも多いようです。例えは、6+6+6=「18」が悪魔の数字と解釈されているネタや「666」をひっくり返して「999」が悪魔の数字と唱えるネタもあります。
なぜ、悪魔の数字といわれている「666」を変換して考えるネタが存在するかというと、ヨハネの黙示録の中で「獣の数字の意味を考えろ」との一文が添えられているからです。「666」をそのまま受け取るのではなく「666」から探り出せとの意味があるとされ、さまざまな変換方法が存在するようになったのです。
「666」が悪魔の数字と言われる理由を解説!
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悪魔の数字といわれている「666」が実際にもたらした事例や、フリーメイソンによって意図して作られたとネタにされている「666」の存在について、ご紹介していきたいと思います。
【1】オーメン
映画「オーメン」を観たことがある人にとっては、「666」が悪魔の数字であることはよくご存じでしょう。
簡単に「オーメン」のネタバレをすると、6月6日午前6時の生まれで額には「666」のアザがある少年・ダミアンを中心に大勢の人が悪魔の呪いで殺されるとの内容です。悪魔の数字である「666」をふんだんに絡ませた設定で、ダミアンは悪魔の子だということを表しています。
ダミアンは、孤児院にいましたが、ある夫婦が赤ちゃんを死産したことで養子を引き取ることにし、ダミアンのいる孤児院を訪れます。そして、みごとダミアンを養子に引き取ったのです。この時点で、この夫婦はパンドラの箱を手にしたことになります。
ダミアンを引き取ったことでパンドラの箱が開き、この夫婦やその関係者達は次々と死亡していきます。ダミアンが悪魔の子であると確信を得た養父がダミアンを殺そうとしますが、結局失敗し養父も亡くなりました。結局ダミアンだけが生き残り、養子として引き取った家庭は全員死亡するという内容です。
これは、映画「オーメン」のストーリーなので、悪魔の数字を証明する作品ではありません。しかし、映画関係者達は、さまざまな事故に巻き込まれたことで、「オーメン」はパンドラの箱を開けてしまったといわれるようになったのです。
「オーメン」の配役が決まった時点から、パンドラの箱が動き出します。「オーメン」の主演俳優の息子が銃で自殺を図ります。これは、作品中でダミアンを引き取った夫婦の子供が、死産ではなく銃殺されていたことと似ています。
また、「オーメン」の撮影中に、ヒヒを使うシーンがありました。撮影中にヒヒが突然暴れだし俳優やスタッフを襲うという痛ましい事故がありました。まるで、パンドラの箱が開き始めた合図のようでした。他にも犬が暴れだしスタッフが噛みつかれ怪我を負ったり、飼育員も映画公開後に虎に噛み殺されています。
このように、「オーメン」の現場では次々に動物達が暴れるという現象が起きました。「獣の頭には悪魔が憑いている」との言葉は、的外れではなかったようです。この時点で、パンドラの箱は開きかけていたのでしょう。
「オーメン」に出演した俳優やスタッフが乗った飛行機が落雷に遭い飛行機が墜落、飛行機の乗っていた人達が全員死亡しました。オーメンの制作を手掛けたことで、「666」が持っていたパンドラの箱を完全に開けてしまったのかもしれません。
「オーメン」の映画内で、首を切られて死亡するシーンの音響を担当したスタッフが恋人とドライブをしていた際、同乗していた恋人が交通事故で首を切り死亡したのです。この事故現場は、「オンメンまで66.6キロ」という標識が存在していました。
このように、完全にパンドラの箱が開いてしまった結果、多くの「オーメン」の関係者が「666」の力によって不幸に巻き込まれてしまったのです
【2】日本支配
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日本もフリーメイソンにて支配されているといわれたネタの要因には、日本の貨幣や紙幣に関係しています。日本の貨幣である「1円玉」「5円玉」「10円玉」「50円玉」「100円玉」「500円玉」を全て足すと、悪魔の数字といわれている「666」になります。
また、日本の紙幣にもフリーメイソンが関係しているといわれており、貨幣と同じく「1000円札」「2000円札」「5000円札」「10000円札」を足すと「18000円」となり、「18」の数字が表れるのです。
日本紙幣の中で一番新しい「2000円札」ですが、沖縄サミットの時に急遽発行されました。国際的会議の裏を返せば、フリーメイソンの重役会議と見られ、日本がフリーメイソンに完全に服従を誓った証であると見解を示す人もいます。
しかし、「2000円札」は現在ほぼ使用されていません。それは、フリーメイソンの衰退を表しているのかもしれません。
【3】オッケーサイン
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アメリカ人はよくハンドサインを交えた会話を行います。
その中でも「了解」との意味で「オッケー」のサインが使われます。この「オッケー」のサインは、もともと「グッド」のジェスチャーである親指を立てたサインだったのです。
しかし、アメリカの第7第アンドリュー・ジャクソンが「インディアン(先住民)強制移住法」にサインを行った際に、その場にいた人達に向けて「オッケー」サインをしたことが始まりとされています。
この「オッケー」サインには、「6」という数字が3つ隠されています。この「オッケー」サインは、悪魔崇拝者達の秘密のサインだったともいわれており、フリーメーソンの中のイルミナティが使っていたハンドサインだったとのネタが存在しています。
大統領のアンドリュー・ジャクソンを始めとして、その場にいた政治関係者達はフリーメーソンの会員だった可能性があるといわれています。
フリーメイソン「666」選別はすでに始まっている?
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フリーメイソンの歴史は、起源は石工職人の協同組合のようなものでした。しかし、さまざまな人達が加入するようになり、フリーメイソンの力が大きくなっていったのは事実です。
フリーメイソンが悪魔崇拝者の集りだと見ている人もいますが、悪魔崇拝者はフリーメイソンの中の一部の人間だけだったのです。現在のフリーメイソンでは、悪魔崇拝者の活動は見られていません。
しかし、フリーメイソンの一部にいた悪魔崇拝者達が悪魔の数字といわれている「666」を使用して、世界征服を目論んでいたのではないのかとのネタが存在しています。
フリーメイソンと「666」を結び付けるものが多数見られています。「666」は、自分達の日常生活に意図的に存在している数字です。悪魔の数字である「666」が次に示す災いは、既に決まっているのでしょう。皆さんも、悪魔の数字である「666」には、十分ご注意ください。