引用: Pixabay
暑い季節、キンキンに冷えたビールでワイワイ盛り上がる。
酷暑を乗り切るぞと旨い料理に舌鼓。滋養をつけて冷えたビールをグビグビあける。週末の仲間での「カラオケオフ会」。飲んで歌って盛り上がる。
楽しかったはずの飲み会の次の日に、パソコンを立ち上げながら頭がズキズキ、今日のタスクを確認しながら身体はフラフラ。辛い頭痛がして、吐き気を催す。
そう、完全に二日酔い。ついに会社の新人くんに「二日酔いセット買ってきて」とお願いしてしまう。
飲み会につきものなのが「二日酔い」ですが、二日酔いでのこんな経験、誰しもありますよね。それさえなければ酒はますます楽しめるのに。
だけど、お酒を飲むとついて回る二日酔いですが、そもそも二日酔いとはなんでしょう?原因は?対策は?
今回は二日酔いの原因と対策、そして心強い『二日酔いアイテム』を調査します。これからの季節、年末になればなお飲む機会が増えますが、へっちゃらさ、と楽しく飲めるように「原因」を調査し、「対策」を紹介。
心強い二日酔い対策とアイテムを30個、ドンと紹介します。
二日酔いになる原因は?
アセトアルデヒド
引用: PAKUTASO
二日酔いとはずばり、飲んだお酒のアルコールから分解されたアセトアルデヒドという物質が酢酸という無害な物質に分解されず、身体に残ってしまう為に起きます。
飲んだお酒は肝臓で二段階で分解されるのですが、アルコールはまずアセトアルデヒドに分解されます。
アセトアルデヒドは毒性があり、そのままだと身体に害を与えるので、それを避けて「ALDH2」という酵素が酢酸に分解します。
しかし「ALDH2」の量にも限りがあり、あまりにアセトアルデヒドの量が多いと分解しきれません。分解しきれないアセトアルデヒドはもちろん体内に残ります。
この分解しきれずに体内に残ったアセトアルデヒドがいたずらする。
それが二日酔いや悪酔いの「原因」です。
余談ですが「アルコールに強い人・弱い人」がいます。これは「ALDH2」の活性化力の違いと言われています。
アルコールに強い人でも「ALDH2」の量には限度があるわけですから、アルコールに弱い人が「イッキ飲み」や「ボトル1本、ビール10本」とやってしまうと、もちろん体内で処理しきれなくなるわけです。
命にかかわる危険もありますから、無茶は厳禁です。
二日酔い対策をすれば大丈夫!
引用: PAKUTASO
厄介な「二日酔い」ですが、お酒は付き合い方を間違えなければ、二日酔い対策が出来て毎日美味しく飲み続けられるものです。
胃がからっぽの状態で急に飲まない、飲む時は「チェイサー」をなど、数多くの飲み方を守って二日酔いせずに飲み続けている人がたくさんいます。
科学的にも様々な研究がされていて、「二日酔い」にならない為の「飲み方」など、数多くの「付き合い方マニュアル」と「これは効く」という「アイテム」があります。
そんな二日酔い対策、二日酔いアイテムで、美味しいお酒を飲んで、毎日の疲れを癒す「飲み上手」になりませんか。
これから年末に向けて、まだまだ飲む機会が増える季節。本記事では二日酔いの対策方法とアイテムを紹介します。
二日酔い対策方法・アイテム30選①【方法編】
【1】飲む際の対策
引用: PAKUTASO
飲むにあたっての前準備や飲みながら行う対策があります。
基本は酒を選び、アルコールの吸収を抑制するという食品を食べながら、水などの飲み物と合わせて飲むことです。
二日酔いは脱水症状で電解質などが失われている状態。
脱水症状を回避することと、水分や電解質の補給などがメインになっていきます。
飲みすぎないなどの心構えについても説明します。
Array
引用: PAKUTASO
「安い酒は悪酔いする」というのはある程度根拠があるようです。
「安酒」には酸化防止用など様々な添加物が含まれ、それが悪酔いの原因になるようです。どのような添加物が含まれるか調べ、添加物の少ないお酒を飲みましょう。
高級なジンやウオツカは不純物が取り除かれていて二日酔いになりづらいと言います。
一方、日本酒は二日酔いになりやすいといいます。日本酒では醸造用アルコールが含まれるものは避け、純米酒を選ぶか、焼酎などを飲むようにしましょう。
「甘口の白ワイン」など、楽しく飲むのに適しているかもしれません。
【3】二日酔い対策の王道「チェイサー」
引用: PAKUTASO
二日酔いを避けるならば「水分補給」です。二日酔い対策の王道です。
水や炭酸、スポーツドリンクなどチェイサーで脱水症状の渇きを防ぐことと、アルコールを薄め体内に入れづらくする工夫をします。排尿で体内から早くアルコールを出してしまうことも必要ですが、カフェインの摂取には気をつけます。強すぎる利尿効果は体に害があります。
電解質を補うことは効果が高く重要です。「ポカリスエット」や「アクエリアス」などは最適ですが、糖分も多いので血糖値が高まります。
摂取する量に注意しましょう。
【4】「食べる」効果の実際
Array
引用: PAKUTASO
飲む時のラーメンは太るといいますが、なぜ食べながら飲むのでしょうか。
実はラーメンは胃に負担をかけ、あまりお薦めではないようです。
食べるならばアルコールの吸収を抑制する効果のあるサラダや、ビタミンの豊富な塩ゆでの枝豆などですが、胃の中に内容物があると、アルコールが吸収される時間を変えることができます。
アセトアルデヒドを時間をかけて分解させることができるのです。
つまり「食べるというバリケードでアルコールの進撃速度を落とす」とう作戦です。
すきっ腹に酒はきついというのは、要するに胃に食べ物が無い状態で度数の強いアルコールを飲むと胃粘膜がやられたり、アルコールがすぐに腸に入り血液に吸収されて二日酔いになりやすいから食べて飲めということです。
もっとも日本酒程度の強さならばもともとの胃の粘膜の保護で、ひどく胃がやられることは無いといいますが、牛乳などを飲む必要はことさらないようですし、胃粘膜を保護するには胃腸薬を飲んでおくという手段もあります。
先ほども書いたように食べながら飲む際には、オリーブオイルやサラダのドレッシングなどやアルコールの吸収を抑制する効果があると言われるものがお薦めですが、夜遅くにラーメンのようなものをあさるように食べるのは太る心配があります。消化が悪く、ボリュームがあると、食べたもので胃への負担が増加します。
ラーメンを食べる事で「アルコールを減らす」効果は期待できませんから、カロリーに注意しつつ、抑制効果のあるものをおりまぜ、食べ過ぎず楽しむ範囲で食べましょう。
大切なのはほどほどに、という心構えですね。
【5】飲みすぎない
引用: Pixabay
先に説明した通り、アセトアルデヒドを分解する「ALDH2」は体内に存在する量に限度があります。
大量に飲めば大量のアセトアルデヒドが体内に含まれるわけですから、酵素も分解処理しきれなくなります。
肝臓の機能はめいっぱいで、アセトアルデヒドを処理しきれなくなります。その為に「悪酔い」して「二日酔い」になります。
楽しく飲み続ける為には、飲む上でほどほどを考える。気持ちの上の問題ですが、「酒に飲まれない」ことが基本として大切です。
二日酔い対策方法・アイテム30選②【方法編】
【6】飲んでから
引用: Pixabay
楽しく飲み続けるには飲んだ後の対策も大切です。
筋トレの後にはクールダウンするように、飲んだ体をいたわる対策をして二日酔いを予防しましょう。基本は失われた電解質を補給し、水分を補給して渇きをいやす事。
体内のアルコールを長くとどまらせないための工夫が必要になります。睡眠不足は「二日酔い」をひどくさせます。
睡眠をとり、身体をいたわって、上手に「お酒とお付き合い」します。
【7】「ハシゴ」して「ちゃんぽん」は危険か
引用: Pixabay
お酒を飲むにあたって、「ハシゴしてちゃんぽん」するのが気になる方が多いと思います。
しかし、結論から言うと「ちゃんぽん」自体は問題ないようです。
「ちゃんぽん」を避けるよりも大切なのは、先ほど説明したことからわかる通り、「どれだけ飲むか」。つまり「飲んだ量」です。
「ちゃんぽん」しなくても、飲んでる量が多いと「悪酔い」や「二日酔い」になってしまいます。体内に残るアセトアルデヒドの量が肝心なのです。
「種類の多さ」ではなく、「飲む量」に注意しましょう。
もっとも、種類を多く飲めば「美味しい」とついつい飲みすぎてしまうかもしれません。そこを気持ちでコントロールするように心がけ、美味しいお酒を楽しく飲み続けることが「飲み上手」への道です。
【8】「スポーツドリンク」を飲もう
引用: PAKUTASO
これはアイテムにも登場しそうですが、飲んだ後の水分補給に飲みやすい「スポーツドリンク」は最適です。
実は水分であれば水でもなんでも「種類」は重要でなく、「水分補給の量」が重要なようです。
目安は1リットル。がっちり水分補給ですね。水だと飲みづらさがあるかもしれませんが、飲みやすければ味噌汁でも何でもいいといいます。
飲んだ後に水分補給して「二日酔い」を防ぎましょう。
ただし、後述しますが、利尿効果の強すぎるお茶(玉露など)やコーヒーは問題があります。トイレにばかり行っていては体内の水分が逆に少なくなってしまいます。
【9】風呂や運動は危険
引用: Pixabay
「サウナ」についてものちに再び述べます。アルコールが抜けないうちの風呂やサウナ、運動は危険です。
アルコールで高まっている体への負担にさらに熱いお湯や湯気での負担は、心臓によくありません。脱水症状がさらに脱水症状になり命の危険もあるといいます。体内のアルコールは汗として流すことはできませんので害があるだけです。
さっぱりするお風呂や、体力を回復させる運動はアルコールが抜けてからにしましょう。
【10】寝る子は助かる
引用: Pixabay
良質の睡眠は二日酔いを防ぐ効果があるという説もあります。逆に睡眠不足は「二日酔い」をひどくし、一説では二日酔いの原因は飲酒による質の悪い睡眠とも言います。
飲んだからこそきっちり休み、飲んだ後に気持ちよく眠れる準備をあらかじめしておきましょう。
ついつい路上で寝てしまったりしないように、楽しく飲むにはほどほどに、です。
二日酔い対策方法・アイテム30選③【方法編】
【11】訪れた「二日酔い」に
引用: Pixabay
気をつけてはいたものの訪れる「二日酔い」。早く楽になりたいと、ついついあれこれ試してしまいます。
様々な対処法が語られていますが、根拠の無い方法もあり、すべきことと、やってはいけないことがあります。
確かな情報か確かめて、身体をいじめずに適切な対処をしましょう。
【12】「迎え酒」厳禁-続けて飲まない
引用: Pixabay
二日酔いに「迎え酒」という方も多いと思いますが、「迎え酒」は皆さん良くないといいます。
そもそも体内からアルコールが抜けたところにまたアルコールを追加するわけです。気分がいいのはアルコールに麻酔のような効果からで、それを続けていればアルコール依存症にまっしぐら。
「迎え酒」が効果あるよ、という方はだいたい依存症の方といいます。
絶対やめましょうということの一つとして「迎え酒」はやめて、続けて飲まないようにしましょう。
【13】水を飲んでアルコールを体外へ
引用: girlydrop
飲めば必ず渇きが起こります。二日酔いでは脱水症状が起きています。水分を補給することと、尿で体内にたまっているアルコールを出すことが大切です。
腹が下る時に、早くウイルスを体外に出させるのと同じようなものですね。
ただし、利尿効果が高いという事は体内の脱水症状が進むということです。利尿効果の効果の強い飲み物を飲むと、水分が補給されても逆に大量の水分を出してしまうことになります。
利尿効果の高いカフェイン(お茶、コーヒーなど)は不適切です。お茶ならば麦茶やハーブティーなどカフェインを含まないものにしましょう。
アルコールとカフェインは水分補給には適さないと覚えましょう。
水分補給には、アルコールを分解するのを助ける糖分や塩分を含むスポーツドリンクが、利尿効果も少なく電解質も補え最適です。ただし、糖分が高いので飲みすぎに注意しましょう。
飲むと身体の「ビタミンB1」が失われています。昔からの知恵、味噌汁は「ビタミン」が豊富なので理想的です。
水分を補給したが、どうしてもひどいという場合は病院で点滴もやむを得ません。
【14】苦しい時の「薬頼み」
引用: Pixabay
苦しい時は薬に頼りましょう。我慢していても、楽になるのには限度があります。
胃腸薬などがいいようです。
飲む前に五苓散を服用したり、黄連解毒湯などを飲む方もいます。ロキソニンなど頭痛薬はなるべく控えますが、我慢できないときは飲んでかまいません。
基本となる水分補給などを怠らず、頭痛薬はアルコールが体内から抜けてからです。
【15】睡眠をとる
引用: Pixabay
アルコールを摂取すると質の良い睡眠がとれません。例えばトイレに行きたくなり、夜中に何度も目が覚めた経験がある方も多いのでは。
実は「寝酒」というのも効果は無いそうです。睡眠が浅くなり睡眠不足になってしまいます。
睡眠の質が悪くなるわけで、これでは睡眠の効果が得られません。当然二日酔いにも悪影響が出ます。
睡眠により飲酒に強い身体づくりができます。
二日酔いの時はきっちり睡眠をとることも回復につながります。
二日酔い対策方法・アイテム30選④【アイテム編】
【16】飲む前に効果的なアイテム
引用: Pixabay
アルコールの度数が高いと、空腹時に飲んだ時に胃粘膜を痛める可能性があります。食べてから飲むのはそのためですが、牛乳を飲むことには特別な効果はありません。
胃に内容物が無いとアルコールはすぐに腸に入り吸収されて酔いを早めます。
胃粘膜については効果的な胃腸薬もありますし、食べるにあたってはアルコールの吸収を抑制するという食材があります。
まずは飲む前の準備に最適なもの、飲みながら重宝するアイテムや薬、食べ物を紹介します。
【17】胃腸薬
引用: Pixabay
「ソルマック」などの市販の胃腸薬をあらかじめ飲むのは胃粘膜の保護に効果的といいます。胃腸薬はすすんで飲んでいいそうです。
すきっ腹にアルコールはひかえましょうと言われる一つの理由は度数の強いアルコールで空腹に強い酒で胃粘膜を痛めてしまうということ。
牛乳の効果は不明のようですし日本酒程度ならば胃は荒れないとも。気になる方は飲む前に胃腸薬を一本でガードしましょう。
ちなみによく語られる「カレー」については積極的に進める人と、「まぁ悪くはないよ」という方がいます。もともとカレーに含まれるウコンは炎症を抑えるもので、アルコールを抑えるものではなく、飲んだ後の使用が効果的のようです。
効果に個人差があるといいますので、試しに飲んでみて、フィットするか確認するのがよさそうです。
【18】オリーブオイルのサラダ
引用: girlydrop
オリーブオイルなどの油はアルコールの吸収を抑える効果があると言われています。
アルコールを分解しきれないと、残ったアルコールによって血液の中のアルコール濃度が上がります。結果悪酔いになってしまいます。
飲む前にアルコールの吸収を抑制するオリーブオイルを使用したサラダを食べたり、飲みながら一緒に食べると効果的です。他にはチーズなどかじりながら飲まれる方もいますね。
血液の中のアルコール濃度を急に上げない為に、抑制効果のあると言われる食材を一緒に食べながら飲みましょう。
【19】電解質
引用: Pixabay
飲んで水分が失われると身体の電解質も失われます。
失われた電解質を補う為の定番は塩ゆでの枝豆。枝豆はビタミンや食物繊維など栄養が豊富、肝臓の働きを助ける効果もあります。
味もお酒に合いますし、昔ながらのアイデアは確かに効果があるようです。
電解質を補うとなると、塩分や糖分を補うスポーツドリンク、トマトジュースや純水は効果的です。
水だけでは十分ではないので、電解質と塩分を一緒にとります。お酒が入り脱水症状を起こしている身体に水分を補えます。
糖分の取り過ぎは心配ですが、有効な電解質補給や水分補給のアイテムです。
【20】優秀なしじみ汁
引用: Pixabay
【方法編】でも述べましたが、味噌汁、しじみ汁などは水分補給にもなり、アイテムとして優れています。
ビタミンなど失われた栄養分の補給にも最適で、「コリン」などはアルコールの代謝を促進させます。
「タウリン」や「オルニチン」という成分は肝機能をサポート。しじみ汁に使われる味噌も大豆を原料としているので、たんぱく質やビタミンB1を豊富に含んでいます。
飲んだ翌日、酔い気味の身体に温かい味噌汁をすするとサプリメントに頼るより効果が大きいかも。
「二日酔い対策方法・アイテム」としてお薦めです。
二日酔い対策方法・アイテム30選⑤【アイテム編】
【21】サプリや薬
引用: Pixabay
どうしても辛ければ薬に頼むのはかまいません。
飲んだ後のロキソニンなどは有名ですが、他にしじみエキスや肝臓エキスがあります。薬やサプリメント、ドリンク剤にはどのようなものがあるでしょうか。
ここでは薬に注目してみます。
【22】胃腸薬・頭痛薬
引用: Pixabay
薬を服用する際のメインは胃腸薬です。
胃腸薬は問題ありませんが、頭痛薬の方は効き目が強く出て不都合な場合もあります。
どうしても辛い時は頭痛薬に頼るのも「手」ですが、服用はなるべくならアルコールが抜けてからが望ましいです。
頭痛薬で二日酔いの身体を楽にさせる事はできますが、二日酔いを治すわけではありません。
あくまで胃腸薬と水分補給を中心に、頭痛薬は我慢してアルコールが抜けるのを待ってから使用しましょう。
【23】ウコン
引用: Pixabay
飲んだあとのカレーも有名です。
あながち迷信ではなく、カレーの材料にはターメリックというスパイスが含まれます。
ターメリックとはウコンのことですが、ウコンはアルコールで傷んだ身体を回復させる効果があります。肝臓の働きも助けます。
飲酒後のカレーは、特別に効果絶大とか、ベストというわけではありませんが、まったくの迷信でもありません。ウコンを摂取するのも「悪くない手」の一つとして考えていいかもしれません。
【24】しじみサプリメントや肝臓エキス
引用: Pixabay
しじみ汁をつくる気力が沸かない時に重宝かもしれませんね。
肝臓の働きを示す数値がɤ-GTPですが、お酒を飲む人は高い数値になります。
その数値を下げる効果があるのがしじみエキス。高い数値をそのままにしておくと、肝機能に障害が出る可能性があります。
しじみの力でɤ-GTPの数値を下げ、元気な肝臓を長く維持しましょう。安全性が高いサプリメントも多いようで効果が無ければ返金しますという保証付きもあります。
サプリで済ませたい人にはお薦めです。同様のサプリメントにレバーやウコンを使用した「ヘパリーゼ」などもあります。コンビニなどでも手に入り、飲食店などでも扱いがあるので気軽に使用できます。
一日一本の継続使用で効果が期待できるといいます。
海産物のサプリメントや肝臓エキスで「二日酔い」対策の効果が期待できるかもしれません。
【25】ヨーグルトやアミノ酸を含んだ朝食
引用: Pixabay
二日酔いで辛い時に整腸剤などが効き目がありますが、アロエヨーグルトで腸の環境を整えられます。アロエヨーグルトは民間療法でも使用されてきたもの。ビタミンB1などは肝臓の働きを助けます。
コンビニやスーパーで気軽に買えます。
またアラニンやグルタミンなどのアミノ酸も肝臓の働きを助けるもので、ヨーグルト風味のサプリメントも販売されています。
ビタミンなどを取るのにいい食品に塩ゆでの枝豆などがあります。昔から馴染み深い食品やおつまみには、信頼できる効果があるようです。
二日酔い対策方法・アイテム30選⑥【アイテム編】
【26】「和食」でいたわる「二日酔い」
引用: Pixabay
「二日酔い」ということで、身体を休めようと何も食べずに過ごすかもしれません。
辛い二日酔いの時にはステーキのようなボリュームある食事は適切ではありませんが、何も補給しないと回復がとどこおります。
最後に注目するのが、お腹に優しそうな和食のアイテム。
先にしじみ汁や肝臓エキスを紹介しましたが、他にはどのような和食が効果的か、見ていきましょう。
【27】二日酔いの時の「炭水化物」
引用: Pixabay
二日酔いから回復するには炭水化物が効果的といいます。
枝豆がそうですが、炭水化物というと「ジャガイモ」や「白米」。
白米は飲酒で低下した「血糖値」を回復させる効果があるといいます。白米を使ったお粥などは胃に負担をかけず食べる事ができ、「炭水化物」を摂取するのにもお薦めです。
卵がゆなど様々なお粥のレシピがあります。ネットで調べてみましょう。
【28】「うどん」で体力回復を
引用: Pixabay
二日酔いに限らず体調が悪い時に助けられるのがおうどん。
風邪の時もお薦めで、看護師さんに相談しても「うどん」を薦められることが多いです。
食べやすいうどんは胃に優しく、具材でタンパク質を補給でき、だし汁はミネラル豊富です。あんかけうどんや卵うどんなど、胃に負担をかけずに栄養補給できます。
手軽に料理できるのも強みで、お粥とともに大切な主食になります。
逆にそばやラーメンは消化が良くない為にお腹がもたれてしまうかも。おうどんの消化の良さが抜群です。
胃に負担をかけないために、かき揚げや天ぷらなどは避け、大根やニンジン、里芋などを使った胃に優しいおうどんで栄養をつけましょう。
【29】梅干しで「クエン酸」
引用: Pixabay
ご飯に梅干しは日本人には最高の献立です。
梅干しには「クエン酸」が含まれています。クエン酸は胃を回復させますし、梅干しは酸性になった体を弱アルカリ性に回復させる効果があります。
ピクリン酸が肝機能を高め、ミネラル、リンゴ酸、ムメフラールやピルビン酸など、たくさんの栄養が含まれています。
梅干しの酸っぱさは食欲を増進させますし、弱った体には適した食材ですね。
【30】「卵」でアルコールを分解
引用: Pixabay
ふわふわの卵焼きやゆで卵は体力ダウンの時には食べやすいものですが、卵に含まれる成分にはシステインというアルコールの分解を助けたり、頭痛のもとになる毒素を分解するもの、アミノ酸などが豊富です。
卵がゆや卵うどんも良いですし、より効果的にするならば消化時間の早い生卵で卵かけご飯。半熟の卵も消化が早く効果的といいます。
他にも和食に欠かせない豆腐料理や牡蠣、大根おろし、納豆など、和食にも二日酔いに効く強力な助っ人がいます。バナナやグレープフルーツなど、洋食にも効果抜群の食材があります。
普段から様々な情報を目にとめて、「二日酔い」にならない、「二日酔い」から解放される方法を把握しておきましょう。
キツい飲み会も乗り越えよう!
引用: PAKUTASO
ここまで「二日酔い」の原因となるアセトアルデヒドについてや、「二日酔い」にならない飲み方、「二日酔い」の対処、「アイテム」を見てきました。
季節は秋。今年も終盤に入り、年末に向かい、忘年会なども増えていきますし、みんなで楽しく「カラオケオフ会」など「飲み会」をひらくこともあるでしょう。
キツい飲み会を乗り切る一番大切な基本は「コントロールする気持ち」。
実はそれが一番の対策です。
どんな効果的な栄養分も、飲み過ぎでたくさん体内に入るアセトアルデヒドをすぐに分解しきれるわけではありません。
「二日酔い対策」の一番の対策は「二日酔いにならない飲み方」。
二日酔いになってしまったときはしかたありませんが、なるべくならば「二日酔いにならない飲み方」を守りたいものです。
美味しい料理に舌鼓を打ち、美味しいお酒で楽しい時間を過ごす。
その為に「飲み上手」になって、二日酔いを寄せ付けず、長く飲み続けられる飲み方を続けていきましょう。
紹介した「対策」や「アイテム」で飲み会をこなし、仕事にプライベートに、元気に過ごせるように、「飲み上手」の「飲み方」をマスターしていきましょう。